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2013年8月24日 (土)

第1,559回 最後まで、手ごわい先輩でした

第71回SPZクライマックス。激戦が続く。

第3戦は広島若鯉球場。
神田(2点、裏拳からの片エビ固め 14.57)ダークV(2点)

壮絶な打撃戦を制したのは神田、ビッグブーツでぐらつかせて裏拳でダークヴィーナスを沈めた。

北条(4点、バックドロップからの片エビ固め12.55)P藤原(0点)

VIPレースで幾度も戦ったこの2人の対戦も最後。北条のデビュー戦シリーズで割り返しで初対決してからはや7年、北条が万感の思いでP藤原にぶつかっていった。P藤原の攻めを適度に受けてから、タイガードライバー、踵落としで追い込む、P藤原もこれ以上は受けきれないとジャーマン、

ワン、トゥ・・・・
2で返した北条、たじろぐP藤原に組みついて、危険な角度のバックドロップ!
「ぐ」
ワン、トゥ、スリ

これで試合は終わった。
深々と頭を下げて引き揚げる北条だった。

閼伽裏(2点、STF 12.31)カガミ(2点)

広島大会セミはグレンタイの同門対決。グラウンドの攻防では防戦一方だった閼伽裏だったが、10分過ぎに逆転のSTF!
「ググぐ」
懸命にこらえたカガミだったが無念のタップ。優勝候補の一角が早くもつまずいた・・・

玄海(4点、ラストライドからのエビ固め 8.00)NOTORI(0点)

玄海、かつてのタッグパートナーを一蹴。ラストライドで豪快に沈めた。負傷の影響を感じさせない。

********************
第4戦は博多・九州ドーム大会。

神田(4点、裏拳からの片エビ固め 23.23)P藤原(0点)

引退シリーズのペガサス藤原、この日は神田幸子と対戦。タッグ戦線ではさんざんやりあった関係、この日も元気よくP藤原はフロントスープレックスを連発、しかし神田もえぐいステップキックっで流れを引き寄せんとする。息詰まる攻防。
「潰れろ」
神田ビッグブーツ、裏拳の猛攻。崩れ落ちるペガサス藤原、これで3カウントが入った。
「最後まで手ごわい先輩でした」

23分の激闘をものにした神田2勝目。

NOTORI(2点、パイルドライバーからの片エビ固め 12.27)ダークV(2点)

グレンタイの同門対決。前回の対決で負けているNOTORIが2連敗を避けるべく素早い動きで攻め込んでゆくがダークヴィーナスも掌底で相手を流血に追い込む。試合が動いたのはNOTORIのDDT、これで頭を打ったダークVの動きが止まった
「勝機」
そこへNOTORI,パイルドライバーの追い討ち。これで3カウントを奪取し初日を出した。

カガミ(4点、変形腕固め 13.10)北条(4点)

福岡大会のセミで実力者同士の一戦。パワーで上をゆく北条が優位に試合を運ぶがカガミも隙をうかがう緊張感ある展開となった。
―あいつの得意な領域を怖がったら、それこそあいつの思うつぼ・・・
プロレスはなんだかんだいって馬力だ。自信を持って攻め続けた北条、タックルで何度も弾き飛ばし主導権を握る。
「よしいける・・・」
不用意に組みついた北条、そのすきをのがさずカガミ、変形の腕固めで北条の右腕を極めた!!!

「ああああッ」

北条を襲う鋭い痛み、たまらずタップしてしまった。一瞬の妙技に場内どよめき。
(まさか・・・そんな・・・)
これで北条にも土がついた。

「・・・っふ。私はサウンドクリエーター。いい音をありがとう。敵を屠った後に飲む紅茶もまた格別ですわ・・・」

玄海(6点、キャプチュード 8.21)閼伽裏(2点)

「去年やられてるから今年は油断しねえぜ、それに地元で負けるわけにはいけん」
メインは玄海が重量感に満ち満ちた攻めで閼伽裏を始末した。玄海、ただひとり3連勝。

第71回SPZクライマックス。リーグ戦3試合を消化して玄海恵理が単独トップに立った。

(続きます)

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