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2013年10月11日 (金)

第1,593回 長原ちづる無惨

72年目8月

恒例のSPZクライマックス。出場者は以下の8名

◆玄海恵理(21)6年連続6度目の出場
第69回・第70回・第71回大会優勝

「このメンツなら全勝優勝しかねえ!」

◆神田幸子(23)5年連続5度目の出場

「若い選手が上がってきているので・・・何とか存在感見せたいね」

◆カガミ・アスカ(22)5年連続5度目の出場

「記者会見で飲む紅茶もまた格別ですわ・・・」

◆NOTORI(21)4年連続4度目の出場

「奈良田の里のため・・・・賞金を頂く」

◆小川あかり(20)4年連続4度目の出場

「しっかりファイトします」

◆ザ・ダークヴィーナス(18)2年連続2度目の出場

「闇の力ですべてを壊す・・・・」

◆菊次莉乃(17)初出場

「頑張ります!!」

◆レディーX

エントリー8人目の紹介で長原ちづるが出ることになっていたが、長原がマイクを握ろうとしたときに黒いジャンプスーツをまとった謎の金髪女が乱入し

「ウォルァ――――――SHAYYYY」

ドンがらガッチャン!!

長原ちづるを殴り倒した。長原が持っていたコーヒーカップが床にたたきつけられ黒い液体が飛び散る!
「ギギギ・・・・」

ものすごいパンチの衝撃で長原は床に倒れ伏す
他の7名ざわめく。そこへセブン山本が現れた。

「どうせこのメンツでやったら玄海のアフォが優勝してまうやん。それを阻止せんがためにヨーロッパの秘密道場から仕入れてきた。これがレディーXだ。ドゥハハハハ」

「杉浦社長こんなこと認めていいんですか?」

同期を殴り倒された菊次が口を開くが、杉浦社長

「売られた喧嘩は買う。それがプロレスです。認めます。そのエックス何たらとやらのSクラ参戦を」

ドワアアアア

「ふふふふ、さすがっす杉浦社長、では本番でまた会おう。ダスヴィダニヤ」

とかなんとかいってセブン山本とレディーXは引き揚げた。ざわめく記者さん達。

Sクラ記者会見場のレストラン「ザ・ガロニ」で起こった惨劇。小川母が黙々と倒されたイスやテーブルを片付け。

「んま、これは大変だわ。重い脳震盪でお手当てが必要だわ」

とかいってハルシオン六条リングアナがわざとらしく長原ちづるに注射。記者会見場は爆笑。こうして長原のSクラ初出場は幻に終わった・・・・

そして8月シリーズ開幕。「ザ・ガロニ」で殴り倒された長原ちづる、軽度の打撲だったが、長原はヘッドギアをつけて前座戦線に強行参戦。

神田(2点、ビッグブーツからの体固め 16.10)ダークV

同期の北条は去り、気が付けば団体で2番目の古株となった神田幸子。御多分の漏れず長年の酷使で腰とか首とかは悲鳴を上げている。Sクラ参戦にも勇気がいった。
隙をうかがい打撃を狙っていった神田だが、ダークヴィーナスのダークバックドロップを食らって朦朧状態に、
「もらったー」
踏み込んでくるところを裏拳一撃、そしてビッグブーツ。しかしダークヴィーナスはフォールを返す。ドドドド
「ウイシャアああ」

2発目のビッグブーツがまともに入り、ダークヴィーナスは薄れゆく意識の中3カウントを聞いた・・・・

カガミ(2点、ストレッチプラム 14.0)小川

どさんこドームのセミ前でこのテクニカル対決が組まれた。カガミがインド式のグラウンドテクで翻弄すれば小川あかりはSPZ伝統のトラディショナル・グラウンドレスリングで対抗。場内どよめく。腕の取り合いひとつとっても味のある攻防!!
しかし最後は唐突に、不用意にリング中央で組んでしまった小川、そこへカガミがストレッチプラム!
「あああっ」
「いいわ、もっといい音を聴かせて・・・・」
小川あかりギブアップ。
「敵を屠った後に飲む紅茶もまた格別ですわ・・・」

NOTORI(2点、農鳥からの片エビ固め 13.19)レディーX

どさんこドーム大会セミファイナル、セブン山本が仕入れてきた謎のレスラー、レディーXがついにガウンを脱いだ。金髪のスタイルのよさそうな美人レスラーだが、顔のあたりに黒いペイントをしている。対戦相手はNOTORI。
しかしNOTORIも持ち前のスピードでペースを握る。レディーXは変形のSTFで追い込んだが、ロープに近くのがれてしまう。そしてNOTORIが
「消えろ」
出た農鳥!まともにくらったレディーXはフォールを返せなかった。
「オーマイガッ」
セブン山本が本部席で頭を抱える。鳴り物入りで入ってきたレディーX,初戦から黒星発進。

玄海(2点、スリーパーホールド 10.46)菊次

玄海の圧倒的肉体が菊次を襲う。それはもう一方的な暴力だった。ラリアットで吹っ飛ぶ菊次・・・
「オラああああ」
最後は意外にもスリーパーホールドで菊次を仕留めた。

「オラああ、カガミがなんぼのもんじゃい!あいつのサウンドクリエーターと勝負してやる」

第72回SPZクライマックス、玄海恵理、4連覇へ好発進(続きます)

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