第1,707回 76年目8月SPZクライマックス(4)
76年目8月 SPZクライマックス
第7戦は仙台大会。リーグ戦も佳境。
長原(4点、裏投げからの片エビ固め 14.37)エナ(1点)
昨年優勝者だが泥沼にはまっている長原、この日は格下のエナさんと対戦。それでもブレンバスターを切り返されるなど苦戦。なんとかノーザンを連発で決めてペースを握り、最後は裏投げで2勝目ゲット。
欲野(7点、KOスリーパー 15.44)菊次(5点)
5点同士の対戦。一進一退の攻防が繰り広げられたがフィニッシュは突然に。不用意にリング中央で組みついた菊次、その隙をついて欲野が得意のKOスリーパー!!
「アッー」
菊次失神。危険と判断したセブン山本レフェリーが試合を止めた。
サキタン(7点、逆片エビ固め 22.01)マキーナ(7点)
ここまで勝ち点3差でトップのカンナ神威を追っているマキーナ姫。この試合で負けると自動的にカンナ神威が最終戦を待たずして優勝が決まる。マキーナ姫も寝かそう寝かそうとするがサキタンにはスピードがある。けっきょくこの試合はサキタンが意地を見せて、ムーンサルトで弱らせたところへ強烈な逆片エビでグイグイグイ
「ひああああっ」
たまらずマキーナ姫はギブアップ。これで2位の選手全員がトップと5点差がついてしまい、自動的にカンナ神威の優勝が決まった。
K神威(12点 、ステップキックからの片エビ固め26.08)B越後(5点)
「優勝争いなど関係ない。同期のあいつを潰すだけだ」
しかし越後の蹴りを巧くガードしつつ寝技に引きずり込むK神威、
このあたりはうまい。そうして相手の攻め疲れを待って掌底をばきっと入れふらついたところをシャイニングウィザード連発。まさに機を見るに敏。そして最後はステップキックでトドメ。カンナ神威強い。優勝が決まっても全く油断なし。
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最終戦は横スペ大会。消化試合だが熱い試合が展開された。
マキーナ(9点、タントラロック 22.58)エナ(1点)
「まさか姫さまと戦うことになるとは」
「これもプロレス。エナ、普段のスパーリング通りやりましょう」
準優勝の望みを残すマキーナが積極的に攻めるも、エナもグラウンドで盛り返す。しかし攻め疲れの見えたエナへ、マキーナがジャーマン!これは2で返したエナだったが
「エナ、御免なさい!」
裏拳ぶんと振ったマキーナ、しかしエナ返す。
(さすが私のパートナー)
ならばとマキーナ姫、横たわるエナへタントラロック
「ぐ・・くううううっ!」
懸命にこらえたエナだったが、ついにギブアップ。
「いい試合だったわ・・・」
サキタン、K神威に負け、欲野と引き分けただけの9点でリーグ戦を完走したマキーナ姫、安堵の表情。
長原(6点、ジャーマンSH 19.14)B越後(5点)
(このままじゃあ終われない)
まさかのここまで2勝の長原、B越後の打撃を真正面から受けつつ、ブレンバスターで反撃。この試合も盛り上がった。最後は何とかノーザン、ジャーマンの波状攻撃でB越後を振り切った。
「全然納得してません」(長原)
サキタン(9点、掌底からの片エビ固め 29.55)菊次(5点)
まだ準優勝の可能性を残すサキタン、先輩の菊次相手に押せ押せのファイト。ニーアタックでなぎ倒し逆片エビで絞り上げる。ムーンサルトで勝負をかけたサキタン、これは返されたがすかさずDDT、これも返されたが、菊次のお返しムーンサルトを落ち着いて返したサキタン、トドメとばかりにタイガードライバー
これもギリギリで返した菊次、しかしサキタン落ち着いて掌底を叩き込んで、菊次から3カウントを奪った。この結果、サキタンの準優勝が確定。笑顔で横浜中華街のお食事券をもらって引き揚げた。
K神威(14点、裏投げからの片エビ固め 17.26)欲野(7点)
カンナ神威、有終の美。落ち着いて欲野深子を攻め込み、最後は裏投げで落として3カウント奪取。堂々の全勝優勝。
「次も、ベストを尽くします・・・」
メイン終了後、表彰式。優勝はカンナ神威、笑顔で賞金300万円と副賞のダイヤモンドネックレスを受け取った。
準優勝はサキタン。3位にはマキーナ・オケッチ・ネグシハベシが入り、賞品のスポーツドリンク1ケースを受け取った。本国に送って、来客時のお茶代わりに使うらしい。
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