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2014年4月25日 (金)

第1,720回 小川あかりデビュー10周年

77年目4月
新人テストで矢島恵理子を採用、上背があり、筋力もあるので大成しそうだと判断された。

「旗揚げ76周年記念エッセンシャルシリーズ」開幕。

ドームクラスの会場を回るビッグなシリーズなので、SPZマッチメイク委員会は、「SPZ次期挑戦者決定リーグ戦」を行うことにした。エントリーは欲野深子、サキタン、長原ちづる、越後しのぶの4名。6試合すべてがメインイベント60分1本勝負で行われるので、Sクラのように30分時間切れ引き分けで逃げるという手が使いづらい。

サキタン(2点、ムーンサルトプレス 16.08)長原

サキタン(4点、掌底からの片エビ固め28.32)欲野(0点)

2戦目の札幌で長原をムーンサルトで下して一歩リードしたサキタン、勢いのまま3戦目の仙台では欲野との同門対決を制し、ベルト挑戦へ王手をかけた。

長原(2点、ジャーマンSH 28.04)欲野(0点)

第4戦名古屋ではジャーマンをさく裂させた長原がリーグ戦初勝利を挙げ踏みとどまった。2敗となった欲野は脱落・・・

越後(2点、レッグドロップからの片エビ固め 30.43)長原(2点)

第5戦大阪大会のメインは越後がキックで優位に立ち、最後はダウンさせたところをレッグドロップでトドメ。長原は1勝2敗でリーグ戦を終えた。

越後(4点、ダイビングプレスからの片エビ固め 46.30)サキタン(4点)

第6戦広島大会、越後がサキタンも倒した。得意の蹴り乱打、ブラックアウトでなぎ倒すやダイビングプレスでトドメ。

越後(6点、ジャンピングハイキックからの片エビ固め 20.46)欲野(0点)

そして第7戦九州ドームでは越後しのぶが欲野も倒し見事3連勝でリーグ戦を終えた。これで次期挑戦者には越後が内定。

「うおっしゃあああ、首を洗って待ってろ、カンナ神威」(越後)

++++++++++++++++++++++++

そして最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合は小川あかりVSユン・メイファ。

試合に先立ち、小川あかりデビュー10周年の表彰が行われ、杉浦美月社長から記念品と金一封が贈られた。

小川あかり、序盤はグラウンドで地道に攻めて行ったのだが、やはり古傷がうずくのか、ユン・メイファの頭突きを食らって悶絶。それでもなんとか腕関節を取る、グラウンドで抵抗するユン、しかし小川あかり、つかんだ腕を離さず巧みに絞り上げる・・・・・

「アッー」

キまってしまいユン・メイファギブアップ。

勝負タイム12分35秒、小川あかりがデビュー10周年を白星で飾った。

そこへ招かれざるゲストが。

「あかり」

顔をしかめる小川あかり。
ここで小川母(58)登場。

「いつまで現役にしがみついてるの。ギャラがいいからって。きょうあなたドームなのに第1試合に回されたでしょ。申し訳ない言い方だけど、それが会社の判断なの。もともとあなたはプールで溺れたどんくさい子だから、そろそろ矛を収めることも考えなさい。ほんじゃあね。」

小川母、実の娘に引退勧告をして去って行った。

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