第1,612.5回 旗揚げ72周年記念興行 アポカリプス
時に西暦2081年
横浜のお嬢様プロレス団体SPZは、旗揚げ72周年を迎え、その記念興行を新日本ドームで行うことになった。
今回は広告宣伝に気合が入っており、駅貼りポスターやデジタルサイネージなどの媒体を活用し、記念興行のカードを告知した。
SPZ旗揚げ72周年記念興行
「アポカリプス!!」
メインイベント 特別試合 60分1本勝負
(博多が生んだ最強女 VS 世界最強の女子プロレスラー )
玄海恵理 VS クリス・モーガン
ついにこの日がやってきた
無敵の玄海恵理を倒すのはこの人しかいない。世界最強の女子プロレスラー、IWWF世界チャンピオン、クリス・モーガンがSPZマット初登場し、玄海と初対決。「旗揚げ72周年興行の最期を飾るにふさわしい好カード。呼んでくるのに相当お金使ってます」(セブン山本)
セミファイナル サウンドクリエーター最終章
カガミ・アスカ VS サキタン
あの変態サウンドクリエーター・カガミ・アスカの引退試合の相手には若手のサキタンが抜擢された。サキタンの動きを止めて、得意の関節地獄に持ち込み、カガミが有終の美を飾るか。「皆さん、お茶とお菓子を持参しましょう」(セブン山本)
スペシャルシングルマッチ
小川あかり VS X
「エックスって誰でしょう。ひとついえるのは、小川あかりは、真の恐怖と絶望を味わうことになります、なにせXの正体は・・・くふふふふ」(セブン山本)
シングルマッチ
小早川志保 VS 秋川美喜子
先シリーズから「スターになるために」禁断の肉体改造に入った秋川美喜子、その成果を先輩相手に示せるか?
他、数試合予定
この4試合が大書きされたポスターが貼られまくった。
「過去数年のドーム大会とはものが違います。なにせ興行タイトルが『 アポカリプス 』ですから。まあチケット買ってください。真の恐怖とサプライズとバイオレンスをお見せできるので」
ドヤ顔で記者会見するセブン山本統括部長だった。
« 第1,612回 無敵のクリス・モーガン | トップページ | 第1,613回 超格闘マシーン・欲野深子 爆誕 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント