第1,493回 200代目のチャンピオン
69年目5月シリーズ
最終戦、横浜スペシャルホール大会。
セミファイナルは100万円争奪マッチ。玄海恵理VS北条咲。
2月の同種の試合で借金100万を背負っている玄海が猛然と攻めるが、北条もラリアットで反撃、実力派同士の攻防だが、先に仕掛けたのは玄海。
「これが受けられるか?」
ラストライド炸裂。北条、フォールを返せず無念の3カウントを聞いた・・・・
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メインはSPZ戦、先月の再戦で王者ペガサス藤原に挑むのはカガミ・アスカ。カガミがグラウンドと打撃で攻めればP藤原は目にもとまらぬ速さでフロントスープレックス。一進一退の攻防が繰り返されたが、先に仕掛けたP藤原がジャーマン!
ワン、トゥ・・・ドドドドド
返したカガミ、えっという表情の藤原。ここでカガミが仕掛けた。スッとタックルで倒し手足を取って変形のアキレス腱固め!
「ひぎゃああーーーー」
「ふふふふf、フフフフフッ、もっといい音を聞かせて・・・・」
右足を襲う激しい痛み。これ以上我慢したら壊れてしまうと直感的に感じたペガサス藤原、レフェリーのガイア尾白川の手を叩いてギブアップの意思表示。勝負タイム29分30秒。
カガミ・アスカ、とうとうSPZベルト奪取!パートナーのフォルトゥナ紫月が上がって祝福、そしてベルトが腰に巻かれる。
「ベルトを取った後に飲む紅茶もまた格別・・・・」
SPZはじまってから、200代目のチャンピオンだった。
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