プロレス技シリーズ75 サマーソルトドロップ
今回ご紹介するのは、サマーソルトドロップ。
前回紹介したセントーンと似ていますが、サマーソルトドロップはダウンした相手へ助走をつけてくるっと前方宙返りをしたのち相手へ背面から体を浴びせる技です。
セントーンがジャンプしてそのまま背中から落下するのに対して、あえて前方宙返りを入れることで身軽さというか威力増加の説得力を狙ったものと思われます。
この技を得意にしていたのが国際プロレス出身の名レスラー、マイティ井上。キャリアの後半全日所属時にはジュニア戦士扱いでしたが、それなりにごつい小太りの体形をしていたので、サマーソルトドロップを決め技として使われていました。
105kgがくるっと一回転して落ちてくるのですからそこそこダメージの大きい技と思われます。全日所属時には格下の若手やC級外人をこの技を2連発し(連発することで身軽さをアピールしていたのでしょうか)フォール勝ちを収めていました。またファミリー軍団と悪役商会の抗争でも試合終盤でもつれた時にこの技をよく繰り出していました。派手な柄のタイツと相まって、マイティ井上というレスラーの個性を表現されていました。
いまではあまり使う人がいない技ですので、WASでは当然のごとく実装されていません。杉浦美月さんとか小川ひかるさんに覚えさせると会場が盛り上がりそうな気がします。
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