第1,835回 小下小石、頂点へ
82年目5月シリーズ
最終戦は横スペ大会。本拠地なのであいかわらず超満員の盛況。
こんかいは新人の東都デビュー戦が3試合続くマッチメイクなので、セブン山本のMCは割愛され、淡々と第1試合が始まった。
第1試合は遠藤亜美VSREI。
一期先輩とはいえあまり余裕のないREI、新人の遠藤亜美に殴られて蹴られて大苦戦。それでもストレッチプラムに捕らえて、ギリギリ絞り上げて9分51秒、ギブアップ勝ち。
第2試合は鳥海理奈VSシュウ・メイファ。ラリアットを繰り出すなど健闘した鳥海だったが、シュウメイファもえぐい打撃を繰り出し、9分20秒、ニーリフトで終了、。
第3試合は遠藤真美VSリサ・ライアン。打撃の応酬に場内沸くも、最後はローリングソバットを決めたリサが勝利。勝負タイム8分20秒。その試合が終わると休憩。
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第4試合は金森麗子、斉藤智子VSアドミラル・ヤジマ、スパルタン子組。
この試合は先月の雪辱に燃える金森が奮起し、ヤジマをハイクラッシュ、ハイキックで蹴りつぶして終了。勝負タイム18分53秒。
外人同士のタッグマッチを挟んで、第6試合は、デスマ・ソリューションVSハイパーモーガン。
IWWFがクリスモーガン引退の対応策として、ニュービーレスラーの候補生100名に猛特訓を施し最後まで生き延びた1人にハイパーモーガンの称号を与えてSPZマットに投入したという経歴。やはりパワーが全然違う。ポセイドンボンバーをまともに食らったデスマ、3カウントを奪われた。勝負タイム11分12秒。
セミは結城千種VSマキーナ姫。前王者の結城千種が優位に試合を運び、10分46秒、得意のタッチアウトでマキーナ姫を倒した。
メインはSPZ戦、王者市ヶ谷レイカに対するは、アイドル兼業レスラー小下小石。
最近は戦績が微妙だが、運営筋のゴリ押しで挑戦が決まった。まあ市ヶ谷レイカが勝つだろうと誰もが思っていて、会場のファンも平気で缶ビールのふたを開ける者多数で、ゴングが鳴ってからも市ヶ谷さんが有利に力押しで試合を運んだが、
小下小石、
・・・・一か八か
相手の突進を受け流してサッと倒してSTF!
「ギィィィ」
不意の返し技に市ヶ谷レイカたまらずギブアップ。24分16秒、王座移動。
ええええええええええええええええええ?
場内どよめき。
「と、獲った・・・・」
小下小石号泣。トップグループまでは上がったが、そこから先がなかなか結果が出せず、市ヶ谷や結城が上がってきて、このままベルト戴冠を果たせず終わるかと思われたが、ついに黄金のベルトを奪取した。
いままでの苦しかった日々がフラッシュバックしたのか。師匠役の小川あかりもリングに上がって祝福。苦節5年いま実る。
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