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2014年10月31日 (金)

第1,839回 2強のマッチ・レース

第82回SPZクライマックス、リーグ戦前半戦の模様を。

3戦目は大阪大会
ブリザード(4点、延髄斬りからの片エビ固め 12.02)斉藤智(0点)

エステル・ブリザード2連勝スタート。この日は斉藤智と密着して戦う戦法が功を奏し、ストレッチプラムを延々と。そして弱ったところを延髄斬りでフォール。そして試合後はマイクを取っての説法会を開催。大阪のファンも爆笑した。

小下(4点、逆片エビ固め 11.18)金森(0点)

小下小石、順当に2連勝。この日も基本に忠実な逆片エビ固めで金森を仕留めた。

市ヶ谷(4点、ハイキックからの片エビ固め 8.18)デスマ(0点)

いきなり首固めで市ヶ谷を丸め込もうとしたデスマだったが、当然返された。そのあとは市ヶ谷ペース、最後はハイキックでデスマを潰して完勝。

結城(4点、延髄斬りからの片エビ固め 15.03)ヤジマ(0点)

ヤジマのパワーボムを受けきった結城が反撃開始、ハイブリッジでジャーマンを決める。しかしヤジマもデスバレーで反撃、だがヤジマの頑張りはそこまでだった。延髄斬り2連発で結城が勝利。

***************************

第4戦は広島若鯉球場大会

斉藤智(2点、パイルドライバーからの片エビ固め 14.57)金森(0点)

タッグパートナー同士の対決は打撃を効果的に繰り出した斉藤智が優位に立ち、最後はパイルドライバーで3カウント奪取。斉藤智、Sクラ初勝利。

ヤジマ(2点、掌底からの片エビ固め 20.20)ブリザード(4点)

テクニックならブリザードなのだが、ヤジマにはラフ攻撃がある。場外乱闘でもヤジマが優勢。なんと栓抜き攻撃まで繰り出す極悪ぶり。

「ああ・・・・っ」

ヤジマの卑劣な栓抜き攻撃でペースを完全に崩されたブリザード、当然こんな攻撃は本国では食らったことはないだろう・・・そのあとは攻め込まれる苦しい展開。結局最後は掌底の連弾を食らって流血して沈んだ・・・・

「フンッ、あんなイロモノに負けるわきゃねえだろ」

ブリザードさん、負けたので、説法会は割愛して引き揚げた・・

市ヶ谷(6点、神の咀嚼からのエビ固め 10.23)小下(4点)

3強の直接対決が広島で組まれた。試合開始早々にタイガードライバーを繰り出すなど積極的に仕掛けた市ヶ谷が優位に立つ、小下もSTFで反撃したがロープに近い。最後は裏技、変形垂直落下式ブレーンバスター「神の咀嚼」で小下小石を沈めた。

結城(6点。タッチアウトからの片エビ固め 7.37)デスマ(0点)

結城千種楽勝。7分少々の省エネファイトでデスマを片付けた。

第82回SPZクライマックス、大方の予想通り、結城千種と市ヶ谷レイカのマッチレースとなった・・・・・

2014年10月30日 (木)

第1,838回 説法師、来日。

82年目8月 恒例のSPZクライマックス。
エントリーは下記の8名

◆小下小石(21)6年連続6度目の出場
第80回大会優勝
「私が望むのは優勝。力負けしないようにやります。真のアイドルレスラーになるために、頑張ります」

◆アドミラル・ヤジマ(20)2年連続3度目の出場
「私は白星配給係に落ちる気はないぜ。せいぜいかき回してやんよ」

◆結城千種(19)3年連続3度目の出場 前回優勝
「あー、うー、そのー、現チャンピオンは私なのでー、優勝以外の結果はあり得ないです」

◆市ヶ谷レイカ(18)3年連続3度目の出場
「時は・・・来た。暴力の饗宴が始まります」

◆殺人SE・デスマ・ソリューション(年齢不詳)2年連続2度目の出場
「ITの力をマット上でも発揮しますよ、」

◆金森麗子(22)2年ぶり2度目の出場
「凄いメンツのリーグ戦でやれて光栄です。大物食いできるよう頑張ります」

◆斉藤智子(19)初出場
「やっとここまで来ました。勝ち点を一つでも多く重ねます」

◆エステル・ブリザード(年齢不詳)初出場

大会直前になって4強の一角、マキーナ姫が腰痛の症状が思わしくないため欠場を表明、代役として、元ネグシハベシ国のタントラ格闘術経験者にあたりをつけたらしく、エステル・ブリザードなる選手がSクラにエントリーされた。マキーナ姫の「古い知り合い」らしいが、その他の経歴は全くの謎・・・

なお、マキーナ姫のほか、REI、新人の鳥海理奈の負傷欠場が発表され、ユキ萩原の「無期限海外遠征」も発表された。

2戦目の札幌大会から
ブリザード(2点、エビ固め 22.05)金森

マキーナ姫と似たリングコスチューム、手には宝玉の付いた錫杖を持った銀髪の美少女レスラーが花道に姿を表した。髪を染めてメイクで雰囲気を若干変えているが、ユキ萩原だった人というのはバレバレ。場内笑い。

「自己紹介します。ネグシハベシ国、タンバー生まれのタンバー育ち、国立修道院二等司祭、エステル・ブリザード」

ファンはもうどう突っ込めばいいかわからなくなった。

「内乱状態に陥った祖国の復興資金を稼ぐために私は来日しました」

セコンドにはマキーナ姫がつく異例の態勢。試合の方も金森の打撃を懸命に受け流し、最後は相手の突進を切り返しての丸め込みで鮮やかに3カウント奪取。

試合後、エステル・ブリザードがマイクを取った。

「あなたは神を信じますか」

場内爆笑

「この地球にはいま60億の人が、生を受けております。この地球、水の星に生命体が誕生したのが20億年前、それ以来進化を続けて人類が誕生したのも天の配剤・・・」

なんと説法会をおっ始めた。場内唖然。

「その60億は神の手によりおのおの生を受けており、善行を積むことで日々の糧をえていることを忘れないよう私たちは生きなければなりません。それではみなさん、ごきげんよう。元気で行こう、絶望するな。では失敬」

説法会は3分続いた。またSPZに変なのが入った。

小下(2点、逆片エビ固め 11.36)デスマ

小下、危なげなく格下のデスマを逆片エビで仕留めて白星発進。デスマ、ITの力を発揮することはできなかった・・・

市ヶ谷(2点、エビ固め 10.32)ヤジマ

「結城千種を潰して全勝優勝。それしかありませんわ」
ヤジマの頭突き攻勢にたじろいだものの最後はドロップキックでなぎ倒したところを強引に丸め込んで白星発進。

結城(2点、タッチアウトからの片エビ固め 15.02)斉藤智

斉藤智のキック攻勢を受けきった結城がタッチアウト一発で勝利。若干手こずったものの白星発進。

第82回SPZクライマックス。今年も真夏の祭典がスタート。

2014年10月29日 (水)

紅葉に染まる 20141029

皆様こんばんわ、WAS没頭中・筆者のkonnoです。

今週のスポーツニュースのようなもの行きます。

■プロレス

渕正信・秋山準アジアタッグ獲りならず

10.25三条大会、ぎりぎりまで観に行くかどうか迷ったが、交通費込みで3万円はどうかと思ったので自粛。

試合は30分近い激戦の末、スタミナが尽きてしまった渕さんが鈴木鼓太郎のエンドレスワルツに屈した・・・しかし60歳で30分近く戦うとか・・・

■野球

日本シリーズはソフトバンク2勝1敗

元横浜・高宮が日本シリーズに登板・・・・

■相撲

逸ノ城新関脇

これから上位陣も研究してくると思うので、九州場所で真価が試される。ここで10勝するようだと将来的にもっと上へ行くだろう。

旭天鵬は前頭11枚目

幕内残留ノルマは6勝。

今週はこんなところ。

2014年10月28日 (火)

第82回SPZクライマックス予告編

82年目8月 恒例のSPZクライマックス。
エントリーは下記の8名

◆小下小石(21)

6年連続6度目の出場
第80回大会優勝

◆アドミラル・ヤジマ(20)

2年連続3度目の出場

◆結城千種(19)

3年連続3度目の出場 前回優勝

◆市ヶ谷レイカ(18)

3年連続3度目の出場

◆殺人SE・デスマ・ソリューション(年齢不詳)

2年連続2度目の出場

◆金森麗子(22)

2年ぶり2度目の出場

◆斉藤智子(19)

初出場

◆エステル・ブリザード(年齢不詳)

初出場

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SPZ4強の一角、マキーナ姫は先シリーズでの腰の負傷が完治せず、けっきょくSPZクライマックス出場を回避した。そのマキーナ姫から推薦があったのがネグシハベシ国の神官、エステル・ブリザードなる選手。リーグ戦をどこまでかき回すか。

優勝争いは、最近のSPZ2強、結城千種、市ヶ谷レイカが軸となるのは間違いない。

最終戦の横浜で直接対決が組まれているが、そこまで取りこぼしせずに来れるかがポイントだろう・・・というのが京スポ新聞の予測。

小下小石ら3番手以下と思われる選手も、とうぜん一発狙ってくるであろうし、勝てないまでも30分時間切れに持ち込もうとしてくることも十分予想されるので、最終戦の横浜をロスなしの12点で迎えた方ががぜん有利になるだろうと予想された。

2014年10月27日 (月)

プロレス技シリーズ78 クロスチョップ

今回紹介するのは、往年の名レスラー、ラッシャー木村さんが多用していた

「クロスチョップ」です。

相手をロープに飛ばして、跳ね返ってくるところを待ち構えて、両腕をクロスさせた状態で相手の喉元めがけてカウンター気味にぶち当てる技。

不用意に突進してきた相手に対してのカウンターでも使われていました。大相撲出身で強靭な足腰とパワーを持つラッシャー木村さんならではの技でした。フィニッシュにはならないのですが、そこに行くまでの組み立てとして、また試合の流れを変える技として、晩年まで多用されていました。喉元は鍛えにくいので、そこに入ってしまうと大ダメージ、威力抜群ということなのでしょう。

クロスチョップと言えばミル・マスカラスのフライングしてのクロスチョップが有名ですが、ラッシャー木村のカウンター式クロスチョップもプロレスファンの間ではよく知られていました。

最近はこういった、流れの中で定番ムーブをこだわって繰り出す選手が少なくなりました。

WASでは実装されていません。パワー系の選手に返し技として設定しておくと試合の流れが面白くなると思うのですが。

2014年10月26日 (日)

本日休載

新宿の名店から

高野フルーツパーラー

フルーツパフェ

Takanofruit

2014年10月25日 (土)

最近アイドルマスターが気になっています(1)

アイドルマスターの女の子の中で最初から気になっているのが、

萩原雪歩さん(17)。

765プロ(メンバー13人の所属事務所)の中での清純派アイドルという位置づけ。

弱気な自分を変えたくてアイドルを志したという経歴です。

Hagiwarasan_2


2014年10月24日 (金)

キノの旅18巻

ラノベ界のロングセラー、

「キノの旅」18巻 が10月10日に電撃文庫から発売されました。(550円+税)

Kino18


10代中盤から後半くらいの女の子、キノちゃんがあちこちの国を言葉を話す二輪車・エルメスに乗って旅をするお話です。一話完結の短編ストーリーが連作の形で続いているのでちょっと時間の空いたときに読み切れる内容。

あからさまな萌えとか過度なファンタジーな話でもないのですが、ときどき妙に読みたくなります。

時雨沢先生の著作と言えば、手のこんだ「あとがき」。今作では4ページほぼ白紙で、「頭のいい人には見えないあとがき」として出してきました。そして本当のあとがきをカバー裏に配するイタズラ・・・・

2014年10月23日 (木)

筆者多忙につき

Uragazou


(写真は北海道 利尻島 ウニのおいしいところです。)

筆者多忙につき、「レッスルエンジェルスサバイバー没頭CHU」

今週の通常更新は見合わせとなります。大変申し訳ございません。

2014年10月22日 (水)

酒を飲む秋、20141022

全国のプロレスファンの皆様こんばんわ。WAS没頭中筆者のkonnoです。

今週のスポーツニュースのようなもの行きます。

■野球

日本シリーズは阪神VSソフトバンク

金満巨人はまさかの4連敗。阪神の抑え投手、呉さんがが大活躍。渡邊会長激怒だろうからこれはオフに大補強あるで。

元ベイ高宮が阿部キラーとして活躍

かつての水差しがまさかの左の中継ぎで好救援。

■プロレス

秋山、大森が世界タッグ王座守る

曙、吉江豊組を破り防衛成功。最後は大森のスライディングアックスボンバー連発。しかしこのカードをメインにもってきても客数1140人って・・・・

百田光雄の息子、力、全日マット参戦。

渕正信と組んで西村修、井上雅と対戦。

■マラソン

川内優輝、ちばアクアラインマラソンを制す。

ハーフマラソンを安定の1時間4分台で走破。次回出走は2週間後のニューヨークシティマラソン。

今週はこんなところ。

2014年10月21日 (火)

第1,837.5回 仲間割れその後

しかし結末は突然に。40分過ぎに小下が仕掛けた逆片エビ固めでマキーナ姫の腰がイッてしまったらしく
「ヒギャアアア」

突然痛がり出したマキーナ姫、無念のタップ、。市ヶ谷のカットは遅れた。勝負タイム42分32秒、結城千種2冠王。

王者組10回目の防衛ならず。
試合後しかも王者組が仲間割れ。

「なんであんな逆片エビなんて三流技でタップするのですか?キーッ!信じられません」
「あれ以上耐えたら次の仕事ができなくなります。」

にらみ合う市ヶ谷とマキーナ姫。おもわずセブン山本統括部長が割って入る。険悪な雰囲気で宇都宮大会は終わった。

**************************

「いつつつつつ」

シリーズ後半、腰にテーピングを施して試合をこなしたマキーナ姫だが、本来の動きではなかった。最終戦もパートナーのデスマを見殺しにしてしまい敗北。

「腰が相当悪いですし・・・・もうあの人とはコンビを組みたくありません」

市ヶ谷レイカは強いので試合運びが楽だが、最近は性格や発言が上から目線になってきた。

マキーナ姫、意を決して手紙を書いた。

「親愛なるエステル・・・・」

自ら王国の紋章を押して封緘し、国際郵便を郵便局の窓口へ。京スポ記者さんの直撃に対し

「あ、母国から新戦力呼びます。タントラ格闘術をたしなんでいて、わたくしとも互角に戦える猛者です。ビザとかメディカルチェックの都合がクリアできれば来月のSクラに間に合うかもしれません」(マキーナ姫)

ネグシハベシ国第3の戦士、か・・・・

2014年10月20日 (月)

第1,837回 仲間割れ

82年目7月
「サマースターナイツシリーズ」開幕。

シリーズ4戦目の宇都宮大会でSPZタッグ戦が組まれた。

王者市ヶ谷レイカ、マキーナ・オケッチ・ネグシハベシ組に対するは、結城千種、小下小石組。

SPZ王座戴冠経験のある、いまのSPZ4強が一堂に会するタッグマッチ。王者組はマキーナ姫が執拗なグラウンドレスリングで流れを作ってから市ヶ谷につないで、市ヶ谷が無茶苦茶力押しファイトで相手のペースをかき乱す。だからこの2人が並んだ時は難攻不落。

「まあよくある消耗戦になってきましたね」(かいせつの杉浦社長)

しかし闘いはヒートアップ。結城のえぐいバックドロップにムッとした市ヶ谷がゴッデスボム!!両者大ダメージを負ったためパートナーにタッチ。しかし結末は突然に。40分過ぎに小下が仕掛けた逆片エビ固めでマキーナ姫の腰がイッてしまったらしく

「ヒギャアアア」

突然痛がり出したマキーナ姫、無念のタップ。市ヶ谷のカットは遅れた。勝負タイム42分32秒、結城千種2冠王。

王者組10回目の防衛ならず。

試合後しかも前王者組が仲間割れ。

「なんであんな逆片エビなんて三流技でタップするのですか?キーッ!信じられません」

「・・・・あれ以上耐えたら次の仕事ができなくなります。」

あっさりギブアップしたパートナーを詰る市ヶ谷レイカ。

にらみ合う市ヶ谷とマキーナ姫。これは仲間割れか。

「ま、まあ、今日はこんなところで・・・」

おもわずセブン山本統括部長が割って入る。険悪な雰囲気で宇都宮大会は終わった。

**************************
最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合は遠藤亜美VS沈没艦隊のREI。

シングル初勝利を果たさんとエルボーやステップキックで攻めてゆく亜美だったが、REIもスリーパーで応戦。そして弱ったところへラリアットで追撃。そして起き上がろうとしたところをシャイニングウィザード。しかし遠藤亜美返す。そしてステップキックを叩き込んで先輩のREIから3カウントを奪った。勝負タイム9分22秒。

続く第2試合は遠藤真美VSリサ・ライアン。目の前で双子の姉が初勝利を挙げたのだが、リサライアンの動きについていけず、5分58秒、ヘッドバットでやられてしまった。

第3試合は新人3人の最後、鳥海理奈が登場し、シュウ・メイファと対戦。こちらもシュウの打撃をこらえきれず7分10秒、膝蹴りの前に敗北。

休憩前第4試合は斉藤智子、ユキ萩原VSアドミラル・ヤジマ、キラー・キエフ。4人が4人ともそこそこの力量を持っているので試合は白熱した。最後は4人が入り乱れる乱戦の中、得意のパイルドライバーを決めたヤジマが萩原から3カウントを奪った。勝負タイム19分19秒。その試合が終わると休憩。

休憩明け、外人同士のシングルマッチを挟んで、セミ前は小下小石、金森麗子VSマキーナ姫、デスマ・ソリューション。

来月開催のSPZクライマックスを見据えたタッグマッチ。沈没艦隊のリーダー、デスマも試合の流れについてゆく。マキーナ姫は腰にテーピングを施してのファイトでどうも動きが悪い状態。それでもタイミングよくSTOで金森をたたきつける。最後は4人が入り乱れる中、裏拳でデスマを殴り倒した小下が勝利。勝負タイム29分55秒の熱戦。

セミは市ヶ谷レイカVSハイパーモーガンの特別試合。しかし市ヶ谷様の暴虐ファイトで思いのほか一方的な試合となり、15分23秒、タイガードライバーで市ヶ谷レイカが勝利。

メインはSPZ戦、新王者結城千種、初防衛戦の相手は強豪外人ルミー・ダダーン。場外乱闘の長く続く荒れた試合だったが、結城がジャーマンで流れを変える。そしてあっさりと延髄斬り一発でダダーンの戦意を絶ち、3カウント奪取。勝負タイム22分8秒。王者が初防衛に成功。

2014年10月19日 (日)

第1,836回 普段やっていることをそのまま出せれば

82年目6月
「バトルアトランティス」開幕。

シリーズ第4戦三重大会メインでSPZタッグ選手権、王者市ヶ谷レイカ、マキーナ姫組が結城千種、金森麗子と対戦。結城千種が前面に立って奮闘し、マキーナ姫を追い込んだが、出ずっぱりが災いし、最後の最後で市ヶ谷のハイキックを食らって悶絶し3カウントを奪われた。勝負タイム54分40秒。王者組が9度目の防衛に成功。

**********************

第6戦和歌山大会ではあばしりタッグ戦が組まれたが、挑戦者の金森・斉藤、外人王者組を崩せずタイトル奪還はならなかった。

最終戦はさいたまドーム大会。

まず新人3人があいついで前座に登場

第1試合はリサ・ライアンがステップキックで遠藤真美を蹴り倒して7分41秒、終了。

第2試合は鳥海理奈VSREI。
鳥海も持ち前の馬力で健闘したのだが、ストレッチプラムで動きを止めたREIがシャイニングウィザードを炸裂させ10分42秒勝利。

第3試合は遠藤亜美VSシュウ・メイファ。遠藤亜美、健闘むなしくシュウ・メイファとの打撃戦に敗れてしまった。勝負タイム8分38秒。外人同士のシングルマッチのあと休憩。

休憩明け第5試合ははぐれアポカリプスのアドミラル・ヤジマが登場。力で押したヤジマが7分23秒ラリアットで上沼垂鉄子に勝利。

第6試合は金森麗子、斉藤智子が登場し、殺人SEデスマ、ユキ萩原組と対戦。この試合はベテランの金森が蹴って蹴って蹴りまくって殺人SEを動作停止に追い込み、13分15秒、ハイクラッシュで勝利。

セミファイナルは市ヶ谷レイカとマキーナ姫のタッグ王者チームが出陣し、ルミーダダーン、ミスUSAマスクを下した。11分8秒、市ヶ谷レイカがハイキックでミスUSAを倒した。

************************

メインはSPZ戦、新王者小下小石、初防衛戦の相手は結城千種。ようやくSPZ王者となった小下、長期政権を築いた結城相手にどこまで粘れるかが焦点だったが、ふたを開けてみると結城が積極的に攻め込み、そのままズルズルと行ってしまう。

「結城選手、その・・・自信を持ってファイトしていますね」
そして頃合いを見て大技攻勢。DDT、そしてタッチアウト。小下を全く寄せ付けず3カウントを奪取。SPZベルトが結城の腰に戻ってきた。勝負タイム16分28秒。
「普段やっていることをそのまま出せれば何とかなると思ってはいました」(結城)

2014年10月18日 (土)

第1,835回 小下小石、頂点へ

82年目5月シリーズ

最終戦は横スペ大会。本拠地なのであいかわらず超満員の盛況。

こんかいは新人の東都デビュー戦が3試合続くマッチメイクなので、セブン山本のMCは割愛され、淡々と第1試合が始まった。

第1試合は遠藤亜美VSREI。

一期先輩とはいえあまり余裕のないREI、新人の遠藤亜美に殴られて蹴られて大苦戦。それでもストレッチプラムに捕らえて、ギリギリ絞り上げて9分51秒、ギブアップ勝ち。

第2試合は鳥海理奈VSシュウ・メイファ。ラリアットを繰り出すなど健闘した鳥海だったが、シュウメイファもえぐい打撃を繰り出し、9分20秒、ニーリフトで終了、。

第3試合は遠藤真美VSリサ・ライアン。打撃の応酬に場内沸くも、最後はローリングソバットを決めたリサが勝利。勝負タイム8分20秒。その試合が終わると休憩。

**************************

第4試合は金森麗子、斉藤智子VSアドミラル・ヤジマ、スパルタン子組。

この試合は先月の雪辱に燃える金森が奮起し、ヤジマをハイクラッシュ、ハイキックで蹴りつぶして終了。勝負タイム18分53秒。

外人同士のタッグマッチを挟んで、第6試合は、デスマ・ソリューションVSハイパーモーガン。

IWWFがクリスモーガン引退の対応策として、ニュービーレスラーの候補生100名に猛特訓を施し最後まで生き延びた1人にハイパーモーガンの称号を与えてSPZマットに投入したという経歴。やはりパワーが全然違う。ポセイドンボンバーをまともに食らったデスマ、3カウントを奪われた。勝負タイム11分12秒。

セミは結城千種VSマキーナ姫。前王者の結城千種が優位に試合を運び、10分46秒、得意のタッチアウトでマキーナ姫を倒した。

メインはSPZ戦、王者市ヶ谷レイカに対するは、アイドル兼業レスラー小下小石。

最近は戦績が微妙だが、運営筋のゴリ押しで挑戦が決まった。まあ市ヶ谷レイカが勝つだろうと誰もが思っていて、会場のファンも平気で缶ビールのふたを開ける者多数で、ゴングが鳴ってからも市ヶ谷さんが有利に力押しで試合を運んだが、

小下小石、

・・・・一か八か
相手の突進を受け流してサッと倒してSTF!
「ギィィィ」
不意の返し技に市ヶ谷レイカたまらずギブアップ。24分16秒、王座移動。

ええええええええええええええええええ?

場内どよめき。

「と、獲った・・・・」

小下小石号泣。トップグループまでは上がったが、そこから先がなかなか結果が出せず、市ヶ谷や結城が上がってきて、このままベルト戴冠を果たせず終わるかと思われたが、ついに黄金のベルトを奪取した。

いままでの苦しかった日々がフラッシュバックしたのか。師匠役の小川あかりもリングに上がって祝福。苦節5年いま実る。

2014年10月17日 (金)

第1,834回 それぞれのデビュー戦

82年目5月
「バトルカデンツァ」開幕。

ことしは新人3人の出来がよく、コーチ役の金森麗子も習得の速さに舌を巻いた。

「まだ新人特有のスタミナの難とか、線の細さとか問題はありますが、ひととおり受け身を覚えさせましたので、5月シリーズ中にデビューさせちゃっていいと思いますよ」

これを受けてSPZ上層部な新人3人(遠藤亜美、遠藤真美、鳥海理奈)のレスラーライセンス発行を日本レスリングコミッションに申請し、3人のデビューが承認された。

「3人とも、これ」

シリーズ開始前の堂々練習終了後、杉浦社長から渡された紙袋の中にはリングコスチュームとシューズが入っていた。

「5月シリーズの地方大会のどこかでデビュー戦だから、まあ気張らずに先輩の胸を借りる感じで、お願いね」

(デビューが、OKでた・・・)

3人ともうれしさを隠せない。

その夜遅く、杉浦社長とセブン山本統括部長はカード編成で悩んでいた。

「あの双子の妹の方、キックの威力はけっこうなものがあるって話が、道場でミットを持っていた鉄子さんが吹っ飛んだそうです」

「んー、番狂わせは起こしたくないのよねえ」(杉浦社長)

新人のデビューは地方興行の前座で先輩相手に何もできずにぶざまにやられるのが通過儀礼。長いSPZの歴史でも、「デビュー戦勝利」という離れ業をやってのけたのは数えるほどである。

杉浦社長、ホワイトボードに対戦カードを書いたり消したり書き直したりを繰り返していたが、最終的に遠藤亜美の相手のところに、ある中堅選手の名を書き入れた。

****************************

初戦山梨カイメッセ大会で青江理奈改め、鳥海理奈デビュー戦。出身地の有名山岳である鳥海山にあやかったリングネーム。

対戦相手は1期先輩のREI。なんと鳥海、1期先輩のREIをラリアットで追い込むなど健闘。あわやデビュー戦白星かというところまできたが、

「ゼェゼェ・・・・」
10分経過時点で息が上がってしまった。そこを落ち着いてボディスラムで投げたREIがフォール勝ち。勝負タイム11分28秒。
(あっぶな・・・やられるかと思った)(REI)

第2試合は双子の妹、遠藤亜美のデビュー戦、

相手は元SPZタッグ王者にまでなったことのある金森麗子。今シリーズはユキ萩原や上沼垂と言った若手が負傷欠場しているので、ベテランの金森がデビュー戦の相手を買って出た。

金森、ちょこんとエルボーを当ててたじろがせた後、
「ぬわあっ!!」

ものすごいハイキック一撃。この一発で遠藤亜美は戦意喪失。続くフォールを返せず4分51秒、終了。試合後もダメージの深い遠藤亜美は小川あかりレフェリーにおんぶされて引き揚げた。

「打撃が好きそうなコだったから、プロレスの打撃ってまあこんなものだよということで」

(金森)

「うう・・・・」

控室でもなかなか起き上がれなかった遠藤亜美、心配そうに覗き込む遠藤真美。

(自分も、あさって、この世界に足を踏み入れるんだ・・・)

***************************

第2戦別府大会第1試合では遠藤真美のデビュー戦。

対戦相手は一期先輩のREI。よく打撃を繰り出したのだが、息が切れたころにストレッチプラムで捕獲され、

「うわあーー」

悲鳴を上げてしまう。そしてREIがニーアタック。10分19秒、遠藤真美デビュー戦白星ならず・・・

****************************

シリーズ第4戦、鹿児島大会で組まれたのはあばしり戦、王者金森麗子、斉藤智子に対するはミスUSAマスク、ダイナマイト・サラ。

外人勢のパワーに苦しむ金森と斉藤。何とか粘りのファイトを見せた王者組だが、最後は斉藤智がつかまり、ダイナマイト・サラのタイガードライバーにフォール負け。勝負タイム30分3秒。あばしりタッグが海外流出。

2014年10月16日 (木)

第1,833回 新ユニット・沈没艦隊結成

レッスルエンジェルスサバイバー プレイ日記
輝くエッセンシャル
82年目4月
「九州は鹿児島に双子のキックボクサー候補生がいます」

この情報を探知したセブン山本統括部長が現地へ行って採用。名前は遠藤亜美15歳と遠藤真美15歳。

実家がスポーツジムでキックボクシングをかじっていたが、プロレスは大金が稼げるということをセブン山本が誘惑・・・いや説明し、プロレス入りが決まった。

新人テストで青江理奈獲得。秋田県鳥海山のふもとで農業を手伝いながら育ったため足腰がしっかりしていたので採用。久々の新人3人獲得となった。

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「旗揚げ82周年記念エッセンシャルシリーズ」開幕。第4戦のなにわドームでSPZ世界タッグ戦。王者、市ヶ谷・マキーナに挑む今回の挑戦者は、結城千種、小下小石の前王者組。
「もう一歩上がるために、原点回帰です」(小下)

久々に結城が強い選手とタッグを組んだが、市ヶ谷の猛威はそれ以上で、30分以上暴れまわったあげくタイガードライバーで小下を沈めた。勝負タイム39分2秒。

第6戦のどさんこドーム大会が札幌駅前で起こった爆弾テロ事件の影響で中止。
シリーズ最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合はシュウ・メイファがキラー・キエフのラフ殺法に沈んだ。

続く第2試合はユキ萩原VSリサ・ライアン(初来日)入社3年目で飛躍の期待がかかる萩原が積極的に攻めて、ニーアタックでリサを倒した。勝負タイム8分11秒。

休憩前第3試合、新ユニット、

「DIAMOND CROSSING」
とオーロラビジョンで紹介され、

世の中は世紀末
修羅がうごめくシュールな世界
生きるやつらは皆 いかさまなペテン師
その闇夜を切り裂く3つの雷光弾

このナレーションで場内爆笑。

殺人SEデスマ、上沼垂鉄子、REIの3人が登場。

ブルーフェンリル、ミスUSAマスク、ミスティアマスクの外人3人と対決。

新ユニットお披露目のはずだったが、外人パワーに押されっぱなしの3人。こまかいタッチワークで抵抗しても、個々の力で下回っている以上何の解決にもならない。最後はブルーフェンリルが乱戦の中落ち着いて上沼垂を裏拳で始末した。勝負タイム12分3秒。

試合後セブン山本統括部長がリングに上がり

「やれやれ、二流外人にも負けるようではこの先おまえらを売り出しできるかどうか・・・・ダイヤモンドなんちゃらという名前よりこっちの方がユニット名でにあっているぞ」

そしてオーロラビジョンに映されたのは

「沈 没 艦 隊」

の大文字。場内大爆笑。

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休憩後第4試合は金森麗子、斉藤智子VSアドミラル・ヤジマ、スパルタン子。

はぐれアポカリプスとあばしり王者チームが激突。4人の意地がぶつかり合ったいい試合となった。終盤ヤジマが暴走し、栓抜き攻撃で金森を流血させる。これで弱った金森、スパルタン子のノーザンに3カウントを奪われてしまった。勝負タイム28分31秒。

25分まではいい試合をしていたのに終盤ぶち壊したヤジマへ場内ブーイング。斉藤も憤懣。これは抗争アングルか。

セミ前第5試合は小下小石VSミラクル・カオス。

アメリカ本土WWCAで暴れまわる超一流暴走戦士ミラクルカオスが初来日とあって場内どよめき。ド派手な入場シーンに始まり、小下を馬力で追い込む。小下も相手の力を利用するレスリングで追いこんだが、さいごは体力で押すミラクルカオスの動きが勝り、豪快なラリアットで3カウント。勝負タイム15分47秒。

セミは結城千種VSルミー・ダダーン。

SPZベルトを失った結城、セミで再出発。しかしこの日はダダーンの力攻めに大苦戦。場外乱闘で痛めつけられ、パワーボムでカウント3寸前まで追い込まれる。それでも結城、ダイビングプレス、バックドロップ、踵落としの猛攻でルミー・ダダーンを沈めた。勝負タイム12分57秒。

メインイベントはSPZ戦、王者市ヶ谷レイカ、初防衛戦の相手はマキーナ姫。タッグパートナー同士の対戦だが、1月以来のチャンスなので向かっていったマキーナ姫。しかし市ヶ谷様の力押しに苦しい展開。タントラロックでギブアップを迫ったが、何とか力ずくで振りほどいた市ヶ谷、ゴッデスボム!しかしマキーナ2で返してノーザンで反撃!これも何とか返した市ヶ谷
「せっ!」
うなるハイキック。マキーナ姫沈んだ。勝負タイム30分12秒。

2014年10月15日 (水)

錦繍のキセツへ20141015

全国のプロレスファンの皆様こんばんわ。今週のスポーツニュース行きます。

■マラソン

川内優輝、北見ハーフマラソンに参戦、1時間4分台を出す

来年の世界陸上は目指さず、来年末の福岡国際へ向けて各地のレースに参戦しながらレベルアップを図るとのこと。次回出走は10/19の千葉アクアラインマラソンでハーフに出る予定。

■プロレス

・棚橋IWGP王座奪還

AJスタイルズを下して王者に返り咲く。来年の1.4ドームでオカダと防衛戦の予定。

・元WWEアルベルト・デル・リオ、11.1W-1両国参戦

あのWWEスーパースター、アルベルトデルリオがW1参戦で船木と激突。しかしW-1は調子いいなあ・・・

・10.25三条でアジアタッグ戦

秋山準・渕正信組が宮原・鈴木の持つアジアタッグに挑戦。いくらジャイアントシリーズで馬場さんの故郷ということを考えた企画モノとはいえ、60歳でタイトルマッチって・・・・何事もないことを願う。

■野球

広島クライマックスシリーズに散る

2試合で阪神投手陣の前に1点も取れませんでした。やはりエルドレッドが打ちまくらないと厳しい。5年間指揮を執った野村監督は退任。

今週はこんなところ。

2014年10月14日 (火)

第1,832.5回 デスマ・ソリューションと上沼垂鉄子

デスマ・ソリューションと上沼垂鉄子

SPZの個性派レスラー2人が登場し、前座戦線を沸かせている。京スポ新聞はこの2人にインタビューを試みた。

「デスマ・ソリューション」

かたかたかたかたかたかたかた(ノートパソコンを高速で叩くデスマ)

記者「な、何をされているのですか」

デスマ「見てわからない?内職のプログラム書きよ。レスラーのギャラがまだ低いから、ちょっと前の会社で後輩だった子の手伝い」

記者「前職はSEだったと聞いていますが」

デスマ「そうよ。会社に寝袋持ち込んで、何日も帰れず働かされたわ。さすがに月間労働時間が400時間を超えると頭がおかしくなってきてね・・・むしゃくしゃして前の会社の上長を殴っちゃった。」

記者「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

デスマ「警察沙汰にはならなかったんだけど、さすがに社内で大問題になっちゃって、でもときどき無性に人を殴りたくなる衝動に駆られちゃって・・・いまもそうよ。で、知り合いのカウンセラーさんに相談したらプロレスラーになるのがいいって言われたの。合法的に人をぶん殴れるから。ああ構文が決まらない。」

かたかたかたかた。

記者「こ、今後の抱負などがありましたら」

デスマ「50年遅れているわ。この業界は。時代はビッグデータよ。対戦相手の過去の試合データをサーバーにブッこんでアナライズすれば勝機なんてあっさりみえてくるのにまわりの選手は努力とか気合いとか根性とか・・・・ああ殴りたい、誰でもいいから襲いたい」

記者「こ、これからのご活躍を期待されています・・・」

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『上沼垂鉄子』

記者「ええと、かみぬったり・・・さんですね、どうしてプロレスの道を選んだのですか」

上沼垂「んー、まあ、ほかの選手と同じく、稼ぐためなんですけど、自分には使命があります。使命が」

記者「使命・・・」

上沼垂「自分は学生の頃鉄研に所属していまして、レイルファンフェデレーション新潟支部でも鉄道研究会車両学部国鉄型車両学科でした」

記者「は、はあ」

上沼垂「最近、各地の博物館や資料館に展示してある国鉄型の電車がどんどんスクラップにされています。入場者が減ってコストがまかなえないとかいう理由で・・・・その保存費用を捻出して、将来はもう一度どこかで走らせてあげたいと考えています。あの国鉄型急行車両のモーター音はえも言われぬ響きです。力強くて、武骨なんですけど、悲しいまでに力走という感じがして・・・私は生まれる時代を100年間違えましたね。100年前はああいう車両が日本中を走っていたなんてゾクゾクします、いまは新幹線ばかりでまったくおもしろくありません、そのためにも私はリングで闘って、資金を稼ぐとともに国鉄型車両の復権について啓発してゆかなければいけないと思っています。夢は485系をもう一度走らせることですね。どんなかたちでもいいので。」

記者「入場シーンの音楽は昔の電車のチャイムなのですか」

上沼垂「そうです。個人的にはブルートレインの『ハイケンスのセレナーデ』を愛してるんですけど、やっぱり定着しているのは「鉄道唱歌」だろうって。いま入場の時に使っているのは昔京都にいて「きたぐに」とかに使われていたゴッパーサンの・・・・」
(このあと上沼垂の鉄道語りが1時間続いた)

SPZの新鋭2人は稀にみるキャラの立った個性派、目が離せない。

2014年10月13日 (月)

第1,832回 81年目3月 越えなければならない壁

81年目3月
「ファイヤーソウルシリーズ」開幕。

第7戦幕張大会でSPZタッグ戦、王者市ヶ谷、マキーナ組が23分27秒、ルミーダダーン、ブルーフェンリルを下し、7度目の防衛に成功。

最終戦はさいたまドーム大会。

外人同士のシングルマッチのあと、第2試合はユキ萩原、REI VSキラー・キエフ、カレン・グレトリーのタッグマッチ。

この試合は新人のREIがあっさりつかまってしまい、グレトリーのラリアットに7分38秒、敗北。

続く第3試合は殺人SEデスマ、上沼垂鉄子VSアドミラル・ヤジマ、スパルタン子。

はぐれアポカリプス軍に懸命に応戦したデスマだったが、最後はヤジマのパイルドライバーでデスマが沈んでしまった。勝負タイム18分16秒。その試合が終わると休憩。

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休憩後第4試合は金森麗子、斉藤智子が登場し、ブルーフェンリル、レッドフェンリルと激突。
4人が入り乱れる乱戦の末、最後はジェットスマッシュを決めた斉藤が22分1秒、レッドフェンリルを倒して勝利。

セミ前はこれが最後の対決となる最強外人対決。クリス・モーガンが13分35秒、ポセイドンボンバーでガルパンを沈めた。

セミは小下小石VSマキーナ姫。いまのSPZ4強の直接対決だが、最近忙しくなってコンディション維持が難しいのか、アイドル兼業レスラー小下が攻め込まれるシーンが目立つ。この日もマキーナ姫のタントラ仕込みの攻めに押されっぱなしで、最後は
「せっ」
19分55秒、伝家の宝刀マキーナミスティカを食らって終了。

「・・・・っ」

小下小石、Sクラを制覇したこともあるのにSPZベルトに手が届かぬまま終わってしまうのか・・・

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さいたまドーム大会メインはSPZ戦。王者結城千種に挑むのは、市ヶ谷レイカ。

「結城・・・さんはどうしても越えなければならない壁」

一進一退の攻防を経て、市ヶ谷が早めにDDT、バックドロップと仕掛けてきた。焦った結城がタッチアウト。しかし市ヶ谷2で返して

「覚悟なさい」
ハイキック一撃。こんな技もとっさに出るようになった。結城ダイビングプレス、まだ決まらない。市ヶ谷2度目のバックドロップ!結城頭からマットへ、

ワン、トゥ、
スリ。

28分55秒、市ヶ谷レイカが3カウント奪取。王座移動。

2014年10月12日 (日)

第1,831回 テディキャット堀 最終試合

81年目2月
「スノーエンジェルシリーズ」開幕。
団体最古参、テディキャット堀が引退を表明。
「もうクタクタ・・・」

カンナ神威のパートナーに起用されSPZタッグ王者にもなった選手の引退ロード。若手中堅選手とシングルマッチが続く。第4戦神戸大会ではユキ萩原にニーアタックで敗れた。

神戸大会メインはSPZタッグ戦、

王者市ヶ谷レイカ、マキーナ姫に対するは結城千種、金森麗子。

金森が懸命のファイトを見せて結城につなぐ。結城もローンバトルで踏ん張ったが、強敵2人を相手にして疲れ切ってしまい金森にタッチ。ここで仕掛けた王者組、市ヶ谷レイカがパワースラムで金森を仕留めた。勝負タイム42分52秒の熱戦。

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最終戦は横スペ大会。

第1試合は珍しい外人同士の6人タッグ戦。そのあと第2試合はユキ萩原VSスパルタン子のシングルマッチ。入社2年目の萩原、スパルタン子のラフ攻撃についていけず、ニーリフトに沈んだ・・・勝負タイム10分36秒。

続く第3試合はあばしり王者の金森斉藤が、個性派タッグの殺人SE・デスマソリューション&上沼垂鉄子(かみぬったり・てつこ)と対戦。

「進行!!」

上沼垂鉄子の指差し喚呼パフォーマンスに金森も思わずクスクス。しかし試合の方はあばしり王者2人のチームワークが勝り、斉藤智が裏拳で鉄子を運転打ち切りに追い込んで勝利。勝負タイム12分1秒。

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休憩後第4試合

「次の試合に登場するテディキャット堀選手はこの試合が最後のファイトとなります。ファンの皆様より一層のご声援をお願いいたします」

対戦相手は新人のREI。これはどうみてもT堀に花を持たせてやろうというマッチメイク。

しかしT堀、最後のシリーズで調子でも悪いのか、REIに攻め込まれてしまう。エルボーの打ち合いでも劣勢。
「この・・・」
海外遠征で覚えたステップキックで動きを止める。

「これで最後」
T堀、コーナーに登って、一瞬だけ客席をチラ見してから、、ミサイルキック炸裂!11分33秒、REI返せず試合終了。勝負タイム11分33秒。

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セミ前は小下小石VSアドミラル・ヤジマ。

アイドル兼業レスラーでいまや上位ランクに入り、アイドル活動でも多額のキャッシュを稼いでいる小下だが、プロレスの方はトップグループに位置するのだが、市ヶ谷や結城には勝てない存在と、固定ファンには見られてしまっている。

この日もヤジマのラフ攻撃に大苦戦。それでも最後はなんとかストレッチプラムで動きを止め、相手のお株を奪うパイルドライバーで何とか勝利。勝負タイム24分27秒。

セミは市ヶ谷レイカVSマキーナ姫。

タッグパートナー同士の対決だが、次期SPZ挑戦権のことを考えるとお互い負けられない一戦。馬力で押し切った市ヶ谷様、最後は延髄斬り2連発でマキーナ姫の戦意を絶ち、最後は24分11秒、タイガードライバーで勝利。

そしてメインはSPZ戦、王者結城千種に挑むのは強豪ベテラン外人、ガラパシ・ガルパン。結城、危なげなく優位を保ったままファイトし、最後はDDTで勝利。勝負タイム15分26秒、王者が9度目の防衛に成功。

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メイン終了後、テディキャット堀の引退セレモニー。

「みんな、今までありがとう!」

SPZマットを彩った個性派がリングを降りた。

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テディキャット堀

SPZ73期

2081年5月11日、山梨カイメッセ大会での対 野村あおば戦でデビュー。2090年2月22日、横浜スペシャルホール大会での対 REI戦で引退。稼働月数94ケ月、出場試合数(概算)755試合

タイトル歴

第154代SPZ世界タッグ王者(パートナーはカンナ神威)

2014年10月11日 (土)

第1,830回 81年目1月新春ロケットシリーズ

81年目1月
「新春ロケットシリーズ」開幕。

第1戦新潟大会メインでは久々開催のあばしりタッグ戦、王者金森麗子、斉藤智子が中堅外人キラー・キエフ、レッドフェンリル相手に防衛成功。16分59秒、金森がハイクラッシュでキエフを仕留めた。

最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合はREI VSミスティアマスク。

新人のREIもストレッチプラムをくりだすなどよく粘ったのだが、11分15秒、強烈なエルボーを食らって敗北。

第2試合はテディキャット堀、ユキ萩原VSレッドフェンリル、ジェシー・エミリオ組のタッグマッチ。

ベテランのテディキャット堀、得意のバックドロップを繰り出すなど健闘したが、レッドフェンリルも持ち前の狂乱殺法で流れを引き寄せる。そして最後はユキ萩原がつかまってしまい、伏兵エミリオのエルボーに沈んでしまった。勝負タイム15分47秒。

休憩前第3試合は殺人SE・デスマ・ソリューションVS上沼垂鉄子。(かみぬったり・てつこ)

鉄道唱歌のオルゴールチャイムが鳴る、個性的な入場シーンだけでどよめき。

そしてゴングが鳴るや指差し確認して「進行!」と叫ぶ上沼垂鉄子。場内爆笑。

試合はデスマが得意のグラウンドで悲鳴を上げさせまくって、最後はタックルでなぎ倒し勝利。勝負タイム10分47秒。

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休憩後の試合ははぐれアポカリプス軍が登場、アドミラル・ヤジマ、スパルタン子VS、マリー・エルソン、ダイナマイト・サラのタッグマッチ。この試合は前面に立ったヤジマが暴れまわり、強烈なパイルドライバーでサラを下した。

続くセミ前第5試合はあばしり王者組の金森麗子、斉藤智子が登場、ベテラン強豪外人のガラパシ・ガルパン&キラー・キエフと激突。

なんとこの試合斉藤のジェットスマッシュで弱ったガルパンへ合体パワーボムを決めて、あばしり王者の2人がガルパンからフォールを取ってしまう金星。勝負タイム15分1秒。

セミは市ヶ谷レイカVS小下小石。次期SPZベルト挑戦権のことを考えるとお互い負けられない一戦だったが、パワーで押し切った市ヶ谷が危なげなく17分21秒、タイガードライバーで勝利。小下小石、ここの所どうも元気がない・・・・

メインはSPZ戦、王者結城千種に挑むのはマキーナ姫。

グラウンド中心によく粘ったマキーナ姫だったが、タントラロックはあまりにもロープに近く逃げられてしまう。やや手こずった感のある結城だが、マキーナ姫の疲れるのを待ってのタッチアウト!この一発でマキーナを失神させ3カウントを奪った。勝負タイム54分30秒。王者が8度目の防衛に成功。いよいよ長期政権か。

2014年10月10日 (金)

WASあと15年

9月27日の時点で、レッスルエンジェルスサバイバーのリプレイが85年目に突入いたしました。

まる84年×12カ月で1008シリーズプロモートしました。

(バカンスは行っていません)

1シリーズ8興行なので8064大会プロデュース。

1興行に6から7試合は組んでいますので、6.5試合とすると

52416試合もカードを組んだことになります。馬鹿だ私。

もちろんすべての試合を観戦しているわけではありませんが、

ストーリーラインと軍団抗争、誰を売り出すかというそのときどきのSPZの方針があったことは確かです。

このリプレイを始めたのが2007年の頭ですので、8年近くもこのゲームにマジになっちゃってやっているわけです。大いなる時間の無駄遣いだと自分でも思います。しかし、それでも私をPS2の前に縛り付けて離さないプロレスの魅力と、健康的なお色気があるわけです。

あと180シリーズしか残っていないと考えるか、まだ180シリーズも残っていると考えるべきなのか・・・

そして、「99年目3月」を迎えた後、どうSPZをエンディングにもっていくのか。

そんなことも、そろそろ考えないといけません。

2014年9月27日 konno

2014年10月 9日 (木)

プロレス技シリーズ77 アイアンクロー

今回ご紹介するのは、昔のプロレスの痛め技、アイアンクロー。

いまでこそ美少女ゲーム界でタマ姉(向坂環:ToHeart2)の得意技として知られていますが、バックドロップと並んで70年代を代表する必殺技でした。

動作は単純で、掌、指先の力で相手の頭をわしづかみにして締め上げて痛みを与え、ギブアップを迫る技です。かける前提として、掌が大きいこと、そして握力が抜群であることが必須の技です。

この技を日本マットに持ち込んだのが鉄の爪といわれた、フリッツ・フォン・エリックであり、馬場さんを散々この技で苦しめました。エリックは掌が大きく、相手の急所である両こめかみを片手で押さえつけながら爪を立てて出血に追い込むという芸当ができたといわれています。

派生形として、アイアンクローのまま抱え上げて叩きつけるアイアンボムなどの大技もあります。

WASでは残念ながら実装されていません。来島さんとかに覚えさせたら幅が広がるのではないかと思います。

2014年10月 8日 (水)

朝晩は肌寒く、20141008

全国のプロレスファンの皆様こんばんわ。

今週のスポーツニュースのようなもの行きます。

■プロレス

渕正信ブログ復活

http://www.fuchi-masanobu.com/

いつの間にかブログが復活していた。10月シリーズで秋山と組んでアジアタッグに挑戦する話が出ている・・・らしい。

■マラソン

仁川アジア大会、川内優輝は3位

終盤の競り合いに負けて3位の悔し涙。金メダルを取れなかったら世界陸上選考会に出ないと言明しているが・・次回出走は10/12の北海道・北見ハーフマラソン。

■相撲

逸ノ城、相撲教習所を卒業

来場所は三役昇進が濃厚。しかし上位力士も研究してくるので壁にはぶつかるものと思われる。ケガさえしなければ白い子を止められる。

旭天鵬901敗

上位戦では無理せず真正面からぶつかってあっさりと散る相撲を取り続けているので、」ついに敗北数900の大台突破。ある程度勝たないと番付を維持できないので、この数字も「負け役」としての凄い記録。史上1位は寺尾の937敗。ここまで来たら塗り替えてほしい。

■野球

中村紀戦力外通告

一部スポーツ紙では中日が調査という報道も出ているが・・・・おそらくこのまま引退なのではないか。

■御岳山噴火。

好天の土曜日の昼飯時のいきなり噴火が犠牲者を増やした。火山の登山はこういうリスクがある。御岳を含め、浅間山、焼岳、阿蘇など、噴煙噴気をごうごうあげている火山は日本にいくつもある。眠っているかに見える富士山でもいつ噴火は起こってもおかしくない。とりあえず火山に登るときは万一に備えヘルメットをかぶったほうがよい。

しかしでかい噴石に直撃されて損傷死というのは怖い死に方だ・・・

2014年10月 7日 (火)

本日休載

居酒屋の食卓から

秋の味覚 松茸土瓶蒸し

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2014年10月 6日 (月)

第1,829回 81年目12月 ウルトラタッグリーグ(下)

第7戦は仙台大会。

クロス、シェリング○(6点、アキレス腱固め 14.0)ヤジマ×、スパルタン子(4点)

クロス組が3勝目を挙げた。ヤジマもよく攻め込んだのだが一瞬の隙を突かれ、アキレス腱固めにとらえられてしまった・・・

結城、金森○(12点、ハイクラッシュからの片エビ固め 10.21)デスマ、上沼垂×(0点)

最終戦をにらんだのか、結城千種は顔見世ファイトにとどめ、ほとんど試合を金森に任せていた。

小下○、斉藤(8点、STF 11.08)キエフ、グレトリー×(4点)

小下組4勝目。グレトリーを終盤の乱戦の中捕えてSTFを決めて勝利。

市ヶ谷○、マキーナ(12点、裏拳からの片エビ固め 8.49)レッドフェンリル×、シャコンヌ(2点)

市ヶ谷組も全く危なげなく全勝をキープ。最終戦へなだれ込む。

++++++++++++++++++++++++++

そして最終戦はさいたまドーム大会

キエフ○、グレトリー(6点、バックドロップからの片エビ固め13.01)クロス、シェリング×(6点)

この試合はラリアット、バックドロップと大技を畳み掛けたキエフが押し切った、しかしB級外人チームが双方6点ずつ取れてしまうのが今年のリーグ戦のレベルの低さを物語っている・・・・

ヤジマ○、スパルタン子(6点、ラリアットからの片エビ固め 15.44)Rフェンリル、シャコンヌ×(2点)
ヤジマ組も6点でリーグ戦を終えた。

小下、斉藤○(10点、裏拳からの片エビ固め7.34)デスマ、上沼垂×(0点)

試合前のデスマと上沼垂のパフォーマンスが最大の見所だった。やはりドームのセミはこの2人にとって荷が重く、あっさりと上沼垂がつかまり裏拳でやられてしまった・・・

市ヶ谷、マキーナ(14点、合体パイルドライバーからの片エビ固め 20.14)結城、金森×(12点)

かくて、勝ったほうが優勝となる最終戦。金森の立ち回り方がポイントとなったこの試合、結城を休ませないといけないし、自分の立ち位置を考えると出すぎてもいけない。

しかし市ヶ谷、結城と相対するやゴッデスボムで勝負に出て、DDT。たまらず結城は金森にタッチ。
ここで金森、乾坤一擲のハイクラッシュ。焦った市ヶ谷はゴッデスボムを狙うが金森、落ち着いてリバースで返す。

(このへんでいったん…タッチして・・・)
しかし結城、ダメージが深くリング下でうずくまっている!!
(あー、つかまった)

そこへ市ヶ谷の強烈ステップキック、そしてマキーナが入ってきて合体パイルドライバー、これで3カウントが入った。

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そしてメイン終了後表彰式

「オーホホホホホ、次は結城千種をシングルで叩き潰しますわ!暴力を支配するのももうまもなくですわ!」(市ヶ谷)

「まあ、思っていた通りの結果が出ました」(マキーナ姫)

優勝賞金800万円は2人で山分け。またこれでネグシハベシ国再興資金ができた。

準優勝は結城・金森組が入り、賞品の缶詰セットが贈られた。

年末のプロレス大賞、MVPは結城千種、最優秀新人はREI、シングルのベストバウトは結城千種VS小下小石のSPZ戦が選ばれた。

2014年10月 5日 (日)

第1,828回 81年目12月 ウルトラタッグリーグ(中)

第4戦は広島若草アリーナ大会。

クロス○、シェリング(4点、ラリアットからの片エビ固め 9.25)Rフェンリル、シャコンヌ×(2点)
外人対決を制したクロス組が2勝目。

キエフ○、グレトリー(2点、バックドロップからの片エビ固め 11.10)デスマ、上沼垂×(0点)

キエフ組も初日を出した。SE鉄子をあっさり分断し上沼垂を捕らえて終了。

結城○、金森(6点、バックドロップからの片エビ固め 12.40)小下、斉藤×(4点)

結城千種強い。ほとんど出ずっぱりで斉藤、小下の2人と闘い、最後はバックドロップで快勝。

市ヶ谷、マキーナ○(6点、タントラロック 10.21)ヤジマ×、スパルタン子(0点)

市ヶ谷組も3連勝。ヤジマの攻めを受けきってからマキーナ姫が万全のタントラロック。市ヶ谷様は落ち着いて逆カットへ。これではヤジマ、無念のギブアップ・・・

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第5戦はなにわパワフルドーム大会。

キエフ○、グレトリー(4点、バックドロップからの片エビ固め 12.01)Rフェンリル、シャコンヌ×(2点)

キエフ組2勝目。なんとか力押しでシャコンヌを下した。

ヤジマ、スパルタン子(2点、ラリアットからの片エビ固め 9.05 )デスマ×、上沼垂(0点)

ヤジマ組が初日を出した。上沼垂を不意にぶん殴って場外転落させるや、残ったデスマを集中砲火、最後はスパルタン子がホイップしたデスマをヤジマがラリアットで沈めた。

結城○、金森(8点、バックドロップからの片エビ固め 10.25)クロス、シェリング×(4点)

結城組死角なし。不測の事態を避けるため前面に出た結城がガンガン攻めて10分経過とともにバックドロップをズバリ。

市ヶ谷、マキーナ○(8点、コブラツイスト 27.35)小下、斉藤×(4点)

小下小石も25分以上よく粘ったのだが・・・・最後は斉藤がつかまってしまった。

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第6戦は名古屋しゃちほこ大会

Aヤジマ○、スパルタン子(4点、パワーボムからのエビ固め 13.16)キエフ、グレトリー×(4点)

ヤジマ組2勝目。キエフと大肉弾戦をやってのけた後、最後はグレトリーを捕まえて集中攻撃して終了。

小下○、斉藤(6点、ジャーマンSH 14.23)クロス×、シェリング(4点)

2勝2敗同士の対戦は小下組が制した。外人組のパワーにやや苦戦したものの、最後は小下が得意のジャーマンを決めた。

結城○、金森(10点、サソリ固め 11.39)Rフェンリル×、シャコンヌ(2点)

結城千種、この日も隙のないファイト。10分経過のアナウンスと同時に猛攻をかけてサソリ固めでギブアップ勝ち。

市ヶ谷○、マキーナ(10点、裏投げからの片エビ固め 9.18)デスマ、上沼垂×(0点)

やる前から結果の見えていた試合だったが、むしろデスマがよく粘った印象のメインイベント。
ウルトラタッグリーグ戦、結城組、市ヶ谷組が5連勝で終盤戦へ。

2014年10月 4日 (土)

第1,827回 81年目12月 ウルトラタッグリーグ(上)

81年目12月
恒例のウルトラタッグリーグ、出場は下記の8組

市ヶ谷レイカ、マキーナ姫 組

結城千種、金森麗子組

小下小石、斉藤智子組

アドミラル・ヤジマ、スパルタン子組

デスマ・ソリューション、上沼垂鉄子組

キラー・キエフ、カレン、グレトリー組

レッドフェンリル、ザ・シャコンヌ組

ダイナマイト・クロス、アンリ・シェリング組

2戦目の札幌からリーグ戦スタート

Rフェンリル○、シャコンヌ(2点、レッグドロップからの片エビ固め 13.40)デスマ、上沼垂×

なんとリーグ戦に抜擢されたデスマ・ソリューションがパートナーに選んだのは先月キャラチェンジしたばかりの上沼垂鉄子。

キャラの立った2人のチームプレーは場内爆笑。しかしB級外人に手こずるようでは、まだまだと言わざるを得ない。この日も初来日の色白お姉さんシャコンヌにいいようにやられてしまい、最後は上沼垂がやられてしまった・・・

小下○、斉藤(2点、ストレッチプラム 14.03)Aヤジマ×、スパルタン子

「結城さんと組んで出れば楽できるけど。結城さんとは組むより闘いたい」
と言ったので小下、今年は斉藤智子とコンビを組んでのの出場となった。まずはヤジマをストレッチプラムで退けた。

結城○、金森(2点、延髄斬りからの片エビ固め 9.36)キエフ×、グレトリー

今年は大物外人を招へいできず、外人はB級クラスのみ参戦という少しさびしいリーグ戦となった。結城千種、この程度の相手なら楽勝。さくっと白星発進。

市ヶ谷、マキーナ○(2点、マキーナミスティカからの片エビ固め 13.17)クロス×、シェリング

市ヶ谷組も白星発進。初来日外人組に付け入るすきを与えず、最後はマキーナがマキーナミスティカでダイナマイト・クロスを沈めた。

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第3戦は九州ドーム大会。

クロス○、シェリング(2点、タイガードライバーからの片エビ固め)デスマ、上沼垂×(0点)

クロス組初白星。耐久力に難のある上沼垂を捕らえて力押しで仕留めた。

小下○、斉藤(4点、ムーンサルトプレスからの片エビ固め 10.10)Rフェンリル、シャコンヌ×(2点)

小下組2連勝。開始後しばらくは一進一退の攻防が続いたが頃合いを見て小下が猛攻を仕掛けムーンサルトで幕。

結城○、金森(4点、タッチアウトからの片エビ固め 9.06)ヤジマ×、スパルタン子(0点)

久々に見せた最終奥義タッチアウト。しぶといヤジマをこれで沈めた。

市ヶ谷○、マキーナ(4点、ゴッデスボムからのエビ固め 9.53)キエフ、グレトリー×(0点)

市ヶ谷組も危なげなし。久々来日のカレン・グレトリーをパワフルな攻めで沈めた。

ウルトラタッグリーグ戦、小下組、結城組、市ヶ谷組の3チームが連勝スタート。

2014年10月 3日 (金)

第1,826回 上沼垂鉄子、デビュー。

81年目11月
「ウルトラソウルシリーズ」開幕。

シリーズ第7戦幕張大会メインでSPZタッグ選手権、王者市ヶ谷レイカ、マキーナ姫に対するは、結城千種、金森麗子。SPZトップの結城がタッグ王者の2人を向こうに大暴れ。金森は出しゃばらないファイトに徹していた。終盤ようやく息切れを見せた結城へ市ヶ谷、タイガードライバー、そしてゴッデスボムの猛攻!しかし結城は2.9で返しジャーマンで反撃!

しかしこれで結城がたまらず金森にタッチ。そのまま青コーナー下でダウン。ここを勝機と見た市ヶ谷がパワースラムでたたきつけて3カウント奪取。勝負タイム54分39秒。王者組が5度目の防衛に成功。

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最終戦は横スペ大会。

第1試合に新人のREIが登場、対戦相手はAACの新顔、アリッサ・グレイ。懸命に食らいついて行ったREIだが、スタミナ不足の弱点を突かれ、9分26秒、ソバットを食らって敗北。

外人同士のタッグマッチを挟んで、第3試合はユキ萩原VSリクペチ・メンデス。入社2年目の萩原、まだリクペチの動きについてう行けずいいように攻められ最後は12分6秒、トラースキックでなぎ倒され敗北。

休憩明け第4試合は金森麗子、斉藤智子が上がり、アドミラルヤジマ、レッドフェンリルと激突。アドミラル・ヤジマははぐれアポカリプスとなってしまい、外人と組んだり、メインで市ヶ谷と共闘したりとした使い方をされるようになった。この日は持ち前の馬力で金森を追い込んだものの、斉藤のジェットスマッシュ2連発にレッドフェンリルが沈んだ。勝負タイム23分34秒。

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セミ前、テディキャット堀VS Xとなっていたが、なんと

「鉄道唱歌」が流れる中、白とエメラルドグリーン基調の新しいコスチュームに身を包んだ内野笙子が入ってきた。長期海外遠征に出てきたが、日本に戻ってきたようだ。

「青コーナー、上沼垂―鉄子―!!(かみぬったり・てつこ)」

リングアナが新しいリングネームをコールする。

リングインするや指差し確認する上沼垂鉄子。場内どよめき。白い手袋をつけている。

「今日のノリホ、15445」

などといって本部席に今日の観客数を報告。

そして試合開始、ゴングが鳴るや否や
「上野駅トウサンバン、進行!!」

対戦相手のテディキャット堀も思わず口元に手を当てて笑いをこらえる。さすがにちょっとやりづらそうだったが、場外乱闘でペースをつかみ、鉄柱攻撃で鉄子の戦意を削いだ。

あとは非力となった鉄子をブレーンバスターで料理。勝負タイム6分44秒。上沼垂鉄子、デビュー戦の味は苦かった。。。

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セミは小下小石VSマキーナ姫。実力者同士の対戦となったが、グラウンドの攻防で優位に立ったマキーナ姫がそのまま押し切り、最後はDDT2連発で小下を振り切った。勝負タイム12分0秒、小下、体調でも悪いのかあまりいいところなくやられてしまった・・・

そしてメインは結城千種VS市ヶ谷レイカのSPZ戦。

勝てばベルトを持っての越年が確定する結城、この日もドロップキック、エルボーで先手を取る、そして組み合ってのボディスラム3連発。押された市ヶ谷ははやくもラリアットを繰り出すが、結城もきちんと受けてダメージを最低限にとどめて反撃。そして結城、フロントスープレックス、バックドロップを乱発し、とにかく相手の出足を止めようとする。そしてSTO、延髄斬り。怒涛の攻勢であっさりと市ヶ谷を沈めた。

結城千種強い。24分18秒、7度目の防衛に成功。

2014年10月 2日 (木)

9月27日、横須賀スタジアムにて

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中村紀(DeNAベイスターズ)おそらく最後の雄姿

2014年9月27日、秋爽の横須賀スタジアム。

イースタンリーグDeNAベイスターズVS千葉ロッテマリーンズ最終戦。

いてもたってもいられなかったので、休みをもぎ取って追浜へ。

3000名くらいで満員の観衆。(内野席しかないので)

中村紀(4番DH)が打席に入ると大歓声

1回裏、一死一二塁のチャンスで打席に入った中村紀。

レフト前にタイムリーヒットを打ちました。

ノリさんコールがけっこうありました。

三回の第2打席はショートゴロ。おそらくこれが最後の打席になってしまうのか。

この2打席で退き、5回に中村のところで代打モスカテルが送られました。

試合は3-2でDeNAが勝利。試合終了後のセレモニー、引退するモスカテルの胴上げ、最後までコールに応じてスタンドに手を振っていました。

横須賀スタジアム出口、出待ちの人だかりが凄い。

18時ころ出てきた中村ノリさん、高そうなスポーツカーっぽい車に乗り込む前に取材に応じ、そのあとクルマに乗り込みファンの人垣の中、横須賀スタジアムを去ってゆきました。

中村ノリ41歳、これが見納めになってしまうのでしょうか。

2014年10月 1日 (水)

深まりゆく秋、20141001

全国のプロレスファンの皆様こんばんわ。WAS没頭中筆者のkonnoです。

今週のスポーツニュースのようなもの行きます。

■プロレス

王道トーナメント、決勝は諏訪間VS潮崎で

■相撲

旭天鵬40歳勝ち越し

凄い事です。TVで見る限り肉体はそんなに衰えていないので、まだ幕内で勝ち越す力はあった。だが、若手の有望株があと2、3人力をつけて入幕してくると危ない。

逸ノ城すげええええええ

さすがに白鵬には勝てなかったが、稀勢の里豪栄道鶴竜を連破する怪物ぶり。あの大木のような太もも。モンゴルの中でも本当の田舎出身で遊牧民上がりなので足腰がやたら強いのか。大怪我しない限り、今後が恐ろしい。

元小結:若荒雄引退

2011年名古屋場所で魁皇を突き落としで破り、引退決意のトリガーを引いた力士が引退。お疲れ様でした。時代はどんどん、流れてゆく。

■野球

金満巨人優勝

とはいってもことしは突出した選手がおらず、原監督のやりくりでなんとかセリーグを制した印象。層が厚いから。

■御岳山噴火

登山者多数巻き込まれた模様。自然の猛威に対して人間の無力なこと。

今週はこんなところ。

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