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2014年1月10日 (金)

第1,652回 フローラ小川、フルパワー

川内74年目9月
「ウルトラソウルシリーズ」 開幕。

四国から始まる地方巡業のシリーズ。6戦目の奈良で欲野深子、サキタンがあばしり王座を3度目の防衛。48分15秒、ゴールドフェンリル、シルバーフェンリル組を下した。

シリーズ第7戦新潟大会では空位となっていたSPZ世界タッグ王者の決定戦。玄海恵理、ダークヴィーナスVS菊次莉乃、長原ちづる組。いまのSPZの対立軸をそのままもってきた。
「気持ちよく眠らせてやるぜー」

玄海のラストライドが菊次に決まるが長原懸命にカット。その流れで玄海と菊次が場外乱闘へ、最後は長原とダークヴィーナスがやりあう。
「はっ」
伏兵、ダークヴィーナスがコーナー最上段からミサイルキックを決め、54分14秒、勝利。

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最終戦はさいたまドーム大会。
第1試合は山科瞳VS寺原泉。新人の寺原、懸命について行ったのだが、山科瞳のスピードについていけず、9分4秒ニーアタックに敗北。

外人同士のタッグマッチを挟んで、休憩前第3試合は野村あおばVSザ・ダークヴィーナス。SPZ世界タッグ王者となったダークヴィーナスが優位に試合を運び、キレのあるバックドロップで野村をぐらつかせ、最後はタックルでなぎ倒し3カウント奪取。勝負タイム9分14秒。

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休憩後はあばしりタッグ王者の小悪魔2人、欲野深子&サキタンが登場。入社2年目の越後しのぶ&テディキャット堀と対戦。

冷酷な戦闘マシーン(ということになっている)欲野深子が越後とエルボーの打ち合いの大立ち回り。これには沸いた。そしてお互いふらついたところで後をサキタンに託した欲野。越後は意地を張って出ずっぱり。これはよくない。
「おしまーい!」
シューティングスタープレスであっさりサキタンが越後を下した。勝負タイム14分14秒。

セミ前、長原ちづるがカンナ神威とタッグを組んで、外人組、ガラパシ・ガルパン&エレナ・ライアンと激突。

コーカサス出身のガルパン、意外とパワーもあり対戦相手の長原に嫌な顔をさせる。カンナ神威が懸命に向かっていくが、最後はグラウンドの攻防の中サッと両腕を極めたガルパンがカンナ神威にギブアップ勝ち。勝負タイム13分13秒。

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そしてセミ。因縁の抗争。

「最終決戦」とオーロラビジョンに映し出された

まず小川あかりが弱り切った表情で入場。対戦相手は例によって実の母親フローラ小川54歳。しかし表情や風貌、体のつくりは10代後半のそれで若々しく、年配の雰囲気はみじんもない。

「欲野先生にお願いしてips細胞を大量注入してもらって若返りに成功したわ」

あははハハハハハ!!
場内爆笑

「あかり、あなたは格闘技に向いてないのよ。大きな事故をやらかしちゃう前に、母さんがあなたを再起不能にしてあげるわ」

 「・・・・くっ」

「でもね、あかり、あなたも強くなったようだから、母さんも本気を出すしかないわね」

いままでのはただの慣らし運転だったのか。

ざわ・・・ざわ・・・・・

場内に響くドラムロール。

場内どよめき。ついに元SPZ王者フローラ小川が本気を出すのか!

フローラ小川は静かに瞑想を始めた、そのあと

「フゴォォォォォォぉぉ!!フルパワー!!100%中の100%!!!」

あられもない声で気合を込めるフローラ小川、現役時代に使った筋肉細胞を再起動させている。

「問題は、この筋肉の動きに腱や靭帯がついて行かないことだけど、30分くらいなら何とかなるらしいの。さあ、覚悟なさい」

そしてフローラ小川がさらに要求を突き付ける!

「これが最終決戦よ。お互い、負けた方が勝ったほうの言うことを一つだけ、聞くというのはどうかしら。ただし生命や金銭の要求はNGね。」

 「母さん・・・・」

「あたしの要望は一つ。小川あかり、負けたら即引退して」

(続きます)

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