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2014年4月20日 (日)

第1,716回 76年目1月 新春ロケットシリーズ

76年目1月
「新春ロケットシリーズ」開幕。

タッグリーグ戦に出場したエナさんが首のけがで負傷欠場。欲野深子も引き続き欠場。

シリーズ初戦の山梨大会で、ブラック越後がアクションを起こした。

メインの6人タッグ、長原ちづる&菊次莉乃&マキーナ姫 VSサキタン&ダークヴィーナス&ブラック越後。この日も「ブラックアウト」と名付けた得意の蹴り乱打で菊次長原を嫌な顔にさせる。しかし最後はダークヴィーナスがつかまり、菊次長原の合体パワーボムに36分20秒、沈んだ。その試合後

「トップに立つのに、群れたくはない。したがって私は今日限りでアポカリプスを抜ける。自分の力だけでカンナ神威を倒す」

「わ、わかってるの?裏切り者には死の制裁よ」

サキタンが止めるも、越後は

「アポカリプスも落ち目じゃないか。故障中のボスにロートル・・・」という暴言を吐きそのあとはお決まりの大乱闘。

SPZマットも勢力図が変わってきた・・・・

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最終戦は新日本ドーム大会。第1試合開始前に鏡割りなどが行われるめでたさいっぱいの正月興行となったが・・・

第1試合は野村あおばVSユン・メイファ。ユンの打撃を何とかかいくぐって組みつこうとする野村、鋭いボディスラムを連発し、なんとかメイファから3カウントを奪った。勝負タイム11分34秒。

続く第2試合は山科瞳VSエレナ・ライアン。試合を優勢に進めたのはエレナライアンで、得意の裏拳で戦意を喪失させてトドメの頭突き。これで山科から3カウントを奪った。勝負タイム9分7秒。

「ハッピニューヤー」

このあとセブン山本統括部長がリングに上がって新年の挨拶。

第3試合は6人タッグマッチ、菊次莉乃、テディキャット堀、金森麗子VSレミーダダーン、シルバーフェンリル、ブルーフェンリル。

菊次が新年のビッグマッチでカード編成の都合とはいえ前半の試合に回るとは・・・新春の6人タッグマッチらしいバタバタした試合を制したのは外人組。動きの止まった金森麗子に集中砲火を浴びせ、11分26秒シルバーフェンリルが押さえ込んで勝利。その試合が終わると休憩。

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休憩明け、先月のタッグリーグを制したクリスモーガン&パトリシア・パニパトが登場。アポカリプスのサキタン&ダークヴィーナスと激突。モーガン様は世界のトップ選手らしくさすがの存在感。パワースラム一撃でダークヴィーナスを悶絶させる。代わったサキタンにはニーリフトの荒々しい攻め!

「グワーッ!」
18分37秒、サキタンがモーガン様に屈して3カウントを奪われた・・・

この後は新春3大シングルマッチ。

セミ前は越後しのぶ(リングネームを戻した)VSマキーナ・オケッチ・ネグシハベシ。

自力でのSPZトップどりを宣言した越後しのぶ、まずは前SPZ王者のマキーナ姫と激突。
(母国の財政危機はますます深刻化している・・・・ここは負けられない)

しかしお互い様子見のファイトが延々続く凡戦は30分時間切れドローとなった。

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そしてセミは小川あかりVS小下小石。

あおりVTRでOKA3000の運営を名乗る黒服さんが「勝ちブックを譲れ」とごり押ししてくるも、小川あかり、営業スマイルで「うちのビッグマッチはシュートですから」とやんわり謝絶する。このやりとりに場内爆笑。

序盤は地味な腕関節の取り合い

しかし小下小石、ここ数か月SPZマットでもまれてスタミナもついたようで、小川とのグランドの攻防もついてゆく進歩を見せた。小川、スモールパッケージで勝ちを狙うが小下返して、DDTで反撃

「ぬわっ」

この一撃で小川悶絶。動きがおかしくなった。チャンスとばかりに小下、スリーパー責め。小川あかり、懸命にボディスラムで反撃、そしてSTFにつなぐもロープに近い。

しかし小川ニーリフト、以前の小下ならこれで沈んでしまうところだったが、小下耐えた。起き上がったところで30分時間切れのゴングが鳴った。

小下小石、デビュー4か月で小川あかり相手に引き分けるところまで来た。

「来月、横スペで決着戦しましょう」

小川あかりがマイクを取った。小下小石、確かな進歩を見せた・・・:・

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メインはSPZ戦、王者長原ちづる、初防衛戦の相手はカンナ神威。しかし長原、動きに精彩を欠きカンナ神威が攻める一方、最後はカンナ神威がバックドロップで長原を下した。勝負タイム22分41秒。カンナ神威が王者に返り咲いた。

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