第1,516回 旗揚げ69周年記念大会
70年目4月
最終戦は新日本ドーム大会。
「旗揚げ69周年記念大会」
の大看板が掲げられた。
第1試合は菊次莉乃VS野村あおば。菊次の東都デビュー戦だが、やはり一期先輩の壁は厚くエルボーでぐらつく。そしてスタミナが切れたところを巻き投げでたたきつけられ、起き上がったところへ強烈なエルボー。菊次、フォールを返せず。勝負タイム9分5秒。
第2試合は長原ちづるVS大竹玲子。こんどは長原の東都デビュー戦。しかしやはり1期先輩の壁は厚く。動きつかれたところを喉元に大竹の強烈なチョップを受けて悶絶。ひるんだところを押さえ込まれて7分6秒、フォール負け。
第3試合はフェアリー三井寺、アプリコットつばさのアイドルタッグが登場。レッドロシアン、ブラディキラー92号と対戦。抜群の連携で分断作戦に成功し、13分33秒、三井寺が逆片エビ固めでレッドロシアンからギブアップを奪った。
休憩後はNOTORIと小早川志保のコンビが登場。ウトン・ヴェゲアラカ&アーニー・ストリームと対戦。この試合はNOTORIが出ずっぱりとなってしまい。疲労したところをラリアットを食らって敗北。勝負タイム14分12秒。
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セミ前からは3大シングルマッチ。
まず小川あかり、小川母 VS神田幸子。
「我が子に何としても勝利を・・・・」
例によってグレネードランチャーで火炎弾を放とうとした小川母だが、あっさり神田にかわされてしまい2発目を装填しようとしたところレフェリーのセブン山本に「会場が燃えます!危険!退場!」と宣告されすごすごと花道を引き揚げる。会場爆笑。
試合のほうは一転シリアスな展開となり、寝かそうとする小川、あくまで立ち技にこだわる神田と息詰まる展開。レッグドロップ連発で勝負をかけた小川だが、
「お前の足で打ったって効かねえんだよ」
ステップキックで転倒させ、レグドロップのお返し。
「ぐうう」
これで決定的ダメージを負った小川、タイガードライバーを食らって敗北。勝負タイム18分27秒。
セミは北条咲VSペガサス藤原。実力者同士の一戦だが、パワーに勝る北条が優位に試合を運ぶ。P藤原もジャーマンを決めるなど奮闘したが、
―もうあれから6年になる・・・
東都デビュー戦のお返しか、バックドロップ、タイガードライバーの猛攻を見せ、最後は剛腕ラリアットでP藤原を振り切った。
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メインはSPZ選手権、玄海恵理VSメアンドロス。北条でもダメだったからとりあえず強豪外人を当てときましょかという安きに流れたマッチメイク。
しかし馬力に頼る玄海のファイトスタイルは世界トップクラスの選手は対応されやすい。ラリアットをかわされ、ラ・マヒストラルで丸め込まれるなどひやりとしてしまう。
―何があるかわからない
玄海、ラリアットを決めるや早めに仕掛けた。高々と担ぎ上げてラストライド。これをまともに食らって返せる相手はいない。17分59秒、王者が3度目の防衛に成功。
「わが道に敵なし!」
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