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2013年12月31日 (火)

第1,648回 フローラ小川の100パーセント

74年目7月シリーズ最終戦 新日本ドーム大会

そしてセミ前第5試合。因縁の抗争。まず小川あかりが弱り切った表情で入場。対戦相手は先月と同じく実の母親フローラ小川54歳。しかし表情や風貌、体のつくりは10代後半のそれで若々しく、年配の雰囲気はみじんもない。

「欲野先生にお願いしてips細胞を大量注入してもらって若返りに成功したわ」
あははハハハハハ!!

場内爆笑

「あかり、あなたは格闘技に向いてないのよ。大きな事故をやらかしちゃう前に、母さんがあなたを再起不能にしてあげるわ」

「・・・・くっ」

「さあ、おしゃべりはおしまいにしましょう。100%の力で相手してあげる。100%。」
場内どよめき。ついに元SPZ王者フローラ小川が本気を出すのか!

小川あかりは静かに瞑想を始めた、そのあと

「オンマイタラシティソワカ・・・・ハイャアアアアア・・・・フォォォォォォ・・・・アアアアアアッー、ぬおおおー かっー、あおおーっ、うーっ、ふはーっ!!」

あられもない声で気合を込めるフローラ小川、現役時代に使った筋肉細胞を再起動させている。

「問題は、この筋肉の動きに腱や靭帯がついて行かないことだけど、30分くらいなら何とかなるらしいの。さあ、覚悟なさい」

因縁の対決のゴングが鳴った。場内大爆笑。

いきなりスリーパーで実の娘を落とそうとしたフローラ小川だが、小川あかりもポイントをずらして防御。ならばとフローラ小川、大ぶりのエルボーを繰り出し小川あかりに嫌な顔をさせる。

「これなら」

小川あかり、ボディスラム。とにかく腰を狙えば動きが止まる。

これでムッとしたフローラ小川

ばちーん!

張り手攻撃!小川あかりがのけぞったところを

ばちーん!
もういっぱつ張り手!壮絶な母娘間バイオレンスに場内はヒートアップ。

勢いに乗るフローラ小川はボディスラムのお返し。小川あかり、いつものぐだぐだになってきたなと思った次の瞬間、
バックを取るふりをしてスッと、スタンディングの状態でフローラ小川の左腕を極めた

ぐきっ!!

「ギャー――――アー」

フローラ小川54歳の絶叫

「ストップストップストップストップ」
カンカンカンカン

危険と判断したセブン山本が試合を止めた。勝負タイム14分46秒。

フローラ小川、左ひじを押さえて憤怒の表情。そして痛みをこらえてマイクを握った

「あかり・・・・・」

「母さん・・・・」

 「つ、強くなったわね・・・・どうやらあなたのことを見くびっていたようだわ。だけどね。なまじ強いばかりに、私の本当の恐ろしさを知ることになるのよ。」

「・・・・・・」

「とりあえずひじをやっちゃったから来月はお休みして、9月、さいたま、血みどろパーティーの始まりよ。あははハハハハハ」

とかなんとか言って、左ひじを押さえながら引き揚げたフローラ小川。場内爆笑。

*****************************

セミは長原ちづるが登場し、コーカサスの強豪、ガラパシ・ガルパンと対決。しかし9分過ぎにガラパシが仕掛けた変形ドラゴンスリーパーで長原が失神してしまい、危険と判断したガイア尾白川レフェリーが試合を止めた。勝負タイム9分31秒。ぐったりとしてしまった長原ちづる、起き上がれず担架で運ばれた。

メインはSPZ戦、王者菊次莉乃に挑むは玄海恵理。先に入場してコーヒーコークを飲んで攻撃力を高める。

「うおー、燃えてきたぜー、あいつをぶっコロしてやるーーー」
場内爆笑。
「うおおおおおおお」

玄海頭突き乱打。接近戦はやばいと判断した菊次が間合いを取ってドロップキックの反撃。しかし玄海も頭突きをぶちこみ怯んだところをボディスラムで投げ捨てる、そして起き上がったところをラリアット!しかし菊次も何事もなかったように起き上がりドロップキックで反撃。そして早くもムーンサルト炸裂。しかし玄海1で返す。菊次エルボー。そしてローリングソバット。玄海苦しみながらも重爆ドロップキック。

「うごごご」

玄海も最近は簡単に動きが止まるようになってきた。棒立ちになったところへ菊次がエルボーでタコ殴り。膝をついたところへ菊次ノーザン。一度はカウント2.8で返した玄海だったが、立て続けに2発目を食らっては万事休す。勝負タイム20分4秒、王者が2度目の防衛に成功。

「く、そ・・・・・・・」」

玄海、がっくりと肩を落として引き揚げた。

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本年も当サイトへのご訪問ありがとうございました。2014年もできる範囲で頑張ります

2013年12月30日 (月)

第1,647回 お前が新人の時に27回もアイスをおごってやったのに

74年目7月
サマースターナイツシリーズ 開幕。

玄海恵理、サキタンが戦線復帰し、ダークジョーカーも久々来日したのでアポカリプス軍は5名の大勢力となり、メインでは連日の抗争劇が繰り広げられた。

 「おう、菊次、私は1か月間トレーニングセンターでリフレッシュしてきて体の悪いところを治した。もちろんコーヒーコークを1日3杯飲んでパワーアップも怠らなかった。したがって最終戦新日本ドーム、貴様の最期だ」

「玄海さん、あなたが悪の軍団の頭目なんてどう考えても似合わないですよ。どうせ山本さんにそそのかされて演じてるだけでしょ。すべっているのがわからないのかしら」(菊次)

 「菊次、てめぇこの野郎、お前が新人の時に27回もアイスをおごってやったのを忘れたか。おまえのような恩知らずはぺしゃんこにしてやるぜ」

丁々発止のマイク合戦を繰り広げるトップ2人だった。

そして第7戦幕張大会のメインはあばしりタッグ戦。王者欲野深子、サキタンに対するは小川あかり、小早川志保組。しかし小川あかりのぐだぐだぶりに磨きがかかっており、グラウンドでも欲野に攻め込まれる展開。代わった小早川も劣勢を挽回できず、24分53秒、サキタンのムーンサルトにフォール負け。王者組が2度目の防衛に成功。

**************************

そして最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合はテディキャット堀VS寺原泉。やはりまだ寺原はプロのスピードについていけず、ボディスラム一発でもだえ苦しんでしまう。そして最後はあっけなくドロップキックでなぎ倒されたところを押さえ込まれて6分28秒、終了。

続く第2試合は6人タッグマッチ。小早川志保、野村あおば、山科瞳VSウトン・ヴェゲアラカ、マリア・グラセスキ(初来日)、ジュリア・カージフ。パワーで上をゆく外人組が優位に試合を進める。SPZの3人も合体攻撃で活路を開こうとしたが、試合が長引くにつれて息切れしてしまう。タッチワークを早くして粘った3人だが、最後は野村あおばがヴェゲアラカのラリアットを食らって悶絶しフォール負け。勝負タイム17分54秒。

休憩前第3試合はダークジョーカーVSジ・USAのシングル。ラフファイトでペースを握ったダークジョーカーが押しきり、9分38秒、ジョーカーアタックで勝利。

************************

休憩後の試合はあばしり王者の2人が登場、欲野深子、サキタンVSカンナ神威、越後しのぶ。やはりチームワークに勝る欲野、サキタンの前に若手2人は防戦一方、カンナ神威も欲野にKOスリーパーで絞められてからは精彩を欠いた動き。越後が奮闘するも最後は20分27秒、合体パイルドライバーにフォール負け。

そしてセミ前第5試合。因縁の抗争。まず小川あかりが弱り切った表情で入場。対戦相手は先月と同じく実の母親フローラ小川54歳。しかし表情や風貌、体のつくりは10代後半のそれで若々しく、年配の雰囲気はみじんもない。

「欲野先生にお願いしてips細胞を大量注入してもらって若返りに成功したわ」
あははハハハハハ!!
場内爆笑

「あかり、あなたは格闘技に向いてないのよ。大きな事故をやらかしちゃう前に、母さんがあなたを再起不能にしてあげるわ」

 「・・・・くっ」

「さあ、おしゃべりはおしまいにしましょう。100%の力で相手してあげる。100%。」

場内どよめき。ついに元SPZ王者フローラ小川が本気を出すのか!

(続きます)

2013年12月29日 (日)

第1,646回 フローラ小川の90%の力

74年目6月シリーズ さいたまドーム大会

休憩後、外人同士のタッグマッチを挟んで、因縁の対決。

第5試合。小川あかりが弱り切った表情で入場。

対戦相手は先々月と同じく実の母親フローラ小川54歳。しかし表情や風貌、体のつくりは10代後半のそれで若々しく、年配の雰囲気はみじんもない。

「欲野先生にお願いしてips細胞を大量注入してもらって若返りに成功したわ」
あははハハハハハ!!
場内爆笑

「あかり、あなたは格闘技に向いてないのよ。大きな事故をやらかしちゃう前に、母さんがあなたを再起不能にしてあげるわ」

 「わ、私だってパワーはともかく、テクニックならSPZで一番だから」

「なにがテクニックよ。あんたみたいのはね、『くそみそテクニック』っていうのよ。」

 「・・・・くっ」

「さあ、おしゃべりはおしまいにしましょう。90%の力で相手してあげる。90%。」

なんということだ。
小川あかりは静かに瞑想を始めた、そのあと

「オンマイタラシティソワカ・・・・フォォォォォォ・・・・アアアアアアッー、ぬおおおー かっー、あおおーっ、うーっ、ふはーっ!!」

あられもない声で気合を込めるフローラ小川、現役時代に使った筋肉細胞を再起動させている。

「問題は、この筋肉の動きに腱や靭帯がついて行かないことだけど、30分くらいなら何とかなるらしいの。さあ、覚悟なさい」

因縁の対決のゴングが鳴った。

闘いが長引くと不利(という設定)のフローラ小川がエルボーをやドロップキックを連発して追い込んでゆくが、小川あかりも腕関節を取って反撃、そしてニーリフトを叩き込む壮絶な母娘暴力が展開された。しかし20分過ぎに仕掛けた小川あかりが逆片エビ固め。

「はうあっ」
腰に爆弾を抱えているフローラ小川はこれでへなへなと力が抜けてしまった。

「これでとどめ」
小川あかり、トドメのストレッチプラム。力の入らないフローラ小川、抜けられない・・・

「ギャーッ」
バシャアッ!!
フローラ小川、口元から緑色の液体を吐いて悶絶した。

カンカンカンカン
危険と判断したセブン山本が試合を止めた。勝負タイム24分34秒。

「ぐ・・・ごぼっ」
口から緑色の液体を垂れ流しながら苦しむフローラ小川。勝ったものの呆然とする小川あかり。

「おっかしいなあ」
欲野医師がノートPC片手にリングに上がり、フローラ小川の状態をチェック。

「でもこれで実戦データが取れた。再調整が必要やね。」

謎のナース軍団が現れフローラ小川の身体を銀色のシートで包み、ストレッチャーに乗せて引き揚げた。場内爆笑。

小川あかり、呆然とした表情で引き揚げた。

セミは入社2年目のカンナ神威が抜擢されて、ガラパシ・ガルパンと一騎打ち。しかしやはりロシアのトップ選手の壁は厚く、キャプチュードに敗れてしまった。

***********************

そしてメインはSPZ戦、王者菊次莉乃の対するは、長原ちづる。普段はタッグを組んでいる両者が激突。

「はっ」
まだベルトを巻いたことのない長原が積極的に攻めてゆくが、菊次も重たいチョップを放って動きを止める。そして菊次、ムーンサルトで大ダメージを与えておいてのミサイルキック。これ以上は受けられないと判断した長原、ジャーマンで勝負をかけるが菊次返す。ならばと奥の手パワーボム。しかしこれも返される。ならばと長原、裏技のダイビングプレス。しかしこれも菊次返した。

「そんな・・・」
攻め疲れを隠せない長原、そこを組みつかれて倒されてしまう
菊次2度目のムーンサルト。長原ギリギリで返すもこれで動けなくなった。
「これで終わる」
3度目のムーンサルトで長原沈んだ。勝負タイム23分31秒、王者が初防衛に成功。

2013年12月28日 (土)

第1,645回 カンナ神威、ゴボウ抜き

74年目6月
「バトルアトランティス」開幕。

しかし玄海恵理、ダークヴィーナス、サキタンといったアポカリプスの主力どころが負傷欠場してしまい、こぢんまりとしたシリーズとなった。

第4戦三重大会のセミで組まれたのが小川あかりVSカンナ神威。

入社2年目のカンナ神威、グラウンドで小川と互角の勝負。そして長期戦でもスタミナが切れず、能力の高さをうかがわせる。

そして小川あかり、強敵相手だと出てしまういつものぐだぐだファイト。ノーザンやニーリフトの攻めをしのぎ切ったカンナ神威がなんとドロップキックで小川あかりをなぎ倒し、そのまま押さえ込んで3カウント。勝負タイム17分58秒、場内どよめき。

「小川さんに…勝った・・・・」

カンナ神威、クールな表情で勝ち名乗りを受けたが、内心はすごくうれしかった。

勢いに乗るカンナ神威は第5戦和歌山でもアポカリプスの核弾頭・欲野深子を、返し技の背面トペで3カウントを奪う殊勲の星。入社2年目で中堅以上にまで地位を上げてきた・・・・

控室モニタ越しに見ていた同期の越後しのぶ、複雑な表情。

(置いていかれる・・・・っ)

練習には人一倍取り組んでいるが、レスリングセンスの差は埋まらない。カンナ神威は近いうちにトップ戦線に組み込まれるだろう、しかし自分はまだ前座・・・

***************************

最終戦はさいたまドーム大会。メインのカードが弱かったが営業努力の甲斐あって超満員。

第1試合、先月デビューしたばかりの寺原泉が先輩の山科瞳と対戦。やはり力の差は歴然で、山科が一方的に攻めて7分51秒、得意のネックブリーカーでフォール勝ち。

第2試合は若手中堅4人によるタッグマッチ。小早川志保、野村あおばVS越後しのぶ、テディキャット堀。

(先輩を倒さないと、後ろの試合で使ってもらえない!)

先輩越えを果たさんと入社2年目の越後が頭突きをガスガス撃ち込んでいったが、パートナーのT堀がつかまってしまい戦線離脱。それでも越後あきらめずエルボーを小早川に打ち込んでゆく。

(あーもー)
小早川志保、ムーンサルト、これはT堀がカットしたが、野村が乱闘を仕掛けておいて、ぐったりとしている越後へダイビングプレス。17分23秒、よくねばった越後だったがフォール負け。

休憩前第3試合は欲野深子VSザ・USA。この試合は欲野がペースを握り、9分35秒、サソリ固めでギブアップ勝ち。

休憩後、外人同士のタッグマッチを挟んで、因縁の対決。

フローラ小川 VS 小川あかり。

2013年12月27日 (金)

第1,644回 74年目5月 バトル・カデンツァ

74年目5月
団体最古参、NOTORIが引退を表明。飛び技を多用する選手だっただけに体の損傷も激しかったか
「バトルカデンツァ」開幕。
初戦山梨カイメッセ大会で、新人の寺原泉デビュー戦。相手は一期先輩の越後しのぶ。
「せいっ」
いきなりドロップキックでプロの洗礼を浴びせた越後、そのあとチョップの乱打。しかし吉原もタックルで反撃。
「けっこう重いねえ」
えちご、ヘッドバット炸裂。これで戦意が鈍ったか。寺原の動きが止まる。すかさずボディスラムで投げた越後、一度は返したが、2度目のボディスラムに3カウントを聞いた。勝負タイム8分4秒。SPZに新しい戦士が誕生した。

最終戦は横スペ大会。

第1試合は寺原泉が登場。東都デビュー戦だ。山科瞳と対戦。
山科の鋭いレッグドロップに悶絶する寺原、そして山科ボディスラム。新人教育マッチが続く。最後はニーアタックでなぎ倒した山科が勝利。

第2試合はテディキャット堀VS野村あおば。この試合も野村が先輩の意地を見せて、8分3秒、ムーンサルトプレスで3カウント奪取。

外人同士のタッグマッチの後休憩。

休憩後は6人タッグマッチ。欲野深子、ダークヴィーナス、フローラ小川の3人が登場し、小早川志保、カンナ神威、越後しのぶと激突。

「ぬおおおー かっ」

フローラ小川は今回は出力を50%に調整。6人が入り乱れる目まぐるしい攻防の末、最後は欲野深子がKOスリーパーで弱らせてからボディスラムで小早川から3カウント奪取。勝負タイム23分47秒。

そして、
「次の試合に登場するNOTORI選手はこの試合が最後のファイトとなります、ファンの皆様より一層のご声援をお願いいたします」

NOTORI引退試合、対戦相手は小川あかり。

スピードで撹乱しようとするNOTORI,捕まえてグラウンドに引きずり込もうとする小川あかり。シビアな攻防が展開された。しかし掌底が口元に入って流血に追い込まれたNOTOORI、動きが止まった。そこを突いて小川、頭突き、レッグドロップ。
「くうう」

NOTORIも反撃するも単発。しかしロープ際で闘い決定的チャンスを作らせないあたりはさすがベテラン。
そして
「決める」
NOTORI,奈良田人軍の秘伝、農鳥、そしてフェイスクラッシャー、タイガードライバーの猛攻、しかし返した小川もノーザンで反撃、NOTORI返す、ドドドド

ならばとNOTORI、コーナー最上段に登りダイビングプレス、1回目返す。2度目もギリギリで返す、場内大盛り上がり。ならなと小川、ストレッチプラム、STFで勝負をかけるが、NOTORIことごとくロープへ。

NOTORI、起死回生のハイキック。これが入った。ガクッと崩れる小川あかり、ひっくり返してカバーするNOTORI,26分54秒、これで3カウントが入った。
「うむ・・・」
NOTORI,何とか接戦をものにし、一礼してから引き揚げた。

セミは長原ちづるVSガラパシ・ガルパン。先月と同じカードは今回はガラパシの気迫が勝り、キャプチュード、パイルドライバーと畳み掛けて16分8秒、勝利。

メインはSPZ戦、王者玄海恵理に対するは菊次莉乃。
「うぉーーーー」
例によりコーヒーコークで攻撃力を高める玄海。
(筆者ここで寝落ち)
しかしこの試合は菊次のスピードが勝り、23分25秒、延髄斬りで勝利。菊次が王者に返り咲いた。

************************
メイン終了後、NOTORIの引退セレモニー。
「さらば・・・」

NOTORI
SPZ66期

2074年8月2日、釧路厚生年金アリーナ大会での対ジョーカーウーマン戦でデビュー。2082年5月22日、横浜スペシャルホール大会での対 小川あかり戦で引退。稼働月数94ケ月、出場試合数(概算)716試合

タイトル歴
第131代SPZ世界タッグ王者 (パートナーは玄海恵理 )
第133代SPZ世界タッグ王者 (パートナーは玄海恵理 )
第137代SPZ世界タッグ王者(パートナーはカガミ・アスカ)

2013年12月26日 (木)

プロレス技シリーズ66 スチームローラー

今回ご紹介するのは

「スチームローラー」

浜亮太選手の試合動画を見ると、必ずと言っていいほど中盤の痛め技として出てきます。ダウンさせた相手に対してマット上で前転、でんぐり返ししてそのまま巨体を相手に浴びせかけるようにぶつける荒技。

ジャンプして仕掛けるとサマーソルトドロップやセントーンに近くなってしまうので、あくまででんぐり返して相手に乗っかるのが面白いところ。巨体を持つ選手だけが使える技です。浜選手のあの200kg超の巨体がローラーのように襲ってくるのだから説得力十分です。

古くはジャイアント・キマラ、最近では吉江豊など、デブ系巨体の選手が好んで使う技ですが、決してフィニッシュにはならない中盤の痛め技でした。

WASでは実装されていません。覚えさせるとしたらグリズリー山本か・・・・

2013年12月25日 (水)

2013プロレス界10大ニュース

2013年 プロレス界10大ニュース

筆者が独断と偏見で選ぶ2013年プロレス界10大ニュース

1位:ファンクス全日マットで復活

ドリー72歳、テリー69歳が老体ながら懸命のファイト。西村・渕相手に流血20分フルタイムドロー。
試合が成立するのかとはらはらしたが、老雄ドリーは持てる技をほとんど出した、ダブルアーム、逆さ押さえ込み・・・・
感動した。あの試合を見られたことを誇りに思う。おそらく日本マット参戦はこれが最後かも。

2位:オカダ・カズチカ2年連続プロレス大賞MVP

オカダの勢いが止まらない。2年連続MVPというのは天龍以来25年ぶりとか。いまの業界では別格というところか。
オカダは「殿堂入り」を東スポ上で要求。新日ファンの友人から「ぜひオカダを見に行くべき」と言われているので・・・

3位:全日本プロレス分裂

13年前に比べたらへーきっ!あのころは2人しか残んなかったもんね。・・・・とは言えない。観客動員の低迷ぶりは目に余る。
両国のガラガラは目を覆わんばかりの惨劇。とはいえ、ヘビー級選手の充実ぶりは健在なので、良いファイトを続けて行けば復活の目はある。馬場さんが天国で泣いているぞ・・・・

4位:井上雅央全日本マット復帰

全日本分裂で人員が不足したため、ノアを切られた井上雅央が全日レギュラー参戦定着。独自のマサオワールドを展開。ネットショップでヨッシャ―Tシャツを売る井上雅央。
上越大会では渕さんと20分フルタイムドローの味のある試合を展開。次は三冠挑戦だ。

5位:曙、三冠奪取

第64代横綱曙が全日本プロレスの頂点取る。K1に参戦しマケボノと酷評され、紆余曲折あったものついに三冠取る。あの巨体を活用する術をようやく覚えたか。
あの巨体なのでスタミナに難はあるが、ヨコヅナインパクトという反則的な大技を習得し(ただのパイルドライバーなのだが)諏訪間を下して頂点に。感動した。

6位:田上明 引退

四天王プロレス、一つの時代が終わった。12月、ガラガラの有明で8人タッグに出場し、10分過ぎに乱戦の中巧く井上雅をオレが田上を決めて3カウント奪取。
試合後の引退セレモニーで四天王揃い踏み。
坂口と豊登を混ぜたようなナチュラルパワーの持ち主で期待されたが、人のよい性格もあって頂点に君臨するタイプではなかった。
今後はノアの社長業で業界を盛り上げていってください。

7位:小橋健太 引退

こちらは超満員の武道館で引退試合、メインの8人タッグで35分越えの激闘を繰り広げ、最後は金丸をムーンサルトで下す。
鉄人とか絶対王者とか剛腕とか呼ばれた名レスラーがリングを降りた。長い間、お疲れ様でした。

8位:渕正信59歳、ノアマット上がる

小橋から直々にオファーがあったので、小橋引退興行の第1試合に参戦。緑のマットに渕さんが上がる。おそらく最初で最後だろう。
超満員の武道館にデンジャーゾーンがかかったので時代があのころに戻ったかの感じ。
試合の方はノアの新人、熊野準を相手にバックドロップ2連発で料理。59歳なのにドロップキックも見せた。

9位:荒谷望誉、4年ぶり復帰
10.31両国の第1試合に出場するも往年の肉体は影をひそめ、だぶだぶのリングコスチュームが惨め。
試合はブレーンバスターや串刺しラリアット失敗などそこそこ見せ場を作るもののあっさり佐藤に腕を極められタップ、
あまりのふがいなさにあきれたパートナーの宮本に蹴られて悶絶、場内に流れる元祖天才バカボンの春・・・
プロレスラーに引退はない。

10位:ドラガン・オケッチ初来日

奇怪なペイントを施したボスニア・ヘルツェゴビナ出身のオケッチが全日マット初参戦。得意技はジャーマンの21歳、声は良く出ていた。師匠格のバンビキラーと組んで全日マットをサーキット。
ああいうキャラの立ったB級外人はなかなかいないのでぜひ再来日してほしい。

次点:KENSO、極悪ヒールへ
外人軍団と結託し「ダークキングダム」(某アニメの悪の組織と名前一緒じゃん)ヒールになってしまいました。
腰ひも首しめ解禁。反則負け上等の極悪ファイトを繰り広げる。さあ諏訪間や大森を血の海に沈めてくれ。

2013年12月24日 (火)

第1,643回 SPZ選手権 玄海恵理VS小川あかり

74年目4月

そして最終戦は新日本ドーム大会。

「旗揚げ73周年記念興行」と題され、「全6試合予定」とだけアナウンスされ、全カード事前発表なしという斬新な手を使ったにもかかわらず、超満員の盛況となった。入場テーマ曲が鳴って初めてどの選手かが分かる仕組み。

まず「A HOUSE CAT」がかかり、デビュー1年の新鋭、テディキャット堀が入場。そのあと「オーメンズ・オブ・ラブ」がかかり、SPZのアイドルレスラー・山科瞳が入場。

オープニングマッチはテディキャット堀VS山科瞳。この試合は7分9秒、山科が先輩の貫録を見せてネックブリーカーで快勝。

**************************

続く第2試合、早くも「ディヴェルティメントK138」がかかったので場内どよめき。

なんとNOTORI、ダークヴィーナス、フローラ小川のアポカリプス3人が登場し、小早川志保、野村あおば、越後しのぶの本隊チームと激突。この日のフローラ小川は50%の力でファイト。

運営曰く「ちょっと内臓系におかしなところがあったので」負担のかかるシングルマッチは回避されたらしい。試合はダークヴィーナスが無慈悲なキックで大暴れ。しかし越後も頭突きで反撃したから盛り上がった。

フローラ小川もネックブリーカーを繰り出すなど、動けないなりにいい動き。若手の越後も懸命にこの流れについて行ってなかなかへたばらない。最後は6人が入り乱れる乱戦のなか、掌底で越後をなぐり倒したダークヴィーナスがフォール勝ち。

ダークヴィーナスのテーマ曲「LAMENT」が流れる中、悪の軍団3人がハイタッチをかわす。

勝負タイム20分44秒の熱戦。勝利して花道を引き揚げるフローラ小川も珍しい。

******************************

そのあと場内に流れたのは「シンクロナイズド・ラブ」。あばしり王者チームが早くも登場

休憩前第3試合はあばしりタッグ王者の欲野深子、サキタンが登場し、ウトン・ヴェゲアラカ、ジ・USAと対戦。外人組のパワーを小悪魔系の2人が懸命にしのぐパターンとなったが、最後は欲野がつかまってしまい、15分16秒、合体パワーボムで終了。

****************************

休憩後第4試合は長原ちづるVSガラパシ・ガルパン。

シングルではこれが初対決。グラウンドテクニックはガラパシの方に分があったが、長原も投げ技で応戦。そこそこ盛り上がったが、12分過ぎに長原が足関節を痛め精彩を欠くようになった。
「うらーーー」
長原、ここで勝負に出て得意のジャーマン。ガラパシ返そうとするが、力なく足が動くのみ。13分37秒、長原がうまく勝利を収めた。

「UWFメインテーマ」が流れる中、長原ちづるがコーナーに上がって勝利をアピール。

セミの顔合わせに場内どよめき。

菊次莉乃VSカンナ神威。斬新な顔合わせだ。しかし現時点では力の差は歴然。菊次が余裕の試合運びで、8分0秒、ダイビングプレスで勝利。

******************************

となるとメインイベント、旗揚げ73年記念試合・SPZ選手権試合は・・・今日の参戦メンツでまだ闘ってないのは・・・・類推したファンがざわざわ。場内どよめき。

そして次の瞬間、「セントポール組曲第4楽章」が流れるや場内さらにどよめき。
小川あかりが長い花道を歩いてリングイン。
そして「いざゆけ若鷹軍団」が流れて、玄海がリングイン。そのあとコーヒーコークを飲むパフォーマンス。これを飲むことで攻撃力が大幅アップする設定なのである

場内にあおりビデオが、
「オンドゥルギッタンディスカー」

2月シリーズ初戦の山口大会でタッグパートナーの玄海に裏切られた小川あかり、恨み炎上ということで玄海とのシングルマッチを直訴。ただ普通に頼んでもマッチメイク委員会は承知しないので、小川あかり、なんとSPZマッチメイク委員会を高級料亭で社内接待し、カード変更を承知させてしまった!!

場内爆笑。

ここで王者玄海恵理がマイクを取った。

「ふ、あんたは前座でフローラ小川と遊んでんのがお似合いなんだよ。キナ、撲殺してやるから・・・・10分だ、10分でお前を地獄へ送ってやるぜ」

玄海恵理、やる前から勝ちを確信している。何せ相手はSPZベルトに挑戦するのもどうかと思われる三流レスラー。それでも淡々と認定証の読み上げ、チャンピオンベルトの返還とお決まりのセレモニーが進んだので場内は笑いに包まれた。

「か、解説の杉浦さん・・・・」

「まあ、大相撲も五日目六日目あたりで結びの一番で結果のわかりきっている横綱VS平幕の一番を組むでしょう。あれと同じと・・・・考えてください」

ゴングが鳴った。結果の見えている試合だけに缶ビールを開けるファン多数。

玄海いきなり頭突き、頭突き、のけぞる小川、そして玄海さらに頭突き。小川あかり、懸命にグランドに持ち込もうとするが玄海頭突き、ダメだパワーが違いすぎる。公開残虐ショーだこれは。

小川あかり、懸命に寝かそうとするがまるで大人と子供。玄海、逆エビで痛めつけておいてのバックドロップ!!
「ううう」

小川あかり、ドロップキックを打ち込んでいくが玄海の岩のような肉体には通じない。そして玄海はステップキック。

「ぐいー」

痛みにのたうちまわる小川、玄海スクラップバスター、ノーザンの猛攻、。小川返して懸命に腕を取って寝かそうとするが玄海ふりほどいて

「おらあああああ」

伝家の宝刀、ラストライド炸裂。小川あかり返せず終了。勝負タイム19分41秒、王者が防衛に成功。

「0.01%くらいはチャンスあると思ったんですけどね・・・・腕関節取るしか勝ち目はないと思ってましたけど…・向こうもちゃんとわかって防御してましたねえ・・・・」(小川あかり)

こうして最初で最後の、小川あかりのシングルベルト挑戦は終わった。

2013年12月23日 (月)

第1,642回 旗揚げ73周年記念シリーズ

レッスルエンジェルスサバイバー プレイ日記
輝くエッセンシャル
74年目4月

「よろしくお願いします・・・」

新人テストで寺原泉を獲得。空手と柔道をかじっていて、ルックスもかなりいいので、そこそこものになりそうだと判断された。

「うまく育てればこの子は大化けしますよ」(杉浦社長)

しかし受け身の習得に難があったのでとりあえず4月は道場に閉じ込めて練習させた。

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「旗揚げ73周年記念エッセンシャルシリーズ」開幕。

ドームクラスの会場を回るビッグなシリーズだが、SPZ本隊VSアポカリプスの抗争を軸に各会場カードを組み、営業力の強さと相まって満員以上をたたき出した。

「ウォォォォォお前ら全員ぶっ潰してやる」

ここ数シリーズのアングル、コーヒーコークを飲んで暴れだす玄海にファンは爆笑。

第6戦札幌どさんこドーム大会のメインはあばしりタッグ戦だが、ひねりを聞かせたカード。

王者サキタン、欲野深子に対するは小川あかり、カンナ神威組。入社1年だが進境著しいカンナ神威が挑戦者チームに抜擢された。

しかし試合が始まるや、小川あかりがいつも通りのぐだぐだスタイル。しかしそんな中でもうまく流れを作ってゆくのだからこれはもう伝統芸能。試合は長期戦にもつれ込んだ。

やはりこの手の試合に慣れていないカンナ神威の息が乱れだした。そこを欲野が突いてDDT。しかしフォールは小川がカット。地元選手の粘りにどさんこドームは熱狂。終盤は4人ともフラフラの状態でファイト。最後は4人が入り乱れる乱戦。こうなるとチームワークがモノを言う。

「死になさい!」
合体パワーボムで小川を叩きつける。かろうじてフォールを返したものの小川あかり、動けなくなってしまった。

「これでトドメ」
欲野深子サソリ固め!懸命に耐える小川

「残り時間1分」

リングアナがぼそりと残り時間を告げる

「小川さん、危ない!!」

カンナ神威がカットに入ったがサキタンが場外へ突き飛ばす!
「残り時間30秒」
永遠とも思える30秒、小川あかりは耐えた。

「エスピーゼット!エスピーゼット!!」

そして60分時間切れ引き分け。場内はSPZコールに包まれた。負けなかった王者組が初防衛に成功。

「あの2人も相当強くなりました・・・・甘くないですね」(小川あかり)

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そして最終戦は新日本ドーム大会。

「旗揚げ73周年記念興行」と題され、「全6試合予定」とだけアナウンスされ、全カード事前発表なしという斬新な手を使ったにもかかわらず、超満員の盛況となった。

入場テーマ曲が鳴って初めてどの選手かが分かる仕組み。

「まあ、たまにはこういう仕掛けでお客さんにケンカを売るのもありだと思いますよ。」(かいせつの杉浦美月社長)

2013年12月22日 (日)

第1,641回 フローラ小川の80%

73年目3月シリーズ

ファイヤーソウルシリーズ 最終戦さいたまドーム大会

そしてセミ前、またも因縁のカード。

第5試合。小川あかりが弱り切った表情で入場。対戦相手は先月と同じく実の母親フローラ小川54歳。しかし表情や風貌、体のつくりは10代後半のそれで若々しく、年配の雰囲気はみじんもない。

「欲野先生にお願いしてips細胞を大量注入してもらって若返りに成功したわ」
あははハハハハハ!!
場内爆笑

「あかり、あなたは格闘技に向いてないのよ。大きな事故をやらかしちゃう前に、母さんがあなたを再起不能にしてあげるわ」

 「わ、私だってパワーはともかく、テクニックならSPZで一番だから」

「なにがテクニックよ。あんたみたいのはね、『くそみそテクニック』っていうのよ。」

 「・・・・くっ」

「さあ、おしゃべりはおしまいにしましょう。80%の力で相手してあげる。80%。」
なんということだ。

小川あかりは静かに瞑想を始めた、そのあと

「オンマイタラシティソワカ・・・・フォォォォォォ・・・・アアアアアアッー、ぬおおおー かっー、あおおーっ!」

あられもない声で気合を込めるフローラ小川、現役時代に使った筋肉細胞を再起動させている。

「問題は、この筋肉の動きに腱や靭帯がついて行かないことだけど、30分くらいなら何とかなるらしいの。さあ、覚悟なさい」
因縁の対決のゴングが鳴った。

闘いが長引くと不利(という設定)のフローラ小川がドロップキックを連発して追い込んでゆくが、小川あかりも実の母親に掌底をカウンターで叩きこむ。壮絶な母娘暴力が展開された。

しかし10分過ぎに仕掛けた小川あかりのレッグドロップが入ったのかF小川が勝負に出てストレッチプラム、ネックブリーカー。しかしこの攻めを受けきった小川あかり、突進をスモールパッケージで切り返し、焦ったところを逆片エビに捕らえた。フローラ小川は腰に爆弾を抱えているのでたまらない!!

「ギャーッ」
バシャアッ!!
フローラ小川、口元から緑色の液体を吐いて悶絶した。

カンカンカンカン
危険と判断したセブン山本が試合を止めた。勝負タイム15分17秒。

「ぐ・・・ごぼっ」
口から緑色の液体を垂れ流しながら苦しむフローラ小川。勝ったものの呆然とする小川あかり。
「おっかしいなあ」
欲野医師がノートPC片手にリングに上がり、フローラ小川の状態をチェック。
「でもこれで実戦データが取れた。再調整が必要やね。」

謎のナース軍団が現れフローラ小川の身体を銀色のシートで包み、ストレッチャーに乗せて引き揚げた。場内爆笑。
小川あかり、呆然とした表情で引き揚げた。

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セミは菊次莉乃VSクリス・モーガン。パワーで圧倒的に上をゆくモーガンの猛攻に菊次、なすすべなくパワースラムに沈んだ。勝負タイム11分8秒。

メインはSPZ選手権。新王者玄海恵理に対するは、長原ちづる。例によってゴング前に怪しいコーヒーコークを飲んで攻撃力を高める玄海恵理。

「オラオラオラー」

コーヒーコークで攻撃力を高めた玄海が圧倒的な攻めを見せる。玄海必殺のラストライド、1度はカウント2で返した長原、2度目もギリギリで返した長原、場内どよめき

「じゃあ完全にぶっ壊してやる!」

3度目のラストライド炸裂。長原返せず終了。

「ふふ、意外と根性あるな」

勝負タイム19分25秒、長原は足腰が立たなくなり、担架で引き揚げる屈辱を味わった・・・・・
王者は初防衛に成功。これで通算防衛回数も21となり歴代8位のビューティ市ヶ谷に並んだ。

2013年12月21日 (土)

第1,640回 KOスリーパー炸裂

73年目3月
「ファイヤーソウルシリーズ」開幕。

シリーズ第7戦の千葉大会で欲野深子、サキタン組がゴールドフェンリル、USAを下してあばしりタッグ王者に輝いた。

外人組のパワフルな攻めに苦しんだ欲野深子&サキタンの2人だったが、素早いタッチワークで的を絞らせず、決定的なピンチを作らなかった。そして最後は30分経過前に欲野がいきなり仕掛けた。

「はっ」

普通のスリーパーホールドからするするっと変形のドラゴンスリーパーに移行。足もフックしているので脱出しにくい。どんどんUSAの体から力が失われてゆく。

「マイッタした方がいいと思いますよ。本当に落としますよ」

欲野深子、精密機械のように絞め続けてゆく。これが欲野の決め技、「KOスリーパー」である。仕掛けられた相手は必ずKOされてしまうからこの名がついた。

懸命にこらえたUSAだったが、脱出できない。カットに入るべきゴールドフェンリルは場外でサキタンがしっかりと釘付け分断!!

「AUN」

何とも言えないうめき声を発したUSAが意識を失った。危険と判断したレフェリーが試合を止めた。勝負タイム29分0秒。

「ま、当然の結果でしょう」

悪の若手コンビ、欲野深子&サキタンがあばしりベルトを奪取した。

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シリーズ最終戦はさいたまドーム大会。

第1試合は山科瞳VSユン・メイファ。この日もテコンドー仕込みの鋭いキックを連発して11分23秒、山科をあっさり下した。

第2試合はタッグマッチ。小早川志保、野村あおばに対するは越後しのぶ、テディキャット堀。1年間の練習そして実践の成果を先輩2人にぶつけて行った越後だったが、小早川のスピードは越後にプロレスをさせなかった。それでも鋭いエルボーを乱打して小早川をあわてさせる。

「くっ、さっさと・・・」
ならばと合体攻撃、サンドイッチラリアット。これで越後はひとたまりもなく倒れ、15分49秒、3カウントを奪われた。

休憩前第3試合はNOTORI VSウトン・ヴェゲアラカ。

アポカリプスの核弾頭のNOTORI、この日は休憩前で外人とあたるカード。しかしこの試合はヴェゲアラカのパワーが勝り、15分6秒、フロントスープレックスで3カウントが入った。

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休憩明けは6人タッグマッチ。ダークヴィーナス、欲野深子、サキタンのアポカリプス3人衆に対するはザ。USA、ゴールドフェンリル、エレナ・ライアン。6人タッグならではのバタバタした攻防が繰り広げられたが、乱戦の中ダークヴィーナスが最後つかまってしまい、14分9秒、エレナのトラースキックに3カウントを喫した。

そしてセミ前、またも因縁のカード。フローラ小川VS小川あかり。

2013年12月20日 (金)

第1,639回 コーヒーコークの力

73年目2月

スノーエンジェルシリーズ 最終戦

横浜スペシャルホール大会。

休憩後第5試合はここ最近のビッグマッチの定番カード、フローラ小川VS小川あかり。壮絶な家庭内暴力、親子間バイオレンスを制したのは小川あかり。やはりまだフローラ小川、全盛期の感覚を取り戻してはいないようだ。銀色のシートにくるまれストレッチャーに乗せられて花道を運ばれるフローラ小川54歳、場内大爆笑。

小川あかり、勝つには勝ったものの、どこへ向かおうとしているかわからない母親の姿を見て呆然。

セミ前第6試合はレミー・ダダーンVS長原ちづる。

長原が外人の力押しをしのいでジャーマンに持ち込めるかがポイントの試合だったが、やはりダダーンの力押しが凄く、長原はズルズルと押し込まれてしまう。パワーボムはウラカンラナで切り返したものの、続けてフェイスクラッシャーで派手に叩きつけられて3カウントを許した。勝負タイム13分0秒。

セミは最強外人、クリス・モーガンVS新外国人、ガラパシ・ガルパン。

「か、かいせつの杉浦さん、ガラパシ・ガルパン選手、初来日でビッグマッチのセミに登場ですが・・・どんな選手なんですか」

「弊社の山本がロシア出張で発掘しました。まあ弊社の人材発掘能力は世界一ということで」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

伝統的にロシアはスポーツとしてのレスリングが盛ん。なんでもガルパンはロシア南部コーカサス山脈のふもとでレスリングをしながら警備員で生計を立てていたという経歴を持つ選手。地元のレスリング大会で優勝したのを見たセブン山本がSPZ参戦のオファーを出したようだ。

ガラパシ・ガルパン、IWWFの看板選手・モーガンの力押しを懸命にこらえたが、徐々に追い込まれていき、ポセイドンボンバーに力尽きた。勝負タイム11分20秒。

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そして、メインはSPZ戦、王者菊次莉乃に対するは、玄海恵理。

入場テーマこそ今まで同様の「いざゆけ若鷹軍団」だったが、玄海、コスチュームを黒系統のものに変えて悪役らしくサングラスをかけて入場。

そしてリングに上がるや、青コーナー下に置かれた小型のクーラーボックスを開け、中の小瓶に入ったコーヒーコークを飲むパフォーマンス。場内爆笑。

「かいせつの杉浦さん・・・玄海選手、コーヒーコークを飲んでますね」

「ええ、これはおそろしいですよ」

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コーヒーコーク

いうまでもなく、ブラック・コーヒーと、コーラを一定割合で混合したものがコーヒーコークと呼ばれている。

日本では コーヒーはミルクと砂糖を入れて飲む甘い飲み物というイメージが先行し コーヒーコークという飲み方は定着しなかったが、コーヒーの産地で かつアメリカ文化圏の影響を受けている中南米諸国では わりとポピュラーな飲み物のようである

コーラの爽快感と、コーヒーに含まれるカフェインの影響で、集中力や体のキレが高まる魔法の飲み物として愛好するものも少なからず存在する。

日本プロ野球の最強外人として2000本安打を達成した A・ラミレスもベネズエラ出身ということもあって コーヒーコークを愛飲しており、ベテランの域になっても活躍できたのもコーヒーコークの効果だという説がささやかれており、ラミレスの影響を受けた若手野球選手の中にはコーヒーコークを飲んで夏バテ回避を図る者も少なくない

ちなみに 一部スポーツ紙で 巨人軍好調の要因とコーヒーコークの効用が結び付けられて報道されてからは 身体を酷使する長時間労働会社員、受験生、クリエイター連中がこぞってコーヒーコークを自らブレンドして作成し、セルフメディケーションを図るものが後を絶たなかったようだが 日本人の口には合わないらしく 定期的に飲用している者は ごくまれである

高幡書房 世界喫茶店裏メニュー大全 より

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「プハー、燃えてきたぜえええ 菊次がなんぼのもんじゃい ぶっ潰してやるぜ」

コーヒーコークの効果で攻撃力をアップさせた玄海恵理、両腕を幾度か交差させて菊次を威嚇するパフォーマンス。

「もう、玄海さんの時代じゃあない。ガンガン行くよ」

しかしコーヒーコークの効果か、玄海の攻めが鋭く重い。菊次がズルズルと攻め込まれてしまう。

「ウオオオー」

最後はラストライド。まともに食らった菊次はフォールを返せなかった。

菊次、王座転落。勝負タイム20分13秒。

「ドゥハハハハ、まだまだ暴れてやんぜオラアアアアア」

コーナーに上がって勝鬨を上げる玄海さんであった。

2013年12月19日 (木)

第1,638回 73年2月 玄海恵理まさかのヒールターン

「げんかい・・・さん、オンドゥルギッタンディスカー!!」
と言って玄海に殴りかからんとした小川あかりだったが、多勢に無勢、アポカリプスの面々によって殴り倒されてしまう。
「ふぁふぁふぁふぁ、これでSPZは我々アポカリプスが支配した・・・・」

玄海恵理、まさかのヒールターン、これを受けてSPZフロントは急きょカードの組み直しを行った。

第6戦金沢大会メインで組まれたのはSPZ世界タッグ選手権、王者菊次莉乃、長原ちづるに対するはレミー・ダダーン、ザ・USA組。試合はダダーンの力押しを王者チームの2人が懸命に耐える展開となり盛り上がった。
「DEAAAAA」
ダダーンの猛烈ラリアットで長原吹っ飛ぶ。そこへUSAがパイルドライバーの追い打ち。王者チームもUSAに的を絞り分断しようとするがUSAも懸命のつなぎ、で、最後は48分56秒の激闘の末、菊次がダダーンにつかまり、拷問コブラツイストの前に無念のギブアップ。タッグ王座が海外流出してしまった・・・・

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星条旗を振って勝どきを上げるジ・USA。なにげにタッグ2冠王。

シリーズ7戦目の高岡大会で新人のカンナ神威が20分15秒の熱戦の末ドロップキックで小早川志保を下すという金星。

そして最終戦は横スペ大会。

第1試合はユン・メイファVSエレナ・ライアン。けっこうなペースで来日し会場人気も出てきたユン・メイファ。この日も得意のキックが冴える。そのまま押し切りハイキックで12分55秒、勝利。

第2試合は野村あおば、山科瞳のアイドルタッグにテディキャット堀、越後しのぶの新人タッグが挑むタッグマッチ。なんとこの試合、越後がボディスラムで山科を下して新人タッグが勝ってしまった。場内どよめき。

続く第3試合、小早川志保、カンナ神威VS欲野深子、サキタン。この試合は盛り上がった。小早川が大物新人のカンナを引っ張り、小悪魔2人と真っ向勝負を繰り広げたが、最後はサキタンが背面トペで小早川を押さえ込んで23分36秒、フォール勝ち。

続く第4試合もタッグマッチ。NOTORI、ダークヴィーナスに対するは、ジ・USA、ウトン・ヴェゲアラカ。この試合はアポカリプスの連携が勝り、ダークヴィーナスがダークVキックでヴェゲアラカを仕留めた。勝負タイム10分25秒、その試合が終わると休憩。

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そして休憩後第5試合。SPZの3代目ヒロイン・小川あかりが弱り切った表情で入場。対戦相手は先月と同じく実の母親フローラ小川54歳。しかし表情や風貌、体のつくりは10代後半のそれで若々しく、年配の雰囲気はみじんもない。

「欲野先生にお願いしてips細胞を大量注入してもらって若返りに成功したわ」

あははハハハハハ!!
場内爆笑

「あかり、あなたは格闘技に向いてないのよ。大きな事故をやらかしちゃう前に、母さんがあなたを再起不能にしてあげるわ」

 「わ、私だってパワーはともかく、テクニックならSPZで一番だから」

「なにがテクニックよ。あんたみたいのはね、『くそみそテクニック』っていうのよ。」

 「・・・・くっ」

「さあ、おしゃべりはおしまいにしましょう。70%の力で相手してあげる。70%。」
なんということだ。

「フォォォォォォ・・・・アアアアアアッー、ぬおおおー かっー、あおおーっ!」

あられもない声で気合を込めるフローラ小川、現役時代に使った筋肉細胞を再起動させている。

「問題は、この筋肉の動きに腱や靭帯がついて行かないことだけど、30分くらいなら何とかなるらしいの。さあ、覚悟なさい」

異様な雰囲気の中ゴングが鳴った。裁くレフェリーはセブン山本。なんと序盤からフローラ小川が仕掛けた。素早い動きで小川あかりを翻弄。しかし小川あかりもネックブリーカーで反撃。弱ったところをミサイルキック。

「ぐうっ」

吹っ飛ぶフローラ小川だ。そこへ2発目のネックブリーカー。これはまともに決まった。3カウント。
「ぐ・・・ごぼっ」
口から緑色の液体を垂れ流しながら苦しむフローラ小川。勝ったものの呆然とする小川あかり。
「おっかしいなあ」
欲野医師がノートPC片手にリングに上がり、フローラ小川の状態をチェック。
「でもこれで実戦データが取れた。再調整が必要やね。」
謎のナース軍団が現れフローラ小川の身体を銀色のシートで包み、ストレッチャーに乗せて引き揚げた。場内爆笑。

小川あかり、呆然とした表情で引き揚げた。勝負タイム14分49秒。

2013年12月18日 (水)

もうすぐXmas20131218

Xmas 昔・・・ケーキが食べられる数少ない日

今・・・独り身の寂しさを感じなくもない日

今夜も酒を。

(今週のスポーツニュースのようなもの)

◆プロレス

世界ジュニア王者金丸、防衛に失敗

12.15後楽園、ファン感謝デーなのにタイトル戦が組まれ、ウルティモドラゴンにアサイDDTで敗北し王座を手放す。次期挑戦者は青木篤志。

次の三冠挑戦は大森さん

アックスボンバーを2発ぶち込めば勝機はある、が、ヨコヅナインパクトにあっさりやられてしまうかもしれない。次のチャンスはそうそうないと思うので頑張れ大森さん。

Mrクリスマスが全日マット初登場

中の人はもうバレバレだが・・・・SUSHIと対戦、クリスマスのみ1カウントフォールで負けという圧倒的不利な特別ルールをものともせずSUSHIに快勝。

◆野球ストーブリーグ

スタンリッジ(前阪神)・サファテ(前西武)ソフトバンク入り

やはりカネもっているところは違う・・・

中村紀プロレクト漏れか?

この原稿を書いている時点ではDeNAから阪神にプロテクト名簿は提出されており「特に驚きはない」らしいのでひょっとしたらプロテクトされているのかも。

◆マラソン

川内優輝・防府国際マラソンで2時間10分切り

12/1の福岡国際に続き、月間2度のサブテン達成。モンゴルのバトオチルとの競り合いに負け2位となるも、福岡の激走から2週間しかたっていないことを考えたら驚異的。おそらく世界初ということでギネス申請するとか。大晦日はスペインに遠征して10kmロードに出走するらしい。

◆都知事の5000万円

選挙資金で5000万円もらったくらいどの政治家もやっている話。なぜ今頃大騒ぎになったのか。五輪利権か。都の潤沢な税収を狙う財務省の陰謀か。辞めろコールの裏にあるものを私たちは見なくてはなりません。

今週はこんなところ。

2013年12月17日 (火)

第1,637回 座右の銘は、現状打破

73年目2月
「スノーエンジェルシリーズ」開幕。

シリーズ初戦の山口大会で事件が起こった。

地方でよくあるSPZ正規軍VSアポカリプスの6人タッグ戦、ダークヴィーナス、NOTORI、欲野深子VS玄海恵理、小川あかり、小早川志保のカード。このメンツでは一人格上の玄海が暴れまわり、
「オラオラオラー」
パワースラムでNOTORIを追い詰める。代わって出てきた欲野には鋭い角度のバックドロップ。しかし調子がいまいちなのか決めきれずパートナーに託してしまう。んで、最後はよくある6人が入り乱れての乱戦に持ち込まれ、最後は小早川が欲野深子のKOスリーパーにやられてしまった。

「うう・・・ごほっ」

咳き込む小早川を介抱する小川あかり、頭を抱える玄海。

そこへアポカリプス軍のアドバイザー欲野深三医師がリングに上がった。

「ヘイッ、玄海さん」
「何だよう、やぶ医者」

「ふっ、ワシはなあ、お前の圧倒的肉体に興味がある」
とりようによってはとってもやばいセリフだぞ

「えっ」

「おまえの体力と体格はSPZ72年の歴史でも有数のものがある。お前は、優しさからか心の底でその爆発力にブレーキをかけているように見える」

「なに」

「なにがいいたいかというと、お前は持てる力の半分しかリング上で出していない。手負いを出したくないというお前の優しさゆえにな、だから菊次ごときに負けるのだ」

「く・・・・」

「そこでだ。我がアポカリプス軍に入らんかね。ワシの手によって肉体チューンナップすれば菊次など物の数ではない」

「玄海さん、行っちゃダメ」

制止する小川あかりだったが
「おもしろい」
玄海恵理、歩み出て

「あたしの座右の銘は『現状打破』たい」
どわあああああ
「それでは例のものを」

セコンドのサキタンが本部席のクーラーボックスから怪しげなペットボトルを取り出す。

「これを飲むがいい、玄海。わしが愛飲しているコーヒー・コークだ。南米はベネズエラで流行している飲み物でな。わしはこのおかげで日々体調すっきりなのだ。これを飲むことで体のケアが楽になるぞ」

「ほう」

「玄海さん、飲んじゃだめで・・・うう」

小川あかり、制止しようとしたところでフローラ小川の蹴りをもらってしまう。
ゴクッ
その瞬間玄海の動きが

UGAAAAAAAA
凶暴化した。

呆然と立っていた小川あかりの頭ををグーで殴った

そのままマウントを取って殴る殴る
ぎゃああああああ
場内どよめき

カンカンカンカン

本部席でゴングが乱打されるが何の効果もない。入ってくるセコンドの若手を突き飛ばしラリアットして大暴れ。どうやらあのコーヒーコークには暴力性向を高める危険な何かが入っていたらしい・・
セコンド全員が叩きのめされた、

「ああ、ああ、あああーーーーーーー」
いっちゃった瞳で荒い息をつく玄海恵理

小川あかり、ゆらりと起き上がる。額からおびただしい出血だ。

「げんかい・・・さん、オンドゥルギッタンディスカー!!」

と言って玄海に殴りかからんとした小川あかりだったが、多勢に無勢、アポカリプスの面々によって殴り倒されてしまう。

「ふぁふぁふぁふぁ、これでSPZは我々アポカリプスが支配した・・・・」

欲野医師が高笑い。これは大変なことになってしまった。

「か、かいせつの杉浦さん・・・」

「まあ、玄海選手もこのまま落ちていくことを良しとしていなかったんでしょうね。ただ手段を選ばないのはどうかと思うんですけどねえ。まあ今後期待しましょう」

2013年12月16日 (月)

第1,636回 くそみそテクニック60

73年目1月シリーズ

新春ロケットシリーズ 最終戦・新日本ドーム大会

休憩後第4試合は欲野深子&サキタンが登場し、小早川志保・カンナ神威と対戦。早いタッチワークでペースを握る欲野とサキタン。新人のカンナ神威もこの速い流れに懸命についてゆくも、サキタンのムーンサルトを食らって離脱してしまう。

小早川が懸命の応戦を見せて試合は盛り上がった。しかし最後は4人が入り乱れ乱戦の中、合体パワーボムを2連発でカンナ神威に決めたサキタン、欲野が29分59秒、タイムアップぎりぎりで勝利。

カンナ神威、最後は力尽きてしまったものの、格段の成長ぶりをファンに見せつけた。

**************************

そして第5試合。小川あかりが弱り切った表情で入場。対戦相手は先月と同じく実の母親フローラ小川54歳。しかし表情や風貌、体のつくりは10代後半のそれで若々しく、年配の雰囲気はみじんもない。

「欲野先生にお願いしてips細胞を大量注入してもらって若返りに成功したわ」

あははハハハハハ!!

場内爆笑

「あかり、あなたはどんくさいから格闘技に向いてないのよ。大きな事故をやらかしちゃう前に、母さんがあなたを再起不能にしてあげるわ」

 「わ、私だってパワーはともかく、テクニックならSPZで一番なんだから」

「なにがテクニックよ。あんたみたいのはね、『くそみそテクニック』っていうのよ。」

 「・・・・くっ」

「さあ、おしゃべりはおしまいにしましょう。60%の力で相手してあげる。60%。」

もう言葉もない。

「フォォォォォォ・・・・アアアアアアッー、ぬおおおー かっー」

あられもない声で気合を込めて出力を上げるフローラ小川、現役時代に使った筋肉細胞を再起動させている。

「問題は、この筋肉の動きに腱や靭帯がついて行かないことだけど、30分くらいなら何とかなるらしいの。さあ、覚悟なさい」

異様な雰囲気の中ゴングが鳴った。裁くレフェリーはセブン山本。

肉体改造後初めてのシングル対決だったが、フローラ小川のグラウンドセンスが格段の進歩を遂げていた。腕の取り合いでも小川あかりに引けを取らぬ攻防を見せた。しかし10分経過とともにフローラ小川

「ぜぇぜぇ・・・」
息が上がってしまった。そこへ小川あかりの逆片エビ固め!!

フローラ小川、懸命にこらえてロープへ逃げた。

これ以上は受けられないと判断したフローラ小川、ストレッチプラムで勝負をかけたが小川あかり懸命にロープへ。小川あかり、再度の逆片エビで動きを止めてからネックブリーカー。これで3カウントを奪った。勝負タイム17分34秒。それなりにいい試合だったのだが・・・
「ギギギ」
口から緑色の液体を垂れ流しながら苦しむフローラ小川。勝ったものの呆然とする小川あかり。

「おっかしいなあ」
欲野医師がノートPC片手にリングに上がり、フローラ小川の状態をチェック。
「でもこれで実戦データが取れた。再調整が必要やね。」

謎のナース軍団が現れフローラ小川の身体を銀色のシートで包み、ストレッチャーに乗せて引き揚げた。場内爆笑。
小川あかり、呆然とした表情で引き揚げた。

セミは玄海恵理VSレミー・ダダーン。ここの所調子を落としている玄海がパッとしないファイト。ズルズルと押し込まれてしまい、14分3秒、ラリアットに敗北。

「クソ・・・こんなはずじゃあ」(玄海)

一時期は無敵を誇った玄海だが、ここの所元気がない・・・・

*************************

メインはSPZ戦、新王者菊次莉乃、初防衛戦の相手は同期でタッグパートナーの長原ちづる。早い段階でミサイルキックを仕掛けた菊次が優位に立ち、鋭いソバット連発で中押し。そして2度目のミサイルキック。つけ入るすきを与えない猛攻を見せた菊次、ラリアットで動きを止めてからローリング式のエルボーを叩き込んで3カウントを奪った。王者が初防衛に成功。勝負タイム15分21秒。

2013年12月15日 (日)

第1,635回 73年目1月 新春ロケットシリーズ

73年目1月
「ちょっと設立遅すぎない?」
長原ちづるのファンクラブ設立。

新春ロケットシリーズ開幕。初戦新潟大会でSPZタッグ選手権がいきなり組まれた。王者玄海恵理、小川あかりに挑むのは挑戦者菊次莉乃、長原ちづる組。至宝SPZ王座を菊次に奪われ、タッグリーグの優勝も逃した玄海。ここらで先輩の貫録を示しておかないと完全に世代交代を印象付けてしまう。

序盤は菊次と小川あかりが軽量同士のスピーディーな攻防を展開。そして小川が流れを作ってからのっそりと玄海が登場。

「うおおお」
頭突きを入れる。しかし畳み掛ける攻めが見られない、逆に菊次のソバットをもらってしまう・・・
「テンションあがってきたー!!」

菊次がデスバレー。玄海のガタイを持ち上げて頭から落とす。これで玄海の動きが止まり後を小川に託さざるを得なくなった。

「これで終わり」
ムーンサルトはカットに救われたものの、続くダブルインパクトを食らっては小川どうにもならず3カウントを奪われた。29分43秒、王座移動。菊次2冠王。王者組は4度目の防衛に失敗。

********************

2戦目の高松でテディキャット堀がシングル初勝利。ユン・メイファを丸め込んだ。

3戦目の徳島では新人のカンナ神威がサキタンをタックルで倒してそのまま3カウントを奪う快挙。そしてカンナ神威は4戦目の高知ではダークヴィーナスにも勝って驚異の新人ぶりを見せつける。さらに第6戦の岡山では腕固めで元SPZタッグ王者のNOTORIからギブアップを奪った。若い力は確実に育っている。

シリーズ第7戦新潟大会メインはあばしりタッグ選手権、王者小川あかり、小早川志保に対するはゴールドフェンリル&ジ・USA組。USAは初来日の善玉覆面レスラーというふれこみ。

「解説の杉浦さん、ザ・USAというのは」

「IWWFさんから推薦がありまして今回のサーキットに参戦させました。見ての通り馬力は小川選手の圧倒的に上をゆきますから、グラウンドに持ち込むのも苦労するでしょうね」

けっこうな威力のタックルで弾き飛ばされる小川。ドロップキックのフォームも様になっている。IWWFは人材の宝庫と言われるゆえん。代わった小早川も防戦一方、。ズルズルと外人組のペースで試合が進み、小川はパイルドライバーを食らって悶絶。そのあとゴールドフェンリルが執拗なコブラツイストでいたぶる。

そのあとは小早川がつかまってしまい、ゴールドフェンリルのDDTをくらってしまう。そしてフラフラの小川が孤立してしまい、USAのミサイルキックを食らって敗北。王座移動。勝負タイム45分50秒、小川あかり、あばしり王座も失った・・・

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最終戦は新日本ドーム大会。
第1試合ではユンメイファがキックを連打し、エレナライアンからフォール勝ち。

続く第2試合は若手中堅のタッグマッチ。越後しのぶ、野村あおばVSテディキャット堀、山科瞳組。この試合は12分あまりの熱戦の末、野村あおばがムーンサルトプレスをT堀に決めて勝利。

続く第3試合は昨日あばしり王者になったばかりのゴールドフェンリルとUSAが入場。NOTORI・ダークヴィーナスと対戦。

第3試合に回された最大派閥アポカリプスとしては負けられない一戦。しかしUSAのものすごいミサイルキックにダークヴィーナスが吹っ飛ぶ。そこへゴールドフェンリルが入ってきてサンドイッチラリアットの追い打ち、そして

「トマホーク!」
トマホークDDT炸裂。一発目はNOTORIのカットに救われたが立て続けに2発目をもらってしまい万事休す。勝負タイム18分36秒。

2013年12月14日 (土)

第1,634回 73年目12月 ウルトラタッグリーグ(下)

73年目12月 ウルトラタッグリーグ戦

リーグ戦も佳境。

第7戦は仙台大会。

スバリカラス○、ハリノキ(6点、ラリアットからの片エビ固め 15.17)F小川、NOTORI×(2点)

フローラ小川53歳が連戦で疲労していたためか、最後はスバリカラスとNOTORIの一騎打ち状態に。スバリカラスのフランケンシュタイナーを切り返したNOTORIだったが、不意打ちラリアットを食らって悶絶。

菊次○、長原(10点、エルボーからの片エビ固め 7.44)メイファ×、ライアン(0点)

菊次とメイファが接近戦でやりあう中、タイミングよくエルボーをぶち込んだのが菊次。昏倒したメイファは無念の3カウントを聞いた・・・

Dジョーカー○、Dヴィーナス(6点、ダブルインパクトからの片エビ固め 16.45)レミー×、Gフェンリル(10点)

最終戦の相手が0点のメイファ組なので、ここで勝つか引き分ければ優勝がほぼ確実となるレミー組。しかしダーク軍も最大派閥の名にかけて簡単に負けてたまるかと抗戦した。
「DEAAAA」

レミーの強烈パイルドライバーでダークヴィーナスの動きが止まった。しかしダークヴィーナスも懸命にシャイニングウィザードで反撃、終盤は4人が入り乱れる攻防。場外へフェンリルを落としたダークジョーカー、ここでスッとダークヴィーナスがレミーを肩車

「ウワーッ」
ダークジョーカーが飛んだ、ダイビングラリアット炸裂。これでレミーは無念の3カウントを聞いた・・・これで1敗の菊次組、玄海組に優勝の可能性が出てきた。

玄海○、小川(10点、キャプチュード 11.45)欲野×、サキタン(4点)

優勝可能性の出てきた玄海、豪快な頭突き乱打で相手チームをきりきり舞いさせて最後はキャプチュード葬。

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かくて最終戦、さいたまドーム大会。

Dジョーカー、Dヴィーナス○(8点、ダークVキックからの片エビ固め 16.10)F小川、NOTORI×(2点)
最終戦第4試合はアポカリプスの同門対決。合体攻撃でリズムをつかんだダーク組みが優位に立ち、最後はNOTORIを孤立させて、ダークヴィーナスのダークVキックで熱戦に終止符。

スバリカラス、ハリノキ○(8点、トラースキックからの片エビ固め 15.02)欲野×、サキタン(4点)
欲野組、3勝目ならず。ヒールコンビらしい乱戦に持ち込んだまでは良かったが、タイミング悪く欲野がハリノキのキックをもらってしまい悶絶。押さえ込まれて3カウントを喫した。

レミー○、Gフェンリル(12点、パワーボムからのエビ固め 9.33)メイファ×、ライアン(0点)
レミー組はメイファ組を落ち着いて下して、勝ち点10でリーグ戦を終えた。このあとメインイベントで勝った方と激突する・・・

菊次、長原○(12点、裏投げからの片エビ固め 23.39)玄海×、小川(10点)

優勝決定戦に行くためにはまず目の前のメインイベントに勝つしかない両チーム。引き分けたらその時点で外人組の優勝が決まってしまう。しかし試合は一進一退の攻防。焦れた菊次が早めに仕掛けて玄海にムーンサルト!しかし玄海も返して小川にスイッチ。早いタッチワークを見せた玄海組。要するに玄海が休みながら一つ一つの技をしっかり決める戦法。時間だけが過ぎてゆくと思われた中

「全国1000万のファンの皆様お待たせしました」
長原が玄海のバックに回りジャーマン!玄海返す。ならばと長原、組みついて裏投げ!!
「がっ」
元絶対王者の玄海、これで3カウントを奪われてしまった・・・・
玄海小川2連覇ならず。

「うう」
頭を押さえながら引き揚げる玄海、入れ替わりはいってきたのはセミに出場して楽勝したレミー・ダダーンとゴールドフェンリル。

「さあ、もう1R、いこかー」
菊次、セコンドから手渡されたスポーツドリンクのボトルで口をゆすいでから

「やりましょうか」
インターバルなしで優勝決定戦のゴングが鳴った、どう考えても23分の激闘を勝ち抜いた菊次組が不利。ゴールドフェンリルを引きずり出したいところだが、ゴールドフェンリルも引きどころをわきまえたファイト。この選手ただのパフォーマーではない。そして満を持してダダーン登場。ヒップアタックという意表を突く攻撃で菊次をたじろがせそしてパイルドライバー。2発目のそれはツープラトン。

代わって出てきた長原も相手のパワーを警戒してのこわごわファイト。それでも、裏投げで弱ったのを見るや、

「お待たせしましたー」

バックに回ってジャーマン!ハイブリッジできまった大技。レミー・ダダーンはフォールを返せなかった。
菊次、長原組が2連勝。20分30秒の優勝決定戦を制し、レミーダダーンも撃破。

「やりましたー!!」(菊次)
やったー!これはあれかな!?もって生まれた才能?(長原)

賞金500万円を手にしてにっこり笑う2人だった。
年末のプロレス大賞、MVPは取れなかったが、最優秀新人はカンナ神威、シングルのベストバウトで玄海VSモーガンの一戦が選ばれた。

2013年12月13日 (金)

第1,633回 73年目12月 ウルトラタッグリーグ(中)

73年目12月 ウルトラタッグリーグ戦

第4戦は九州ドーム大会。

欲野○、サキタン(4点、変形ドラゴンスリーパー 19.15)F小川、NOTORI×(2点)

アポカリプスの同門対決。しかし欲野・サキタンは大先輩?のF小川に対しても全く容赦のないファイト。エルボーで鼻から流血させる。ならばとNOTORIが奮戦するが、欲野がしかけた変形ドラゴンスリーパーにつかまってしまう。あわててF小川がカットに入ったがサキタンがうまく殴って逆カット。こうなってはNOTORI、タップするしかなかった。

Dジョーカー、Dヴィーナス○(2点、掌底からの片エビ固め 7.12)メイファ×、ライアン(0点)

ダークコンビがようやく初日。ダークヴィーナスがメイファとの打撃戦を制した。

レミー○、Gフェンリル(6点、パワースラムからの片エビ固め 18.0)菊次×長原(4点)

連勝同士の対決を制したのは外人組。レミー・ダダーンの突進をひらりとかわす長原。相手の力を利用して逆に投げる。しかしレミーも強引なラリアットで流れを引き寄せる。しかしパートナーのゴールドフェンリルがこの流れについていけない。必然的にレミーのローンバトル。

しかしこの不利な状況下、菊次を捕まえてダイビングプレス2連発。これはかろうじて返した菊次だがさらにパイルドライバー、パワースラムと畳み掛けられてはどうにもならず3カウントを許した・・・・レミー組が3連勝。

玄海○、小川(6点、ラストライドからのエビ固め 19.30)スバリカラス、ハリノキ×(0点)
ハリノキがミサイルキックを連発するなどいい動きを見せたが、最後は玄海がパワースラム、ラストライドの殺人コースを見せて勝利。玄海が地元凱旋を豪快に飾った!

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第5戦は広島若草アリーナ大会。
Dジョーカー○、Dヴィーナス(4点、凶器攻撃からの体固め、12.51)欲野、サキタン×(4点)
アポカリプスの同門対決。。しかしダークジョーカーが暴走し、一瞬の隙をついて栓抜き攻撃。
「アッー」
これで悶絶したサキタン、無念の3カウントを聞いた。

○スバリカラス、ハリノキ(2点、ムーンサルトプレスからの体固め 8.50)メイファ×、ライアン(0点)

AAC代表チームが初勝利。メイファの打撃を受けきってムーンサルトでスバリカラスが3カウントを奪った。

菊次、長原○(6点、裏投げからの片エビ固め 14.40)F小川×、NOTORI(2点)

昨日痛い星を落とした菊次組、もう負けられない。この日はフローラ小川に狙いを定めて攻め立てる。最後は長原が鮮やかな裏投げを決めて、フローラ小川から3カウントを奪取。
「よしっ、2点取った」(長原)

「こんなのは実戦カンを取り戻すための練習の一環。私の目的は小川あかりを抹殺することなのですから」(F小川)

レミー○、Gフェンリル(8点、裏拳からの片エビ固め 18.49)玄海×、小川(6点)

3連勝同士の大一番。小川あかりがつかまりながらも懸命に耐える。一方の外人チームは早いタッチワークで的を絞らせない作戦。しかし主砲の玄海の動きが今一つ。レミーの大技攻勢をもらってたじたじ。最後は棒立ちになったところへ裏拳をもらってしまい崩れ落ちそのまま3カウントが入った・・・
「くそ・・・・」(玄海)
「ウァハハハハ」(レミー)
レミー組、SPZの看板タッグを2連破し、優勝へ大きく近づいた・・・

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第6戦はしゃちほこドーム大会。

スバリカラス、ハリノキ○(4点、合体パイルドライバーからの片エビ固め 14.07)Dジョーカー×、Dヴィーナス(4点)

AAC代表が2勝目を挙げた。空中殺法でダークヴィーナスを戦線離脱させ、孤立したダークジョーカーに集中砲火を浴びせて最後は合体パイルで熱戦に幕。

レミー○、Gフェンリル(10点、パワースラムからの片エビ固め)F小川、NOTORI×(2点)

レミー・ダダーンの蹂躙が続く。フローラ小川もやすやすと弾き返される圧倒的パワーNOTORIの繰り出す農鳥も決定打にならず。それでもレミーのダイビングプレスを膝で迎撃したり逆さ押さえ込みであわやという場面を作ったNOTORIはさすが、しかし最後は落ち着いてパワースラムを決めたレミーが勝利。5勝目を挙げて優勝へまた前進した。

菊次○、長原(8点、ムーンサルトプレス 15.23)欲野×、サキタン(4点)

進境著しい小悪魔コンビがSPZ王者菊次の牙城に挑む。試合は菊次が若い2人の攻めをひとしきり受けてから長原につなぐ手を使った。そして10分を過ぎてサキタンの息が乱れたのを見るや猛攻。最後は孤立した欲野へ菊次がムーンサルトを投下して3カウント奪取、。
玄海○、小川(8点、ラストライドからのエビ固め 12.59)メイファ、ライアン×(0点)

「きょうは安パイ。でも引き締めて行こうぜ」(玄海)
玄海が力ずくで攻め込み、小川がつなぐ。そして最後はダメージの深いエレナへ玄海が満を持してラストライド。

73年目のウルトラタッグリーグ戦、レミー組が5連勝でトップを快走、このまま逃げ切るか?(続きます)

2013年12月12日 (木)

第1,632回 73年目12月ウルトラタッグリーグ(上)

73年目12月
恒例のウルトラタッグリーグ戦。エントリーは下記の8チーム

菊次莉乃&長原ちづる

玄海恵理&小川あかり

ダークジョーカー&ダークヴィーナス

欲野深子&サキタン

フローラ小川&NOTORI

レミー・ダダーン&ゴールドフェンリル(IWWF)

スバリカラス&ハリノキ・リブレ(AAC)

ユン・メイファ&エレナ・ライアン(IWWF)

初戦釧路大会でフローラ小川が3か月の「肉体改造」を終えてリング復帰。6人タッグマッチで顔見世程度のファイトをこなした。
2戦目の札幌大会からタッグリーグがスタート。

欲野○、サキタン(2点、DDTからの片エビ固め 11.42)メイファ×、ライアン

アポカリプスからはなんと3チームがリーグ戦参戦し、SPZ最大派閥の力を見せつけた。まずは悪の若手コンビ、あばしり王座どりを狙う欲野深子&サキタンが登場。外人コンビを追い込み、最後は欲野がDDTで決めた。

レミー○、Gフェンリル(2点、コブラツイスト 18.26)スバリカラス、ハリノキ×
外人対決はIWWFチームに凱歌が上がった。レミーの力任せのコブラツイストが決まり、ハリノキ・リブレはたまらずギブアップ・・・

菊次、長原○(2点、ダブルインパクトからの片エビ固め 17.35)Dジョーカー×、Dヴィーナス

SPZ王者として初めて迎えるシリーズとなった菊次、当然悪の2人から集中砲火を浴びる。サンドイッチラリアットを食らって苦悶の表情を浮かべる。
「潰せッ」
そこを突いて合体パイルドライバー。ならばとパートナーの長原が奮戦。強豪外人ダークジョーカー相手に一歩も引かないファイトで追い込み、最後は
「菊次さん!!」
合体超大技ダブルインパクト炸裂。これでダークジョーカーの戦意を絶って白星発進。

玄海○、小川(2点、キャプチュードからのエビ固め 9.28)F小川、NOTORI×

札幌でいきなり母娘対決が実現。しかしこの試合、玄海が前面に立って暴れる。玄海の圧倒的パワーの前にF小川何もできず。
代わったNOTORIも反撃できずそのまま玄海が押し切って勝利。小川あかり、正式な出番ないまま試合が終わってしまった・・・・

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第3戦は大阪難波パワフルドーム大会。

F小川、NOTORI○(2点、農鳥からの片エビ固め 11.55)メイファ、ライアン×(0点)

フローラ小川、娘に引導を渡すためips細胞を大量投与してリングに上がり、懸案だった腱や靭帯への負担も「タッグマッチで休み休みやればなんとかなる」までになった。この日はNOTORIのフォローに徹し、地味で堅実なファイトでつないで最後はNOTORIが農鳥でかっこよく締めた。

レミー○、Gフェンリル(4点、パイルドライバーからの片エビ固め 12.42)欲野、サキタン×(2点)
レミー・ダダーンの猛進の前に若手2人なすすべなし。

菊次、長原○(4点、裏投げからの片エビ固め 17.10)スバリカラス、ハリノキ×(0点)

スバリカラスはAACで最優秀新人を取った売出し中の覆面レスラーで、世界遠征の一環としてSPZのタッグリーグに参戦したというふれこみ。この日もSPZ世界王者の菊次と真っ向から渡り合う。そしてパートナーのハリノキもミサイルキックを連発するなどスピーディーな動きで沸かせる。
しかし最後は長原がタイミングよく裏投げを決めてハリノキから3カウントを奪った。これで2連勝スタート。

玄海、小川○(4点、ダイビングプレスからの体固め、15.00)Dジョーカー、Dヴィーナス×(0点)

アポカリプスコンビのあくどい連携に苦しんだ玄海だが、そこはうまく小川がフォロー。最後は乱戦の中、ダイビングプレスを決めた小川あかりがダークヴィーナスを仕留めた。

73年目のウルトラタッグリーグ戦、玄海組、レミー組、菊次組が連勝スタート。

2013年12月11日 (水)

寒い、泣ける20131211

働かされすぎで体調崩しました。

今週のスポーツニュース行きます

◆野球

・井端、片岡、大竹巨人入り

金満球団め・・・・・・・西武と広島は人的補償をどうするか。

・阪神久保、DeNA入り

先発手形を約束されたので決断。さあ阪神は人的補償誰を取る。

・ボウカーちゃんの行く末

いまのところ未定・・・・

◆プロレス

最強タッグリーグ、優勝は諏訪間、ドーリング組

潮崎と組んだ宮原健斗が優勝戦進出・・・・・露骨な格上げだ。秋山大森組はKENSO組戦で痛恨の両者リングアウト・・・・

田上明引退

ラストファイトは12.7有明で8人タッグマッチに出場。森嶋杉浦平柳と組んで天龍藤波志賀井上雅と激突。しかし小橋引退試合の時と打って変わって10分ちょいで井上雅がつかまってしまい、オレが田上で試合が終わってしまった。セレモニーで全日四天王そろい踏み(三沢さんは・・・・遺影でしたが)、一つの時代が終わった。これからは社長業で頑張ってください。

◆その他

川内優輝、福島県川内村で走る(12/8)

「前々から川内村が気になっていた」とのことで福島県川内村の復興支援イベントに来場しミニマラソン大会で走る。

◆秘密保護法案成立

まあアメリカさんと組んで中国の脅威に対抗するには制定もやむを得ない。数の力だ巨大与党の横暴だというけれど、選んだのは我々有権者です。

今週はこんなところ・・・・

2013年12月10日 (火)

第1,631回 格闘家としての本能

73年目11月
シリーズ最終戦横スペ大会メインイベント前で公開されたあおりVTR、

夜の新宿二丁目、雑居ビルの2階にある小さいレストラン。
ジュウウウウ・・・・

50歳くらいのおばさんがカキフライを揚げていた。場内爆笑。

頃合いとみるや、50歳くらいのおばさんはカキフライを菜箸ですくってキッチンペーパーをしいたバットの上に置いた。そして皿を用意し、付け合せであらかじめ用意しておいた生野菜を盛り、もう片方に小ぶりのカキフライを5個並べた。

「はい、上がりましたよ」

冬が近づく2081年、定番メニューにはないが、別途手書きされた「本日のおすすめ」の一番上に「カキフライ1000円」とあった。

「季節のメニューを用意しないと固定客はついてこない・・・・」

元SPZ王者にしていまは新宿二丁目で洋食店「ザ・ガロニ」を経営しているフローラ小川53歳、調理場でため息をついていた。長年の夢である自分の店を持ったが、あまり儲かっていないらしい。

そして夜10時
「オールオーダーストップです」
「じゃあ、先に上がらせていただきますね」

フローラ小川53歳、レジ締めと後片付けをスタッフに任せ、裏口から店を出た。流しのタクシーを捕まえて一言、
「六本木まで」
場内爆笑。

そして30分後、六本木の雑居ビル、エレベーターに乗り込んだフローラ小川、押しボタンの下にある鍵穴に持参した秘密のキーを差し込み、隠しボタンを押した。こうすることで隠しフロアである地下2階に行ける。

地下2階、秘密オフィスのドアにもテンキー入力装置があった。
「1、1、9、2、E」
ピーという電子音がしてドアが開いた。そこは秘密の病院だった。そこには白衣を着た初老の男。マッド医師欲野深三だ。

「じゃあ、フローラさん、用意はいいかね」
フローラ小川(本名:西花子)、コートを脱いでブラウスの袖をまくった。
欲野医師の右手にはぶっとい注射器が!コワイ!
「ちょっとちくっとするけど勘弁ね」
「ぎゃああああああああああああ」

フローラ小川絶叫。ここで画面暗転。場内爆笑!!

午前0時、若返りに成功して10代後半の肉体を取り戻したフローラ小川、タンクトップとスパッツの練習着をまとっている。

「ウオオオおおおお」

スパーリングの相手は屈強な体つきの謎の男性戦闘員クリーチャー。場内どよめき。フローラ小川、相手の当たりを懸命に受け止め、足を引っ掛けてグラウンドに持ち込み、もみ合った後うまく相手の腕関節を捕らえてぎりぎりとひねりあげる。

バキッ

フローラ小川、容赦なく相手の右腕をへし折った。
「UOAAAAAAAA」
口から緑の液体を吐いてもがき苦しみリング下に転落する戦闘員。

「これで・・・15人」
荒い息をつくフローラ小川。コーナーにもたれて差し出された怪しい補水液を飲む。

「もう一丁!!」
叫ぶフローラ小川。
よく見るとリング下には腕や足をへし折られた謎のクリーチャーが転がり呻いている。殺伐!!

シャッターが開き、新手の戦闘員クリーチャーが現れてフローラ小川に突進する。
「グワーッ!!」
1分後、この夜16回目の悲鳴が轟いた。

ここでナレーション。

「SPZクライマックスで全敗に終わったフローラ小川、さすがに自らの非力を悟り、秘密特訓と肉体再改造を決意。」

「ips細胞で若返りに成功したフローラ小川だが、最大の課題は長年のブランクで失われた実戦カンと、格闘家としての本能を呼び覚ますことだった。」

爆笑

「ふがいない三流レスラー、小川あかりを引退に追い込むため、フローラ小川は死をも恐れぬスパーリング特訓を行った。アポカリプス病院秘密研究所の特殊クリーチャーを相手に格闘訓練を重ね、実戦カンを取り戻しつつあった」

「アー、アー、アアーッ」

若返り肉体での活動限界ギリギリまで特訓を重ね、19体のクリーチャーを倒した。いっちゃった表情で荒い息をつく。そしてその場に崩れ落ちた。

2時間後、ストレッチャーに乗せられて病室に運ばれたフローラ小川、投与したips細胞の効果が切れたのか、表情はもうおばさんのそれに戻っていた。病院の患者ガウンを着た状態でゆっくりと上体を起こす。そして両手を握ったり開いたりしてつぶやく

「取り戻した・・・あの、カンカク・・・・・」

そのあとフローラ小川、ベッドから起き上がり私服に着替えたあと、来た時と同じように秘密クリニックを抜け、六本木の交差点に立った、もう明け方に近くなっていた・・・・・タクシーを捕まえ、
「笹塚まで」
家路についた。

そのあと、明け方の東京を走るタクシーをバックにウルトラタッグリーグ戦の出場チームがテロップで流れる。

フローラ小川&NOTORI

菊次莉乃&長原ちづる 

玄海恵理&小川あかり

ダークジョーカー&ダークヴィーナス

欲野深子&サキタン

レミー・ダダーン&ゴールドフェンリル(IWWF)

スバリカラス&ハリノキ・リブレ(AAC)

ユン・メイファ&エレナ・ライアン(IWWF)

15分に及んだあおりVTRが終わり、横浜スペシャルホールに詰めかけたファンは驚き、また笑い転げた。

2013年12月 9日 (月)

第1,630回 73年目11月 横浜決戦

73年目11月 最終戦 横スペ大会

ここでセブン山本統括部長のアナウンス。
「WELCOME TO YOKOHAMA」

「あー、今日のメインは殺人王者の玄海さんに菊次が挑むタイトルマッチです。ほかも強豪外人とか来ているので全8試合まあ楽しんでってください。来月はタッグリーグで仕込みとか交渉に忙しいんで今日はこの辺で、皆様ご唱和ください」

場内爆笑、そして

「アポカリプス!アポカリプス!アポカリプス!」

外人同士のシングルマッチのあと、第4試合はタッグマッチ、欲野深子&サキタンVS小早川志保、野村あおば。あばしりタッグどりに失敗した小悪党タッグの2人だが早いタッチワークで先輩2人を翻弄。最後は乱戦の中レッグドロップを決めた欲野が17分16秒、野村あおばからフォール勝ち。

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休憩明けの試合はNOTORIが登場、ゴールドフェンリルとのシングルマッチ。やたらアオーンと吠えるGフェンリルのパフォーマンスに場内爆笑。しかしパワーに勝るゴールドフェンリルが優位に立ち、裏拳を連発して15分52秒勝利。

セミ前は小川あかりVS長原ちづる。この一戦には次期SPZ王座挑戦権がかけられた。勝てばSPZベルトに挑戦できるとあって長原がいい動き。小川あかりは例によって受けの巧さが光ると言ったらいいのかぐだぐだファイトに終始。そしてSTFで逆転を図るが何とか振りほどいた長原、

「うーりゃー」

得意のジャーマン一発で小川を沈めた長原、SPZ王座挑戦権をゲットした。

セミはダークジョーカー、ダークヴィーナスVSクリスモーガン、レミーダダーンのタッグ戦。パワーで圧倒的に上をゆくモーガンが11分30秒、拷問コブラツイストで勝利。

この後メインの前に次期シリーズ、「ウルトラタッグリーグ」のエントリーとあおりVTRが放映された。場内どよめきと大爆笑。

**************************

メインはSPZ戦、王者玄海に挑むのは菊次莉乃。IWWF勢を絡ませられない以上、内部から挑戦者を当て続けるしかない。

―組んだらやられる、離れないと

踏み込んでチョップを打って行ってすぐ離れようとした菊次だったが

「あまい」
ヘッドバットでお返しが来る。そのあとグラウンドの攻防をひとしきりやってまた玄海が起き上がりざまに頭突き。ムッとした菊次、ソバットを叩き込む。

「このやろ」
玄海ラリアットしかし菊次上手くかわす。ならばと玄海、ごういんにタックルでなぎ倒し逆片エビで動きを止める

「あああああ」

そしてノーザン、ラリアットの波状攻撃。毎度おなじみの残酷シーンが。菊次も何とかソバットで反撃するも岩のような肉体の玄海には通じない。ラリアットも繰り出したが
「きかねえんだよ」
玄海パワースラム炸裂。菊次ギリギリで返してボディスラムで転がしムーンサルト、しかし玄海落ち着いて返しノーザン!

ワン、トゥ、ドドドドド!!!

菊次返した。両者起き上がる。ここで菊次が飛び上がって延髄斬り。
「うぐあっ」

これが入ったのか。玄海崩れ落ちた。懸命にカバーする菊次

ワン、トゥ、
足をばたつかせて返そうとした玄海だが肩が上がらず

相羽レフェリーが3カウントを叩いた。
スリー
ええええええええええええええええ?

26分25秒、王者が5度目の防衛に失敗。

「か、解説の杉浦さん・・・・」
「うーん、大番狂わせですねえ。最後の延髄斬りが入っちゃったんでしょうか・・・」

菊次莉乃、ついにSPZベルトを巻いた。

2013年12月 8日 (日)

第1,629回 先輩を倒さないと後半の試合で使ってもらえない

73年目11月
「ダイヤモンドシリーズ」開幕。

このシリーズから新人同士のシングルマッチが解禁。入社半年が経過し、技術もまあ身についてきたのでということで。

シリーズ第5戦宇都宮大会でカンナ神威が越後しのぶ相手にプロ初勝利。SPZ入門前に北海道のローカル団体で基礎をかじったアドバンテージがあり、グラウンドの攻防で圧倒。最後はバックの取り合いからスッと腕を極めて9分20秒、ギブアップでプロ初勝利!

「このくらい当然です。次は上の人から・・・」

************************

宇都宮大会メインはSPZ世界タッグ戦。王者玄海恵理、小川あかりに対するは菊次莉乃、長原ちづる組。

―何とか粘って小川さんを引きずり出す

―私を倒したければ核ミサイルでも持ってくるがいい

しかし玄海の圧倒的肉体攻勢をしのいだ挑戦者チーム。長原が小川を捕らえてジャーマン。
しかし2.5で返した小川、ノーザンでお返し。そして玄海につなぐ。
「オラオラオラー」
そして菊次を捕らえてパワースラム、ラストライドで処刑。30分8秒王者チームが3度目の防衛に成功。

「菊次!!」

玄海がマイクアピール

「そんなに弱くてよくタイトルマッチとか言ってられるなぁ!最終戦横浜、真の恐怖と地獄を見せてやる」

第6戦群馬大会第1試合で異変。越後しのぶが先輩の山科をエルボーで殴り倒しプロ2勝目を挙げ先輩越え。第3試合ではカンナ神威が同期のテディキャット堀を倒しプロ2勝目。

第7戦幕張大会、メインで組まれたのはあばしりタッグ戦。王者小川あかり、小早川志保に挑むのは先月同様の小悪党タッグ、欲野深子&サキタン。

今回は挑戦者チームが早いタッチワークで王者組の2人を追い込んでゆく。しかし小川もSTFを繰り出し形勢打開を図る。ならばと挑戦者チームは小早川に狙いを定め合体パイルドライバー。
「あああ」
これで首を痛めてしまった小早川、小川にタッチ。欲野深子がサソリ固めで極めにかかるが小川もしのいで小早川にタッチ。小早川ダイビングプレス、しかしサキタンがカット。
ドドドドド
「さっきのお返し!」

小早川、まずサキタンを場外に放り投げると、ダメージの深い欲野を捕らえて合体パイルドライバー。これでカウント3が入った。勝負タイム58分22秒のロングマッチを制した王者組が3度目の防衛に成功。

**************************

最終戦は本拠地に戻って、横スペ大会。

第1試合は新人同士の対戦、越後しのぶVSテディキャット堀。まだシングルマッチで勝ったことのないT堀、この日も越後のチョップ攻勢に押されっぱなし。怯んだところをボディスラム、そして頭突き。最後は大きく反動をつけた頭突きで越後しのぶがプロ3勝目を挙げた。勝負タイム9分12秒。

「先輩を倒さないと後半の試合で使ってもらえない」(越後)

続く第2試合はカンナ神威VS山科瞳。後輩のカンナがグラウンドの展開で優位に立つ。あせった山科がネックブリーカーで逆襲。しかし2発目を背面トペで切り返すあたりカンナ神威只者ではない。

「ぐぐぐぐ・・・・っ」
スリーパーで動きを止めたカンナ神威。巻き投げから強引に押さえ込んで3カウント奪取。勝負タイム12分10秒。カンナ神威が先輩越えを果たした。

ここでセブン山本統括部長のアナウンス。
「WELCOME TO YOKOHAMA」

2013年12月 7日 (土)

第1,628回 73年目10月ビッグパワーシリーズ

73年目10月
「ビッグパワーシリーズ」開幕。東海地方を巡業するシリーズ。
第3戦三重サンシャインアリーナ大会でSPZタッグ戦が組まれた。

王者玄海恵理、小川あかりに対するはダークジョーカー、ダークヴィーナス組。まあこれは正規軍VSアポカリプスの定番カード。

先発を買って出た小川あかりだが、ぐだぐだっぷりは相変わらずで、ダークジョーカーのラフ攻撃につかまってしまう。代わった玄海もジョーカーアタックを食らってしまうなど、ファイト内容がいまひとつ。
「うおおおおおお このヤロウ」

しかしラストライド一発でダークヴィーナスを戦闘不能にお云うやった玄海。なんとか小川あかりにタッチ。小川も首固めなど渋い攻めを見せる、最後は4人が入り乱れる乱戦の中
「小川決めろ」

まだラストライドのダメージが深いダークヴィーナスを捕らえて小川がストレッチプラム。玄海はダークジョーカーを場外に突き落として逆カット。これであっけなくダークヴィーナスはギブアップ。王者組が2度目の防衛に成功。

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第7戦は長野マウンテンウエーブ大会、メインに組まれたのはあばしりタッグ戦。王者小川あかり、小早川志保に対するは、アポカリプスの欲野深子、サキタン組。入社2年目の2人が小川あかりのテクニックをどれだけ崩せるかが焦点のこの試合だったが、まず欲野が小川のストレッチプラムにつかまってしまう。これはサキタンのカットに救われた。

しかしサキタンがいい動き、思い切りのいいDDTで小川にやな顔をさせる。

「い、いまだ」
欲野を呼び込んで合体パワーボム。これは小早川がカット。小川あかりの目の色が変わった。
「もう逃げられないわよ!」
伝家の宝刀STFがここで決まり、サキタンは無念のギブアップ。勝負タイム39分34秒、王者組が2度目の防衛に成功。

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シリーズ最終戦は新日本ドーム大会。メインのカードが弱く、満員どまりとなった。

第1試合は越後しのぶVSイングリット・サンチェス。打撃を繰り出して初勝利をねらった越後だったが、サンチェスも新人にやられるわけにはいかないと応戦、オープニング町から盛り上がった。最後は越後がエルボーで相手を怯ませたところをボディスラムで弱らせ、起き上がったところを

ごす。
なりふり構わない頭突きをかました越後しのぶ、これでサンチェスを昏倒させ3カウント奪取。越後しのぶ、入社4か月でプロ初勝利。

続く第2試合はテディキャット堀VS山科瞳。

この試合は山科が先輩の貫録を見せて、テディキャット堀の攻めをある程度受けてから強烈なボディスラムで7分57秒、3カウントを奪った。

続く第3試合は新人3人の最後、カンナ神威が登場。しかし対戦相手はベテランでもとSPZタッグ王者のNOTORIなので荷が重すぎる。NOTORIのスピードはカンナ神威にプロレスをさせなかった。さしていいところなくNOTORIが
「決める」
農鳥をさく裂、しかしカンナ神威ギリギリで返す。ドドドド
「ならばこれで・・・」

NOTORI、鋭いパイルドライバーでカンナ神威を悶絶させて3カウント。勝負タイム8分50秒。

休憩前第4試合は欲野深子、サキタンが登場し、小早川志保、野村あおばと激突。一進一退の攻防が展開されたが、最後はサキタンがつかまってしまい、小早川のダイビングプレスに屈した・・・勝負タイム13分9秒、その試合が終わると休憩。

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休憩明けの試合、ダークヴィーナス、ダークジョーカーが登場し、ゴールドフェンリル、ユン・メイファと対決。ゴールドフェンリルのパワーに手こずったダークヴィーナスだが蹴り連打で流血させてペースを奪う。。最後は乱戦の中、ミサイルキックをユン・メイファに決めたダークジョーカー、相手が非力となったのを見るや合体パワーボムでトドメ。14分14秒の熱戦を制した。

セミ前からは3大シングルマッチ。

まずセミ前は小川あかりVSレミー・ダダーン。パワーで圧倒的に上をゆくレミーが力強い攻めを見せる。ものすごいヘッドバットで小川をひるませる。そしてラリアット。

「あ、あっ・・・・・・・」

両足をバタバタさせて痛みを表現する小川に場内どよめき。こうなるともう一方的な展開。2発目のラリアットで小川ハデに吹き飛ばされ、3発目のラリアットで頭を打ったところをバックドロップの追い打ち、そしてフェイスクラッシャー連発。この大技攻勢にあえなく小川あかりは沈んだ。勝負タイム15分45秒。

セミは菊次莉乃VSクリス・モーガン。IWWAの絶対王者が久々来日し菊次と対戦。やはりモーガンのパワーは段違いで、菊次懸命に粘るも徐々に追い込まれてゆく。何とかムーンサルトで反撃するもモーガンカウント1で跳ね返す。そしてパイルドライバー、ネックブリーカーの波状攻撃。最後は滞空時間の長いブレーンバスターで菊次を仕留めた。勝負タイム17分49秒。

メインイベントは玄海恵理VS長原ちづるのノンタイトル戦。玄海が余裕のファイト。試合中盤に強引なラストライドで長原の動きを殺した老獪さ。そして重爆ドロップキック、掌底とたたみかけ、2度目のラストライドで長原の戦意を絶った。勝負タイム17分4秒。

2013年12月 6日 (金)

第1,627回 アオーーーーン!!

73年目9月
フローラ小川が「肉体再改造」ということで長期欠場に入った。さすがにSPZクライマックス0点という結果が応えたらしい。

「ウルトラソウルシリーズ」開幕。
九州各地を回るシリーズ。

第4戦鹿児島大会で組まれたSPZ世界タッグ戦、王者玄海、小川あかりに挑むのはIWWFの強豪レミー・ダダーン&ゴールドフェンリル!

「アオーーーーン!!」

ゴールドフェンリルの咆哮パフォーマンスに場内爆笑。久々にイロモノ怪奇派がはいってきたようだ。しかしレミー・ダダーンの方は力押しを前面に出すタイプで小川を頭突き連打で苦しめる。ならばと玄海が出てきて大肉弾戦をやってのけた。攻め合い、しのぎ合う玄海とダダーン。しかし15分過ぎに仕掛けられた逆片エビで玄海の動きがおかしくなった。

「うおーーー」

異変を察知したのか早めのラストライド。これはゴールドフェンリルのカットに救われたが
「小川さん!!」

連携炸裂。合体パワーボムでレミーを叩きつけた後小川はゴールドフェンリルへ体当たりして逆カット。これで3カウントが入った。王者組が初防衛に成功。

最終戦はさいたまドーム大会。

第1試合は新人の越後しのぶVS「韓流スター」ユン・メイファ。新人の越後、まだまだプロとしてのスピードに欠け、ユンメイファの蹴りに防戦一方。なんとかエルボーで反撃するも後が続かない。
「ハァ、ハァ・・・・」
最後は息が上がったところをニーリフトを叩き込まれ悶絶し3カウントを奪われた。勝負タイム8分30秒。

「WELCOME TO SPZ、今日は来てくれてありがと。フローラ小川のおばちゃんは肉体改造中でお見せできないのが残念だが、今日はメインで菊次が玄海のベルトに挑戦する。まあ菊次が派手にやられるのを楽しんでってください」

セブン山本統括部長の挨拶があってから第2試合、

テディキャット堀VS野村あおば。野村があっという間にエルボーを連打しなぎ倒して、わずか3分10秒で勝利。

続く第3試合はタッグマッチ。NOTORI,ダークヴィーナスのアポカリプス勢に対するはエレナ・ライアン&ゴールドフェンリル。
「はっ!」
ダークヴィーナスのダークVキックがゴールドフェンリルの動きを止める。そこへ農鳥が降ってくる!たまらず3カウントが入った。その試合が終わると休憩。

休憩後第4試合は欲野深子、サキタン登場。小早川志保&カンナ神威と対戦。

新人のカンナ神威、センスの良さを買われ後半の試合に抜擢されたが、悪の連携に翻弄されてしまう。なんとか小早川が形勢を立て直そうとするが、サキタンと欲野は早いタッチワークで応戦。最後はカンナ神威を分断して、サキタンのDDT連発で終了。勝負タイム23分57秒。

セミ前は小川あかり登場。ビッグマッチだが、今日の対戦相手はアポカリプスのダークジョーカー。楽な相手ではないがひさびさに自分の母親以外とのカードが組まれたので懸命のファイト。しかしダークジョーカーのラフファイトに苦戦。エルボーを鼻に入れられて流血。STFで反撃も脱出されてしまう。ストレッチプラムでも決められず、ジョーカーアタックを食らって沈んでしまった。
「はハハハハハ、弱いなー」

やはり小川あかりはリングに倒れているのが似合う。勝負タイム14分21秒。

セミは長原ちづるVSレミー・ダダーン。レミーの力押しに防戦一方だった長原、あえなく3カウントを奪われてしまった。勝負タイム11分29秒。

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そしてメインイベント。王者玄海恵理に挑むのは挑戦者菊次莉乃。とりあえず組んだ感がありありのマッチメイクだがいちおうSクラ優勝者と準優勝者の対決。
―接近戦はダメ

菊次、とにかく距離を取ってドロップキックで崩しにかかるが
「こざかしい」

玄海恵理、ものすごいラリアットを連発。吹っ飛ぶ菊次。

菊次もこれ以上受けきれないと判断し早めにムーンサルト、ミサイルキックで仕掛けたがやすやすと受けた玄海、キャプチュードで動きを止めるや
「おらおらおらー」
伝家の宝刀ラストライド炸裂。菊次これは返せなかった。勝負タイム23分21秒、王者が4度目の防衛に成功。

2013年12月 5日 (木)

最近読んだラノベとか

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文章の練習用に、よくラノベを買います。

最近はまったのが、電撃文庫の大ヒット作シリーズ累計770万部の

「キノの旅」

15歳くらいのボーイッシュな少女・キノがしゃべる二輪車のエルメスと一緒にさまざまな国を旅するお話で、短編連作の形を取っていますが。これが面白い。

訪れる国や人々はいずれも特徴があり、キノが3日間限定で人々とかかわることで、寓話的要素というか、読み手を苦笑させる何かがあります。

そして主人公のキノがかわいい。一人称はボクで、話によってはよく読まないと女の子であることも気が付かないくらいなのですが、この子、自分の身を守るために2丁の銃を持ち歩き、腕前も超一流で、シビアな銃撃戦もやってのけます。話によってはナイフの使用や格闘シーンもあります。

萌えっぽい要素や色気は一切ないのですが、厳しい世界の中で旅を続ける、凛としたキノちゃんがただただ素敵です。

京王線の電車広告でこの本の存在を知って、「シリーズ累計770万部 人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話」というコピーに惹かれ、八王子のまんが王で1巻を買いました。

以来、週2-3冊のペースで読んでいます。

シリーズ17巻まで出ているようなので、しばらくの間は面白い話が読めそうです。

2013年12月 4日 (水)

冬が始まる20131204

スノーエンジェルごっこやってみたい。

さて、今週のスポーツニュースいきます。

◆プロレス

KENSO 最強タッグ出場

直前のシリーズでバンビキラーが負傷したため、ディーロブラウンのパートナーにKENSOが。久々に悪いKENSOが見られます。

渕正信来年は出場試合数を減らす方向

1月の還暦記念試合をやったら目の手術もあるしオーバーホールに入る予定か。

◆野球

巨人ボウカー自由契約

巨人は外人に求めるレベルが高すぎる・・・・ベンチ入りさせとけば勝率が上がる幸運の置物なのに・・・・DeNA獲るんだ!!!

◆マラソン

川内優輝 福岡国際マラソン3位

タイムは2時間9分5秒と自己ベストには及ばなかったものの、20km過ぎに自分から仕掛けるなど勝ちを意識した走りを見せた。次回出走は12/15の防府国際マラソンの予定・・・・月間2度のサブテン(フルマラソンの2時間10分切り)はおそらく世界初。

◆その他

艦これが気になる

日本海軍の艦艇が女の子の擬人化したという無茶苦茶な設定とか、中破したら女の子の肌があらわになるとか、轟沈時の泣けるセリフとか、やってみたいのですがそんな暇はない・・・・ぐすん。

今週はこんなところ。

2013年12月 3日 (火)

第1,626回 73年目9月時点のプログラムから

73年目9月時点のプログラムから。

玄界灘の鷹 玄海恵理

本名:古賀恵理、2058年9月13日、福岡県北九州市出身。170cmの大柄な体格を見込まれ、SPZにスカウトされる。2074年4月16日、京都府立体育館大会での対 神田幸子戦でデビュー。鍛え上げた大柄な体に秘められた馬力はなかなかのものがあり、順当に出世街道を駆け上がり、SPZ世界王者に輝き、SPZクライマックス3連覇を果たすなど不動のエースとして君臨。得意技はラストライド。

入場テーマ曲:いざゆけ若鷹軍団

山奥のくの一 NOTORI

本名:非公開、生年月日、非公開。山梨県早川町出身。奈良田忍者養成所で忍者としての基礎を叩き込まれ、対人格闘能力向上のためSPZに武者修行に預けられる。SPZ66期として2074年8月2日、釧路厚生年金アリーナ大会での対ジョーカーウーマン戦でデビュー。忍者の経験を生かした素早い戦闘で、玄海のパートナーに起用されタッグ王者に輝くも、突如グレンタイ入りしヒール忍者となる。得意技はフェイスクラッシャー。

入場テーマ曲:協奏曲集「調和の幻想」第6番(RV356)第2楽章(A・ヴィヴァルディ)

SPZヒロインの3代目 小川あかり

本名:西明里。2059年11月28日、東京都渋谷区出身。母親は元SPZ王者のフローラ小川、祖母はSPZ1期生の小川ひかるというプロレス家系に生まれ、SPZの新人テストに合格し、SPZ67期として2075年4月21日、釧路厚生年金アリーナ大会での対 相羽和希戦でデビュー。プロレス一家の血筋で将来を嘱望されたが、守勢に回った時のもろさに難があり、会社としても扱いに困っている状況。得意技はSTF。

入場テーマ曲:セントポール組曲第4楽章(ホルスト)

イナズマガール 小早川志保

本名:同じ。2061年1月16日、福島県白河市出身。運動神経の良さを見込まれ、SPZ68期として2076年5月12日、カイメッセ絵山梨大会での対 相羽和希戦でデビュー。すばしっこい動きで対戦相手をかく乱するファイトで前座戦線を盛り上げ、玄海恵理のパートナーに起用されるなどメインでも奮戦。得意技はダイビングプレス、ミサイルキック。
入場テーマ曲:ジューダス(イングヴェイ・マルムスティーン)

リングのひまわり 野村あおば

本名:同じ。2062年2月29日、愛媛県新居浜市出身。学生時代は器械体操と陸上で体を鍛え、SPZ69期として2077年5月8日、新潟市体育館大会での対 エナ・リチャーズ戦でデビュー。パワーに難はあるものの抜群の運動神経を生かしてリング上を飛び回る。得意技はエルボー、ミサイルキック。

入場テーマ曲:恋はピンポン(リチャード・クレイダーマン)

悪の女神 ザ・ダークヴィーナス

本名:大竹玲子。2061年9月12日、広島県東広島市出身。幼少のころから空手を習得し、SPZ69期として2077年6月11日、山口周南大会での対 小早川志保戦でデビュー。ルックスもよくキックの科学的測定では団体でもトップクラスの数値をたたき出すので未来のエース候補として嘱望されていたが、2078年暮れ、閼伽裏に誘われ突如ヒールターン。リングネームを変え、悪の限りを尽くすようになる。得意技はダークVキック。
入場テーマ曲:LAMENT(KOTOKO)

仙台の流星 菊次莉乃 

本名、同じ。2062年6月24日、宮城県仙台市出身、SPZ70期として採用され、2078年4月16日、京都市立体育館大会での対野村あおば戦でデビュー。小柄な体格ながら運動センスの良さで順調に出世し、トップグループに割って入るようになった。得意技はタイガードライバー。
入場テーマ曲:YOU MAKE ME FEEL(Cobra Starship)

レスリングの新星 長原ちづる 

本名:長原千鶴。2062年9月27日、群馬県館林市出身、学生時代はアマレスで体を鍛え、SPZ70期として採用される。2078年4月16日、京都市立体育館大会での対野村あおば戦でデビュー。アマレスの経験を生かした試合運びのうまさは関係者の認めるところで、菊次との同期タッグで上位グループに割ってはいってきた。得意技はジャーマンスープレックスホールド。
入場テーマ曲:UWFメインテーマ

京風少女 山科瞳

本名:中島瞳。2064年2月19日、京都府京都市出身。SPZの新人テストに合格し、2079年5月17日、奈良総合体育センター大会での対 菊次莉乃戦でデビュー。パワーに難はあるものの、抜群のルックスで前座戦線を盛り上げる。得意技はムーンサルトプレス。

入場テーマ曲:オーメンズ・オブ・ラヴ(The SQUARE)

世界一欲の深い女 欲野深子

本名:秋川美喜子。2064年9月18日、鳥取県米子市出身。2080年5月11日、別府ビーコンホール大会での対 神田幸子戦でデビュー。アマレスの経験があり新人らしからぬ落ち着いた試合運びで将来を嘱望されていたが、突如悪役集団・アポカリプス入りし、なんと悪のマッドサイエンティスト・欲野深三医師の改造手術を受け、リングネームも「欲野深子」に改め、悪の限りを尽くすようになる。得意技はヨクノロック。

入場テーマ曲:シンクロナイズド・ラブ(ジョー・リノイエ)

空飛ぶ小悪魔 サキタン

本名:佐藤優香。2065年2月14日、山口県下関市出身。2080年6月12日、長野マウンテンウエーブ大会での対 北条咲戦でデビュー。抜群の運動神経で将来を嘱望されていたが、カガミ・アスカにより悪役集団アポカリプスの新リーダーに指名されまさかのヒールターン。欲野深子とのコンビで悪の限りを尽くすようになる。得意技はダイビングプレス。
入場テーマ曲:機械獣デデベのテーマ(天外魔境2)

北海の魔風 カンナ神威

本名:非公開、生年月日:非公開。2081年5月11日、カイメッセ山梨大会での対 小早川志保戦でデビュー。出自は謎に包まれているが、風貌からして北海道出身の凄腕マスクウーマンらしい。新人らしからぬ身のこなしを見せ、将来が楽しみな逸材。得意技は各種関節技。
入場テーマ曲:ジンギスカン(仁井山幸弘)

ヤングライオネス テディキャット堀

本名:堀咲子。2065年11月27日、東京都日野市出身。SPZの新人テストに合格し、SPZ73期として2081年5月11日、山梨カイメッセ大会での対 野村あおば戦でデビュー。まだ発展途上だが、思い切りのいいファイトで前座戦線を沸かせる。得意技はボディスラム。
入場テーマ曲:A HOUSE CAT(林原めぐみ)

不屈の闘志 越後しのぶ

本名:佐藤しのぶ。2065年2月11日、新潟県湯之谷村出身。学生時代は空手に打ち込み全国大会出場を果たす。2081年6月15日、新潟県体育館大会での対 野村あおば戦でデビュー。空手の経験を生かしたキックで出世をうかがう。得意技はエルボー、水平チョップ。
入場テーマ曲:『der Eid ~デァ・アイト~』(白沢理恵)

レフェリー セブン山本

本名:山本和男 2042年11月7日、静岡県浜松市出身、SPZにはリング設営の契約社員として入社。器用さと温和な性格を買われ、当日券やプログラムの販売もこなす。選手からはいじられキャラとして愛されている。石川レフェリーの負傷により代打レフェリーに指名され、動きが良かったのでそのまま前座のレフェリーに昇格。SPZで40年ぶりの男性レフェリーとして試合を裁く。最近は社歴も長くなったので、外人選手のマネージャーを買って出てマイクを握ることも多い。趣味は英会話教室通い。

チーフレフェリー ガイア尾白川

本名・尾白川舞 2047年2月16日、福島県須賀川市出身、SPZの入門テストに合格し、SPZ54期として2062年5月6日、カイメッセ山梨大会での対 ミントス・フジニャーノ戦でデビュー。2069年7月、現役引退しレフェリーに転向。現役時代の身のこなしを生かしたレフェリングで人気を博し、タイトル戦を裁くチーフレフェリーとなる。

レフェリー 村上千秋

本名・同じ 2046年12月5日、鳥取県米子市出身。米子市レスリングスクールからの推薦でSPZ入り、SPZ54期として2062年5月6日、カイメッセ山梨大会での対 杉浦美月戦でデビュー。2070年、現役引退しレフェリーに転身。若手選手を叱りつけながらのレフェリングで前座戦線を沸かせる。

リングアナウンサー 奥森豊

2020年6月11日、東京都瑞穂町出身、2043年入社、学生時代はコーラス同好会に在籍していた経験を買われ、新卒で巡業部に配属され、後半戦のアナウンスを担当。趣味は旅行。

リングアナウンサー 鈴木たくろう

2034年6月30日、神奈川県横須賀市出身。2057年入社。グッズ販売やリングアナ、雑用まで何でもこなすSPZ期待の中堅社員。趣味はDTM。

リングドクター ハルシオン六条

本名・六条美也。2047年4月21日、北海道せたな町出身。北斗星大学医学部を卒業後、蝦天堂大学病院で外科医として勤務する傍ら、SPZのリングドクターに就任し、首都圏興行を中心に随時参戦。得意技は注射で、選手全員から恐れられている。

2013年12月 2日 (月)

第1,625回 四人目の偉業達成者

73年目SPZクライマックス。SPZの絶対的エース、玄海恵理の5連覇がかかる

過去Sクラ5連覇というのは吉田龍子、ビューティ市ヶ谷、グリズリー山本しか達成していない偉業だ。

「まあ、こういうシングルの連戦はパワーのある選手が有利なのよ。毎日シビアな試合っているのはできないからどこか必ず隙ができちゃうんだよね、ただうちは、その隙を突かれる前につぶしちゃえばいいと思うてるから」(玄海)

第7戦は秋田大会。リーグ戦も佳境。
長原(6点、ジャーマンSH 10.23)ダークヴィーナス(6点
ダークヴィーナスの打撃をしのぎきった長原が逆転のジャーマンを決めて3勝目を挙げた。

菊次(10点、エルボーからの片エビ固め 7.0)F小川(0点)

フローラ小川、53歳の挑戦。とはいえ20%の力しか出せないのでは苦しい。この日もあっさりと菊次にやられてしまった・・・・

NOTORI(8点、農鳥からの片エビ固め 18.34)小川(2点)

STFを脱出されてはどうにもならず、小川あかり、農鳥の直撃をもらって敗北。

玄海(12点、キャプチュード 6.47)欲野(4点)

玄海6連勝、まるで死角なし。この日も余裕綽々で欲野の挑戦を退けた。

この結果優勝の行方は最終戦横スペ大会メインの玄海VS菊次にゆだねられることとなった・・・

**************************

最終戦は横スペ大会。

ダークヴィーナス(8点、掌底からの片エビ固め15.59)NOTORI(8点)

アポカリプスの同門対決は打撃を的確に入れたダークヴィーナスが制した。

長原(8点、裏投げからの片エビ固め 12.26)欲野(4点)

長原ちづる、裏投げで粘る欲野を仕留め、Sクラ初参戦で8点の結果となり、ダークヴィーナス、NOTORIと並んだ。直接対決の結果も3すくみなので、賞品のスポーツドリンク缶は3等分された。

小川(4点、逆片エビ固め 11.32)F小川(0点)

「今までの闘いは調整に過ぎなかったのよ・・・・すべてはバカ娘に引導を渡すためにやってきたこと」

マイクでは強がるフローラ小川だが肩や背中には肌色のテーピングが痛々しい。

「さあ、50%の力で相手してあげる、フォォォォォォぉぉアアアアアアアー」

29年ぶりにSPZクライマックスを完走したフローラ小川だがこの歳でのシングル連戦は無理があったのか、一つも勝てずに終わった。

最終戦は小川あかり相手に50%の力で向かっていったが、ストレッチプラムを振りほどかれ、逆片エビ固めで弱点の腰を狙われてしまい、

「あ、わばっ・・・・」

口からブシャアッと緑色の液体を吐きだす。危険と判断したレフェリーが試合を止めた。フローラ小川、またもストレッチャーで花道を運ばれてしまった。場内爆笑

「いやあでも53歳でSクラリーグ戦出場なんて勇気いるでしょう、すごいですねえ」

「そ、ソウデスネー・・・」

実況アナウンサーが感心するが、ひきつった笑いを浮かべるかいせつの杉浦社長だった。

玄海(14点、掌底からの片エビ固め 11.11)菊次(10点)

そしてメインイベント。玄海は引き分け以上で優勝決定。菊次は勝てば優勝決定戦という険しき道。

玄海、まずヘッドバットを乱発して菊次をたじろがす。鼻にも頭突きを入れて流血させる。ダーティな戦法だ。あとはおおむね玄海のペースで試合は進み、血まみれの菊次をパワースラム!これは何とか返した菊次だが続く掌底に沈んでしまった。

「ウァハハハハ全勝優勝!!」

玄海、SPZクライマックス5連覇達成。過去には3人しか達成していない偉業だ。賞金500万円の小切手を受け取ってにっこり。

「おめでとう玄海くん」

ここでリングに上がったのは欲野深三医師とセブン山本統括部長。

「SPZクライマックス5連覇、いやあ素晴らしい。本当に素晴らしい。まさに神の所業。はじける圧倒的肉体だね」

褒めちぎる欲野医師

「でもねえ、営業的には困るんだよ、前売りが売れなくて・・・」

ここでセブン山本がマイクを取る

「近いうち、かならず。お前を絶望の底にたたっこんでやるから。どんな手を使ってでも。株式会社スーパースターズプロレスリングゼットのネットワークを駆使して、ワイルドでグローバルな超大物Xを探し出してだな、必ず・・・」

「うっさあいだまれ」

玄海、マイクで熱弁するセブン山本を捕らえてボディスラム一閃!

「グワーッ!!」

あわれ、腰を押さえて悶絶するセブン山本。あわてた欲野医師が携帯でナース軍団を呼び出しストレッチャーに乗せ、逃げるように引き揚げた。

「誰が相手でも、あたしのラストライドを返せるやつはいない!あたしを倒したいなら核ミサイルでも持ってくるがいい!!」

第73回SPZクライマックス、玄海恵理が力強くマイクで締めた。

2013年12月 1日 (日)

第1,624回 フローラ小川29年ぶりのSクラ参戦

第73回SPZクライマックス

第4戦は名古屋しゃちほこドーム大会。

ダークヴィーナス(4点、掌底からの片エビ固め 14.49)欲野(4点)

小川母娘を連破してここまで2連勝で来ている欲野深子、この日はダークヴィーナスとアポカリプスの同門対決。よく粘ったのだが掌底連打でやられてしまった・・・

NOTORI(2点、裏拳からの片エビ固め 9.20)F小川(0点)

フローラ小川、ぐだぐだファイトに終始。まだ長年のブランクがあり実戦カンに苦しんでいる様子。この日もNOTORIのスピードについていけず、頼みのストレッチプラムは振りほどかれ、呆然としたところを裏拳で殴られ敗北。

菊次(4点、デスバレーボムからの片エビ固め 11.0)小川(2点)

玄海についてゆくためにこれ以上星を落とせない菊次が積極的に攻め、ダイビングプレス、デスバレーの大技攻勢で小川を仕留めた。

玄海(6点、パワースラムからの片エビ固め 9.39)長原(2点)
長原、トップを走る玄海の力押しになすすべなし。

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第5戦は札幌どさんこドーム大会。
NOTORI(4点、裏拳からの片エビ固め 19.13)欲野(4点)

初出場の欲野深子、この日もアポカリプスの同門対決でNOTORIと対戦。しかしNOTORIのスピードは欲野にプロレスをさせなかった。動きが止まったところを農鳥の急降下爆撃。2発くらって何とかフォールを返したものの、ダメージが深く続く裏拳に沈んだ・・・

長原(4点、ノーザンライトSH 9.13)F小川(0点)

ストレッチプラムで勝負に出たフローラ小川だが、あっさり振りほどかれてしまい、ノーザン2連発に散った。

菊次(6点、ムーンサルトプレスからの片エビ固め 13.34)ダークヴィーナス(4点)

力関係の逆転した両者の対戦。ダークVキックをしのいだ菊次が勝負に出て、鋭いエルボーで勝負に出て、ミサイルキックをぶち込んでから延髄斬り、そしてムーンサルト。波状攻撃のお手本のような展開で勝利。

玄海(8点、キャプチュード 12.44)小川(2点)

「油断はできないけど、あれはすぐ潰せる」
頭突きでぐらつかせてバックドロップ。連発。そしてスクラップバスター。追い詰められた小川がSTFを繰り出すが耐えきった玄海、
「オラオラオラー」
遊びはもう終わりだということなのかキャプチュードをさく裂させ小川から3カウント奪取。

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第6戦は福島大会。

NOTORI(6点、農鳥からの片エビ固め 11.29)長原(4点)
NOTORIがいい動きを見せて3勝目を挙げた。

ダークヴィーナス(6点、掌底からの片エビ固め 9.07)小川(2点)

試合序盤からフィッシャーマンバスターを仕掛けて相手の動きを止める作戦が的中したダークヴィーナス。小川あかり、シャイニングウィザードが顔面に入って鼻から流血するアクシデントもあり、掌底で殴り倒されてしまった・・・

菊次(8点、エルボーからの片エビ固め 23.48)欲野(4点)

良く菊次の動きに食らいついて行った欲野だが、最後はエルボー連打に沈んでしまった・・・

玄海(10点、ラストライドからのエビ固め 10.15)F小川(0点)

フローラ小川、ひさかたぶりのシングルメイン。しかし20%の力しか出せないのに玄海に通じるわけもなくラストライド2連発に沈んでしまった。
第73回SPZクライマックス、大方の予想通り限界が10点でトップを快走、菊次が8点で追う展開・・・

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