第1,755回 手探りの部分はあったが、まあ、なんとか。
第78回SPZクライマックス
序盤から中盤戦の模様を。
第3戦は仙台大会。
越後(3点、DDTからの片エビ固め 11.33)ヤジマ(0点)
「戦いの年季が違う」
越後、滞空時間の長いブレンバスター、そしてダイビングプレス、これは返されたが続けざまのDDTでヤジマを下し白星ゲット。
欲野(2点、腕固め 13.9)小下(2点)
欲野深子の技術がギラリと光った。グラウンドの攻防は互角、この後どう攻める…という状況下、バックの取り合いからスッと腕を極めてしまった。
「ウガッ」
小下小石たまらずギブアップ。勝負はあっけなくついた。
マキーナ(4点、タントラロック 25.30)サキタン(2点)
マキーナの奥義、マキーナ・ミスティカをギリギリで返したサキタン、ムーンサルト2連発で猛反撃、双方大ダメージを追ってしまった試合だが、マキーナ姫、温存しておいたキラームーブ、タントラロックでギブアップを奪い連勝スタート。
「優勝して何としても賞金を母国の一般会計に・・・」(マキーナ姫)
K神威(3点、サソリ固め 16.48)スパルタン子(0点)
手負いでも強いカンナ神威。対戦相手スパルタン子の打撃に苦しむシーンもあったものの、最後は手堅くサソリ固めでギブアップを奪った。
「初めてやる相手だったので、手探りの部分はあったが、まあ、なんとか。」(カンナ神威)
「チッ、スパルタン子の大うつけめが」
オーロラビジョンで悪態をつく欲野深三医師。
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第4戦は名古屋しゃちほこドーム大会。
越後(5点、ハイキックからの片エビ固め 23.59)小下(2点)
息詰まる熱戦を制したのは越後だった。ハイキックが入ってしまい崩れ落ちる小下。悲鳴が交錯する中、越後が上に乗って3カウント。
スパルタン子(2点、シャイニングウィザードからの片エビ固め 8.33)ヤジマ(0点)
スパルタン子、若手の挑戦を一蹴し初白星。さすがにこのクラスの相手には勝てた。
マキーナ(6点、ストレッチプラム 28.16)欲野(2点)
実力者同士の星のつぶしあいとなるSPZクライマックス。トップを走るマキーナ姫だが今日の相手もテクニック髄一の欲野深子。一進一退の攻防が展開された。
既に1敗を喫しておりこれ以上後退できない欲野も良く攻めた。しかしマキーナもじわじわとコブラツイストで痛めつけて、ストレッチプラム。こらえきれず欲野は無念のギブアップ。マキーナ姫3連勝。
K神威(5点、フライングニールキックからの片エビ固め 14.51)サキタン(2点)
怪しい注射の後遺症で動きがおかしいカンナ神威、それでも動けないなりにグラウンドでサキタンを攻め込む。そして鋭い裏投げでサキタンを頭から落とす。この人キラーだ。そしてシャイニングウィザード、。サキタンもムーンサルト、ミサイルキックで反撃したが後が続かず、カンナ神威、隠し技のフライングニールキックで勝利。
第78回SPZクライマックス。6点でトップを走るマキーナ姫を、1点差でカンナ神威と越後しのぶが追う展開。(続きます)
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