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2013年7月 5日 (金)

第1,531回 フローラ小川の野望?

70年目9月

横浜のお嬢様プロレス団体「SPZ」は、杉浦美月社長体制化になってから、それまでのスポーツライク路線を転換し、多少ショーとお笑いの路線を取り入れ、集客を図りつつあった。んで、そのお笑い路線のために使ったのが、SPZのよわっちい3代目・小川あかりとその母親、元SPZ世界王者フローラ小川こと小川母。

毎月行われるビッグマッチのストーリーライン会議で、小川母の出番とかセリフとか役回りが決まる。アイデアは杉浦社長が出して、小川母が苦笑しつつ引き受ける間柄。

「なんですか、これは・・・」

 「シュールで笑えるしょう」

(同じ内容の試合が続くと、お客さんも疲れてしまう。休憩の前後に面白い試合を挟むとメインでそんな激しい試合をしなくてもお客さんは満足して帰ってもらえる)

いまのところ最終戦のビッグマッチのみ小川母が参戦。5月までのストーリーラインは小川母は娘にどんな手を使ってでも勝たせようとする親バカ役だったが、小川あかりのあまりの弱さに見放すというブックを杉浦社長が考え、場内を爆笑に導いた。

9月上旬、ストーリーライン会議が終わった後、小川母はタクシーに乗り込もうとしたところ、京スポ新聞の記者にインタビュー申し入れを受けた。

その翌々日、京スポ新聞に「小川母 マット復帰 そして野望を語る」の記事が出た。

「なぜいまさらマット復帰を決めたのですか」

 「いや、厳密にはマット復帰してませんよ。技の一つも出してないですから(笑)まあ、お金のためです。ちょっと自分のプロデュースする料理店を新宿に出そうと思いまして。開店資金がバカにならないんですよ」

「そうなんですか」

 「私ももう50代ですので、無理が利かなくなる前にやりたいことをやっておこうということで、やっぱり人生パーッとやらないと」

「どういったお店にされるのですか」

 

 「ま、昔ながらの洋食店ですね。ハンバーグとかチキンソテーとか魚フライとか。20世紀のデパートにあったような業態で作りたいと考えてます。和食で家庭的なのも面白いんですけど、非日常はやっぱり洋食だと思いまして、そのためにちょっと稼がなくちゃならないのでSPZマットに出演してます、ハハハハ」

「小川あかりさんに一言ありましたら」

 「Sクラで6点取っていい気になってるようだけど、あれはまぐれですよ。相手が油断してただけ。試合のビデオみるとよくわかります。あの子はどんくさくて機転がきかなくて格闘技に向いてないんですよ。まあ近日中に開店する私のお店で皿洗いのバイトとして時給800円で使ってあげますよ」

フローラ小川、まずは物件探しで新宿界隈の飲食店居抜き物件を丹念にリサーチ。

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70年目9月
「ウルトラソウルシリーズ」開幕。小早川志保と野村あおばの2人が負傷欠場。岡山大会で始まり四国各地を転戦。

シリーズ第6戦奈良大会で面白そうなカード、メインで組まれたのは玄海VS小川あかりのシングルマッチ。先月のSPZクライマックス公式戦で小川が勝ったため、玄海が再戦を申し入れた。

「先月のSクラはまぐれなんだよ」

「うわああ・・・・っ」

やはり試合が始まるや小川あかり防戦一方。ボディスラム連発で派手に叩きつけられ、掌底で殴りつけられる。小川あかり、グラウンドで精いっぱい抵抗し、ラストライドを切り返すなど意地は見せたが

「オラオラオラー」
玄海、力づくのノーザンライトスープレックス。小川あかり返せず試合終了。

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その翌日新潟大会、メインはSPZタッグ選手権。今回の挑戦者はカガミ・アスカ&小川あかり組。玄海の2冠をストップさせるため会社サイドがこのカードを組んだ。グラウンド技術には定評のあるこの2人、本来の力を発揮できれば・・・・

「誰と誰が組んで向かってきても結果は同じ。犠牲者が増えるだけさあ!」

しかし玄海強い。ヘッドバット乱打で2人をたちまちのうちになぎ倒す。
「ウァハハハハハ」
カガミは頭突きが鼻に入ってしまい流血。これでカガミもブチ切れたのかサウンドクリエーター足殺しに捕らえる。
「うぉぉぉぉぉぉ」

珍しい玄海の悲鳴、しかしNOTORIが落ち着いてカット。これで決められないとなると挑戦者チーム苦しい。
「オラオラオラー」

最後は玄海のキャプチュード、で小川あかりが沈んでしまった。勝負タイム22分18秒、王者組が6度目の防衛に成功。

最終戦はさいたまドーム大会。

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