第1,817回 81年目7月 サマースターナイツシリーズ
81年目7月
「サマースターナイツシリーズ」開幕。
第6戦の宇都宮大会が地震の影響で中止となった。
第7戦幕張大会メインはSPZタッグ戦。王者市ヶ谷レイカ、マキーナ・オケッチ・ネグシハベシVSクリス・モーガン、ブルーフェンリル組。世界最強の女モーガンがSPZタッグベルトに挑戦。ベルト流出は避けたい市ヶ谷は格落ちのブルーフェンリルに狙いを定め、25分34秒、パワースラムで快勝。
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最終戦は新日本ドーム大会。
第1試合はREI VS内野笙子。地方興行でも前座の定番カードとなりつつあるこの2人の試合、グラウンドでの攻防から10分過ぎにお互い立ち技を混ぜてくる。今回の対戦はアキレス腱固めで内野がギブアップを奪った。勝負タイム10分4秒。
第2試合は越後しのぶ、アドミラル・ヤジマVSリクペチ・メンデス、ダイナマイト・サンデー。
第2試合に回された屈辱のマッチメイク。越後は入場時からイラついていた。けっきょく試合のほとんどを若いヤジマに任せ、自らはフォローに徹した。結果は15分23秒、ヤジマがパワーボムでダイナマイトサンデーを押さえ込んだ。
外人同士のタッグマッチのあと、休憩明け第4試合は金森麗子、斉藤智子VSレッドフェンリル、ブルーフェンリル。フェンリル組の連携攻撃に苦しんだ斉藤智だったが、
「一気に決める」
最終奥義ジェットスマッシュでブルーフェンリルを仕留めた。勝負タイム23分22秒。
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第5試合は実力派と若手を混ぜた対戦。小下小石、ユキ萩原VSマキーナ姫、殺人SEデスマソリューション。試合の七割がたは小下とマキーナ姫のシングルマッチ状態。最後になってようやくタッグマッチらしいバタバタした攻防となり、小下がムーンサルトでデスマを仕留めた。勝負タイム25分23秒。
セミは市ヶ谷レイカVSクリス・モーガン。世界最強の女・モーガンのパワフルな攻めに苦しんだ市ヶ谷だったが、なんと耐えて耐えて、ゴッデスボムで逆転の3カウントを奪った。勝負タイム24分45秒、場内どよめき。
メインはSPZ戦、王者結城千種に対するはルミー・ダダーン。ひさびさに海外選手相手にSPZ戦が組まれた。ダダーンの力押しを受けきると、タッチアウトで反撃開始!何とか返したダダーンだが足元がふらついていた。ダダーンもパワースラム、パイルドライバー、パワーボムで反撃するなど見せ場は作ったが、結城、裏技の踵落としでなぎ倒して3カウントを奪われた。28分37秒、王者が4度目の防衛に成功。
「この勢いで、来月のSクラも獲ります!」
結城千種、エースの貫録。
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