プロレス技シリーズ46 アックスボンバー
ラリアットとどこが違うのかというのもありますが、
今回ご紹介するのはアックスボンバー。
あのハルク・ホーガンがハンセンのラリアットを参考に、アレンジを加えて使いだした・・・というのが始まりのようです。
ハンセンのラリアットはフットボール出身者らしい腕力と突進力にものを言わせて左腕をぶんっ!と振りぬくのに対し、アックスボンバーは直角にひじを曲げたフォームを作ってその形を崩さずに相手のノドもとから顎のあたりをめがけてヒットさせるという技です。
曲げた肘の形が斧にたとえて、それを叩きつけるので斧爆弾、アックスボンバーと名付けられたわけです。
どうみてもハンセンのラリアットの改良型なのですが、あの猪木を舌出し失神に追い込んだ(ことになっている)ので、ホーガンの日本での必殺技として広く知られるようになりました。(ホーガンはアメリカではレッグドロップをフィニッシュに使っています)新日マットで多くの強豪レスラーをこの技で沈めています。たしか日米レスリングサミットのメインでは「コピー元」ハンセンをもアックスボンバーで沈めています。
日本人で使い出したのが大森隆男。ノーフィアー結成時前から必殺技として使い出しています。本家同様仕掛ける前に「アックスボンバー!」と叫んでから使っています。それまで中堅レスラーだった大森がこれを使いだしてから大ブレイクしていきました。大森のアックスボンバーはドリーファンクジュニアのエルボースマッシュを参考にしたのか、下顎をアッパー気味に撃ちぬくような感じで使用されています。
WASでは実装されていません。あまりにもラリアットと似ているので。いや技の名前変えればいいんだけれど。
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