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2014年5月 5日 (月)

第1.729回 そして、輝くステージへ(3)

第77回SPZクライマックス中盤戦の模様。

第5戦は九州ドーム大会。

越後(4点、ブレンバスターからの片エビ固め 15.15)菊次(4点)

ムーンサルトを繰り出すなど勝利への執念を見せた菊次だったが、受けきった越後が鋭いジャンピングハイキック。これで相手の戦意を絶ち、滞空時間の長いブレンバスターでトドメをさして2勝目ゲット。

マキーナ(6点 マキーナ・ミスティカからのエビ固め 9.44)小下(0点)

お姫さまと国民的アイドルの世紀の対決は、小下のスタミナ切れを待って仕掛けたマキーナが快勝。抱え上げて頭から落とす超必殺技のマキーナミスティカを披露。

欲野(6点、サソリ固め 13.14)長原(2点)

欲野深子が手堅くファイトして相手の攻め疲れを待って、逆襲という狡猾な試合運び。最後は疲弊した長原をサソリ固めで下して1敗を守った。
「最終戦でカンナと当たるので・・それまでは負けられません」(欲野)

K神威(8点、裏投げからの片エビ固め 13.14)サキタン(2点)

いつからキラーマシンになったのか、カンナ神威。気がついたら相手にダメージを与え勝っている。今日も危なげなくサキタンを一蹴。まるで死角なし。

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第6戦は飛行機で一気に札幌へ飛んでどさんこドーム大会。

マキーナ(7点、時間切れ引き分け 30.0)越後(5点)

お互い攻め手を欠いたこの試合。相手の打撃を警戒しすぎてグラウンドでもとりあえす出しておく程度の攻め。相手の関節技を警戒して離れてファイトしようとする越後、息詰まる展開が30分続き、時間切れドローとなった。

「突破口が開けなかった。星勘定を考えてやったのがまずかった」(越後)

サキタン(4点 サソリ固め 11.48 )長原(2点)

星の上がらない両者の対戦はサキタンが制した。長原のジャーマンを耐えて、最後はサソリ固めを決めてギブアップを奪った。

欲野(8点、サソリ固め 14.33)菊次(4点)

競り合いを制した欲野深子、高く飛んでのギロチンドロップでペースを握り、動きが落ちたところをKOスリーパー、なんとか落ちずに振りほどいた菊次だが、これで動けなくなった・・・・察した欲野がサソリ固めでギブアップ勝ち。

K神威(10点、裏投げ 11.43)小下(0点)

完全なチャレンジマッチとなった札幌大会メイン。地元凱旋のカンナ神威、対戦相手の小下を軽くあしらう。わざとロープ際で腕関節を取り悲鳴をあげさせる余裕のファイト。そして最後は裏投げ一閃。叩きつけられるや否や場外に逃げた小下だが、カンナ神威場外でも裏投げ。酷い攻め。ズタズタの状態でリングインした小下へ、3度目の裏投げ、当然小下は返せるはずもなかった・・・

第77回SPZクライマックス、カンナ神威が10点でトップを快走、欲野が8点で追う展開。

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