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2015年2月 4日 (水)

第1,881回 みな私の前では、トドのように横たわるのです

84年目のSPZクライマックス。絶対的エース、市ヶ谷レイカの優勝は動かないところだが、誰がナンバー2に躍り出るのか、見どころはそこだけといえた。

第5戦は九州ドーム大会。
ヤジマ(5点、時間切れ引き分け)デスマ(3点)

個性派同士の一戦は、とにかく勝ち点2を取りに来たヤジマが栓抜き攻撃という卑劣な手を使って相手を苦しみにのた打ち回らせ、最後は裏拳、パイルドライバー2連発と怒涛の攻めを見せてデスマを追い込んだが、デスマも懸命に腕関節を取って反撃し、ヤジマに決定打を打たせず時間切れドローに持ち込んだ・・・

小下(4点、ラ・マヒストラル 14.24)真美(0点)

ここまで0点の真美、元SPZ王者の小下小石にぶつかっていったが、小下のグラウンド技術に翻弄され、最後は相手の息切れを見て取った小下が電光石火のラ・マヒストラルで丸め込んで勝利。

「体は覚えていましたね・・・新人の頃小川あかりさんに教わったんですよ・・・」(小下)

斉藤智(6点、パワーボムからのエビ固め 20.38)亜美(5点)

九州ドーム大会セミはノーガードの蹴りあい。壮絶な打撃戦となった。斉藤智のジェットスマッシュ、亜美のデスソースキックで双方フラフラで息も絶え絶えだが
「ウオオオオオオオーッ」
裂帛の気合とともに斉藤智、パワーボム。頭を打ってしまった亜美は痛恨の3カウントを聞いた・・・・

市ヶ谷(8点、パワースラムからの片エビ固め 14.09)ユキ萩原(1点)

「誰が来ようと結果は同じこと・・・・みな私の前ではトドのように横たわるのです」

懸命に応戦したユキ萩原だったが、市ヶ谷の力攻めに力尽きた・・・勝負タイムは14分9秒。市ヶ谷のこれまでの4戦では最も長く粘った。

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第6戦は名古屋しゃちほこドーム大会。

小下(6点、パイルドライバーからの片エビ固め 20.08)デスマ(3点)

ともに緻密なレスリングを得意とする両者、デスマのカットオーバー、小下のストレッチプラムでそれぞれギブアップを迫る見ごたえのある試合となったが、最後は元SPZ王者の意地を見せた小下がパイルドライバーを決めて熱戦にケリをつけた。

斉藤(7点、時間切れ引き分け)ユキ萩原(2点)

ここまで1点と星の上がっていないユキ萩原。市ヶ谷に負けただけの6点と好調の斉藤智。ここまでの勢いそのままに斉藤智が優位に試合を進める。しかしユキ萩原もドラゴンスリーパーで反撃。けっきょく両者決め手を欠き、時間切れドローとなった。斉藤智がここで1点ロスし、1敗がいなくなった・・・・

亜美(7点、ブレーンバスターからの片エビ固め 16.48)ヤジマ(5点)

ここまで2勝1敗1分、5点の両者が激突。ヤジマの力押しをしのいだ亜美がブレンバスターでヤジマのガタイを投げ切り、3カウントを奪取。

市ヶ谷(10点、ハイキックからの片エビ固め 7.56)真美(0点)

「最終戦で亜美が市ヶ谷さんとぶつかるから、少しでも苦しめとかないと」

そう言い残してリングに向かった真美だったが、始まったのは市ヶ谷の公開SMショーだった・・・殴り合いでも歯が立たない。そして倒れたところへレッグドロップが降ってくる・・・強いあまりに強すぎる市ヶ谷。最後は相手のお株を奪うハイキックで真美を沈めた。
「だから、リーグ戦などやるだけ無駄なのです」(市ヶ谷)

第84回SPZクライマックス、市ヶ谷が10点でトップを走り、遠藤亜美と斉藤智子が7点で追う展開。

(続きます)

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