馬場さん十七回忌追善興行観戦記(3)
セミファイナル 諏訪魔、青木篤志、佐藤光留 VS 曙、天龍源一郎、ウルティモドラゴン
「サンダーストーム」がかかえる中、天龍、曙、ウルティモの3人が入場。天龍はもう御年64歳なのでTシャツを着てのファイト。ウルティモは赤とゴールドの派手なコスチューム。
そしていつもの諏訪間のテーマがかかり、諏訪間、青木、佐藤の3人が入場。
いきなり先発が天龍と諏訪間。これがおそらく初対決。諏訪間が渾身のチョップ、パンチで天龍64歳を痛めつける。客席からは「老人虐待だよ」の声が。
しかし天龍も要所でチョップ、グーパンチで反撃。しかし手数は諏訪間が上回っていた。代わって出てきた佐藤も天龍にキックの嵐。攻め込まれた天龍だったが、なんと自軍コーナーに前転してもどってくるローリングタッチを見せる。さすが千両役者。
曙は相変わらずの巨体にモノを言わせた攻め。エルボードロップひとつとってもド迫力。そしてウルティモはメキシコ式のストレッチで青木を苦しめる。
青木と佐藤は二人がかりで曙を攻めようとするが、逆に蹴散らされてしまう、ジュニアヘビーの悲しさ、ならばと諏訪魔が曙に万力スリーパーからパワーボムか何かを狙ったが、やはり無理がありリバースに切り返される。
天龍も頭部を狙ってのキックで存在感を発揮。やはり歳は取っても相手にダメージを与える術には長けている。
そうこうしているうちに佐藤がつかまってしまい、曙のボディプレス!これは味方のカットに救われたが、ウルティモ、天龍が逆カットする中、曙が河津落とし!やはり馬場さんを意識しているのか。そして仕切り直してもう一度ボディプレス!今度は誰も救援に入れず佐藤は3カウントを聞いた。
試合後も天龍は諏訪間にチョップ、グーパンチで諏訪間とやりあうなど元気のいいところを見せた。まあこれは両チームのメンツの差が出た一戦だった。曙と天龍のドリームタッグだとなかなか崩すのは難しい。
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