第1,608回 72年目2月 スノーエンジェルシリーズ
72年目2月
スノーエンジェルシリーズ開幕。
SPZ王者のメアンドロスは本国のスケジュール都合で参戦せず!
「ごめんなさい、私そろそろ限界のようですわ」
SPZ63期、団体最古参のフェアリー三井寺が引退を表明。入院欠場を経て先月から再起を期して復帰したが怪我の具合が思わしくないため、引退を決意した。
第3戦三重サンシャインアリーナ第3試合で小川あかりと対戦したフェアリー三井寺、もう防戦一方となり、ストレッチプラムにうめき声を上げる。何とかスリーパーで反撃したが、受けきった小川、ブレーンバスターで投げて3カウント奪取。勝負タイム13分49秒。
「ナイスファイトでした!」
勝った小川の方が頭を下げていた。
三重大会メインはあばしりタッグ戦。王者NOTORI、ダークヴィーナスに対するは前王者チームレッドロシアン、ダイナマイト・へリング組。この顔合わせももう何度かなので引き締まった試合が展開され最後はタイミングを見計らって放ったダークヴィーナスのダークVキックが命中し、22分24秒ダイナマイトへリングからフォール勝ち。王者組が初防衛に成功。
シリーズ第7戦長野大会、フェアリー三井寺引退カウントダウン2の相手は秋川美喜子。よく大先輩に食らいついて行った秋川だが、最後はスタミナ切れに付け込まれ逆片エビに敗北。
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最終戦は横スペ大会。本拠地なので超満員札止め。
「ウェルカム トゥー 横浜」
セブン山本レフェリーが挨拶。
「まあうちのエース玄海はベルトを手放して今うちのベルト持ってるのがAACのメアンドロスさん。でもあの人もメキシコ本国でソート―忙しいみたいだから、来日できんかった。」
第1試合は山科瞳VSブラディキラー92号。第1試合に回された屈辱をぶつけるような92号の猛攻、力のこもったラリアットそしてボディスラム。最後は豪快な2度目のラリアットで山科を仕留めた。勝負タイム13分43秒。
続く第2試合は小早川志保VS秋川美喜子。新人の秋川、やはり小早川のスピードについていけない。一方的な試合の末ニーアタックを食らって敗北。勝負タイム8分55秒。
続く第3試合は早くもリアルクィーン様登場、ド派手な入場シーンに場内どよめき。きょうはブラディキラー91号を従えて、長原ちづる、菊次莉乃と対戦。リアルクィーンが大暴れ、若い2人を寄せ付けず。最後はパワーボムで大ダメージを折った菊次に91号がネックブリーカーを決めて勝利。20分34秒。
「このチームに勝たないと世界タッグのベルトを狙えない」(菊次)
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休憩後、いつものアナウンスが流れた。
「次の試合に登場するフェアリー三井寺選手はこの試合が最後のファイトとなります!ファンの皆様より一層のご声援をお願いいたします!」
(続く)
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