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2014年1月 3日 (金)

2014正月特番 富士吉田から富士山(下)

Fujihinode2008


富士山山開きのご来光(八合目から)

太子館の次の蓬莱館からジグザグの比較的マシな道、しかし3000mを越えているので高山病を恐れ、慎重に歩いた。白雲荘、元祖室と過ぎてなお登り続ける。頭上には富士山ホテル上の旗が翩翻とひるがえり、その上のトモエ館の側壁の「トモエ」の表示が胸を打つ。午前六時過ぎ、荒い息を弾ませ本八合のトモエ館。七合目の始まりから八合目の終わりまで2時間以上要するのだからグレイトな山だ。トモエ館で山菜うどん(700円)の朝食。まあまあの味だった。今後に備えて酸素(1500円)を買い、スーッと吸い込んでから最後の登りに挑む。トモエ館から20分ほど上がって最後の山小屋、八合五勺の御来光館を通過。九合目の鳥居や吉田口頂上の石垣も見えるが、なかなか距離が縮まらない。

九合目の鳥居のあたりで下半身の疲労が限界に来た。20歩も歩くとそこから足が進まない。10時間ぶっ続けで登ってきてついに足に来たかと思う。そこからは20歩足を動かす→20秒休むのカタツムリペースで進む。過去5回の経験則ではこのあたりは辛いところで気合いと根性で堪えるしかない区間だというのは分かっている。だんだん頂上の鳥居が大きくなってきて、狛犬が見えて、ゆっくりと着実に歩を進めて、8時すこしまえに吉田口頂上にたどりついた。頂上の山小屋でラーメンを食おうと思っていたが、山開き初日のためか閉まっていた。これ以上は登り坂はしんどいと思ったので、お鉢めぐりは断念して火口越しに剣が峰を望んで退散。

吉田口の下山は別ルートなのだが、今回は下山道の除雪がまだのため、登山道をそのまま下らねばならない。登りは気合いと体力だが下りは技術。位置のエネルギーを利用しつつ静々と足を置いてゆく。50分ほどかかって本八合へ戻ってきた。富士山ホテルでラーメン(750円)の食事。これはハズレであった。スープが醤油をお湯に溶かしたような味。北アルプス太郎平小屋とのそれとは雲泥の差。既に行動開始から12時間が過ぎ、つかれ切っている状況だがとにかく足を置くことだけに集中する。静々と下って10時過ぎに八合目太子館までもどってきた。ここからの岩場、下りに取るのは初めてで緊張したが、そこは長年つちかった技術で大過なくくだることができた。いくつもの山小屋を通って11時20分頃花小屋まで戻ってきた。

あとは六合目までの幅の広いジグザグ道を適当に歩けばよかった。正午すこしまえに六合目に戻ってきて、ひと下りして泉が滝。ここからはわずかに登り勾配なので足が動かない。観光客混じりの中必死の表情で前進したが恥ずかしかった。歩いてはたち止まってを繰り返して、やっとの思いでスバルライン五合目に到着。13時の新宿行き高速バスで退散。泥のように眠りこけながら私は家路に着いた。

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