第1,507回 69年目12月 タッグリーグ優勝戦
69年目12月
タッグリーグ戦もいよいよ佳境に。
第7戦は九州ドーム大会。
ウトン、ブラディ92号○(6点、エビ固め 11.10)ストリーム、サンチェス×(4点)
外人同士のカードはウトン組が制した。最後はブラディキラーが巧みにサンチェスを丸めこんだ。
玄海○、NOTORI(12点、ラリアットからの片エビ固め 11.10)小川×、小早川(0点)
玄海組が6連勝で最終戦のさいたまへ。小川の攻めを軽く受けきった玄海がラリアットでなぎ倒し勝利。
カガミ○、ロシアン(9点、ニーアタックからの体固め 9.49)ケンズリー、キッパー×(2点)
カガミ組が9点目。カガミがキッパーへリングをあっさりニーアタックで料理した。
北条○、神田(11点、サソリ固め 10.55)F三井寺、Aつばさ×(4点)
「すぐ終わらせると福岡のお客様に悪いから」
10分間だけアイドルタッグの攻防に付き合った北条、10分経過とともに力任せにアプリコットをなぎ倒し、続けてサソリ固め。神田がすかさずエプロンの三井寺を突き飛ばしてフォロー。
かくて、優勝の行方は北条組と玄海組の最終戦直接対決次第ということになった・・・・
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最終戦はさいたまドーム大会。
ストリーム○、サンチェス(6点、ストリームキックからの体固め 12.26)ケンズリー、キッパー×(2点)
外人対決はストリーム組が制した、。独特のモーションから入るジャンピングキックでキッパー悶絶。
ウトン○、ブラディ92号(8点、キャプチュード 17.27)F三井寺、Aつばさ(4点)
アイドルタッグ、外人チームに力負け。4点でリーグ戦を終えた。
カガミ、Rロシアン○(11点、合体パワーボムからのエビ固め 16.24)小川、小早川×(0点)
「ぐあああっ・・・・・!!」
カガミがインド式レスリングのムーブで小川あかりを痛めつける展開が続く。小川が悲鳴を上げるたびに場内どよめき。(今回はリーグ戦なので小川母はセコンドについていない)
「うふふふ、もっといい音を聞かせて・・・・」
ちょっとやばい雰囲気の試合になってきました。これで小川が戦線離脱してしまい、孤立した小早川を集中砲火。最後は合体パワーボムで勝利。
小川・小早川組、0点でリーグ戦を終えた・・・
北条、神田○(13点、ビッグブーツからの片エビ固め 23.22)玄海、NOTORI(12点)
最終戦のメインイベント、勝ったほうが優勝となる大一番(引き分けた場合は玄海組が優勝)
「オラオラオラアア」
玄海がまず神田に狙いを定め猛攻、パワースラムで戦闘不能に追い込む。しかし代わった北条もラリアット、ブレーンバスターの猛攻で玄海を追い込むいい試合となった。
そして再び玄海と北条の局面、
グシャッ!!
玄海の掌底で北条が鼻からおびただしい出血。これで北条の動きが止まった。
神田が出てきて懸命に流れを変えようとするが、玄海、今度はキャプチュードでたたきつける。そのあとは4人が入り乱れる展開となった。ほどなく玄海と北条が場外でもみ合う展開。
ああこれは終わるなという空気の中、リング上には神田幸子とNOTORIが残った
神田、足を大きく上げてNOTORIにビッグブーツ。一度は返したNOTORいだったが、ふらふらと起き上ったところに2発目のビッグブーツをもらってしまって、3カウントを許してしまった・・・
「まあ当然の結果。次もこの場所に立てるように努力する」(北条)
「結果が全てですから」(神田)
北条・神田組優勝。賞金600万円と副賞のセーシェル諸島旅行券を手に入れてにっこり。
年末のプロレス大賞は玄海恵理が2冠王の北条を抑えて受賞。しかし新人賞、ベストバウトはいずれも獲得できず、エンターテイメント路線への移行で内容の薄さがばれてきているのか。
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