第1,621回 SPZ対IWWF 3対3シングル対抗戦
そして最終戦は新日本ドーム大会。
第1試合は越後しのぶVS野村つばさ。越後の東都デビュー戦だが、野村つばさが先輩の貫録を見せて一方的に攻める。越後、道場で練習した頭突きを入れたが後が続かず、野村のミサイルキックに沈んだ。勝負タイム6分37秒。
続く第2試合はテディキャット堀VS山科瞳。やはり山科が先輩の貫録を見せて、強烈なエルボーを入れて4分24秒、3カウント奪取。
そのあとセブン山本統括部長が挨拶
「WELCOME TO SPZ」
「まあ今日はメインが玄海VSダークジョーカーのSPZ戦、セミがいつもの小川母娘ネタ対決に、そしてSPZ VS IWWF3対3シングルもあるから面白いカードが並びました。それではみなさん今日は楽しんでってください」
続く第3試合は欲野深子VSカンナ神威。新人の神威、レスリングの飲み込みは早いのだが欲野の壁は高い。ボディスラムで叩きつけられただけで動きが止まってしまう。
「いくよっ」
2度目のボディスラムで8分54秒、欲野が勝利。勝利者賞の10万円を掲げてガッツポーズ。
休憩前は6人タッグマッチ、NOTORI、ダークヴィーナス、サキタンのアポカリプス勢に対するはダイナマイトへリング、ブラディキラー91号、92号の外人連合軍。一進一退の攻防が展開され、最後は6人が入り乱れる中、落ち着いて農鳥を決めたNOTORIがへリングからフォールを奪った。勝負タイム14分35秒。
休憩後いよいよ「SPZ VS IWWF 3対3シングル戦」が。
勝ったチームには賞金100万円、負けたチームには罰ゲーム。
まずは小早川志保VSゴールドフェンリル。しかしパワーの差は歴然で、いいように投げちぎられた挙句、ゴールドフェンリルの逆片エビにやられてしまった。勝負タイム11分19秒。
続く試合は長原ちづるVSレミー・ダダーン。
「デヤアアアア」
パワーでは完全に上をゆくダダーンが攻め込み、さして長原の見せ場もないまま12分35秒、フェイスクラッシャーでカウント3。これでSPZチームの負けが確定。
続く3戦目は菊次VSクリス・モーガン。
懸命に動き回って菊次だったが・・・こちらも馬力の差は歴然であった、
「はっ」
菊次、最後の力を振り絞りムーンサルトプレスを決めたがクリス、やすやすと跳ね返し、ネックブリーカー、逆片エビ固めで反撃、しかし菊次諦めず2度目のムーンサルト、デスバレーで勝負をかける。これでクリスの目の色が変わった。
ポセイドンボンバー炸裂。誰もが試合はこれで終わったと思ったが、菊次、意識は残っていてサードロープに足を延ばした。
どわあああああ
「・・・はああっ」
菊次、ボディスラムで転ばせるや3度目のムーンサルト!!!
ワン、トゥ、スリー。
ええええええええええええええええええ!!
菊次がモーガンに勝った。勝負タイム15分23秒。場内は満場のキクジコール。とはいえ対抗戦は1勝2敗で敗れたため、敗者チームの3人はリング上で座らされ、
「へぶっ」「ああっ」「ぐわっ」
顔面パイ投げの罰ゲームを受けた。
顔面を真っ白にして引き揚げる菊次長原小早川の3人、シュールな光景だ。
そしてセミファイナルは、例によって家庭内暴力対決・・・・・
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