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2015年4月15日 (水)

第1,909回 引退試合、30分フルタイム

「次の試合に登場する寺原泉選手はこの試合が最後のファイトとなります、ファンの皆様より一層のご声援をお願いいたします」
元SPZ王者(マキーナ姫としてだったが)寺原泉、最後のリングへ、対戦相手は沈没艦隊の仙涯零。これは花を持たせてやろうというマッチメイクか。

「引退試合だからと言って、手加減はしないわよ!」

しかし仙涯もがすがすエルボーを入れて優位に立つ。そして倒れたところを逆片エビ固め。そしてシャイニングウィザード、波状攻撃をもらってたじたじの寺原、懸命に寝かそうと抵抗したが、久々に繰り出したタントラロックは振りほどかれてしまった。
(そんな・・・)

これで攻め手の無くなった寺原、相手のタックルでダウン。そのまま押さえ込まれるがなんとか2.8で返す。そのまま両者ダウン。30分タイムアップのゴングが鳴った。
ドワアアアア!!

「引退試合でシングルマッチ30分闘いきったってのはSPZの歴史でも初めてじゃないかな」
記者さんがざわめき。

起き上がった寺原泉、四方に礼をしてから花道を引き揚げた。

「まあ、最後はレスリングを楽しめました。タントラロックを振りほどかれたのはちょっとアレでしたけど・・・」

そうコメントを出してから寺原、シャワーへ向かった。

セミはタッグマッチ、遠藤亜美真美VSドリュー・デュークス、キラーキエフ。この試合は遠藤亜美真美がガスガス蹴りを入れてそのまま押し切り11分37秒、遠藤真美がキエフをコンビネーションキックで仕留めた。

そしてメインはSPZ戦、王者市ヶ谷レイカに対するはクリスティン・ロパトカ。力はともかく技術のある選手なので油断はならない。過去何回も市ヶ谷は足元をすくわれている。

―警戒しなくてもダメ、警戒しすぎてもダメ、難しい相手ね・・・

相手のグラウンド攻めをかいくぐり、持ち前の馬力で優位に立ち、最後は延髄斬りを叩き込んで難敵から3カウント奪取。勝負タイム17分19秒。王者が5度目の防衛に成功。通算防衛回数も21となり、歴代10位タイとなった。

メイン終了後、寺原泉の引退セレモニー。

スーツ姿の寺原泉がリングへ。

「最後のひとシリーズだけ、素の自分で闘わせていただきました。私がここまで長く現役を続けられたのはパートナー、関係者、多くの裏方さん、そしてファンの皆様に支えていただいたおかげです。皆さん本当にありがとうございました」

涙はなかった。腰を痛めているのでセレモニー恒例の胴上げもなく、山本和男社長から金一封と記念品が渡されてセレモニーは終わった。

寺原泉

SPZ74期

2082年5月11日、山梨カイメッセ大会での越後しのぶ戦でデビュー、2093年10月22日、新日本ドーム大会での対 仙涯零戦で引退。稼働月数137ケ月、出場試合数(概算)848試合

タイトル歴
マキーナ・オケッチ・ネグシハベシ名義で多数

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