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2014年5月22日 (木)

第1,738回 これが、最後のファイト

77年目12月シリーズ最終戦さいたまドーム大会

会場入口に

「小川あかり最終試合」
「菊次莉乃最終試合」
の大看板が掲げられた。

第1試合は外人同士の対戦、エレナ・ライアンVSリクペチ・メンデス。
鋭いエルボーを連発してペースをつかんだメンデスが押し切って6分27秒、メキシコ式の丸め込みで快勝。

第2試合にあばしり王者の2人が登場、野村あおば、山科瞳VSミラーローズ、ジ・USA。
しかしアイドルタッグの限界か、USAのパワーに太刀打ちできず、最後は山科がよく粘ったもののヒップアタック連打―エルボーで無念の敗北。勝負タイム22分34秒。

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第2試合終了後、おばさん、いや、元SPZ王者フローラ小川こと西花子が登場し、なぜかリング上で演歌をワンコーラス熱唱。

「関戸橋 関戸橋、多摩川渡ればー、さくらが丘、会いに行きます、自転車に乗って、あなーたーにー」

渡辺智美の往年のヒット曲「せきどばし」を熱唱。ファンは爆笑した。

「歌でも歌いたい気持ちでしたので。(爆笑)きょうはわが娘、小川あかりの引退試合があります。まあ相手は菊次大先生ですから勝つ見込みはゼロに近いでしょう。まあ皆さん、缶ビールでも飲みながらあのコの負けざまを見届けてやってください」

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第3試合に早くもサキタンが登場、新人のアドミラル・ヤジマと組んで金森麗子・テディキャット堀と激突。今シリーズのサキタンは相棒の欲野がいないのでシングルで闘ったり、若手のヤジマとタッグを組んだり今一つ活躍できなかった。この日は若いヤジマを制して出ずっぱりファイト。T堀の裏投げを食らうなど危ないシーンもあったが、最後はT堀をニーアタックで蹴散らし、孤立した金森にムーンサルトを決めて3カウントを奪い、格の差を見せつけた。勝負タイム12分57秒。その試合が終わると休憩。

休憩後の試合はタッグ王者の2人が登場、マキーナ姫、エナ・ガロニンティスVSルミー・ダダーン、ブルーフェンリル。

この試合はスポンサーがつき勝者には50万円が与えられると発表された。目の色を変えたマキーナ姫が隙のない攻めを見せてグラウンドでも圧倒。しかし焦りすぎたのか、エナさんがつかまってしまい、ルミーの裏拳に不覚を取った、勝負タイム18分56秒、タッグ王者チームがまさかの黒星。

セミ前の試合は小下小石VS越後しのぶ。

国民的アイドルグループに所属する一方でレスラーとしても活動する小下、グループ内のステージもどんどん上がっているようだ。しかし今日の相手は実力派の越後しのぶと一騎打ちとあって苦しい展開。蹴りをどぼどぼとくらって棒立ち状態。

「いかんですね」(かいせつの杉浦社長)
最後はうなるようなハイキックが決まり小下惨敗。

「フッ当然の結果でしたね」
勝負タイム9分7秒、越後が完勝を収めた。

そして次の試合

「次の試合に登場する菊次莉乃選手はこの試合が最後のファイトとなります ファンの皆様より一層のご声援をお願いいたします」

まず「YOU MAKE ME FEEL・・・」がかかり、菊次が登場。いつものようにトップロープを颯爽と飛び越えリングイン。

そのあと「マイティ・ウイング」が15秒ほど、続いて「ディヴェルティメントK138」が15秒ほど流れ、
「次の試合に登場する小川あかり選手はこの試合が最後のファイトとなります、ファンの皆様、より一層のご声援をお願いいたします」
ここで「セントポール組曲第4楽章」が流れ、小川あかりが入場、いつものTシャツではなく、SPZ博物館所蔵のチーム関節地獄パーカーを羽織って。

試合は菊次がコンディションの良さを見せ、ドロップキック連発でペースを握りアームホイップを連打、タイガードライバー狙いは返されたもののニーアタック!小川あかり、あせってSTFを繰り出したが菊次振りほどいて脱出!

そして菊次、起き上がってニーアタック。フラフラの小川、懸命にチョップで反撃したが後が続かない。菊次、自らロープに走って、反動で勢いをつけて
「はっ」

ラリアット!細腕を振りぬいた。小川あかり、後頭部からマットへ。
「あああっ!」

菊次、絶叫しながら片エビでカバー

ワン、トゥ、スリ
セブン山本レフェリーがマットを3つ叩いた。

闘い終わってノーサイド、カンナ神威以外の全選手とスタッフがリングに上がり、2班に分かれて同時胴上げ!そのあと2人は握手して、小川、菊次の順に引き揚げた。

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