第1,915回 85年目1月新春ロケットシリーズ
85年目1月
「新春ロケットシリーズ」開幕。
タッグ王者のヤジマが腰痛で欠場。先シリーズのリーグ戦でパワーボムを仕掛けた時に腰をやってしまったらしい。ユキ萩原も右ひざ痛のため欠場。
シリーズ最終戦は新日本ドーム大会。
第1試合はドリュー・デュークスVSシュウ・メイファ。SPZ王者になったこともあるデュークスが第1試合に回された怒りをぶつけるように猛攻。最後は狙い澄ました脇固めで7分51秒、ギブアップ勝ち。
第2試合は斉藤智が新人の川端明子とタッグを組んで中堅外人のサプレーション、サブリマティーと激突。斉藤智は外人とそこそこやりあうのだが、やはり新人の川端は荷が重い。外人の力強い攻めに歯が立たない。
「完全に体力不足ですねえ」
解説の寺原泉がコメント。
斉藤智がローンバトルで奮闘するも、疲れて苦し紛れに川端にタッチしたら流れが一変してしまう。サブリマティーのラリアット、ニーリフトで川端、あっさり3カウントを奪われた。勝負タイム12分1秒。
第3試合は鳥海理奈、雛鶴さやかVSダイナマイト・サラ、リサ・ライアンのタッグマッチ。この試合も新人の雛鶴がどこまで踏ん張れるかが焦点だったが、10分経過で息切れしたところを外人組につかまってしまい、11分37秒、合体パイルドライバーに力尽きた。その試合が終わると休憩、
休憩後は沈没艦隊の3人・・・デスマソリューション、上沼垂鉄子、仙涯零が登場し、マリーン・パニパト、アンリ・キッパーへリング、マリー・ヴィスケットの中堅外人3人と対戦。
この試合はキッパーへリングが得意の蹴りでデスマを追い込み優位に立つ。沈没艦隊も懸命に応戦したが、蹴りをもらってしまった普段の動きが出せない。しかし最後はデスマが逆転、起死回生のカットオーバーを決めてパニパトからギブアップ勝ち。勝負タイム19分16秒。
セミは若手4人のタッグマッチ。遠藤亜美真美VS藤田一美、我那覇愛。先月のタッグリーグでは名古屋であった顔合わせで、このときは難なく遠藤姉妹が勝っている。その時の雪辱を果たそうとした若手2人だが、遠藤亜美が
「はぁっ!」
デスソースキック一撃、我那覇はこの一発で沈んでしまった。勝負タイム14分41秒
そしてメインはSPZ戦、王者市ヶ谷レイカに挑むのはクリスティン・ロパトカ。結果から言うと市ヶ谷が完勝。今回はしょっぱなから力押しの猛攻を仕掛けた市ヶ谷が試合を100パーセント支配し、10分5秒、タイガードライバーで完勝。ロパトカ、体調でも悪いのかあっさり過ぎる敗戦・・・
王者が7度目の防衛に成功。累計防衛回数も23となり、歴代単独7位となった。
あっけない幕切れに場内ため息。SPZのセブン山本社長、本部席で嘆息。
「あいつ強すぎる・・・・対抗してくる素材を発掘しないと・・・やばい・・・」
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