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2015年2月16日 (月)

馬場さん十七回忌 追善興行観戦記(1)

2015.01.31 ジャイアント馬場 十七回忌追善興行 観戦記

馬場さんが亡くなってもう16年。馬場さんが設立した全日本プロレスはあれから流転の歴史をたどり、武藤全日本、白石全日本を経て、秋山全日本になり、馬場家の色彩が濃い団体となった。だからというわけではないと思うが、馬場さんの十七回忌追善興行が後楽園ホールで行われることになった。
いまや全日本の後楽園興行は1000人はいればいい方のガラガラっぷりなのだが、さすがに馬場さんのブランドは生きていたのか、ほぼほぼ満員の盛況であった。17時過ぎに当日券は買えたが、5000円の席は南側I列の右端、1番だった。
この興行の主宰はあくまで株式会社オールジャパンプロレスリングであるが、きょうはチケットは馬場さんの写真が印刷されたもので、プログラムも馬場さんの写真集的なものを1000円で販売していた。それを読みながら18時の試合開始を待つ。

18時、いつものようにゴングが5回鳴らされ、ビデオを用いたカード紹介のあと、淡々と第1試合が始まる。

第1試合青柳優馬 VS 中島洋平

このあいだデビューしたばかりの青柳と、めんそーれ親父として活躍していた中島がオープニングマッチを務める。青いショートタイツの青柳はまだ線が細いが、ドロップキック、ダイビングボディアタックなど、すくない持ち技を懸命に繰り出していた。試合の方は中島がどっしり構えていて、新人の挑戦を軽くさばいた感じ。5分過ぎ、中島が青柳をコブラツイストに捕らえた。耐える青柳、ならばと中島はするするっと卍固めに移行。たまらず青柳はギブアップ。

第2試合 SUSHI VS野村直矢

若手新人の域から出ていない野村と、色物レスラーのSUSHIが対決。SUSHIは新調したのか、てやんでぇ!の文字が背中に入ったガウンを着て入場。野村も懸命にドロップキックや、ノーザンライトSHを見せたりして攻め込んだが、SUSHIは一通り攻めを受けきるや、逆エビ固めで反撃開始、倒れこみ式ラリアットで追い込むと、最後はダイビングヘッドバットを決めて6分少々で野村から3カウントを奪って終了。第1試合第2試合があっさり終わってしまった。

第3試合 井上雅央 VS KENSO

馬場さんの十七回忌なので、90年代の全日本メンバーである井上雅に奮起してもらいたいところだったが、井上雅はいつも通りの平常運転だった。そしてKENSOはいつも通り長い入場シーン。四方のコーナーに登ってアピール。
例によってKENSOは強烈な張り手でペースを握る。痛がる井上雅に場内笑い。場外転落した井上雅へKENSOがプランチャ、そしてマットをはがしてのDDTと荒々しい攻め。場内マサオコール。KENSOは「マサオマサオうるせーんだよ」と悪態をつく。

何とかリングへ戻った井上雅、コブラクラッチ式河津落としを繰り出すが後が続かない。コーナーに追い詰めてのラリアット狙いはことごとく蹴りで迎撃されてしまう。哀愁中年ぶりを発揮した井上雅、最後は10分過ぎにブレーンバスターで倒されてからのダイビングエルボードロップであえなくやられてしまった。KENSOが完勝を収めた一戦。その試合が終わると休憩。

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