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2014年1月26日 (日)

第1,665回 最後のラストライド

「次の試合に登場する玄海恵理選手はこの試合が最後のファイトとなります。ファンの皆様一層のご声援をよろしくお願いいたします」

まず、「セントポール組曲第4楽章」が流れ、小川あかりがいつものように淡々とした表情で歩いて入場。

そのあと銃声のとどろく効果音の後、「いざゆけ若鷹軍団」がかかり、黒いロングガウンに身を包んだ玄海恵理が花道を歩いて入場。青コーナーがわに陣取り、セコンドのダークヴィーナスから「コーヒーコーク」を手渡される。それをぐびっと飲む玄海。

「さー、燃えてきたぜー、今日の犠牲者はおまえかー」

玄海恵理引退試合。相手は1期下の小川あかり。
「どうりゃ」

ここまで1回しか負けていない、ブのいい相手なので余裕をもって攻める玄海。ヘッドバット連発であいてをたじろがす。そしてステップキックでダウンさせる。小川もドロップキック3連発など玄海の牙城を崩そうとしたが、玄海もノーザンで反撃、そしてブレーンバスター。

「くっ」

これ以上は受けきれないと判断した小川がSTFで勝負をかけるが玄海力ずくで振りほどく。続く小川の逆片エビをしのいだ玄海、これで本気になり、大木が襲ってくるハイキック!
「がっ」

これは何とか返した小川だが、もう目が死んでいた。
「これで終わりだ!!」
玄海恵理、小川をつかまえて、高々と抱え上げてラストライド!!

バァンッ!!!

派手に叩きつけられた小川。フォールを返す力は残っていなかった。勝負タイム16分49秒。

「・・・・・・・・・・・・・・・」

勝った玄海、さすがに神妙な表情で四方に礼をしてから引き揚げた。

「会社が配慮してくれたのかな。最後は軽い相手なのでやりやすかった。」

玄海は笑顔でコメントを出すと、メイン後に予定されているセレモニーのため着替えた。

*******************************

メインはSPZ世界選手権試合、王者レミー・ダダーンに挑むのは菊次莉乃。しかしパワーを前面に押し出すスタイルなので菊次は防戦一方。パワースラムは返したものの続くフェイスクラッシャーに力尽きた。勝負タイム17分20秒、王者が2度目の防衛に成功。

メイン終了後、玄海恵理の引退セレモニー。パンツスーツ姿に着替えた玄海恵理がファンに最後の挨拶。

「自分のパワーの限界を感じました。いままで応援ありがとうございました。」

その圧倒的パワーでSPZマットで一時代を築いた名選手がリングを降りた。

玄海恵理

SPZ66期

2074年4月16日、京都府立体育館大会での対 神田幸子戦でデビュー。2083年3月22日、さいたまドーム大会での対 小川あかり戦で引退。稼働月数108ケ月、出場試合数(概算)784試合

タイトル歴

第196代SPZ世界王者
第202代SPZ世界王者
第204代SPZ世界王者
第206代SPZ世界王者
第208代SPZ世界王者
第210代SPZ世界王者
通算防衛回数 22 (歴代6位)

第131代・133代SPZ世界タッグ王者
(パートナーはNOTORI)

第139代・141代・143代SPZ世界タッグ王者
(パートナーは小川あかり)

第146代SPZ世界タッグ王者
(パートナーはダークヴィーナス)

第69回SPZクライマックス優勝
第70回SPZクライマックス優勝
第71回SPZクライマックス優勝
第72回SPZクライマックス優勝
第73回SPZクライマックス優勝
第74回SPZクライマックス優勝

第53回 ウルトラタッグリーグ優勝(パートナーはNOTORI)
第55回 ウルトラタッグリーグ優勝(パートナーは小川あかり)

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