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2014年7月20日 (日)

第1,778回 永遠のナンバー2でいいのか?

79年目9月シリーズ 最終戦

さいたまドーム大会。

団体最強のカンナ神威のあまりの強さにさじを投げたSPZの敏腕フロント・セブン山本統括部長は「カンナ神威包囲網」の構築を決意した・・・

続く第2試合は、斉藤智子VSアドミラル・ヤジマ。パワーで上をゆくヤジマがラリアットを連発し勝利。

続く第3試合は長原ちづる、テディキャット堀VSキラー・キエフ、マリー・ネルソンのタッグマッチ。

T堀がつかまってしまう展開となったが、何とか起死回生の裏投げでキエフを投げて長原につなぐ、しかし長原ちづるのぐだぐだぶりが拍車がかかっており、最後は乱戦の中、長原が伏兵ネルソンに掌底で殴り倒されて3カウントを許すという情けない結末。勝負タイム14分39秒。その試合が終わると休憩。

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休憩後はSPZ世界タッグ王者・マキーナ姫とエナさんが登場、今日の相手はアポカリプス軍のスパルタン子&ハイパー・スパルタン。

ノンタイトル戦なので落ち着いてファイトしたネグシハベシ国の2人が余裕の試合運び、最後は満を持してのタントラロックでマキーナ姫がハイパーから具イブアップを奪った。勝負タイム11分45秒。

セミファイナルのタッグマッチは小下小石、結城千種VS越後しのぶ、金森麗子。
「この技に耐えられる?」
結城千種のタッチアウトが越後を追い込むも、越後の耐久力は半端ではない、平然と2で返す。

そして、
「言い残すことはないかー」

ブラックキック炸裂。これで小下を沈めて勝利。29分55秒の熱戦を制した。

だが事件は試合後に起こった。

試合後、リングに上がったのは欠場中の欲野深子、サキタン。2人そろって黒いジャージ姿。そしてオーロラビジョンには欲野深三医師!!

「越後しのぶよ。いまのままではカンナ神威に勝てぬぞ。このまま永遠のナンバー2でいいのか?」

 「あんたうるさいなー」

汗をぬぐいながらオーロラビジョンをにらみつける越後しのぶ。

「そうじゃけんにせんでもええのに。我が改造手術を受けてパワーアップすればカンナ神威など物の数ではないぞ」

場内どよめき。
「バカ。そんなんであいつに勝っても自慢にならねえんだよ」

「オ、フォフォフォ。説得は上手くいかなかったか。じゃあ強制執行しかないわな。やれ、欲野、サキタン」

「な、なにをするー、きさまー」

あわれ、越後しのぶはアポカリプス軍の手により拉致監禁されてしまった。来月どうなってしまうのだろう。

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メインはSPZ戦

「どうせ社内の人間を当てても結果はわかり切っています」

ということで挑戦者に抜擢されたのはEWAのトップどころ、コーカサスの魔風、ガラパシ・ガルパン。試合が始まるや相手のグラウンドを警戒しすぎてカンナ神威、ちょっと及び腰のファイト。そのままズルズルと試合が進み、頃合いをみたガルパン

「骨がきしむ音を聴かせて頂戴」

ガルパンロック(変形STF)が決まった、懸命にこらえたカンナ神威だったが、こらえきれず痛恨のギブアップ。

場内ええええええ。あの無敵を誇ったカンナ神威があっさり負けてしまうとは・・・・

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