第1,785回 79年目12月ウルトラタッグリーグ(下)
第7戦は広島若草アリーナ大会
モーガン○、ミスUSA(6点、延髄斬りからの片エビ固め 15.44)欲野、サキタン×(4点)
ここまで星の上がっていない両チームの対戦はモーガン組が馬力で押し切った。最後はフラフラになったサキタンをモーガンがジャンピングキック気味の延髄でしとめた。名コンビ・欲野サキタン、ここまでまさかの2勝4敗・・・・・・・
K神威、T堀(9点、ブレーンバスターからの片エビ固め 16.26)長原、金森×(2点)
まだ圏内に残っているカンナ神威組、ここは星を落とせない。とはいえこの日はここまで2点と低迷の金森長原なので強気のファイト。早々に長原を蹴り倒した後、残った金森を集中砲火。最後は弱った金森を落ち着いてT堀がブレーンバスターを連発して始末した。
マキーナ〇、エナ(10点、ダブルインパクトからの片エビ固め 21.10)S越後、スパルタン子×(8点)
広島のセミで8点首位同士の大一番。
(なんとしても踏みとどまって、優勝賞金を母国の一般会計に・・・)
ノーザン連発でS越後を追い込むマキーナ姫、しかし越後もブラックキックで反撃。盛り上がった試合。しかし最後の最後でスパルタン子を捕まえたネグシハベシ国チーム、必殺ダブルインパクトでスパルタン子を沈めた。
小下○、結城(9点、バックドロップからの片エビ固め 12.45)Bフェンリル×、Rフェンリル(0点)
小下組も1敗1分けを守った。ここまで勝ち点0のフェンリルズ相手に危なげなく試合を組み立て、最後は落ち着いてバックドロップで幕。
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これで優勝争いはマキーナ組が10点でトップ、小下組、カンナ神威組が9点で追う展開。
しかし最終戦のマキーナ組の相手がここまで2点と不調の長原組なので、目の肥えたファンはよほどのことがない限りマキーナ組優勝の可能性が高いとみていた。
そして最終戦はさいたまドーム大会
越後○、スパルタン子(10点、延髄斬りからの片エビ固め 26.08)欲野×、サキタン(4点)
最終戦でアポカリプスの同門対決。わずかながら優勝の可能性を残す越後組が押し切り、ジャンピングキック連発で欲野深子を屠った。
「うーん・・・お祓いでもしてもらいましょうか」(サキタン)
優勝候補の一員として名を連ねていた欲野サキタン、けっきょく4点でリーグ戦を終えた
モーガン○、ミスUSA(8点、ポセイドンボンバーからの体固め 9.42) Bフェンリル×、Rフェンリル(0点)
モーガン組は8点でリーグ戦を終えた。外人対決を制し、試合後マイクを握ったモーガン「サイタマ、メリークリスマス、アンド、ハッピニューヤー」とマイクパフォーマンス。場内どよめき。優勝戦線に絡めなかったせめてものお詫びか。
マキーナ○、エナ(12点、合体パワーボムからのエビ固め 16.0)長原、金森×(2点)
優勝賞金1000万円がちらついたのか、どことなくぎこちないファイトのマキーナ、エナ。しかし長原の攻めを受けきるや、場外に落として残った金森を集中攻撃!最後はグロッキーとなった金森を、
「エナ!」
「はい、姫さま」
このシリーズ多用している大技、合体パワーボムで金森を沈めて12点でリーグ戦を走破。
「いやいや、このメンツで負けなしで終えたのは凄いですよ」(かいせつの杉浦社長)
「姫さま、やりましたーーーー」
抱き合う2人。ネグシハベシ国から出てきて4年あまり、ついにタッグリーグを制覇した!!
K神威○、T堀(11点、裏投げからの片エビ固め 23.14)小下、結城×(9点)
さいたまドーム大会メインイベントは消化試合となった。連覇の夢ついえたカンナ神威だが、いつも通り淡々と小下を攻め込んでゆく。そして最後は結城を捕らえ、ノーザン、裏投げの波状攻撃で沈めた。澄ました表情で2位の賞品の缶詰セットをもらって引き揚げるカンナ神威だった。
「姫さま、やりました!!練習の成果を発揮できたみたいです」(エナさん)
「賞金頂けるなんて・・・・嬉しいです!ありがとうございます!」(マキーナ)
副賞のダイヤネックレスを売却したマキーナ姫、合わせて1100万余りをネグシハベシ国の一般会計にいれた効果で、母国の消費税上げは120%でストップした。
年末のプロレス大賞、MVPはカンナ神威、最優秀新人は市ヶ谷麗華、タッグのベストバウトはどこかの地方会場で組んだ、小下小石、テディキャット堀VSクリスモーガン、ルミーダダーンの一戦が選ばれた。
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