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2013年9月22日 (日)

第1,581回 宇都宮でまたも大波乱

71年目3月

「ファイヤーソウルシリーズ」開幕、

シリーズ第6戦宇都宮大会メインでSPZ選手権、王者玄海恵理に対するはカガミ・アスカ。何かが起こることで有名なSPZの呪いスポット宇都宮。

そこでカガミが大物食いなるか。

「小さい会場は有利なのです」(カガミ)

要するに小さい会場は立ち技を混ぜなくてもいいので、寝技を得意とするカガミが多少有利な条件。これはカード編成を担当するセブン山本が謀ったか。

「うぐおおお」

いきなりグラウンド地獄に引きずり込んで玄海に悲鳴を上げさせるカガミ。しかし館内のファンはほとんど最後は玄海が勝つと思っているらしく、ビールを飲んでる人も多かった。
「っ」

カガミ、10分過ぎに早くも得意の足殺しを仕掛けたが、これは玄海読んでいて落ち着いてロープへ。

「あぶねえあぶねえ、どうりゃ」

ラリアットでペースをつかんだ玄海、掌底を叩き込んで優位に立つと、

「オラああ」
組みついて次の技を狙おうとしたが、この隙をカガミ逃さなかった。

さっとバックを取る、玄海バックを取り返そうとするが流れの中でカガミ、さっと玄海の腕を極めた

「あばーーっ!!」

玄海悲鳴!!場内どええええ。ビールの缶を取り落とすファン多数。

「んふ、もっといい音を聴かせてーーー」

恍惚の表情で腕をひねるカガミ。たまらず玄海はタップ。
カガミ・アスカ、23分3秒、勝利。王座移動。
ええええええええええええ?

「あの入り方はカガミさんしかできないですね。インド式レスリングの奥義ですよ」(解説の杉浦美月)

玄海、やっちったーという表情、さしてあまりダメージを負っていない。ただ右腕だけが痛い。
ダメージが深かったが、かなりの時間をかけて起き上がったカガミ、アポカリプスの2人(今シリーズはダークジョーカーは来日していない)を呼んで3人で手上げ。

そしてベルトを巻いて紅茶を飲む。

「んふ、私はサウンドクリエーター。お楽しみいただけましたか?ベルトを巻いた後の紅茶もまた格別ですわ・・・」

玄海控室で頭を抱えた。

「アークソ!!」
やはりSPZの宇都宮には魔物が棲んでいる!!

****************************

シリーズ第7戦幕張大会、メインはあばしりタッグ戦。

王者神田幸子、菊次莉乃に対するはベケシャウトン、アンリ・ブラフォード。地力はあるので油断のならない相手だ。ましてや神田幸子は負傷欠場明けである。しかし神田はこれ幸いに若い菊次に試合の大半を任せていた。そしてウトンを追い込んだとみるや特別出演し

「うりゃ」
サンドイッチラリアット炸裂。22分51秒王者組が初防衛に成功。

そして最終戦はさいたまドーム大会。

Xの正体は誰ぞ。

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