第1,845回 82年目12月ウルトラタッグリーグ(1)
82年目12月
恒例のウルトラタッグリーグ戦、エントリーは下記の8チーム
結城千種&小下小石(世界タッグ王者コンビ)
金森麗子&斉藤智子(前あばしり王者コンビ)
市ヶ谷レイカ&遠藤亜美(即席タッグ)
デスマ・ソリューション&上沼垂鉄子(沈没艦隊)
マキーナ・オケッチ・ネグシハベシ&エステル・ブリザード(ネグシハベシ国)
アドミラル・ヤジマ&キラー・キエフ(悪役コンビ)
ダイナマイト・サラ、ミスUSAマスク(あばしり王者コンビ)
ジェイジェイ・コーディ&ディスガイズマスク(アメリカ代表)
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2戦目の大阪大会からリーグ戦がスタート。
金森、斉藤智○(2点、ジェットスマッシュからの片エビ固め 10.44)デスマ、上沼垂×
さして大物でもないのに一人ずつ入場してパフォーマンスを披露するSEと鉄子。この日も鉄子は指差喚呼パフォーマンスで笑いを取るが、斉藤智、そんなのにまったく付き合わず蹴りまくって、上沼垂をジェットスマッシュで沈めた。
市ヶ谷○、遠藤亜美(2点、ゴッデスボムからのエビ固め 26.28)マキーナ×、エステル
けっきょく市ヶ谷のパートナーは誰も手を挙げなかったため、やけくそになったセブン山本統括部長が「遠藤亜美ちゃんでいいよね」と決定した。
まだ体ができていない新人が猛者ぞろいのリーグ戦に出ていいのかどうかというところはあるが、意外とすんなりタッグマッチの中に入っていった亜美。そして何しろパートナーが市ヶ谷だから深追いはしない。しかしブリザードのドラゴンスリーパー、マキーナのSTFを食らって市ヶ谷苦しくなってしまい、亜美にタッチ。あとを受けた亜美、流れを切らないよう懸命のつなぎ。そして最後は市ヶ谷が満を持してマキーナ姫を捕らえてゴッデスボム。ブリザードがカットに入ろうとしたが亜美が体当たりで逆カット。
市ヶ谷組まさかの?白星スタート。
「まあ、役不足なパートナーですけど。負けなかったことは褒めてあげます」(市ヶ谷)
ジェイジェイ○、ディスガイズ(2点、ラリアットからの片エビ固め 16.06)ヤジマ×、キエフ
けっきょくアドミラル・ヤジマは、悪役外人のキエフとタッグを組んでの出陣となった。市ヶ谷と組むのではという声が強かったが、「あれと組んで優勝しても面白くない」とヤジマはあえて悪役道を貫いた。この日は大柄外人ジェイジェイと真っ向勝負を見せたが一歩及ばず、カウンター気味のラリアットを食らって敗北。
結城○、小下(2点、逆片エビ固め 9.05)サラ、ミスUSA×
世界タッグ王者とあばしりタッグ王者が激突した大阪大会メインだったが、
「他の顔ぶれ見たら、私たちが全部勝って当たり前でしょう」(小下)
「うがった見方かもしれませんが、市ヶ谷さんは目先の賞金より将来の派閥づくりを取りましたね。あの姉妹を将来的に自陣に引き込む腹積もりかもしれません」(結城)
結城千種が余裕のファイト。外人勢の攻めを受けきるや攻勢に転じ、タッチアウトを早い段階で仕掛けて動けなくしておいて逆片エビでギブアップを奪うという盤石の勝利。
82年目のウルトラタッグリーグ、新人の遠藤亜美がどこまで頑張れるか。
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