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2013年5月18日 (土)

第1,502回 フォルトゥナ紫月 最終試合

そして最終戦は新日本ドーム大会。
「フォルトゥナ紫月最終試合」

の大看板が掲げられた。

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その日、フォルトゥナ紫月は愛車のベンツを駆って横浜市内から都内へ。会場入り前に都内のアポカリプス病院に顔を出す。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

最上階の特別病室、ハルカはまだ目を覚まさない。つながれた点滴チューブが痛々しい。

ー2年前の宇都宮、ふつうに流れでやったはずだった。だがハルカさんは試合後倒れ、リング復帰どころか意識も戻らない状況。

「・・・・・っ」

ハルカさんがリングに戻ってくるまで、待っていようと思ったが、その前に自分の体が言うことをきかなくなってしまった。

ガラス越しに、眠りつづけるハルカの姿を見てから、フォルトゥナ紫月、駐車場へ取って返して、最後の闘いの地、新日本ドームへ向かった。

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第1試合は野村あおばVS大竹玲子、新人同士の対戦。

「大竹選手、入門前は空手をやっていたらしいので打撃は見るべきものがありますよ」

(解説の杉浦社長)

その指摘通りチョップ連打で野村をたじろがせた大竹だが、攻め疲れたのか動きが止まってしまう。そこへ野村のネックブリーカー。これを何とか返した大竹、2発目のネックブリーカー狙いをうまく背面トペで押しつぶして8分41秒、勝利。

第2試合でフェアリー三井寺&アプリコットつばさのアイドルタッグが早くも登場。ブラディキラー81号・ブラディキラー82号と対戦。フォルトゥナ紫月を破るなど最近実力をつけてきた三井寺だが、この日は外人チームの連携につかまってしまい、最後は13分45秒、パワースラムに沈没。

第3試合は小早川志保VSアーニー・ストリーム。入社2年目の小早川がストリームにどこまでついていけるかが焦点の試合だったが、ストリームのパワフルな攻めになすすべなく、小早川、延髄斬りに3カウントを聞いた。勝負タイム5分8秒。

続く前半最後の第4試合は神田幸子、NOTORI組が登場し、レッドロシアン、ブルームズ・ベリー(初来日)と対戦。一週間前にタッグベルトを争った2人がコンビを組んで外人チームと相対したが、外人チームの連携が思いのほかよく、
「キェヘヘヘヘヘエ」
合体パワーボムに神田が沈んでしまった。勝負タイム19分44秒の熱戦。その試合が終わると休憩。

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そして、

「次の試合に登場するフォルトゥナ紫月選手はこの試合が最後のファイトとなります、ファンの皆様、より一層のご声援をお願いいたします。」

定型文がアナウンスされる。場内ドワアアアア

対戦相手は因縁の抗争相手?小川あかり。セコンドには小川母がついている。

「赤コーナー、富山県出身、ふぉるとぅなー、しずーくー!!」

ドワアアアアアアアアア

紫の紙テープが舞う舞う舞う舞う。

「レフェリー、セブン山本」

レフェリーチェックの際、小川母の武器攻撃を警戒したのか、鋭い眼光で青コーナー側を見据えるフォルトゥナ。しかしさすがにスター選手の引退試合ということで小川母もやりかねたのか、そのままリング下へ下がる。

いきなりスリーパーで攻めてきたフォルトゥナ、しかし小川あかりも懸命に防戦してチョップで反撃、そしてドロップキック、倒れたところへレッグドロップ。

「相変わらず重さが足りない。」

フォルトゥナ紫月、タックルでなぎ倒すや脇固めの刑。
「ギギギギ」
小川あかり、苦しみながらもロープへ。

「お返し・・・です」
小川あかりも脇固めで反撃。

「そろそろ立ち技・・・混ぜます」

ブレーンバスター、ショルダータックルで仕掛けてきたフォルトゥナ、小川もSTFで反撃するがフォルトゥナ力任せに振りほどく。そしてフォルトゥナ、ニーアタック、ブレーンバスターと一つ一つの技を確実に決めてゆく。こうなってくると小川苦しい。ネックブリーカー2連発で懸命に反撃した小川だったが、

「これで・・・・」

フォルトゥナ紫月、滞空時間の長――――いブレーンバスター。

残り時間5秒のアナウンスとともに派手に叩きつけられた小川、フォールを返せなかった。勝負タイム29分59秒、フォルトゥナ紫月がラストマッチを白星で飾った。

「良かった・・・・・」

フォルトゥナ紫月、リング上で一礼してから引き揚げた。

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