第1,891回 84年目12月 ウルトラタッグリーグ戦(3終)
第7戦は仙台大会。
ユキ萩原○、斉藤智(8点、合体パイルドライバーからの片エビ固め 17.58)デュークス、キエフ×(2点)
萩原組、手堅く白星をかき集めて8点目。対照的なファイトスタイルなので対戦相手はやりにくいのか。この日も外人組の攻めを受けきって、最後は4人が入り乱れる乱戦をものにした。
結城○、仙涯(12点、STOからの片エビ固め 13.54)デスマ×、上沼垂(0点)
沈没艦隊の同門対決。タッチアウトをギリギリで返す粘りを見せたデスマだったが、、立て続けにSTOを食らってはどうにもならなかった・・・結城組6連勝、デスマ組痛恨の6連敗・・・
遠藤亜美、真美(5点、時間切れ引き分け)キッパーへリング、パニパト(5点)
外人組のテクニックとラフを兼ね備えた攻撃に遠藤姉妹大苦戦。二人がかりでの攻撃を多用し流れを渡さないのだ、決定的ピンチが何回かあったものの、なんとか返し続けた遠藤姉妹、ドローを拾った・・・・
市ヶ谷○、ヤジマ(12点、合体パワーボムからのエビ固め 14.04)サプレーション、サブリマティー×(4点)
危なげない戦いを見せた市ヶ谷組が勝利。堂々の6連勝、これで優勝の行方は最終戦の結城組戦との直接対決次第となった・・・・
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最終戦はさいたまドーム大会
デュークス、キエフ○(4点、バックドロップからの片エビ固め 12.53)キッパーへリング、パニパト×(5点)
外人対決はデュークス組が制した。初来日のキッパーへリング組、遠藤姉妹と引き分けるなどそこそこの存在感は発揮した・・・
ユキ萩原、斉藤智○(10点、ジェットスマッシュからの片エビ固め 15.33)サプレーション、サブリマティー×(4点)
きっちりと外人組を下した萩原組が堂々の10点でリーグ戦を終えた。さすがに2強には勝てなかったが、あとのチームからはすべて勝利を収めてリーグ戦を終えた。
遠藤亜美、真美○(7点、ダブルインパクトからの片エビ固め 12.57)デスマ×、上沼垂(0点)
全敗を阻止したいデスマ組が懸命のファイトを見せるも、受けきった遠藤姉妹が最後の最後で破天荒な攻め、ダブルインパクトを決めて、7点でリーグ戦を終えた。デスマ組、まさかの全敗・・・・・
そしてメイン。結城千種と市ヶ谷レイカが1年ぶりに対決。場内ハイテンションマックス。
意を決した結城千種、市ヶ谷とチョップのラリーを繰り広げるも早々に仙涯零にタッチ。代わった仙涯零はただやられるだけ。けっきょくほうほうの体で結城にタッチ。そのあとドロップキックの撃ちあいをやった後今度は市ヶ谷がヤジマにタッチ。
「なめんな!」
ヤジマの強烈ラリアットにムッとした結城、早くもタッチアウトに!!
「ご・・・」
これで目の前が真っ黒になったヤジマ、無理せず市ヶ谷にタッチ。さあまた両エースが相対。今度はボディスラムの応酬。しかし結城、あまりやる気なく仙涯にタッチ。しかし仙涯だとあの2人にかなわないので結城が出ざるを得ない。
「くっ」
市ヶ谷の強烈な攻めに結城タジタジ。また仙涯にタッチ。市ヶ谷とそんなにやりたくないのか。そのままズルズルと試合は進み、最後は市ヶ谷がパワースラムで仙涯を圧殺。ある意味、やる前から勝敗が見えていたか。
市ヶ谷○、ヤジマ(14点、パワースラムからの片エビ固め 18.50)結城、仙涯×(12点)
市ヶ谷レイカ、タッグリーグ2連覇!
「私ってどうしてこんなに完璧なのかしら」
タッグパートナーが昨年の遠藤亜美からヤジマに変わったが影響はまったくなし
ヤジマも自分の仕事をやりきった感はあったが、ファンに向かってマイク。
「あたしゃ、まだまだこんなもんじゃないんでよろしくッ!」
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年末のプロレス大賞、MVPは市ヶ谷レイカ、まあこれは年間通じてSPZの中心にいたから当然。
最優秀新人には我那覇愛。シングルのベストバウトは市ヶ谷レイカとミラクルカオスのドリームマッチ、タッグのベストバウトも市ヶ谷組が敗れた市ヶ谷、遠藤亜美VSロパトカ、ハイパーモーガンの一戦が選ばれた。
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