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2014年3月 4日 (火)

第1,684.5回 マキーナ姫の日本ホームステイ(2)

マキーナ姫とエナさんの日本ホームステイ日記

SPZプロレス興行の第1試合開始前に、あおりVTRが放映され始めた。

内容はSPZ本社にホームステイしながら、ファイトマネーを稼ぐ東欧の小国、ネグシハベシ国第一皇女、マキーナ・オケッチ・ネグシハベシとそのお付きの侍女、エナ・ガロニンティス。

朝6時に起きて、身支度を済ませてジャージに着替えて、歩いて数分のところにあるSPZ道場へ練習に出向く。SPZの若手選手とスパーリングを繰り返し、プロレスの動きを覚える。真面目な2人だけあって練習も真摯に取り組む。

そして興行シリーズが始まるや巡業。外人サイドの中型サロンバスに乗り、地方を転戦。しかし地方興行がはねた後、土地勘がないので、どこで飯を食えばいいのかわからない状況!夜の街に繰り出す選手も多い中、コンビニのおにぎりやサンドイッチで夕食を済ませる2人だった。

この窮状を見かねたセブン山本統括部長、SPZの静岡興行の際に、マキーナ姫とエナさんを誘った。

「ヘイッ、マキーナ姫、エナさん。レスラーは食べるのも仕事のうちだよ。きょうは私が労務対策費をつかっておいしいものを食べにいこうぜ」

 「どこへ…行くのですか」

「ホテルから歩いて10分くらいのところに、美味いスキヤキの店がある」

 「すき・・・やき?」

「日本のハイソな牛肉料理のスタンダードだ」

そして料理店ののれんをくぐった3人、ぐつぐつと割り下が煮える鍋、傍らに高そうな牛肉と野菜、少しのトーフとシラタキを盛った皿、そして人数分の卵。

「これは・・・どうやって…食べるのですか?」

問うマキーナ姫

「こうやって…卵を割って・・・・スクランブル!」

小皿に割った卵を、シャカシャカと箸でかき混ぜるセブン山本

「そして肉をこの鍋に入れて・・・色が変わったら、鍋から引き揚げて、卵に肉をつけて食えばいい」

「そう・・・ですか」

20分後、

「すごく・・・お・・おいしいです・・・」

エナさん、すき焼きが感激するくらいおいしかったらしく、箸の動きが止まらない。

「肉ばっかり食べてはいけませんよ。野菜も食べなさいね」

思わずマキーナ姫が釘をさす。

ばくばくばくばく

(どんだけ食うんだこいつら…少しは空気読めよ)

瓶ビールを飲みながらあきれるセブン山本。

肉が追加、卵も追加。けっきょくマキーナ姫とエナさんはすき焼きを20人前平らげた。

(これ、経費で落ちっかな・・・・)

部長の決裁範囲を超える金額を飲食した2人、満足した表情で料理店を後にした。

「ああ、凄くおいしかった・・・」

恍惚の表情を浮かべるエナ。

「日本の食事も・・・・なかなかいいものですね」

ご満悦のマキーナ姫だった。
この模様は11月シリーズの全会場で放映され、観衆の爆笑を誘った。

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