第1,901回 85年目7月 サマースターナイツシリーズ
85年目7月
「サマースターナイツシリーズ」開幕。東北地方各地で熱戦が展開された。
シリーズ最終戦は新日本ドーム大会。
第1試合は雛鶴さやかVSシュウ・メイファ。
新人の雛鶴、力のこもったファイトで序盤はシュウといいレスリングを展開したが、DDTを返されるともう攻め手がなく、最後はシュウのニーリフト連打を食らって敗北。勝負タイム10分13秒。
外人同士のタッグマッチを挟んで、
第3試合は斉藤智子、我那覇愛VS鳥海理奈、藤田一美のタッグマッチ。若手中堅どころ4人がしのぎを削る。来月のSPZクライマックスのことを考えると存在感を残しておきたいところ。4人が入り乱れる乱戦の中、我那覇がダイビングプレスで藤田から3カウント奪取。勝負タイム20分7秒。その試合が終わると休憩。
休憩明けは沈没艦隊の3人が登場、
デスマソリューション、上沼垂鉄子、仙涯零VSユキ萩原、マキーナ姫、川端明子。
チームワークに勝る沈没艦隊が優位に試合を運び、最後はデスマが得意のカットオーバーを決めてユキ萩原からギブアップを奪った。試合後、デスマはあばしりベルト取りをアピール。
セミ前はシングルマッチ、遠藤真美VSアドミラル・ヤジマ。
馬力ならヤジマなのだが、真美もそれは承知していて距離を取ってのファイトに終始。そして蹴りを地道に入れてゆく戦法を徹底。
「さあ、さあ!」
よく粘ったヤジマだが、蹴りを何発ももらってしまいサンドバッグ状態になってしまい無念の敗北。勝負タイム15分9秒、遠藤真美が世界タッグ王者のヤジマを下した。
セミは遠藤亜美VSジェイジェイ・コーディ。市ヶ谷に勝つためにはこうしたトップ級外人にも勝たなければならないのだが、ジェイジェイのパワーにタジタジ。そのままズルズルと行ってしまい、最後はデスバレーで頭から落ちて3カウントを奪われた・・・・勝負タイム14分32秒。
メインはSPZ戦、王者市ヶ谷レイカに対するはクリスティン・ロパトカ。
過去何回も対戦していてお互い手の内がわかっている相手。関節地獄にはまらなければなんとかなると踏んでいた市ヶ谷、荒々しい攻めで主導権を握り、なんと掌底で口元から流血させる。これで相手の戦意を削ごうというのか。寝かそう寝かそうとしたロパトカだったが、市ヶ谷も必要以上に付き合わず、最後は延髄斬りで15分48秒、快勝を収めた。王者が3度目の防衛に成功。
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