第1,766回 78年目3月 ファイヤーソウルシリーズ
78年目3月
「ファイヤーソウルシリーズ」開幕。
第5戦の宇都宮大会で欲野深子、アドミラル・ヤジマ組がブルーフェンリル、レッドフェンリルを撃破し、あばしりベルトの初防衛に成功。27分10秒、欲野がサソリ固めでブルーフェンリルを仕留めた。
シリーズ第7戦は幕張大会、メインで先月引き分けに終わったSPZ世界タッグの再戦が組まれた。
越後しのぶ、金森麗子VSマキーナ姫、エナ・ガロニンティス。
お互い譲らぬ攻防が展開された。マキーナ姫のマキーナミスティカを繰り出すも金森懸命のロープへ。そしてハイクラッシュで反撃。最後はどちらに転ぶかわからない勝負となったが、なんとかエナを捕らえた越後が57分31秒、合体パワーボムで勝利。
シリーズ最終戦はさいたまドーム大会。
第1試合は斉藤智子VSファンシーローズ2号。新人の斉藤、まだ中堅外人相手のシングルは荷が重く、8分10秒、パワースラムで敗北。
第2試合は早くも強豪外人、ルミー・ダダーンが登場、対戦相手のジェーニ―・ベイスをフェイスクラッシャーであっさりと下した。
休憩前第3試合に早くもカンナ神威登場。テディキャット堀、結城千種とトリオを組んで、サキタン、スパルタン子、アドミラル・ヤジマのアポカリプス軍と激突。
―カード編成の都合とはいえ休憩前・・・・
ちょっとこの扱いにムッとしたカンナ神威、アポカリプスの3人を向こうに回して大立ち回り。最後はノーザンライトSHを連発して17分37秒、スパルタン子を仕留めた。
休憩後第4試合はタッグ王者チームが登場。
越後しのぶ、金森麗子VSブルーフェンリル、レッドフェンリル。
タッグベルトを持ってシリーズを終えた越後、のびのびとファイトし、14分21秒、ブラックキックでブルーフェンリルを仕留めて勝ち名乗り。
セミファイナルもタッグマッチ、マキーナ姫、エナ・ガロニンティスVSクリス・モーガン、ジ・USA。しかし世界最強のモーガン様強い。しかしなんとか耐えしのいで「USAの引きずり出しに成功。この機を逃さずマキーナ姫がタントラロックで27分28秒、ギブアップを奪った。
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そしてメインイベントはSPZ戦、王者・欲野深子に挑む挑戦者はなんと小下小石。
小下小石、国民的アイドルとの兼業レスラーで実力的にトップグループに迫ってきたとはいえ、まだ時期尚早かと思われたが、営業的理由で組んでしまえということになった。
ファンの声援が凄い中、地味なグラウンドの攻防が展開され、徐々に立ち技が混ざってきたとき、25分過ぎにいきなり欲野が仕掛けた。KOスリーパー発動。
「あうん」
小下小石、失神。危険と判断したレフェリーが試合を止めた。王者が2度目の防衛に成功。
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