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2014年4月13日 (日)

第1,711回 76年目11月 ダイヤモンドシリーズ

76年目11月

「まあやっと、うちもいい意味でスターが充実して来ましたね」

セブン山本統括部長が雑誌のインタビューに答える。

SPZ本隊が菊次莉乃、長原ちづるのベテラン勢、そして実力者のカンナ神威、テディキャット堀。

対抗してくるのが悪役勢力、アポカリプス。欲野深子、サキタン、ダークヴィーナス、ブラック越後の4人。悪のマッド医師、欲野深三が率いる悪の組織。

そして第3勢力として東欧の謎の王国、ネグシハベシ国。マキーナ・オケッチ・ネグシハベシ姫とお付きのエナ・ガロニンティス。ルックスのいい若手選手の髪を銀色に染めさせ、ドレスを着て入場させたら受けてしまった。母国の財政危機を救うためにプロレスで出稼ぎに来ているという設定が大受け。試合前のあおりVTRも笑わせる定番。お付きのエナさんがいい味を出している。

マキーナ姫、登場当初はイロモノとみられていたが、実力もなかなかのものがありタイトル戦線にも絡んでくるようになりSPZ王座を奪取してしまった。

個性派の集団が3グループ。それに外人勢を加えて4グループあれば、メインやセミは6通りの組み合わせがカード編成できる。

そして団体最古参はSPZの本家本元お家元の三代目、小川あかり。技術に裏打ちされたぐだぐだファイトはもはや名人芸。

さらに直近では国民的アイドルグループとコラボして若手アイドルを1名(小下小石)借りて、ファンを納得させるために小川あかりに半年間コーチさせて、デビューさせてしまった。

「駒はそろった。あとはそれを自在に組み合わせて適宜カードを組めばお客さんは入る」

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「ダイヤモンドシリーズ」開幕。

国民的アイドルグループ(OKA3000・立川支部)に所属してプロレスラーの2足のわらじをはく小下小石はライブ活動の傍ら巡業に帯同し、とりあえず前座でプロレスの動きをお勉強。うまくスケジュールを調整し、単独行動が多いものの芸能活動となんとか両立させ、この日も都内で収録後に空路で秋田へ向かい、会場入り。

第2戦の秋田大会では先輩の山科瞳の胸を借り、息切れしたところをネックブリーカーをもらって10分27秒、敗北。

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シリーズ第7戦幕張大会、メインで組まれたのはSPZタッグ戦、王者長原ちづる、菊次莉乃に挑むのはサキタン、欲野深子。

「アポカリプス」の旗を振りかざしながらリングインする欲野深子。

ベテランの域に入りつつある王者コンビだが、悪の軍団2人と真っ向勝負を繰り広げる、しかし欲野のストレッチプラムで腰でも痛めたのか、菊次の動きがとまる。

「うぁーっ!」
それでもムーンサルトで危機脱出し長原につなぐ。長原、きれいにノーザンで投げる。サキタン、返して欲野にタッチ。欲野深子、勝負を決めるべくKOスリーパー。ロープに近かったがガクッと長原が崩れてしまう。

「もらったー」
欲野深子レッグドロップ。これが決定打となり長原から3カウント奪取。勝負タイム46分6秒、王者組が4度目の防衛に失敗・・・・

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最終戦は、本拠地に戻って横スペ大会。

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