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2013年5月17日 (金)

第1,501回 フォルトゥナ紫月引退ロード

69年目10月
フォルトゥナ紫月が引退を表明。
「そろそろ潮時かなって・・・・」

SPZ61期、離脱中のハルカを除く団体最古参選手としてファイトし続けてきたが、最近はビッグマッチでも小川あかりの壁役として使われるのが定着し、限界を感じていたようだ。

このシリーズ、フォルトゥナ紫月は初戦の沖縄と2戦目の静岡でメインに起用され、トップどころに競り負けた後は、前座戦線で若手中堅選手とシングルマッチの連戦を行った。まず第3戦岐阜ではアプリコットつばさを15分53秒、執拗なコブラツイストでギブアップ勝ちを収めた。

第4戦三重サンシャインアリーナ大会第2試合でフォルトゥナ紫月VSフェアリー三井寺のシングルマッチ。お互い基礎はしっかりした選手なのでじっくりとしたレスリングの攻防で観客を10分以上も引っ張った。後半は腕に狙いを定めたフォルトゥナだが、ロープ際で闘った三井寺が決定的ピンチを作らず、最後は攻め疲れの見えてきたフォルトゥナからDDTで3カウントを奪取。勝負タイム24分47秒の熱戦を制した三井寺がラストチャンスでフォルトゥナ越えを果たした。

三重大会メインはSPZタッグ戦、王者玄海恵理、NOTORIに対するは北条咲、神田幸子のコンビ。
「玄海を叩き潰して2冠王を取る」

「ヘッ、北条さんを潰せばもう一度シングルに挑戦できるからね。このチャンスはものにするよ。神田さんは狙わない」

先発を買って出たNOTORIと北条、ひとしきりやりあったあと玄海が登場。ド迫力の肉弾戦をやってのける。さすがに正面から衝撃を受けると北条苦しくなり

「ちょっと動きとめてくれ」
神田にタッチし、神田がアウトレインジ戦法で殴る蹴る、これで玄海にいやな顔をさせる。
「てめえええ」

痛みをこらえてラリアットで反撃する玄海。吹っ飛ぶ神田。
「代われ、あとはじぶんがやろう」

ローンバトル気味になってきた玄海だが、北条にもラリアットを叩き込む。しかし北条組は連携に活路を求め、合体パイルで玄海を悶絶させる。こうなっては王者チーム、NOTORIにつなぐほかなかった。

「うおおおおっ」
北条、ここが勝負どころとみて、軽量のNOTORIへパワーボム一撃。これをNOTORI返せず。26分14秒、北条がタッグ王座も奪取した。

***********************

第5戦滋賀大会。ここからフォルトゥナ紫月、若手教育マッチ3連戦。まず入社2年目の小早川志保の挑戦を受ける。小早川の素早い動きにやや戸惑ったフォルトゥナだったが、捕まえてしまえばこっちのものとばかりに、脇固めで悲鳴を上げさせる。そしてパイルドライバーで動きを止めてからストレッチプラムで11分42秒ギブアップ勝ち。

第6戦和歌山大会ではフォルトゥナ紫月VS大竹玲子というカードが組まれた。大竹の打撃を二つ三つ受けるや、ストレッチプラムで決めにかかる。ギブアップの言葉は吐かなかった大竹だが、フォール勝ち狙いに切り替えたフォルトゥナ、すかさずスクラップバスターを決めて3カウント。7分47秒。

第7戦長野大会ではフォルトゥナ紫月は新人の野村あおばを軽くあしらい、最後は脇固めで一蹴。勝負タイムは5分24秒だった。
「さあ、あと一つ・・・・」
そして最終戦は新日本ドーム大会。

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