2013プロレス界10大ニュース
2013年 プロレス界10大ニュース
筆者が独断と偏見で選ぶ2013年プロレス界10大ニュース
1位:ファンクス全日マットで復活
ドリー72歳、テリー69歳が老体ながら懸命のファイト。西村・渕相手に流血20分フルタイムドロー。
試合が成立するのかとはらはらしたが、老雄ドリーは持てる技をほとんど出した、ダブルアーム、逆さ押さえ込み・・・・
感動した。あの試合を見られたことを誇りに思う。おそらく日本マット参戦はこれが最後かも。
2位:オカダ・カズチカ2年連続プロレス大賞MVP
オカダの勢いが止まらない。2年連続MVPというのは天龍以来25年ぶりとか。いまの業界では別格というところか。
オカダは「殿堂入り」を東スポ上で要求。新日ファンの友人から「ぜひオカダを見に行くべき」と言われているので・・・
3位:全日本プロレス分裂
13年前に比べたらへーきっ!あのころは2人しか残んなかったもんね。・・・・とは言えない。観客動員の低迷ぶりは目に余る。
両国のガラガラは目を覆わんばかりの惨劇。とはいえ、ヘビー級選手の充実ぶりは健在なので、良いファイトを続けて行けば復活の目はある。馬場さんが天国で泣いているぞ・・・・
4位:井上雅央全日本マット復帰
全日本分裂で人員が不足したため、ノアを切られた井上雅央が全日レギュラー参戦定着。独自のマサオワールドを展開。ネットショップでヨッシャ―Tシャツを売る井上雅央。
上越大会では渕さんと20分フルタイムドローの味のある試合を展開。次は三冠挑戦だ。
5位:曙、三冠奪取
第64代横綱曙が全日本プロレスの頂点取る。K1に参戦しマケボノと酷評され、紆余曲折あったものついに三冠取る。あの巨体を活用する術をようやく覚えたか。
あの巨体なのでスタミナに難はあるが、ヨコヅナインパクトという反則的な大技を習得し(ただのパイルドライバーなのだが)諏訪間を下して頂点に。感動した。
6位:田上明 引退
四天王プロレス、一つの時代が終わった。12月、ガラガラの有明で8人タッグに出場し、10分過ぎに乱戦の中巧く井上雅をオレが田上を決めて3カウント奪取。
試合後の引退セレモニーで四天王揃い踏み。
坂口と豊登を混ぜたようなナチュラルパワーの持ち主で期待されたが、人のよい性格もあって頂点に君臨するタイプではなかった。
今後はノアの社長業で業界を盛り上げていってください。
7位:小橋健太 引退
こちらは超満員の武道館で引退試合、メインの8人タッグで35分越えの激闘を繰り広げ、最後は金丸をムーンサルトで下す。
鉄人とか絶対王者とか剛腕とか呼ばれた名レスラーがリングを降りた。長い間、お疲れ様でした。
8位:渕正信59歳、ノアマット上がる
小橋から直々にオファーがあったので、小橋引退興行の第1試合に参戦。緑のマットに渕さんが上がる。おそらく最初で最後だろう。
超満員の武道館にデンジャーゾーンがかかったので時代があのころに戻ったかの感じ。
試合の方はノアの新人、熊野準を相手にバックドロップ2連発で料理。59歳なのにドロップキックも見せた。
9位:荒谷望誉、4年ぶり復帰
10.31両国の第1試合に出場するも往年の肉体は影をひそめ、だぶだぶのリングコスチュームが惨め。
試合はブレーンバスターや串刺しラリアット失敗などそこそこ見せ場を作るもののあっさり佐藤に腕を極められタップ、
あまりのふがいなさにあきれたパートナーの宮本に蹴られて悶絶、場内に流れる元祖天才バカボンの春・・・
プロレスラーに引退はない。
10位:ドラガン・オケッチ初来日
奇怪なペイントを施したボスニア・ヘルツェゴビナ出身のオケッチが全日マット初参戦。得意技はジャーマンの21歳、声は良く出ていた。師匠格のバンビキラーと組んで全日マットをサーキット。
ああいうキャラの立ったB級外人はなかなかいないのでぜひ再来日してほしい。
次点:KENSO、極悪ヒールへ
外人軍団と結託し「ダークキングダム」(某アニメの悪の組織と名前一緒じゃん)ヒールになってしまいました。
腰ひも首しめ解禁。反則負け上等の極悪ファイトを繰り広げる。さあ諏訪間や大森を血の海に沈めてくれ。
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