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2013年12月23日 (月)

第1,642回 旗揚げ73周年記念シリーズ

レッスルエンジェルスサバイバー プレイ日記
輝くエッセンシャル
74年目4月

「よろしくお願いします・・・」

新人テストで寺原泉を獲得。空手と柔道をかじっていて、ルックスもかなりいいので、そこそこものになりそうだと判断された。

「うまく育てればこの子は大化けしますよ」(杉浦社長)

しかし受け身の習得に難があったのでとりあえず4月は道場に閉じ込めて練習させた。

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「旗揚げ73周年記念エッセンシャルシリーズ」開幕。

ドームクラスの会場を回るビッグなシリーズだが、SPZ本隊VSアポカリプスの抗争を軸に各会場カードを組み、営業力の強さと相まって満員以上をたたき出した。

「ウォォォォォお前ら全員ぶっ潰してやる」

ここ数シリーズのアングル、コーヒーコークを飲んで暴れだす玄海にファンは爆笑。

第6戦札幌どさんこドーム大会のメインはあばしりタッグ戦だが、ひねりを聞かせたカード。

王者サキタン、欲野深子に対するは小川あかり、カンナ神威組。入社1年だが進境著しいカンナ神威が挑戦者チームに抜擢された。

しかし試合が始まるや、小川あかりがいつも通りのぐだぐだスタイル。しかしそんな中でもうまく流れを作ってゆくのだからこれはもう伝統芸能。試合は長期戦にもつれ込んだ。

やはりこの手の試合に慣れていないカンナ神威の息が乱れだした。そこを欲野が突いてDDT。しかしフォールは小川がカット。地元選手の粘りにどさんこドームは熱狂。終盤は4人ともフラフラの状態でファイト。最後は4人が入り乱れる乱戦。こうなるとチームワークがモノを言う。

「死になさい!」
合体パワーボムで小川を叩きつける。かろうじてフォールを返したものの小川あかり、動けなくなってしまった。

「これでトドメ」
欲野深子サソリ固め!懸命に耐える小川

「残り時間1分」

リングアナがぼそりと残り時間を告げる

「小川さん、危ない!!」

カンナ神威がカットに入ったがサキタンが場外へ突き飛ばす!
「残り時間30秒」
永遠とも思える30秒、小川あかりは耐えた。

「エスピーゼット!エスピーゼット!!」

そして60分時間切れ引き分け。場内はSPZコールに包まれた。負けなかった王者組が初防衛に成功。

「あの2人も相当強くなりました・・・・甘くないですね」(小川あかり)

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そして最終戦は新日本ドーム大会。

「旗揚げ73周年記念興行」と題され、「全6試合予定」とだけアナウンスされ、全カード事前発表なしという斬新な手を使ったにもかかわらず、超満員の盛況となった。

入場テーマ曲が鳴って初めてどの選手かが分かる仕組み。

「まあ、たまにはこういう仕掛けでお客さんにケンカを売るのもありだと思いますよ。」(かいせつの杉浦美月社長)

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