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2015年1月31日 (土)

そして冬は続く 20150131

皆さんこんばんわ、今週のスポーツニュース行きます。

■相撲

白い子33回目の優勝

全勝で大鵬の記録を超えました。次の目標は魁皇の勝ち星記録越えか、しかし一夜明け会見で審判批判はいただけない。酒が残っていて本音が出てしまったのか。

旭天鵬5勝10敗

終盤失速し大きく負け越し。来場所は前頭12枚目あたりか。

■プロレス

・全日本プロレスLINEスタンプ発売

我らが渕さんもLINEスタンプになっています。

・征矢学、AKIRAと目隠し特訓

武藤のW1王座に挑戦する征矢が目隠し特訓を敢行もAKIRAにぼこぼこにされる。相変わらずのネタ師ぶりを発揮・・・

今週はこんなところ。

2015年1月30日 (金)

最近アイドルマスターが気になっています(5)

双海亜美ちゃん(13)

自分の中で亜美ちゃんと言えば長いことセーラームーンの水野さんでしたが、

Futamiami


双海亜美ちゃんが最近気になっています。

双子のアイドルの妹の方。亜美真美ちゃん。

最近ようやく見分けがつくようになりました。

チョンマゲが亜美で、サイドポニテが真美。

性格は限りなく明るく、いたずら好きでまだ子供っぽいところがあります。

2015年1月29日 (木)

SPZスター選手列伝108 越後しのぶ

SPZスター選手列伝108
従業員コード:123
越後しのぶ

本名:佐藤しのぶ。2065年2月11日、新潟県湯之谷村出身。学生時代は空手に打ち込み全国大会出場を果たす。2081年6月15日、新潟県体育館大会での対 野村あおば戦でデビュー。空手の経験を生かしたキックで猛威を振るい同期のカンナ神威に追いつきトップグループに入る。得意技はブラックキック。

2081年6月15日、新潟県体育館大会での対 野村あおば戦でデビュー。2089年10月22日、新日本ドーム大会での対 欲野深子戦で引退。稼働月数101ケ月、出場試合数(概算)720試合。

タイトル歴
第159代SPZ世界タッグ王者(パートナーは金森麗子)
第113代あばしりタッグ王者(パートナーは欲野深子)

セブン山本コメント
同期に天才的な素質を持つカンナ神威がいて、その背中を追いかけ続けてレスラーとしてのキャリアを全うされた。努力を重ねてトップグループには入ったものの、カンナ神威の牙城は崩せず最後までSPZシングルのベルトにはたどり着けなかった悲運の持ち主。

ときおりアポカリプス軍に加入して欲野とともにカンナ神威をつけ狙ったが、ことごとく返り討ちにあっていたが、これも一つのライバル関係だったのではと思われる。
引退後は会社に残り、SPZフィーバー大阪店の店長としてチケットの売りさばきを担当されている。

2015年1月28日 (水)

SPZスター選手列伝107 欲野深子

SPZスター選手列伝107
従業員コード119
「世界一欲の深い女」
欲野深子

本名:秋川美喜子。2064年9月18日、鳥取県米子市出身。2080年5月11日、別府ビーコンホール大会での対 神田幸子戦でデビュー。アマレスの経験があり新人らしからぬ落ち着いた試合運びで将来を嘱望されていたが、突如悪役集団・アポカリプス入りし、なんと悪のマッドサイエンティスト・欲野深三医師の改造手術を受け、リングネームも「欲野深子」に改め、悪の限りを尽くすようになる。得意技はKOスリーパー。
2089年10月22日、新日本ドーム大会での対 越後しのぶ戦で引退。稼働月数114ケ月、出場試合数(概算)808試合

タイトル歴
第215代SPZ世界王者
第218代SPZ世界王者
第228代SPZ世界王者
(通算防衛回数5)
第148代・第151代・第153代・155代・157代・160代SPZ世界タッグ王者(パートナーはサキタン)
第105代あばしりタッグ王者(パートナーはサキタン)
第111代あばしりタッグ王者(パートナーはアドミラル・ヤジマ)
第113代あばしりタッグ王者(パートナーは越後しのぶ)

セブン山本コメント
サキタンとともに、その抜群の運動センスで将来を嘱望されており、運営としてはサキタンとのベビーフェイスコンビで売り出そうという話になっていたが、本人が「アポカリプス側でやりたい」と希望してきたため、まさかのテクニシャン系悪役レスラーとしてSPZを席巻した。

リングネームは、欲野深三医師の改造手術を受けたという設定で、欲野深子として、顔に円マークや$マークのペイントを施してのファイトで活躍された。得意のKOスリーパーで幾人もの強豪を失神に追い込み、レフェリーやリングドクター泣かせのシューターだった。悪役らしく感動的な引退試合はやりかねたのか、最後は欲野医師に見限られて、粗大ごみとして処分されてしまうという最期を選んだ。

引退後は会社に残り、歴戦の負傷の治療につとめる一方でSPZ総務部員として社有車の管理などの雑務にあたっているが、レフェリー転身の話も出ておりまだSPZの重要スタッフとなりそうだ。

2015年1月27日 (火)

SPZスター選手列伝106 カンナ神威

SPZスター選手列伝106
従業員コード122
カンナ神威

本名:非公開、生年月日:非公開。2081年5月11日、カイメッセ山梨大会での対 小早川志保戦でデビュー。出自は謎に包まれているが、風貌からして北海道出身の凄腕マスクウーマンらしい。新人らしからぬ身のこなしを見せ、出世街道を駆け上がりSPZ王者に輝き、向かうところ敵なしの一時代を築く。得意技は各種関節技、ヘッドショットキック

2089年5月25日、横浜スペシャルホール大会での、対 市ヶ谷レイカ戦で引退。稼働月数97ケ月、出場試合数(概算)808試合

タイトル歴
第214代SPZ世界王者
第221代SPZ世界王者
第225代SPZ世界王者
第227代SPZ世界王者
第230代SPZ世界王者
第232代SPZ世界王者
通算防衛回数 29(歴代4位)

第147代SPZ世界タッグ王者(パートナーは小川あかり)
第154代・162代SPZ世界タッグ王者(パートナーはテディキャット堀)

第76回SPZクライマックス優勝
第77回SPZクライマックス優勝
第78回SPZクライマックス優勝
第79回SPZクライマックス優勝
第61回ウルトラタッグリーグ優勝(パートナーはテディキャット堀)
写真集1冊

セブン山本コメント

SPZ世界王座通算防衛回数29回は歴代4位の大記録。文句なしにSPZで一時代を築いた、大横綱クラスの選手だった。一応切り札は飛びつき腕ひしぎ逆十字だったが、裏投げや強烈なヘッドショットキックなど、どこからでも勝てる選手だった。下から結城千種や市ヶ谷レイカが上がってくるまでSPZの看板選手として難攻不落を誇り、絶対王者として君臨された。結城千種に主役の座を譲ってからすぐに引退を判断した潔さのある選手だった。
引退後の経歴は一切不明だが、関係者の噂では覆面とリングネームを変えて北海道のローカル団体で選手兼コーチとしてプロレスの発展に努めているらしい。

2015年1月26日 (月)

12.6全日大阪大会観戦記(5終)

メインイベント 秋山準 大森隆男VS潮崎豪、宮原健斗

この日2度目のゲットワイルドがかかり、ワイルドバーニング、秋山大森が入場、宮原潮崎を倒せば優勝だ。時間は8時過ぎ、試合が30分近くなると途中で帰らなきゃあならんなとはらはらしながらの観戦で、かつセミでおなかいっぱいになっていたので、あまり攻防は覚えていない。

しいていえば秋山の非情な攻めが宮原に炸裂していた。場外乱闘でも痛めつけて、リング内ではニーアタック。終盤では膝のサポーターをずらして生でニーアタックをぶち込む非情ぶり、宮原も秋山に高角度のジャーマンを繰り出すも、終盤は大森と潮崎、秋山と宮原と闘いが分かれてしまい、ああこれは宮原がやられて終わるのではと思いながら見ていた。

秋山は頭突きまで繰り出し勝利への執念を見せる、何発ものニーアタック、そしてエクスプロイダーを返すなど粘りを見せた宮原だったが、27分過ぎに秋山が切り札のリストクラッチ式エクスプロイダーを繰り出し、ついに宮原が力尽き、試合は終わった。
ガラガラの大阪府立だが、試合終盤は重低音ストンピング、そして終了直後にはゼンニッポンコールも起こった。

秋山大森組、最強タッグ優勝。そして「オリンピア」が流れる中、表彰式。戦いすんでノーサイド。潮崎組とKENSO組を除く6チームがリングに上がり記念撮影。最強タッグ最終戦は終わった。最後まで見届けてから私は大阪府立体育会館を後にし、地下鉄で新大阪に出て、最終1本前の新幹線で帰京した。

2015年1月25日 (日)

12.6全日大阪大会観戦記(4)

セミファイナル 渕正信 大仁田厚VSウルティモ・ドラゴン、金丸義信

「ワイルドシング」がかかる中、大仁田厚はいつものように、ペットボトルの水をまき散らしながら入場。黒い革ジャンを羽織っている。

そして「デンジャーゾーン」がかかり、全日本プロレスの重鎮、渕正信が入場。30年ぶりのタッグ結成。大仁田がロープをあける中、渕さんがリングイン。裁くレフェリーは和田京平。
そしてゴング、試合は渕さんが出ずっぱり状態。大仁田は渕のフォローに徹していたが、それでもウルティモを捕まえて延々と場外乱闘。そのあと大仁田はウルティモをパイルドライバーの態勢に捕らえると、渕にコーナー最上段に登って合体パイルを要請、

しかし60歳の渕、コーナー最上段からのジャンプはやりかねたのか、2段目からジャンプしてウルティモの足を持って合体パイル。

大仁田と渕はダブルのエルボーや、ボディスラムの競演など、30年ぶりのタッグとは思えない好連携。いっぽうウルティモ金丸もダブルの股裂きで大仁田、渕を苦しめる。

そうこうしているうちに試合が動いてきて、渕が金丸にバックドロップする一方で大仁田がウルティモにサンダーファイヤーパワーボム。しかし金丸もフォールを返す。渕はドロップキックを狙うが、金丸がロープをつかんでスカす。渕さんドロップキック自爆!痛そう。そして金丸、ムーンサルトプレスで反撃。これで脇腹を痛めた渕さんの動きが止まる。金丸がチャンスとばかりに渕さんに組みつき、ブレーンバスターか何かを狙ったところへ、場外から大仁田が救援に入り
ブーッ

毒霧噴射、金丸の顔面が緑に染まる。すかさず渕がスモールパッケージに丸め込んで、金丸から3カウント。無茶苦茶な結末ながら、歴史的一戦は幕を閉じた。

脇腹が緑に染まった渕さんというのも珍しい。試合後、大仁田がマイクを握り「自分は全日育ち。渕さんは偉そうだった」と思い出話を語ったのち、「1月23日大阪、電流爆破受けていただけませんか」と要望。まあこれは1.23のなにわ大花火の宣伝なんだろうな。しかし渕さんは「ちょっと待ってくれ、心臓が痛い」とやんわり拒否。

夢のような試合が終わった。もはや2度と交わらないと思われた王道と邪道が一瞬の邂逅。なんだか、同窓会みたいだった。

2015年1月24日 (土)

雪の進軍 20150124

皆さんこんばんわ。WAS没頭中筆者のkonnoです。

今週のスポーツニュースのようなもの行きます。

■プロレス

オカダ・カズチカ 絶不調

1.4でレインメーカーを棚橋に返されたのがショックらしい。これは新技開発アングルなのか。

渕正信(61)健康診断で不整脈、再検査

これは引退フラグか。ファイト中に心臓麻痺という死に方はあまりよくない。

■相撲

40歳旭天鵬、前頭7枚目で奮闘

この原稿を書いている1/20時点では4勝5敗と苦しい星勘定。

■野球

2015年1月23日 (金)

第1,878回 金森麗子、引退

84年目7月

社長権力を振りかざして最終戦新日本ドーム大会で市ヶ谷レイカVS結城千種のSPZを組んだ杉浦社長。そして追い込まれた結城千種は何とシリーズ開始三日前に新宿三丁目伊勢丹前でショッピングに来た市ヶ谷レイカをスパナで襲撃し、負傷流血させるという暴挙を働く。当然警察が出動し、結城千種は傷害の現行犯で逮捕されてしまった。

「私が・・・・結城さんを追い込んでしまった」
杉浦美月社長は体調を崩し入院。

サマースターナイツシリーズ開幕。小下小石がアイドル活動を優先させ、アリーナライブのセンターを務めるとかでシリーズ欠場を発表。

金森麗子が今シリーズ限りでの引退を発表。長年の酷使で腰と膝がボロボロになったらしい。
シリーズ初戦青森大会、市ヶ谷レイカは傷口がふさがらないためドクターストップがかかり欠場。

青森大会メインはあばしり選手権。王者マキーナ姫、エステル・ブリザードに挑むのは沈没艦隊のデスマ・ソリューション&上沼垂鉄子。

「489系アタック!!」
上沼垂が久々のタイトル戦で発奮し、エステルに489系アタック、アキレス腱固めで攻め立てるが、マキーナ姫も長年のつけか動きが悪く、試合の大部分をエステルに任せていた。それでも最後は相手チームがロングマッチで弱ったところを特別出演し、55分57秒、伝家の宝刀タントラロックで上沼垂を仕留めた、初防衛に成功。

しかしこの一戦で腰を痛めたマキーナ姫は翌日以降のシリーズを欠場する羽目になった。

第2戦盛岡大会から市ヶ谷レイカさまが強行復帰。とはいっても頭部をヘッドギアで保護しながら6人タッグでの顔見世ファイト。

第7戦幕張大会、金森麗子はセミでタッグパートナーの斉藤智子とシングル対決。やはり金森のコンディションが良くなく、斉藤智に一方的に攻め込まれ、12分25秒、ハイキックで3カウントを喫した。

最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合はディスガイズマスクが華麗な空中殺法を見せ、15分7秒、ダイビングプレスでシュウ・メイファを仕留めた。

外人同士の6人タッグマッチのあと、休憩前の試合はアドミラル・ヤジマVS遠藤真美。

最近は市ヶ谷様、亜美と組んでメインに出ることも多くなった遠藤真美だが、シングルではまだまだ試合をつくれない。ヤジマの力押しの前に大苦戦。それでも掌底を連発してヤジマを鼻から流血に追い込み、得意のキックを乱打してヤジマを追い込むも
「冗談じゃねえ!!」
本気を出したヤジマ、パワーボム2連発で真美を沈黙させた。勝負タイム23分42秒の熱戦に場内拍手。その試合が終わると休憩。

*******************

休憩後は6人タッグマッチ、

デスマ、上沼垂鉄子、仙涯零の沈没艦隊3人に、斉藤智子、鳥海理奈、藤田一美の3人がぶつかるカード。この試合は斉藤智の蹴りが冴え、仙涯零を蹴りつぶして終了。

そして次の試合が金森麗子引退試合、相手はデビュー3シリーズ目の我那覇愛。これはもう会社側が空気を読んだマッチメイク。我那覇のドロップキック、ローリングソバット連発をこらえながらなんとか得意の蹴りを繰り出す金森。
「えーいっ」
最後は隠れた得意技、バックドロップを決めて13分3秒、我那覇から3カウントを奪った。

セミは遠藤亜美VSエステル・ブリザード。エステルのグラウンド責めに苦しんだ亜美だったが、なんとか得意のハイキックを乱発して遠藤亜美が勝ちをもぎ取った。勝負タイム23分32秒。

メインはSPZ戦で3か月連続のカード。王者市ヶ谷レイカに挑むのは、EWAのクリスティン・ロパトカ。結城千種が壊れてしまったいま、団体内で挑戦者を出せないのだ。

負傷しているため早めに決めようと市ヶ谷がラリアット、DDTの強引な攻め、ロパトカのSTFに捕獲されてあわやという場面もあったがタイガードライバー、延髄斬りとつないで18分27秒、6度目の防衛に成功。

メイン終了後、金森麗子の引退セレモニー

「今までありがとうございました!」
メイン戦線に絡むことはできなかったが得意の蹴りでSPZマットを沸かせた名選手がリングを降りた。

金森麗子
2083年5月22日、奈良市体育センター大会での対テディキャット堀戦でデビュー。2092年7月22日、新日本ドーム大会での対 我那覇愛戦で引退。稼働月数111ケ月、出場試合数(概算)816試合
タイトル歴
第159代SPZ世界タッグ王者(パートナーは越後しのぶ)
第112代・114代あばしりタッグ王者(パートナーは斉藤智子)

2015年1月22日 (木)

第1,877回 杉浦社長ダウン

時に西暦2092年

SPZの2大エース、結城千種と市ヶ谷レイカ、入社年次は結城が一期上だが、実力は市ヶ谷レイカが数枚上、チャンピオンに君臨する市ヶ谷レイカ、自分はこのまま敗北者でレスラーとしてのキャリアを終えてしまうという恐慌状態に陥った結城千種は、白昼堂々、新宿の百貨店前で買い物中の市ヶ谷レイカをスパナで襲い重傷を負わせるということをやらかした・・・・・そして市ヶ谷レイカは病院に直行、結城千種は警察につかまってしまった・・・・

ガシャーン

結城千種、四ツ谷警察署の独房に入れられてしまった。夕食は質素な弁当とお湯。

「えっ、うちの結城が?」

セブン山本統括部長が仰天。

****************************

「ほんとうに結城が私怨で市ヶ谷レイカを襲ったのであれば、SPZは結城千種を傷害罪で告発し、被害届を出せ、やらせであればSPZを道路交通法違反で処分する」

四ツ谷警察署は激怒。

「やらせではないです。結城千種はうちの契約選手なので告発はできかねます。騒ぎを起こしたことは申し訳なく、深くお詫びします」

SPZの杉浦社長や山本統括部長が収拾に向けて奔走!

市ヶ谷レイカもSPZも結城を告発しなかったので、けっきょくSPZは杉浦社長名で始末書を提出し、なんとか事件はSPZに対する厳重注意で収まった。

けっきょく結城千種は警察署に1週間拘留されたが、起訴猶予で釈放された。

パシャパシャパシャ

雨の四ツ谷警察署、報道陣のカメラがたかれる中、クルマに無言で乗り込む結城千種、独房生活がかなりストレスだったのか目がうつろだ。

「うううん・・・」

SPZの杉浦美月社長は心労がたたってダウンしてしまった。

2015年1月21日 (水)

第1,876回 新宿百貨店前襲撃事件

時に西暦2092年、6月下旬の日曜日

SPZ世界王者、市ヶ谷レイカはオフの息抜きにショッピングを楽しんでいた。

「ん・・・・じゃあ、ルイヴィトンのバッグに、エルメスのスカーフとこのカルティエのリングも・・・・あとブルガリのネックレスもいただきますわ、あ、このフランクの時計もいいわ・・・・」

新宿三丁目の百貨店、VIPルーム。市ヶ谷様クラスの富豪になると売り場で買い物をせずVIPルームに通され専属の販売係が提案する。

「それではこの7点お買い上げで、お会計は592万2000円になります」

「オホホホホ、じゃあこれで・・・モノは自宅に送っといてくださいましね」

市ヶ谷レイカ、エルメスのバッグから100万円の札束を6つ無造作に取り出した。なんという成金。

「ありがとうございました。またどうぞお越しくださいませ」

市ヶ谷レイカ、ご満悦の表情で百貨店を後にした。

「おほほほほほ、やはり札束は使いでが有りますわ」

まさにお買い物依存症だ。

激闘の日々、これがレスラー、市ヶ谷レイカの息抜きなのだろうか。

「じゃあ少し疲れましたから、新宿だんごであんみつでも食べて帰りましょうかね…おフォフォフォ」

市ヶ谷レイカ、サングラスをかけて新宿三丁目の交差点を渡り、ひいきにしている甘味処へ向かおうとしたところ

「うがあーーー、しにさらせぇぇぇ」

何者かがいきなり市ヶ谷レイカに襲いかかった。

「ひぎっ、なにもの?」

SPZの先輩レスラー結城千種だった。

「結城さん?へ、ぎゃあ」

その眼には狂気が宿っていて、その手には凶器、スパナを握っている

結城千種、無慈悲に、スパナで打擲!

「がt、ぎっ、ぐっ、げ」

不意の襲撃に市ヶ谷レイカ、対応できず、頭に強烈な一撃を貰ってしまいダウン。

「ギギギギギ」

「ウァーッツ」

どよめく群衆。日曜の新宿三丁目で起こった惨劇!!滴り落ちる鮮血!!

「そこ、何やってる!?」

交差点にある交番から数名の警官が

「ウガァーッ」

止めにはいった警官にもスパナで襲いかかろうとした結城千種だったが、

「ウヌッ」

警官Aがスライディングキックで結城千種を転ばせ、そこへ太った警官Bが結城千種にのしかかって横四方固め!!

「ガアアー」

「傷害の現行犯でタイーホする!」

がちゃり

結城千種手錠をかけられた

ピーポーピーポー

ほどなくパトカーと救急車が現れ、ダウンした市ヶ谷レイカは救急車で都内のアポカリプス病院に運ばれ、結城千種は警察署に連行された。

**************************

「はいもしもし、スーパースターズプロレスリングゼットです」

休日出勤して事務作業を行っていたセブン山本統括部長

「えええええっ」

警察署からの電話に呆然。

2015年1月20日 (火)

第1,875回 イモなんだよ、イモ!                                 

84年目6月
「バトルアトランティス」開幕。
最終戦は新日本ドーム大会。

外人同士のシングルマッチのあと、第2試合は藤田一美、我那覇愛VSサプレーション、サブリマティーのタッグマッチ。デビュー2シリーズ目の我那覇が早くも中堅外人との試合が組まれたがまったくついていけない。ひとり奮闘した藤田だったが外人組の連携に苦戦。最後は藤田がスタミナ切れを起こしてしまい、サプレーションのノーザンライトSHを返せず13分42秒、終了。

続く第3試合はベテランの両選手がタッグで激突。

マキーナ姫、エステル・ブリザードVS小下小石、鳥海理奈。両ベテランが若いパートナーをどう操縦するかがキーとなったこの試合、要所要所で小下とマキーナ姫が介入し、グラウンドの攻防。けっきょく両チーム決め手を欠き30分時間切れ引き分けとなった。その試合が終わると休憩。

*********************

休憩明けは金森麗子、斉藤智子VSデスマ・ソリューション、上沼垂鉄子。この試合は斉藤智がハイキック一撃で上沼垂を戦闘不能に追い込み10分54秒、勝利。

セミ前はアドミラル・ヤジマVSレッドフェンリルのシングルマッチ。アポカリプスの主要メンバーがすべて引退した今、アドミラル・ヤジマは一匹狼で不遇をかこっていた。この日は持ち前の馬力でレッドフェンリルを攻め込み、デスバレーでぐったりさせた後、パイルドライバーでトドメ。勝負タイム13分34秒。

セミはタッグマッチ。遠藤亜美、遠藤真美VS結城千種、仙涯零。

団体ナンバー2だが「市ヶ谷さんとはシングルでやりたくない」というわがまま女と化して会社側も扱いに困ってしまった結城千種、この日はセミのタッグマッチに登場。あいかわらずの力の差を見せつける。そして虎の威を借りる仙涯零。

結城千種、最後は遠藤真美を捕まえて、バックドロップで悶絶させておいてのギロチンドロップという万全の勝利。勝負タイム13分6秒。

試合後、セブン山本統括部長が現れ、

「結城さん調子いいじゃないですか、来月のドーム、前売りはけなくて困ってるんですよ、メインで市ヶ谷さんとやってくれませんかねえ」

と依頼するや結城千種の表情が一変し

「あっぴゃッピャー」

とか奇声を叫んで暴走、なんとセブン山本にラリアットをかます。止めに入った仙涯零も蹴飛ばす。うわあ暴走だ。乱打されるゴング。そんなに市ヶ谷とシングルでやりたくないのか・・・・

そのとき、
ガキン

杉浦美月社長がリングインし、鉄パイプで頭を一撃!!

酷い、悶絶してぶっ倒れる結城。

「わりゃあいい加減にせんかい」
杉浦社長が激怒

「あんたねえ!!プロレス団体のね、マッチメイクは絶対なんだよ!それを断るやつなんてイモなんだよ、イモ!!ええおい!おばさんのヒステリーを舐めないでよね!このイモ!!いいこと社長命令よ来月のドーム、メインで市ヶ谷さんとやりなさい。断ったら解雇よ!ウキー」

場内どよめきと失笑。結局鉄パイプで殴られた結城千種は担架ではこばれ、エキサイトした杉浦社長は鎮静剤をリングドクターに打たれ台車で運ばれた・・・

そしてメインは先月の横浜と同一カードのSPZ戦、王者市ヶ谷レイカに対するは、クリスティン・ロパトカ。ようするに結城千種が使えない今とあっては、団体内の誰も市ヶ谷の足元に及ばないのでEWAのつわものを当てておこうというマッチメイク。で、試合は市ヶ谷様が例によっての力押しで優位に試合を進め、最後は神の咀嚼で14分33秒、あっけなく3カウント。王者が5度目の防衛に成功。

2015年1月19日 (月)

第1,874回 84年目5月 バトル・カデンツァ

84年目5月
「バトル・カデンツァ」スタート。

シリーズ初戦カイメッセ山梨大会で新人の我那覇愛デビュー戦。対戦相手は沈没艦隊の上沼垂鉄子。デビュー戦で緊張していたのか、我那覇はなにもできぬまま上沼垂に攻め込まれ、腕とか足とかを極められまくって悲鳴を上げたのち、最後は7分41秒、STFでギブアップ負け。

シリーズ第4戦鹿児島大会でSPZタッグ選手権、王者市ヶ谷レイカ、遠藤亜美に対するはクリスティン・ロパトカ、ドリュー・デュークス。EWAの強豪2人がタッグ王座に挑戦。最近地力をつけてきたロパトカが得意のグラウンドレスリングで亜美を翻弄。蹴り足をつかむのがうまい。
「ぎゃあああっ」
こうなってしまっては市ヶ谷様が前面に立って奮闘するほかない。例によって怒涛の力押し。代わって出てきたデュークスにも市ヶ谷攻撃の手を緩めずタイガードライバー。そしてバックドロップ。

「アブナイ」
ロパトカがカットに入ろうとしたがよく見ていた亜美が抱きついて阻止。これで3カウントが入った。勝負タイム28分17秒、王者組が3度目の防衛に成功。

********************************
最終戦は横スペ大会。
第1試合は藤田一美VS我那覇愛。我那覇の東都デビュー戦だったが、やはりまだ緊張が抜けておらず、藤田がいいように攻め込んでくる。それでも我那覇、流れの中でなんとか頭突きを繰り出したが、そこまでで、
「はい終了!」

藤田のジャーマンで目の前が真っ暗になった我那覇、3カウントを聞いた。勝負タイム6分21秒。

外人同士のシングルマッチのあと、セブン山本統括部長が挨拶。

「WELCOME TO YOKOHAMA」
そのあとマイクを取って
「市ヶ谷さん強すぎるよ。どうマッチメイクすりゃいいのよもう」

場内爆笑

「結城千種は『市ヶ谷さんとシングルでやりたくない』とかいってくるし・・・」
結城千種の問題発言はまだ解決していないようだ。

「でも今日はロパトカさんが市ヶ谷さんのベルトに挑戦するから、まあ見ごたえのある試合になると思うよ、それじゃ」

第3試合はデスマ・ソリューション、上沼垂鉄子&ドリュー・デュークス、ディスガイズマスク。沈没艦隊の2人は相変わらずのぐだぐだっぷりを発揮。外人2人の荒っぽい攻めにへたりこんでしまい場内の笑いを取る。デスマがカットオーバーでディスガイズを追い込むもデュークスのカットに阻まれる。それでも最後は乱戦の中、タイミングよくデスマのビッグブーツがディスガイズマスクを捕らえ、16分19秒、沈没艦隊が勝利。

その試合が終わると休憩。

休憩明け第4試合は壊れた団体ナンバー2の結城千種が登場。仙涯零とタッグを組んで、あばしり王者のマキーナ姫&エステル・ブリザードと対決。今シリーズも結城はメインに登場したのは1試合だけで、あとは休憩前か休憩後でのタッグマッチで登場。杉浦社長に言わせれば「マッチメイクに文句をつけるなどレスラー失格」らしいが、集客のことを考えて試合には出している状況。

「我は仙涯零。木曽伊奈川山中で体得した殺人奥義受けてみよ!イザルボテェッ!!」

仙涯零のパフォーマンスに場内爆笑。そして不利になると結城にタッチ。しょうのないやつだ。そして結城はいつも通りのハイスパートプロレス。この攻めが市ヶ谷相手になぜできないのかと思わせる。マキーナ姫、タッチアウトは懸命に返したものの立て続けにSTOを食らっては万事休す。勝負タイム17分17秒。

第5試合は斉藤智子、金森麗子VS小下小石、鳥海理奈。

もう小下小石は所属するOKA3000の活動に忙殺されており、それでもプロレスの巡業を優先はしているがトレーニングはあまりできておらず、必然的にタイトル戦線から離れてしまった。それでも手の合う斉藤や金森とバタバタした乱戦を繰り広げるあたりはさすが。最後は得意のSTFで金森麗子からギブアップを奪い19分37秒、勝利。

セミファイナルは遠藤亜美、遠藤真美VS初来日外人コンビ、サプレーション、サブリマティー組。EWAマットで暴れている近未来女サイボーグコンビというギミックの2人が初来日。
初来日外人コンビの連携に苦しんだ亜美真美だったが、最後は4人が入り乱れる乱戦の中、遠藤亜美のデスソースキック、真美のハリケーンラッシュと立て続けに蹴りを入れて17分32秒、サプレーションを沈めた。

****************

メインイベントはSPZ戦。王者市ヶ谷レイカに挑むのはクリスティン・ロパトカ。しかし市ヶ谷様、いつも通りの強引な力押しプロレス。ゴッデスボムを何とか返したロパトカ。ならばとタイガードライバーを見せたがロープに近い。ざわつきだす場内だったが、市ヶ谷、機転を利かせてダウン状態のロパトカへギロチンドロップ。21分38秒、王者が4度目の防衛に成功。n

2015年1月18日 (日)

第1,873回 旗揚げ83周年記念エッセンシャルシリーズ

84年目4月
新人スカウトで我那覇愛を獲得。沖縄出身で琉球空手をかじっていたので獲得に動いた。

「旗揚げ83周年記念エッセンシャルシリーズ」開幕。

ドーム級のビッグな会場を回るシリーズとあって、集客力のあるスター選手、結城千種を投入せざるを得なかった。セブン山本統括部長が杉浦社長を説得し、なんとか結城のリング復帰にGOサインが出た。しかし発表されたカードでは地方大会では結城の位置は休憩前の第3試合のタッグマッチという扱いだった。

結城千種、初戦京都大会では仙涯零と組んで、金森・斉藤と対戦。12分7秒、結城のタッチアウトで金森に勝利。

今シリーズの集客策として、「遠藤亜美7番勝負」が組まれた。市ヶ谷に対抗する所属選手が上がってこない現状に運営も焦りを感じてきており、入社3年目の遠藤亜美を飛躍させるためこの企画を組んだ。

第2戦の大阪大会ではデスマ・ソリューションをデスソースキックで蹴り倒し、第3戦の広島では前SPZ王者のドリュー・デュークスと大打撃戦の末、デスソースキックでなぎ倒して勝利、幸先いい連勝スタートとなった。

しかし翌日の第4戦九州ドーム大会ではミラクルカオスと対戦し、前月の最終戦同様何もできず敗戦。

第5戦の名古屋しゃちほこ大会ではマキーナ姫さまと対戦。もはやピークを過ぎた感のあるマキーナ姫だが、スポンサー筋がこの一戦に100万円の懸賞金がかけられたため、マキーナ姫が目の色を変えて攻めかかってきた。腕関節を取られまくってうめき声をあげる亜美、それでもなんとか力押しでペースをつかみ、最後はハイキック、ミサイルキックと畳み掛けて勝利。これで3勝1敗。

第6戦札幌大会では遠藤亜美はついにタッグパートナーで絶対王者の市ヶ谷レイカと対戦。おそらくこれがシングル初対決。やはり市ヶ谷様の余裕を消せず、16分46秒、パワースラムに敗北。

遠藤亜美、第7戦仙台大会では元SPZ王者の小下小石と対戦。以前勝ったことのある相手とはいえ油断はならない。前回の雪辱を果たすべくグラウンドで攻めてきた小下だが、なんとかキック連打で動きを止めて、15分4秒、バックドロップで勝利。

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そして最終戦は新日本ドーム大会。旗揚げ83周年記念とあって超満員の盛況。

第2試合は6人タッグマッチ。デスマ・ソリューション、上沼垂鉄子、仙涯零VS小下小石、金森麗子、藤田一美。

カード編成の都合とはいえちょっと前までSPZ王者だった小下が第2試合とは・・・・

例によってダイヤモンドクロッシングの3人は連係プレーを駆使して攻め込む。それでも最後は元SPZ王者の小下が格の違いを見せて、
「金森さん!」
合体パイルドライバーを上沼垂に決めて勝利。勝負タイム15分34秒。

続く第3試合は鳥海理奈VSダイナマイト・サラ。いい勝負となったのだが、体格やパワーに勝るサラが徐々に優位に立ち、最後は29分22秒、タイムアップ間際にネックブリーカーを決めて勝利。その試合が終わると休憩。

休憩後第4試合は斉藤智子VS遠藤真美のシングルマッチ。しかし蹴りの重さでは斉藤智子が何枚も上で、7分5秒、あっさりとハイキックで蹴り倒して終了。

第5試合はタッグマッチ。マキーナ姫、エステル・ブリザードVSドリュー・デュークス、キラー・キエフ。この試合も一進一退の熱戦となったが20分過ぎに打撃が入ってブリザードが流血してしまい、そのあと一気に攻め込まれて27分28秒、デュークスのレッグドロップに力尽きた。

セミファイナルは遠藤亜美7番勝負最終戦、対戦相手は出場停止明けの結城千種。

コンディション自体はいい結城千種、遠藤亜美の打撃をよく見てかわしたり受け流したりといった動きのよさ。逆片エビ固めで動きを止めてから延髄斬り。あっけなく結城千種が勝利。勝負タイム9分48秒。

この結果、遠藤亜美7番勝負は4勝3敗となった。勝ち越したものの、まだ勝ったことのない相手から勝つことはできなかった・・・・

メインはSPZ戦、王者市ヶ谷レイカに挑むのはミラクルカオス。WWCA王者がSPZ王者に挑むのは団体間の格から言って難しいマッチメイクなのだが、背に腹は代えられないSPZフロントが奔走し、WWCAに多額の対戦料を支払うことで妥結したらしい。

かくて日米超スター選手同士の頂上対決が実現した。双方のパワーと意地が交錯する頂上決戦にふさわしい好試合となった。市ヶ谷様がここまで苦しむ試合も最近では珍しい。市ヶ谷、ブレーンバスターを連発し流れを作ってゆくが、カオスも必殺のコスボンバー、何とかフォールをギリギリで返した市ヶ谷、ゴッデスボム!しかしカオスもロープへ逃げる。ならばと市ヶ谷、奥の手ハイキック炸裂、これでミラクルカオスを沈めて3カウント奪取。勝負タイム26分24秒。

2015年1月17日 (土)

スノーエンジェル20150117

今週のスポーツニュースのようなもの行きます。

■プロレス

・渕正信61歳

そろそろ7Tシャツを着てファイトか。

・1.31馬場さん十七回忌

あれから16年。時代は過ぎてゆく・・・

■相撲

・旭天鵬前頭7枚目

3勝すれば幕内残留。この原稿を書いている時点では3勝4敗、勝ち越しすれば横綱との対戦圏が見えてくる。

・元小結 豊真将引退

膝のけがが治らず引退を判断。お辞儀の美しさでは相撲界随一でした。

■野球

中村紀、引退濃厚か

いまだにオファー無し、各球団の主力によほどのことがない限り引退か・・・

2015年1月16日 (金)

家飲みと、WAS

WASをプレイしながら飲む酒

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ウイスキーと、合鴨ロースト

2015年1月15日 (木)

WASあと159ヶ月

レッスルエンジェルスサバイバー

86年目12月のタッグリーグまで、リプレイ完了

残り13年3か月・・・あと159面もあります。

ただ、やってみると1面1面それぞれが新鮮な面白さと驚きがいまだにあります。

リプレイを初めてはや8年。

速度は落ちましたが、旅はまだまだつづきます。

2015年1月14日 (水)

第1,872回 83年目3月 さいたま決戦

82年目3月シリーズ

最終戦はさいたまドーム大会。

第1試合は遠藤真美VSディスガイズマスク。
「あ、あたしが第1試合・・・」

カード編成の都合上前座の第1試合に回されてしまった遠藤真美。その悔しさをディスガイズマスクにぶつけるように殴る蹴るを連発。ディスガイズも軽快な動きで真美に反撃。第1試合から盛り上がった。最後は力のこもったコンビネーションキックで遠藤真美が勝利。勝負タイム10分8秒

ここでセブン山本統括部長の挨拶
「WELCOME TO SPZ」

「こんばんは。さて、結城千種選手の件ではお騒がせして申し訳ありません。市ヶ谷さんとタイトルマッチの打診をしたらできませんとか彼女が言ったので、うちの社長がシャキーンとなって(笑)こういう結果になりました。まあ、でも、本人も少しは反省しているようですので、とりあえずこの映像をご覧ください」

ここであおりVTR。

結城千種は戸塚の合宿所に日々出向いてシーズンオフは合同練習で汗を流し、巡業には帯同しなかったがひとり道場に残って筋力トレーニングと受け身の練習。で調整。

3時間程度の練習を終えて、そして愛車のヴィッツに乗り込んで帰ろうとしたとき、報道陣が取り囲んだ。

―いつリング復帰されるのですか?

 「それは会社が決めることです」

―市ヶ谷さんと闘う気持ちはありますか?

 「そのときになってみないとわかりません・・・もういいでしょう。私は帰ります」

とかいってヴィッツを発進させ何処かへ行ってしまった結城千種。この問題の根は深そうだ。

第2試合は6人タッグマッチ。沈没艦隊の3人(デスマ・ソリューション、上沼垂鉄子、仙涯零)VS斉藤智子、金森麗子、藤田一美が激突。沈没艦隊の3人が何とか連係プレーでかきまわそうとするが、斉藤智の蹴りがうなる。しかし最後は6人が入り乱れる乱戦になり。どさくさにまぎれて裏拳をヒットさせた仙涯零が新人の藤田からフォールを奪った。勝負タイム14分10秒。

「私たち、ダイヤモンドクロッシングは結城千種さんを必ず復活させますから、待っててくださいね」
試合後、上沼垂がマイクを握った。

第3試合はあばしり王者になったマキーナ姫とエステル・ブリザードが登場し、アドミラル・ヤジマ、キラー・キエフと対戦。徹底的にラフファイトで闘ったアドミラルヤジマ、相手のグラウンド責めにあまり付き合わず、殴る蹴るに終始。最後はエステルの息切れを見て取ったヤジマがラリアットでなぎ倒して勝利。その試合が終わると休憩。

休憩明け第4試合は小下小石、鳥海理奈VSミスUSAマスク、ダイナマイト・サラ。

最近は国民的アイドルグループの活動が忙しく、あまり練習も積めていない小下小石。この日は外人組のパワーを受け止めつつグラウンドで試合をつくる。しかし得意のSTFはあまりにもロープに近い。そのまま出ずっぱりで闘い続けた小下だが、相手チームの合体パワーボムで頭を打ってしまい、バックドロップで3カウントを奪われた。このクラスの相手に敗れるようでは、市ヶ谷のベルトに挑戦は無理な話だろう。勝負タイム24分17秒の熱戦。

セミファイナルは特別試合、アメリカWWCAの強豪、ミラクルカオスに対するは遠藤亜美。きっぷのいいファイトで知られる遠藤亜美だが、ミラクルカオスの岩のような肉体の前には打撃がまるで通じない。
「ヌッフッフ」
終始余裕の表情だったミラクルカオス、亜美に何もさせず一方的に攻めて、最後は裏投げで落として勝利。勝負タイム9分5秒。

メインイベントはSPZ戦、王者市ヶ谷レイカに挑むのはEWAの強豪、クリスティン・ロパトカ。所属選手と市ヶ谷様とやっても結果が見えているので、ロパトカを起用した。しかし試合内容は市ヶ谷が一方的に押す展開。神の咀嚼はロープに逃れたロパトカだが、続くレッグドロップに敗北、勝負タイム15分23秒、王者が2度目の防衛に成功。

2015年1月13日 (火)

第1,871回 会社の方針に従わない言動があった。

83年目3月
「ファイヤーソウルシリーズ」開幕。

SPZの実力団体ナンバー2の結城千種が「会社の方針に従わない言動があった」ということで無期限出場停止処分が科せられた。ファンの間に衝撃が走った。

「誰々とやりたくない、シングルマッチはやりたくないとか言ったら、その人はもうプロレスラーじゃありません。マッチメーカーが組んだどんなカードにも対応するのが当たり前ですよ。私の若いころは、ほかに人がいなかったから強豪外人に当てられて死ぬ思いしたんですよ・・・」

怒りをにじませてコメントする杉浦社長。

「私は営業的にやばいからと思って止めたんですけど、社長の逆鱗に触れてしまったようでして・・・」

対応に追われる中間管理職、セブン山本統括部長。

ともかく結城千種は巡業への帯同も許されず、横浜の道場でひとり調整に励むこととなった・・・・

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シリーズ第6戦宇都宮大会メインで組まれたのがあばしりタッグ戦。王者遠藤亜美真美に挑むのは、元王者のマキーナ姫、エステル・ブリザード組。

「ネグシハベシ国の再建を・・・・そのためにはもう少し稼がなければならない」

もうキャリアの相当長いマキーナ姫だが、なおプロレスへの情熱は衰えず、日の出の勢いの遠藤姉妹と真っ向勝負。

「真正面からくる相手なので、隙は必ずあります」

得意のタントラロックを披露。悲鳴を上げて呻く遠藤亜美。たまらず真美がカット。そのあとはマキーナ姫のグラウンドテクニックが冴える。さすがはベテラン。最後はブリザードが真美を乱闘に引きずり込む中、マキーナ姫が変形のコブラツイストに捕らえて

「あ。・・・・・がっ。・・・・!!」

遠藤亜美、タップ、。54分29秒、新ネグシハベシ国コンビがあばしり王者に返り咲いた。

最終戦はさいたまドーム大会。

2015年1月12日 (月)

第1,870回 結城千種、精神崩壊

83年目2月シリーズ最終戦 横スペ大会

そして第3試合は金森麗子、斉藤智子VSダイナマイト・サラ、ミスUSAマスク。これはあばしり王座を巡ってよく争った定番カード。最近は斉藤智の蹴りも精度が上がっていて、外人2人を向こうに回して大暴れ、しかし最後はベテランの金森がつかまってしまい、ミスUSAマスクのパイルドライバーに沈んでしまった。

勝負タイム19分10秒、その試合が終わると休憩。

休憩後第4試合はダイヤモンドクロッシングの2人が登場、上沼垂鉄子、仙涯零VSアドミラル・ヤジマ、キラー・キエフ。

「私は木曽山中で特訓を続け殺戮の秘法を手に入れた」

あいかわらずよくわからないことを口走る仙涯零。しかし弱さは相変わらず。キエフの力押しについていけない。上沼垂もただのパフォーマーなので似たようなもの。そのままズルズルと行ってしまい、13分25秒、仙涯零がキエフのサイドスープレックスにやられてしまった。

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セミ前第5試合は遠藤亜美・真美の双子姉妹が登場、小下小石、鳥海理奈とタッグで激突。地方興行では市ヶ谷を含めたトリオでメインのリングに上がっている遠藤亜美真美、2人でタッグを組む機会は案外少ない。

「小下選手も最近はアイドル活動が忙しくてなかなかトレーニング時間が確保できていないようです。だから亜美選手のような猛進型を苦手にしていますね」

解説の杉浦社長が指摘。

小下が遠藤亜美の蹴り攻勢の前に苦戦し、苦し紛れに鳥海にタッチするも展開は似たような感じ。あっという間に鳥海の動きが止まる。それでもなんとかドロップキックで反撃した鳥海、はうようにして小下にタッチ。しかし小下も悪い流れを止められず、最後は4人が入り乱れるよくある流れの中、遠藤亜美が落ち着いてニーリフトで鳥海を始末した。勝負タイム27分7秒の熱戦。

セミは結城千種、デスマ・ソリューションVSジェイジェイ・コーディ、ディスガイズマスク。

三下外人相手だとちゃんと試合を作れる結城、この日は外人組の攻めを適度に受けて13分56秒、タッチアウトでディスガイズマスクから勝利。

「結城さん、調子いいみたいですね」

試合後、セブン山本統括部長がリングに上がってマイク。

「そろそろ来月のさいたまドーム、メインで市ヶ谷さんのSPZベルトに挑戦しませんか?」

SPZシングルタイトル挑戦を提案。

「いやです」

 「へ?」

「負けるとわかっている試合はやりたくありません」

どええええええ!

 「や、やってみなくちゃわからないでしょう。勝負ごとは下駄をはくまで・・」

「あなたに何がわかるの!!、受け身取ったことないくせにいいいうわあああああ!!」

結城千種、突然取り乱してしまった。

「あの人に勝つには、黄金の爪とかハンドキャノンとかロケランでも持って行かなきゃむりなのよ、あきゃきゃきゃきゃー」

場内ドン引き。これが天才少女と言われた結城千種のなれの果てか。

「い、いかん、鎮静剤を」

リング下に待機していたリングドクターが結城に近寄り
ブスーッ
鎮静剤の注射を打つ。

ばた。
倒れる結城千種、そのまま担架で運ばれた。・・・まだ結城千種、トラウマを克服できていないのか・・・

*************************

メインはSPZ戦。王者市ヶ谷レイカに挑むのは前王者のドリュー・デュークス。とりあえず組んだ感がありありのマッチメイク。内容もこれまでの6試合に比べると平凡。市ヶ谷様相手の打撃攻めをひとしきり受けきると猛攻に転じ、タイガードライバーで決めた。勝負タイム15分47秒、王者が初防衛に成功。

2015年1月11日 (日)

第1,869回 烏合の衆がいくら束になろうとも

83年目2月

「スノーエンジェルシリーズ」開幕。日本海側の都市を中心に回る。マキーナ姫は今月も「王国復興のための秘密活動」ということで欠場。

シリーズ第4戦神戸大会でSPZタッグ戦。王者市ヶ谷レイカ、遠藤亜美に対するは、結城千種、デスマ・ソリューション組。結城千種がタイトル戦に登場するのも7か月ぶり。

「・・・いまのわたしは、ぼっちじゃない。ダイヤモンドクロッシングの仲間がいる」

「お札は束になると使いでがありますけど・・・烏合の衆がいくら束になろうと私の足元にも及ばないことが理解できないのかしら」

市ヶ谷の壁はどうにもならないが、攻めやすい遠藤亜美を狙えばなんとかなる。そう考えた結城が遠藤亜美を蹴散らし、市ヶ谷にも流れの中でタッチアウト!

「くっ・・・・よくも」

ひさしぶりに味わう衝撃に頭に手をやる市ヶ谷、そのあと暴走気味になり、デスマ相手にタイガードライバーを狙うも失敗。すこしは動きが狂ったかと思わせたが、結城相手に容赦のない攻め!!
「結城さん、ダブルで攻めましょう」

合体ドロップキックで追い込むも市ヶ谷さん怒っている。
「三下は三下らしく、潰れなさい!!」
最後はデスマを捕まえて迫力十分のパワースラム。27分46秒、これで試合は終わった。DC首領のデスマと結城のタッグをもってしても市ヶ谷組の壁は崩せないのか。王者組が防衛に成功。

*************************

シリーズ第6戦金沢大会の第2試合で面白そうなカード。遠藤亜美VSアドミラル・ヤジマ。

団体ナンバー3の小下に勝つところまで来た遠藤亜美が、はぐれアポカリプスの悪い奴、アドミラル・ヤジマと激突。ヤジマのラフファイトに苦しんだ亜美だが、デスソースキックで形勢逆転に成功し、タイガードライバー、ニーリフトの猛攻をくわえ、ついにヤジマから3カウント奪取。14分26秒、これでまた先輩越えを果たした。

最終戦は本拠地に戻っての横スペ大会。

第1試合は藤田一美VSソネット・デュラム。最近は耐久力もついてきた藤田がシングルマッチでも優位に試合を運び、最後は勢いよくドロップキックから押さえ込んで勝利。勝負タイム9分21秒。

第2試合はエステル・ブリザードVSエレナ・ヴィンデンヴィーデル(初来日)

初来日のヴィンデンヴィーデルはEWAから推薦の合った中堅どころレスラーで、派手な大技はないもののインサイドワークが良く、グラウンドと時折思い出したように繰り出す殴る蹴るで試合を組み立てる、嫌らしいファイター。

側頭部への膝蹴りなど、相手にダメージを与える術にたけていて、エステルは苦戦を強いられたが、なんとか最後はタイムアップギリギリで、フロントスープレックスで投げ切ってそのまま強引に押さえ込んで3カウント奪取。勝負タイム29分58秒。これはこれで見ごたえのある試合。

試合後、エステル・ブリザードがマイクを取って説法会を始めた。

「あなたは神を信じますか」

場内爆笑

「この地球にはいま60億の人が、生を受けております。この地球、水の星に生命体が誕生したのが20億年前、それ以来進化を続けて人類が誕生したのも天の配剤・・・」

シングルマッチで勝った時にしか説法会をやらないので結構レアなイベントである。
場内唖然。

「寸善尺魔(すんぜんしゃくま)という言葉があります。この世で生きていると良いことは3センチくらいの量しかなくて、悪いこと嫌なことはその10倍くらいあるということです。しかし、私たちはその10分の1の善を信じて、残り9の魔を乗り越えてゆき、日々の糧を得るために精進しなければならないのです。それではみなさん、ごきげんよう。元気で行こう、絶望するな。では失敬」

2015年1月10日 (土)

新春絵巻20150110

全国のプロレスファンの皆様こんばんわ

今週のスポーツニュースのようなもの行きます

■プロレス

・潮崎豪、三冠奪取

ドーリングの格上げも終わったので、潮崎を諏訪間と並ぶエースにする戦略にでてきました。

・長井満也、南野タケシ、アジアタッグ奪取

かつてのU系戦士が、悪役集団の一員と化して、反則を繰り返してアジアタッグ王者に・・・

・渕正信まもなく61歳

開幕戦では鈴木のエンドレスワルツに敗北。

今週はこんなところ。

2015年1月 9日 (金)

第1,868回 遠藤姉妹VS沈没艦隊

83年目1月
市ヶ谷レイカさまが左ひざ痛のため負傷欠場。マキーナ姫も「王国復興のための極秘外交」という理由で欠場。

第7戦新潟大会のセミで結城千種が復帰後初のシングルマッチ。対戦相手は遠藤亜美、相手の打撃を巧みに受け流し、デスソースキックは受けきってタッチアウト一発で勝利。勝負タイム10分29秒。

最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合は仙涯零VS藤田一美。

「なんでダイヤモンドクロッシングのリーダーで先月のリーグ戦準優勝のわたしが第1試合なのよ、この会社おかしいわよ」
前半は藤田に攻め込まれたものの、相手のスタミナ切れをついてうまく形勢を逆転し、最後は14分19秒、ショルダータックルで勝利。

第2試合は斉藤智子、金森麗子VSディスガイズマスク、ソネットデュラムのタッグマッチ。この試合は斉藤智の蹴りが猛威を振るい、12分38秒、ハイキックでディスガイズマスクを倒して終了。

第3試合はアドミラル・ヤジマVSエステル・ブリザード。

エステルがグラウンドさばきで追い込めばヤジマはパワーボムで反撃。重たい試合となった、終盤業を煮やしたヤジマが栓抜き攻撃!場内ブーイング。レフェリーの小川あかりが制止したが、ヤジマ突き飛ばす!場内どよめき。あわてて入ったサブレフェリーのセブン山本が「凶器は良くないよ、減俸するよ」と説得。なんだこのヤロウと押し問答。そこへエステルが延髄斬りを叩き込んだ。虚を突かれて倒れこむヤジマ、すかさずセブン山本が3カウントを叩いた。勝負タイム20分3秒

悔しいヤジマ、腹いせに小川あかりレフェリーにラリアット一撃!!

その試合が終わると休憩。

第4試合は小下小石、鳥海理奈VSジェイジェイ・コーディ、ミスUSAマスクのタッグマッチ。この試合は小下が逆片エビをしかけて11分59秒、ギブアップを奪った。

セミ前はミラクルカオスVSクリスティン・ロパトカ。技と力のぶつかり合いは14分9秒、ダイビングプレスを決めたミラクルカオスが制した。

セミは結城千種VSドリュー・デュークス。結城千種、相手の打撃をなんとか耐えきって、10分15秒、ジャーマンで勝利。

新日本ドーム大会メインはあばしりタッグ戦、王者デスマ・ソリューション、上沼垂鉄子に挑むのは遠藤亜美、遠藤真美の双子タッグ。

「ガンガン行くよ」

初のドームメインで燃える遠藤真美、しかし上沼垂のドラゴンスリーパーで意識を半ば飛ばされてしまう。代わった亜美も489系アタックをまともに食らうなど苦しい状況。

それでも真美のコンビネーションキック、亜美のデスソースキックという超絶連携が出て試合はどちらに転ぶかわからなくなったが、最後は乱戦の中、ニーリフト、バックドロップと畳み掛けた遠藤亜美が上沼垂からフォールを奪った。勝負タイム17分19秒。双子姉妹タッグがあばしりベルトを巻いた。遠藤亜美はタッグ2冠王。

2015年1月 8日 (木)

第1,867回 タッグリーグ結末

83年目12月 タッグリーグ終盤戦の模様を

第7戦は仙台大会。

Aヤジマ、スパルタン子○(6点、ノーザンライトSH 13.11)斉藤智×、金森(5点)

ヤジマ組が3勝目。スパルタン子が久々来日ながら斉藤とのしのぎあいを制してノーザンライトを決めた。

マキーナ○、エステル(9点、タントラロック 12.07)ミスUSA×、サラ(0点)

マキーナ組が勝ち点を9に伸ばした。外人組の力押しをしのいで狙い澄ましたタントラロックが決まった。

結城○、仙涯(10点、STOからの片エビ固め)小下、鳥海×(2点)

結城組、1敗を守った。格下の鳥海を落ち着いて結城が仕留めた。

市ヶ谷○、遠藤亜美(12点、ラリアットからの片エビ固め 7.52)デスマ、上沼垂×(4点)

市ヶ谷組完勝。上沼垂を軽く一蹴。この結果リーグ戦は12点の市ヶ谷組を10点の結城組が追う展開。

最終戦さいたまドーム大会。第2試合で波乱。新人の藤田一美がフロントスープレックスで遠藤真美から3カウントを奪って先輩相手に初白星。

「くっ」
妹はまさにタッグリーグで優勝しようとしているのに・・・

そしてリーグ戦最後の4試合
小下○、鳥海(4点、逆片エビ固め 23.40)斉藤智、金森×(5点)

小下小石、若手を抜擢してのリーグ戦は4点に終わった・・・この日は試合が長引いて、相手の隙を突いての逆片エビで有終の美。
「まあ、自分がしてもらったことを後輩に返す、SPZの伝統ですね、それじゃあ」
といって小下小石はシャワーを浴び着替えを済ますや表彰式を待たず歌番組の収録に向かった・・・・

ヤジマ、スパルタン子○(8点、ニーアタックからの片エビ固め 16.02)デスマ×、上沼垂(4点)
尻上がりに調子を上げたヤジマ組が勝利でリーグ戦を終えた。ダイヤモンドクロッシング軍、4点でリーグ戦を終えたが、

「来年は結城さんが加わったのでバリバリメイン戦線に出てゆきますよ。SPZマットを混沌に染めてやります」よデスマは不敵なコメント。

結城、仙涯○(12点、シャイニングウィザードからの片エビ固め 14.27)ミスUSA、サラ×(0点)
初勝利を目指して死に物狂いで向かってきた外人組だったが、結城が繋いで相手を疲弊させ、最後は仙涯がシャイニングウィザードで決めた。

市ヶ谷○、遠藤亜美(14点 合体パワーボムからのエビ固め 17.41)マキーナ姫、エステル×(9点)
最終戦メインイベントがこの顔合わせ。世界タッグ王者と前あばしり王者が対決。やる前から結果は見えていた。市ヶ谷様が蹂躙し、17分41秒、合体パワーボムで終了

この結果市ヶ谷組が全勝優勝し、賞金800万円と副賞のダイヤモンドペンダントが贈られた。
「オーホホホホホ、まあ、決まりきった結果ですわね」
準優勝には結城千種、仙涯零組が入り、副賞の缶詰セットが贈られた。

年末のプロレス大賞、市ヶ谷レイカ様が最優秀選手、最優秀新人も藤田一美。シングルのベストバウトは市ヶ谷レイカVS結城千種の一戦が選ばれた。

タッグのベストバウトも市ヶ谷、マキーナVS結城千種、小下のスペシャルタッグマッチが選ばれた。

2015年1月 7日 (水)

第1,866回 タッグリーグ白熱

83年目12月

ウルトラタッグリーグ戦は後半戦へ

第5戦はなにわパワフルドーム大会。

デスマ、上沼垂○(4点、サンドイッチラリアットからの片エビ固め 29.55)小下×、鳥海(2点)
小下組がDCの2人を相手に攻め込んだのだが、デスマのカットオーバーで小下がぐったり。すかさずサンドイッチラリアットを決めたDCが2勝目を挙げた。

ヤジマ○、スパルタン子(2点、ラリアットからの片エビ固め 11.31)ミスUSA、サラ×(0点)

ヤジマ組が初日を出した。悪の連携で優位に立ち、最後はヤジマが剛腕を振った。

マキーナ、エステル(5点、時間切れ引き分け)斉藤、金森(5点)

一進一退の攻防が続くいい勝負。タイムアップ間際に斉藤智のジェットスマッシュが決まるもエステル懸命に返す。そして両軍そのまま決め手を欠きタイムアップドロー。

市ヶ谷○、遠藤亜美(8点、ジャンピングキックからの片エビ固め 18.36)結城×、仙涯(6点)
およそ5か月ぶりに両エースが相対。

「またムザンに蹂躙されたいのかしら、結城さん」

「く・・・・・っ・・・・」

さすがに結城千種、動揺を隠せない。ヘビニラカエル状態。様子を見た仙涯が市ヶ谷に挑んでいくが相手にならない。そして久しぶりに結城と市ヶ谷の攻防、しかし市ヶ谷の猛攻に結城、あっという間に追い込まれる。

―強い、強すぎる
「覚悟なさい」

神の咀嚼(変形フィッシャーマンバスター)はギリギリで返した結城だったがもう目がうつろ。あっさりとジャンピングハイキックでとどめを刺して3カウント。

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第6戦は名古屋しゃちほこドーム大会。

Aヤジマ○、スパルタン子(4点、パワーボムからのエビ固め 11.47)小下、鳥海×(2点)

入社2年目の鳥海理奈がつかまってしまい、パワーボムの餌食となってしまった。

結城○、仙涯(8点、ビッグブーツからの片エビ固め 14.05)斉藤、金森×(5点)

結城千種、昨日の大阪での敗北ショックか動きが今一つ。斉藤の蹴りをもらってしまうなどどうもよくない。それでも最後は乱戦の中、不用意に突進してきた金森にカウンター気味のビッグブーツを当てて3カウント奪取。

マキーナ、エステル○(7点、コブラツイスト 27.34)デスマ、上沼垂×(4点)

現あばしり王者と前あばしり王者の激突。お互い一歩も引かないいい勝負となったが、最後はエステルがしつこくコブラツイストで絞め続けて勝利。

市ヶ谷、遠藤亜美○(10点、ハイキックからの片エビ固め 9.19)ミスUSA×、サラ(0点)
市ヶ谷様強い。外人組をあっという間にねじ伏せてフィニッシュを遠藤に譲る余裕も。これで堂々の5連勝。

83年目のタッグリーグ、市ヶ谷組が10点で首位を快走、結城組が8点で追う展開・・・

(続きます)

2015年1月 6日 (火)

第1,865回 タッグリーグは続く

83年目12月

第3戦は福岡・九州ドーム大会。

斉藤智○、金森(2点、ジェットスマッシュからの片エビ固め 18.20)ミスUSA×、サラ(0点)

あばしりタッグ王座を巡って散々抗争を繰り広げた両軍の対戦。一進一退の攻防の末、最後はジェットスマッシュをヒットさせた斉藤智が勝利を収めた。

結城○、仙涯(4点、タッチアウトからの片エビ固め 9.50)デスマ、上沼垂×(2点)

結城千種完全復活。最終奥義タッチアウトが火を噴き上沼垂を完全にノックアウト。

マキーナ姫、エステル○(4点、延髄斬りからの片エビ固め 20.01)Aヤジマ、スパルタン子×(0点)

スパルタン子の暴虐ファイトに手こずったマキーナ。何度か危ないシーンもあったがなんとか決定的ピンチを防ぎ、最後は乱戦の中延髄斬りを決めたエステルが3カウント奪取。これで2連勝スタート。

市ヶ谷○、遠藤亜美(4点、バックドロップからの片エビ固め 13.43)小下、鳥海×(0点)

鳥海理奈はこれが市ヶ谷と初対決。やはり力が違いすぎて相手にならない。頼みの小下も亜美の蹴りを食らってふがいない状態に。鳥海、今できるすべてをと考えて市ヶ谷にラリアットを叩き込むも市ヶ谷すぐさま起き上がってハイキックで反撃。これで意識の飛んだ鳥海、続くバックドロップで終了。

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第4戦は広島若鯉大会
斉藤智、金森○(4点、バックドロップからの片エビ固め 12.50)デスマ×、上沼垂(2点)

地元凱旋となった金森がハッスル。デスマの寝技攻めをかいくぐって、ハイクラッシュ一撃、そしてバックドロップで3カウント奪取。元あばしり王者の意地を見せた。

小下○、鳥海(2点、ブレーンバスターからの片エビ固め 26.22)ミスUSA、サラ×(0点)
鳥海がつかまりローンバトルを強いられなんとか後を受けた小下も外人組の集中砲火にさらされる悪い流れだったが、最後は何とか息を吹き返した鳥海がブレーンバスター2連発でダイナマイト・サラを仕留めリーグ戦初日を出した。

結城○、仙涯(6点、STIOからの片エビ固め)マキーナ×、エステル(4点)

2連勝同士の対戦。ネグシハベシ国コンビは合体攻撃を駆使して結城を崩しにかかった。そしてバックドロップも上から押しつぶす巧さ。最後は結城とマキーナが一騎打ち状態。
―ええい!
結城千種、STOを仕掛けマキーナ姫から3カウントを奪い3連勝。

市ヶ谷○、近藤亜美(6点、パワースラムからの片エビ固め 11.44)ヤジマ×、スパルタン子(0点)
市ヶ谷組も3連勝。ヤジマが分断狙いで亜美にパワーボムを仕掛けて大ダメージを与えたが、遠藤亜美もつなぎに徹して市ヶ谷にスイッチ。あとはもう市ヶ谷様の残虐劇場・・・

タッグリーグ、市ヶ谷組と結城組が3連勝でトップを走る。

2015年1月 5日 (月)

本編の今後の展開予定のようなもの

あけましておめでとうございます。

2014年の休日は、わずか36日でした。

本業が忙しく、WASをやれない日々が続いています。

先日(12月16日)、ひさしぶりに1コマ進めました

やっと86年目4月に入りました。

まだあと14年残っています。

168ヶ月。

絶望的に長いのですが、願わくば99年3月まで完遂したいと思っています。

まだ真田とか橘みずきを雇っていないですし・・・・

2015年1月 4日 (日)

年始休業中につき3

新宿の名店から

新宿伊勢丹 デパ地下

懐石弁当

Dsc_0317


2015年1月 3日 (土)

年始休業中につき2

新宿の名店から

中村屋 ボルシチ

Dsc_0229

2015年1月 2日 (金)

年始休業中につき1

新宿の名店から

ロシア料理の名店・スンガリーから

セリョトカ(ニシンの塩油漬け)

Russiaselyotoka

2015年1月 1日 (木)

謹賀新年

2015年 あけましておめでとうございます。

本年も、良きプロレス観戦ライフを・・・

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