第1,794回 80年目5月 横浜決戦
そして最終戦は横スペ大会。
第1試合は内野笙子VSミスティアマスクβ。全く勝負にならず、3分1秒、ミスティアがミサイルキックで勝利。
第2試合はアドミラル・ヤジマ、スパルタン子VSエレナ・ライアン、アックスローズ103号。この試合はスパルタン子が地力の高さを見せて、11分27秒、ノーザンライトSHでアックスローズを沈めた。
第3試合は欲野深子、サキタンが登場し、若手の斉藤智子、米野香月と対戦。かつてのタッグ王者が休憩前・・・ファンは少し溜息。
しかしこの試合は格の違いを見せつけ、相手チームの攻めを軽く受けきると、欲野深子の逆片エビ地獄で相手2人を悶絶させる。そして斉藤にサソリ固めの追い打ち。そして最後は合体パワーボムで斉藤を沈めた。勝負タイム13分7秒。
ざわついた場内を察した欲野がマイクで一言。
「間違っても同情なんかするんじゃないぞ!!」
・・・・・・・
「いいか、メインでも、第1試合でも、・・・クリスモーガンが相手でも、その辺のホウキが相手でも!あたしたちはアポカリプスだ!!」
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そして休憩。
休憩後は第4試合は小下小石、金森麗子VSルミー・ダダーン、レッドフェンリル。外人組のパワフルな攻めに苦しんだ小下と金森、最後は金森がつかまってしまい、ダダーンの裏拳に沈んでしまった。勝負タイム15分2秒。
そしてセミ前はマキーナ姫とエナさんのネグシハベシ国コンビが復活。クリス・モーガン&ミスUSAマスクと激突。
弾丸ツアーのマキーナ姫。日本滞在はわずか30時間。この日も試合後はすぐ羽田に向かい、2度のトランジットを経てネグシハベシ国まで帰るスケジュール。モーガン相手に一歩も引かない好ファイト。最後はモーガンがアクシデントで腰を痛めたのを見るや、エナさんが逆片エビ固めでグイグイと。これで24分40秒、ギブアップを奪った。
「YOKOHAMA NUMBER 1!!」
「それじゃあ、エナ、山本さんと仲良くね」
マキーナ姫がマイクで話した後、大量の崎陽軒シウマイのお土産とともに、コスチュームの上からバスタオルを羽織り、会場を後にした。このあとすぐ母国へトンボ返りするらしい。
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セミは結城千種VS越後しのぶ。事実上のナンバー2争い。しかし越後の打撃は一発で結城の動きを止める。あわてた結城がタッチアウトを繰り出すも
「この・・・・程度か」
ならばと結城バックドロップ。これで越後の顔色が変わった。
「潰れろ」
越後、ジャンピングハイキック、DDTの猛攻。これで動けなくなった結城へレッグドロップを落として勝利。勝負タイム25分13秒。
そしてメインはSPZ戦、王者カンナ神威に挑むのはガラパシ・ガルパン。
(厳しい相手だ・・・しかし関節を持っていかれない限りは・・・なんとかなる)
セオリー通りロープに近い位置でファイトしたカンナ神威。危なげないファイトを展開し、最後は19分39秒、裏投げであっさりと勝利。王者が5回目の防衛に成功。
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