第1,702回 76年目7月 サマー・ミラージュ
76年目7月
シリーズ第7戦は幕張大会
セミに登場したマキーナ姫、エナはタッグマッチでカンナ神威、小川あかりと対戦。しかしカンナ神威にいいように痛めつけられて、最後は合体技ダブルインパクトに屈してしまった。勝負タイム14分9秒。
幕張大会メインはSPZタッグ戦、王者菊次莉乃、長原ちづるに対するは、アポカリプスの欲野深子、サキタン。
「さあー最終戦であのいけすかない北海道人をやる前にエース面している2人を制裁しちゃうぞー」
欲野深子、得意のえげつないグラウンドレスリングで菊次を痛めつける。しかし要所要所で長原がカット。試合は長引いた。そして今度は長原が投げ無双。裏投げ2連発で欲野深子を半失神に追い込む。なんんとか掌底で反撃してサキタンにつないだ欲野だが場外マット上でダウン。しかしサキタンも懸命の奮戦を見せる。菊次の延髄斬りをぎりぎりで返す。
ならばと菊次、素早くコーナー最上段に登ってミサイルキック。これが決まり48分6秒、王者組が2度目の防衛に成功。場内SPZコールに包まれた。
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そして最終戦は新日本ドーム大会。
第1試合開始前に、国民的アイドルグループと兼業の練習生、小下小石公開スパーリング。例によってコーチは小川あかり。Tシャツ短パン姿の小川あかりも新鮮。
「きゃあああ」
グラウンドで腕や足を決められまくった小下小石が悲鳴を上げる。けっきょく7月シリーズでもデビューはかなわなかった。
さて、第1試合は金森麗子VSユン・メイファ。韓国籍だがやたら会場人気の高いユン・メイファ。この日も打撃主体のわかりやすいファイト。金森もボディスラム、エルボーを繰り出すなど大いに善戦したが。ユン・メイファ、相手の動き疲れを待ってのトラースキック。これで3カウントが入った。勝負タイム8分38秒。
第2試合はタッグマッチ。野村あおば、山科瞳のアイドルタッグが登場し、エレナライアン・リーフィッシャーの外人コンビと激突。
「ほワアアア」
似非中国拳法にタジタジの山科。代わった野村も攻め込まれてしまうなどふがいない状態。最後は分断された野村が合体パイルドライバーを食ってしまい3カウントを奪われた。勝負タイム12分56秒。
第2試合終了後、
「WELCOME TO SPZ…最近新ネタ無くて済みません」セブン山本統括部長が挨拶。
「まあSPZクライマックス前の最期の大一番ちゅうことでカンナVS欲野を組みました。どっちに転ぶかはようわかりません。まあいましこんでいる国民的アイドル崩れは今月、レスラーのライセンス取れたから、Sクラ明けにはデビューできると思います」
おおおお、場内どよめき。
休憩前第3試合は小川あかりVSダークヴィーナスのシングルマッチ。SPZクライマックス出場権のことを考えるとお互い負けられない試合。だが試合が始まるやダークヴィーナスが積極的に仕掛ける。小川はいつも通りのぐだぐだ、そのままズルズルと試合が進み、ダークヴィーナス、場外にエスケープした小川あかりを痛めつける。弱った小川、何とかリングに戻ったのだがシャイニングウィザードを食らって沈没。勝負タイム11分17秒、ダークヴィーナスが完勝をおさめた。その試合が終わると休憩。
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