85年9月
恒例のプログラムから。
東欧の闘う皇女 マキーナ・オケッチ・ネグシハベシ
本名:同じ。生年月日:非公開。東欧の小国:ネグシハベシ国の第一皇女。幼少時よりネグシハベシ国に伝わる格闘術「タントラ」を伝承体得するが、王国の財政危機に伴い出稼ぎを決意。これに目を付けたセブン山本がプロレス入りを打診し、その誘いに乗り、お付きの侍女、エナを伴い来日しSPZマットに参戦。ファイトマネーを母国に送金し続けたが、現在はネグシハベシ国が内乱の末崩壊したため、日本に亡命。王国の再興を目ざし、プロレスで稼ぐ日々を送っている。得意技はマキーナ・ミスティカ、タントラロック。
入場テーマ曲:マミさんのテーマ
剛腕剛毅 アドミラル・ヤジマ
本名:矢島恵理子 2069年12月13日、島根県浜田市出身。大柄な体格とパワーを見込まれ、SPZ77期として採用され、2085年5月21日、横浜スペシャルホール大会での対 小川あかり戦でデビュー。デビュー戦からラリアットで小川を追い込み、敗れはしたものの小川あかりを入院に追い込む戦慄のデビュー。これに目を付けたセブン山本がアポカリプスに勧誘し、現在ははぐれアポカリプス軍として悪の限りを尽くすようになる。得意技はラリアット。
入場テーマ曲:危険な女神(KATSUMI)
リングの彗星 結城千種
本名・同じ。2071年2月28日、愛知県犬山市出身。学生時代はソフトボールで体を鍛え、SPZ78期として入門。2086年5月3日、山梨カイメッセ大会での対 アドミラル・ヤジマ戦でデビュー。のんびりとした性格だが、ひとたびリングに上がればプロ意識をみなぎらせ、簡単には試合をあきらめない強じんな精神力を持つ。順調にトップグループへの階段を駆け上がり、カンナ神威を下してSPZ王者に輝く。得意技はタッチアウト。市ヶ谷レイカとの抗争で心が折れてしまい、現在は長期休養中。
入場テーマ曲:オーバーマスター(萩原雪歩)
空手一直線 斉藤智子
本名・同じ、2071年2月4日、三重県鈴鹿市出身。幼少のころから空手で体を鍛え、SPZの新人テストに合格し、SPZ78期として入門。2086年5月9日、熊本アクエリアンドーム大会での対 野村あおば戦でデビュー。なんとデビュー戦を勝利で飾る。空手の経験を生かした打撃技には見るべきものがあるが、受け身にはまだ難があり、守勢に回った時の対応が今後の課題。得意技はジェットスマッシュ。
入場テーマ曲:Tokyo Drift(テリヤキボーイズ)
名門のお嬢様 市ヶ谷レイカ
本名・市ヶ谷麗華。2071年10月10日、埼玉県越谷市出身。あの市ヶ谷グループの家系に生まれ、帝王学を施される。世の中の3つの力、権力・財力・暴力をすべて体得するためにプロレス入りを決意。SPZ79期として2087年5月16日、愛媛県立体育館での対リクペチ・メンデス戦でデビュー。アメリカマットでの海外武者修行を経て凱旋帰国するや一躍トップグループに入りそのパワーと暴虐性をミックスさせたファイトでトップ戦線まで駆け上がり、SPZ王者に輝く。得意技はゴッデスボム。
入場テーマ曲:主よ、人の望みの喜びよ(J.S.バッハ)
殺人SE デスマ・ソリューション
本名:非公開、生年月日:非公開。とある中小システム会社でSEをしていたが、連日連夜の激務によって頭がおかしくなってしまい、奇行を繰り返したあげく上司を殴ってシステム会社を解雇される。これに目を付けたセブン山本がプロレス入りを打診し、2088年11月ついにレスラーとしてデビュー。ファイトスタイルにはまだまだ難があるものの元SEらしく理詰めの攻めを見せる。得意技はカットオーバー。
入場テーマ曲:Automaton(島みやえい子)
腕に自信あり ユキ萩原
本名:萩原有紀。2072年12月24日、東京都足立区出身。2088年5月11日、大分ビーコンホール大会での対 米野香月戦でデビュー。実家が中堅建設業で、社長の一人娘で弱気な性格だったが、その性格を変えたくて空手に入門し、そしてプロレスの門をたたく。ユキ萩原名義で中堅戦線で活躍していたが、突如マキーナ姫に弟子入りし、ネグシハベシ国出身を自称しリングネームを「エステル・ブリザード」と変えて、ネグシハベシ国の司祭としてマキーナ姫とタッグを組み、あばしりタッグ王座を戴冠。しかしトップを取るためにリングネームをユキ萩原に戻し、打倒市ヶ谷を目指して奮戦するも壁に跳ね返され続けている。得意技はストレッチプラム。
入場テーマ曲:自分REST@RT(765PROオールスターズ)
鉄道少女 上沼垂鉄子(かみぬったり・てつこ)
本名:内野笙子。2072年8月10日、新潟県新潟市出身。柔道経験があり、SPZの新人テストに合格し2088年5月11日、大分ビーコンホール大会での対 斉藤智子戦でデビュー。安定感のあるファイトで前座戦線を沸かせていたが、リングネームを「上沼垂鉄子」に変え、指差し喚呼しながらのファイトで観客の爆笑を誘う。なんでも「国鉄型特急車両の保存、運行」のためにファイトマネーを稼ぐのが目的らしい。得意技は489系アタック(変形シャイニングウィザード)。
入場テーマ曲:鉄道唱歌・ハイケンスのセレナーデ
木曽の山奥パワー 仙涯零
本名:中東レイ、2072年11月5日、千葉県木更津市出身。中学卒業後SPZの入門テストを受けたものの不合格。しかしあきらめることなく1年間トレーニングを続け翌年の入門テストで合格を勝ち取る。2089年5月13日、新潟市体育館大会での対 ユキ萩原戦でデビュー。1年間自力で鍛えたスタミナと要領の良さですぐに内野笙子(現:上沼垂鉄子)相手からプロ初勝利を挙げる。最近はシリーズオフに木曽山中で特訓を積み、リングネームも仙涯零に変えて、沈没艦隊の切り込み隊長として活躍!得意技はドラゴンカベルナリア。
入場テーマ曲:死を賭して(ドラゴンクエスト2)
恐るべき双子姉妹の姉:遠藤真美
本名:同じ。2074年6月29日、鹿児島県川内市出身。幼少のころからキックボクシングの経験があり、これに目を付けたセブン山本がスカウトに動き、双子の妹の遠藤亜美ともども採用される。SPZ82期として2090年5月11日、別府ビーコンホール大会での対 REI戦でデビュー。妹の亜美が思い切りのいいファイトで順調に出世街道を突っ走るが、こちらもかなりの威力の打撃で確実に力をつけてきている。得意技はハイキック。
入場テーマ曲:ふたりのもじぴったん(如月千早)
恐ろしい双子姉妹の妹:遠藤亜美
本名:同じ。2074年6月29日、鹿児島県川内市出身。幼少のころからキックボクシングの経験があり、これに目を付けたセブン山本がスカウトに動き、双子の姉の遠藤真美ともども採用される。SPZ82期として2090年5月10日、山梨カイメッセ大会での対 金森麗子戦でデビュー。
思い切りのいい格闘技向けの性格ということで、新人でありながら市ヶ谷レイカのタッグパートナーに起用され、実力急上昇中。ついには入社1年少々でSPZ世界タッグを奪取。得意技はデスソースキック。
入場テーマ曲:ふたりのもじぴったん(高槻やよい)
鳥海山の猛風:鳥海理奈
本名:青江理奈、2074年9月25日、秋田県象潟町出身、鳥海山麓の農場で幼いころから農作業の手伝いをしていたこともあって強じんな足腰。新人テストに合格し、SPZ82期として2090年5月10日、山梨カイメッセ大会での対 REI戦でデビュー。まだまだ発展途上だが、持ち前の馬力で前座戦線を沸かせ、最近はメインやセミに起用されるようになってきた。得意技はラリアット。
入場テーマ曲:カリフォルニア・ハッスル
七色のスープレックス:藤田一美
本名:同じ。2075年11月26日、栃木県小山市出身。学生時代は陸上競技で体を鍛え、SPZに入門し、SPZ83期として2091年5月13日、岡山武闘館大会での対 鳥海理奈戦でデビュー。前座戦線で奮闘しながらプロレスを覚え、現在は中堅どころまでポジションを上げてきた。得意技はJOサイクロン。
入場テーマ曲:WINNING(CoCo)
南国の太陽 我那覇愛
本名、同じ。2076年10月10日、沖縄県名護市出身。中学のころから琉球空手で体を鍛え、SPZ84期として、2092年5月11日、山梨カイメッセ大会での対 上沼垂鉄子戦でデビュー。身体能力はなかなかのものであり、入社2年目でSPZクライマックス出場を果たす。得意技は火炎レッグラリアート。
入場テーマ曲:Little Baby Nothing(KOTOKO&高瀬一矢)
みなぎるパワー 雛鶴さやか
本名、同じ。2077年6月22日、青森県八戸市出身。その上背と柔道仕込みのパワーを見込まれ、SPZ85期として2093年5月11日、新潟市体育館大会での対 仙涯零 戦でデビュー。まだ体力に難があるが、上背を生かしたDDTで先輩越えをうかがう。得意技はDDT、ヘッドバット。
入場テーマ曲:メタル・ミリティア(メタリカ)
不屈の闘志 川端明子
本名、同じ、2078年11月20日、長野県川上村出身。実家が大規模レタス農家で幼少のころから農業で体力をつけ、SPZ新人テストに合格。2093年5月19日、高知市体育館の対 仙涯零 戦でデビュー。まだまだ発展途上だが、初勝利目指して奮闘中、得意技はスリーパーホールド。
入場テーマ曲:モノラル・テレパシー(白沢理恵)
レフェリー セブン山本
本名:山本和男 2042年11月7日、静岡県浜松市出身、SPZにはリング設営の契約社員として入社。器用さと温和な性格を買われ、当日券やプログラムの販売もこなす。選手からはいじられキャラとして愛されている。石川レフェリーの負傷により代打レフェリーに指名され、動きが良かったのでそのまま前座のレフェリーに昇格。SPZで40年ぶりの男性レフェリーとして試合を裁く。その後はSPZ統括部長として裏方メインとして辣腕をふるい、そして杉浦美月社長の退任に伴い、ついにSPZ社長に登りつめる。趣味は英会話教室通い。
入場テーマ曲:カルメン 前奏曲(ビゼー)
レフェリー 小川あかり
本名・同じ 2059年11月28日、東京都渋谷区出身。母親は元SPZ王者のフローラ小川、祖母はSPZ1期生の小川ひかるというプロレス家系に生まれ、SPZの新人テストに合格し、SPZ67期として2075年4月21日、釧路厚生年金アリーナ大会での対 相羽和希戦でデビュー。2086年、現役引退後はレフェリーに転じ、頼りにならないレフェリングで前半の試合を担当。
レフェリー 金森麗子
本名同じ:2067年9月23日、広島県三次市出身。2083年5月22日、奈良市体育センター大会での対テディキャット堀戦でデビュー。空手の経験を生かした打撃技でSPZマットで暴れまわり、SPZタッグ、あばしりタッグ王座を戴冠。現役引退後はレフェリーに転じ、きびきびしたレフェリングで会場を沸かせる。
リングアナウンサー 鈴木たくろう
2034年6月30日、神奈川県横須賀市出身。2057年入社。グッズ販売やリングアナ、雑用まで何でもこなすSPZ期待のベテラン社員。最近はタイトル戦のリングアナにも起用されその美声を発揮。趣味はDTM。
リングアナウンサー 清水みつる
2065年7月、東京都世田谷区出身。蝦天堂大学でスポーツ生理学を専攻し、2088年SPZに入社、期待の新入社員として巡業サポートをしていたが、名リングアナだった奥森豊リングアナの引退に伴い、リングアナウンサーに抜擢される。
リングドクター ハルシオン六条
本名・六条美也。2047年4月21日、北海道せたな町出身。北斗星大学医学部を卒業後、蝦天堂大学病院で外科医として勤務する傍ら、SPZのリングドクターに就任し、首都圏興行を中心に随時参戦。得意技は注射で、選手全員から恐れられている。
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