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2014年12月 1日 (月)

第1,856回 結城千種負けたら即引退マッチ

83年目7月

サマースターナイツシリーズ

最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合は藤田一美VSリサ・ライアン。藤田もよく粘ったのだが、ライアンのソバット連発に動きが止まってしまい、9分58秒、フォール負け。

続く第2試合はアドミラル・ヤジマVSディスガイズマスク。この試合はヤジマがパワーを生かして一方的に攻め込み、最後はパイルドライバーで堂々の3カウント。勝負タイム7分28秒。

第3試合は沈没艦隊の3人(デスマソリュション、上沼垂鉄子、REI)VS遠藤亜美真美、ミスUSAマスクの6人タッグ戦。

今回の対決はバタバタした乱戦の中、最後は戦いが3つに割れ、12分8秒、デスマ・ソリューションがカットオーバーで遠藤真美からギブアップを奪った。その試合が終わると休憩。

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休憩後は小下小石が入社2年目の鳥海理奈とタッグを組んで、前あばしり王者のブルーフェンリル、レッドフェンリルと対戦。元SPZ王者の小下小石、おちついて外人組の猛攻をさばき、最後はストレッチプラムで絞り上げて15分5秒、ギブアップ勝ち。

セミはあばしり王者となったマキーナ姫、ブリザードが元あばしり王者の斉藤智子、金森麗子と対戦。

斉藤の打撃に苦しんだマキーナ姫だったが、試合が長引くにつれ斉藤が息が乱れてきて、
「うあーっ」
最後は斉藤がパイルドライバーか何かを狙ったところを、ブリザードがリバースで返して3カウント。勝負タイム22分8秒。

勝ったエステル・ブリザード、説法会を1分だけやって、引き揚げた。

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さあ大一番、異様な興奮。その前に長めのあおりVTR
「どうすれば市ヶ谷さんに勝てるのか」
結城千種、過去1年の対戦ですべて敗北。

自分を見つめなおすために結城千種は長野県長谷村の山奥で猛特訓を行った。
渓流にざんぶと飛び込み、流れに逆らって立つトレーニング。そして河原で腕立て伏せの特訓。

「結城千種は思い立った。自分を本当に追い込まないとあの人には勝てない。年収1390万の一流レスラーの座にどこか安住していないか?そう彼女は自問自答し、この日のタイトルマッチにすべてをかけて臨むことになった。」

どわああああああああ

「き、聞いてないよ、営業的にどうするのう」

セブン山本統括部長も口あんぐり。ここでスター選手である結城千種が引退とあっては営業的な痛手は計り知れない。

テーマ曲を「ラ・ソウルジャー」に変え、リングコスチュームも白系統のものに一新した結城千種、決然とした表情で市ヶ谷にぶつかっていった。

どわああああああああ!!

場内ハイテンションマックス。なんと試合開始5分の段階で早くもタッチアウトに。とにかく弱らそうという作戦に出たか。しかし市ヶ谷もDDTで反撃。ドワアアアアア

異様な興奮状態の新日本ドーム

そして市ヶ谷バックドロップ、レッグドロップ!それでも結城フロントスープレックス2連発!市ヶ谷DDT。大技の応酬が続く。そして市ヶ谷タイガードライバー。

「がっ・・・・」

ちょっと危険な角度、結城これで頭を打って悶絶、3カウントを奪われた。場内どよめき。またしても結城千種、市ヶ谷に敗れてしまった。

「オーホホホホ、結城千種などこの程度ですわ!!!!」
勝負タイム16分50秒とタイトル戦にしては短め。王者が3度目の防衛に成功。

「結城、早まるなーーー」
場内どよめきと悲鳴が交錯する中、市ヶ谷はマイクを握り

「来月のSクラもこの勢いで賞金とトロフィーを頂きますわ。おほほほほ」
とか言いながら引き揚げた。

敗れた結城千種。憮然とした表情で、リストバンドを客席に投げ入れてから引き揚げた。本当に引退するつもりなのか!!!場内騒然。

あとでわかったことだが、テレビ中継を観ていた結城千種ファンが何人か気分が悪くなり救急車で搬送されたらしい。

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