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2014年4月21日 (月)

第1,717回 小石チャレンジ!!

76年目2月
「スノーエンジェルシリーズ」開幕

「この状態ではちょっと試合は・・・」

小川あかり、重度のぎっくり腰のため試合出場不能になった。小下小石との抗争アングルを失ったSPZサイドは埋める企画として「100万円チャレンジ!シングルマッチ」を6試合組んだ。

SPZ中堅どころとのシングルマッチを小下に6試合課して、勝てば1試合につき100万円入手できるという企画を組んだ。

「促成栽培は良くないよ。事故を防ぐためにも下積みは踏んでもらわないと」
第2戦、和歌山大会、小下小石はセミ前でテディキャット堀とあたったが、何もさせてもらえずバックドロップの前に敗退。

「まだまだ。あいつレスラーの身体してない」(T堀)

6分53秒で敗れ去った・・・・いままで小川あかりは教育係として甘やかしていたのか・・・

翌日の滋賀大会、小下小石は先輩の山科瞳と対戦。前座要員の先輩なのでいい勝負になるかと思われたが、まさかデビュー4か月の選手に負けるわけにはいかないと奮起した山科、軽やかなフロントスープレックスで投げ飛ばす。場内に響くコシタコールもどこ吹く風、SPZマットの厳しさを叩き込んでゆく!

レッグドロップ、ニーアタックと厳しい攻めを見せる山科。しかし小下小石、あきらめずドロップキックを打ってゆくが
「全然力が入っていない。効かないわよ」
強烈なボディスラムで先輩の洗礼を。
「アイドル歌手とレスラーの2足のわらじなんて」
がす
「無理なのよ」
最後は強烈なニーアタックで15分24秒、山科が小石を料理した。

++++++++++++++++++++

第4戦三重大会では野村あおばVS小下小石。万年前座の選手との対戦なのでプロ初勝利を目指した小下小石だったが、
「あんたには、まだ負けらんない」
野村あおばのネックブリーカー、激しいエルボーに小下たじたじ。それでもDDT、ドロップキックで野村を追い込んだ小下、

(じょ、冗談じゃないわ)

新人に負けるのは御免だと野村、ミサイルキック、懸命に起き上がって反撃する小下。ドロップキックを繰り出して数を返すが
「私のとっておき見せてあげる」

野村あおば、切り札のムーンサルト。20分34秒、これで試合は終わった。
「勝てなかった・・・・」

三重大会メインはSPZタッグ戦、王者欲野深子、サキタンに対するは、挑戦者カンナ神威、テディキャット堀。最近影の薄いアポカリプス軍、ここはきっちり防衛して存在感を示しておきたいところ。けっきょくカンナとはさほどやりあわず、格落ちのテディキャット堀に攻撃を集中させる戦術が奏功したアポカリプス軍が25分38秒、DDTで勝利。王者組が初防衛に成功。

***************************

第5戦岐阜大会、小下小石はベテランのダークヴィーナスと対戦。

(こんなのに負けたら、進退を考えなきゃならなくなる・・・)

小下の攻めを受けつつ、どうやって叩きつぶそうか考えていたダークヴィーナス。相手の攻め疲れを待つ老獪なファイト。息が上がって棒立ちになったのを見計らって

がすっ

ものすごい掌底、この一発で訳が分からなくなった小下。
「終わり」
ダークヴィーナスのダークVキック
ワン、トゥ、ドドドド
(なんで?)
ギリギリ返した。なおも懸命に組みつく小下。そのままグラウンドでもみ合ううち30分時間切れゴングが鳴った。

えええええええええ?

新人の小下小石、悪役集団アポカリプスの重鎮、ダークヴィーナス相手に引き分けに持ち込んだ・・・

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