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2015年4月30日 (木)

第1,919回 市ヶ谷レイカの崩しかた

時に西暦2094年

SPZ王者に君臨する市ヶ谷レイカ。とうとう通算防衛回数を25に伸ばし、歴代6位のグリズリー山本まで残り1と迫った。

SPZベルトを過去25回以上防衛したつわものは、SPZの長い歴史の中でも、以下の6人しかいない。市ヶ谷様はどこまで防衛回数を伸ばすのであろうか。

美冬 34
マイティ祐希子31
白石なぎさ 31
カンナ神威29
武藤めぐみ27
グリズリー山本26

とうとう週刊レッスルにおいて、市ヶ谷レイカの強さ特集が組まれてしまい。過去の暴虐シーンが紙面に掲載された。そして市ヶ谷レイカ攻略法を過去のスター選手が語る企画が組まれた。

(杉浦美月 SPZ前社長)

どうでしょうね。市ヶ谷選手はフォール負けを極端に嫌うんですよ。たしか最後にシングルで3カウントを取られたのが5年前の秋(81年目11月)、結城さんとやった時だったと記憶してますけど・・・それ以来一瞬の隙を突かれてギブアップを取られることはあっても、3カウントを許したことはないんですよね。ようするに市ヶ谷選手の戦意の塊を砕いた人がここ数年いないんですよ。

まあ攻略法は自分が言うのもなんですが、フォール勝ち狙いはまず無理なので、わざと締まらないファイトをして市ヶ谷さんが油断した隙に腕関節をキメるしかやりようないんじゃないでしょうか。となると勝てる確率が一番高いのはロパトカさんですね。遠藤亜美選手も、向かって行く姿勢は評価できますけど、蹴りがまともに入って一撃で眠ってしまうなんて、体重の軽い女子ではあまりないケースです。そういう意味では市ヶ谷選手の防衛回数は、大怪我さえなければ30は行くと思いますよ。

(フローラ小川 SPZ元王者)

仕事が忙しくて最近はあまりSPZプロレス中継をリアルタイムで見ていないんですけど、どうなんでしょうね。プロレスはなんだかんだ言って馬力ですから。パワーで市ヶ谷さんに対抗できる存在がいないというのが大きいですね。やはりパワーのある選手とやると、20分くらいでばてちゃうんですよ。そうすると受け身が取れなくなってきて、相手は「もういいや、負けちゃおうかな」って思っちゃうんですよね。

私だったら、相手の力を利用して、とにかく丸め込みで3カウントを狙いますね。首固めか逆さ押さえ込みとか横入り式とか。でも一流の選手に真正面からクイックを仕掛けても返されるだけですから、虚を突かないと難しいでしょうね。
市ヶ谷さんの防衛回数ですか?それはSPZのフロント次第じゃないですか。アメリカに行ってIWWFとかの超強豪レスラーを札束で引き抜いて来て、市ヶ谷さんにぶつければいいんじゃないですか。それができれば防衛回数は30行くか行かないかで止まると思いますよ。会社として利益を出さなければいけないのはわかりますが、もうそんなことは言ってられる状況じゃないと思いますよ。

2015年4月29日 (水)

第1,918回 いつか必ず

85年目3月 ファイヤーソウルシリーズ

最終戦はさいたまドーム大会。相変わらず超満員の盛況。

第1試合はダイナマイト・サラVSシュウ・メイファの外人対決。体格に勝るサラがラリアットを連発して8分45秒、勝利。

第2試合は鳥海理奈VSドリュー・デュークス。元SPZ王者のデュークスに鳥海がどう向かって行くかが焦点の一戦。しかしデュークスが顔面蹴りで鳥海を流血に追い込む。これでひるんでしまった鳥海。サンドバッグ状態になってしまい最後は裏拳に屈した。勝負タイム13分43秒。

続く第3試合はアドミラル・ヤジマ、雛鶴さやかVSアンリ・キッパーへリング、マリーン・パニパトのタッグマッチ。

新人の雛鶴が奮闘。DDTでパニパトを脳天からマットへ。しかしベテランのヤジマの動きがいま一つ。やはり昨日の幕張でタッグ選手権試合51分やって疲労が抜けていないのか。それでも得意のパワーボムでキッパーへリングを叩きつける。これはパニパトがカットしたが、
「雛鶴!乱闘!!」

指示を出して場外乱闘させて決めにかかる。戦いが2つに割れる中、あせってロープに振ったキッパーへリングへおちついて背面トペを決めて押しつぶしたヤジマが3カウント奪取。勝負タイム15分1秒。その試合が終わると休憩。

休憩後第4試合はデスマソリューション、上沼垂鉄子、仙涯零VS藤田一美、我那覇愛、川端明子の6人タッグマッチ。

―いつまでもこの位置じゃいけない
藤田が先発を買って出て果敢に攻めてゆく。タッチを受けた我那覇も流れるような攻め、そして川端も懸命のファイトでつなぐ。最後は6人が入り乱れる攻防の中、チョップ一撃から強引に丸め込んだ藤田が上沼垂から3カウント奪取。勝負タイム16分54秒。

第5試合は斉藤智子、ユキ萩原VSサプレーション、サブリマティーのタッグマッチ。この試合は盛り上がったが、最後はユキ萩原がつかまってしまい、22分42秒、サブリマティーのラリアットに屈した。

セミファイナルは遠藤真美VSクリスティン・ロパトカ。晴れて世界タッグ王者になった真美、この日は強豪外人とシングルで対決。前日のロングマッチの影響が心配されたが、得意のキックをばしばし叩き込んで、元SPZ王者のロパトカを沈めた。勝負タイム11分59秒、場内ええええの声。

そしてメインはSPZ戦、王者市ヶ谷レイカに挑むのは前月と同じ遠藤亜美。

「試合の荒れるタッグならともかく、シングルではどう転んでも無駄だというのに」

前の試合に出たばかりの遠藤真美がシャワーも浴びず、コスチュームの上からTシャツを羽織っただけでリング下から檄を飛ばす。

「このおっ!」

懸命にキックを叩き込んでいった亜美だったが、市ヶ谷様、重爆ドロップキック、ブレンバスター、タイガードライバー2連発と怒涛の攻め。やはり役者が違いすぎる。

「このっ」
遠藤亜美もデスソースキックで勝負をかけるが、平然と受けきった市ヶ谷レイカ。
「終わりですわね」
神の咀嚼は首固めに切り返されたが、延髄斬りでペースを奪い返すと怒涛の攻め、最後はもう一度延髄斬りを叩き込んでから3度目のタイガードライバー、なんとかロープに手を伸ばした亜美、

しかし市ヶ谷、神の咀嚼!今度はまともに決まった。しかし遠藤亜美試合を捨てず、ギリギリで返して、2度目のデスソースキック!

「こしゃくな・・・」
しかし市ヶ谷、すんでのところで見切って、わずかながら身を引き致命傷を回避。
ならばと市ヶ谷、2度目の神の咀嚼。

「グワーッ!」

遠藤亜美、脳天から危ない恰好で落ちてしまった。これで試合は終わった。勝負タイム30分6秒。遠藤亜美、またしても市ヶ谷の牙城を崩せず。

王者が9度目の防衛に成功。累計防衛回数も25に伸ばした。

「おーほほほほ、全然疲れてませんことよ!あんなの片付けるくらいちょちょいのちょい。まあ少しはあの二流のいいところを出させてあげないと山本さんが渋い顔をしますからね。わたくしはなんて慈悲深いのでしょう」

「いつか、いつか必ず、あの人を病院送りにしてやる・・・・」(遠藤亜美)

2015年4月28日 (火)

第1,917回 ふたりの勝利

85年目3月
「ファイヤーソウルシリーズ」開幕。東北地方を南下するシリーズ。

第6戦宇都宮大会であばしりタッグ戦。

王者デスマソリューション、上沼垂鉄子に対するはアンリ・キッパーへリング、マリーン・パニパト。ここ最近常連外人となって中堅どころで渋いファイトを展開しているキッパーへリングとパニパトに再度チャンスが与えられた。
「せっ」

外人パワーを警戒したのか、積極的に仕掛けてゆく上沼垂。得意の489系アタックも決めたが、一発では決まらない。逆にパニパトが大ぶりの掌底を連発してペースを握る。しかしデスマも
「SEバックドロップ」
しかしパニパトも
「Die!」
裏拳でデスマを追い詰める。ならばとデスマは
「カットオーバー」
アンリを得意のカットオーバーに捕らえてギブアップ勝ちをおさめた。勝負タイム28分40秒。王者組が2度目の防衛に成功。

***************************

第7戦幕張大会のメインは久々開催のSPZ世界タッグ。王者市ヶ谷レイカ、アドミラル・ヤジマに対するは遠藤亜美真美。
「おほほほほ、何度向かってきても結果は変わらないというのに」
「フッ、バカな奴らだ。お前らも入院に追い込んでやろうか」

市ヶ谷のパートナーのヤジマ、ベテランの域に入っているがその馬力は健在、何しろデビュー戦で対戦相手の小川あかりを入院に追い込んでしまったのは語り草となっている。
「まずヤジマさんを潰さないと・・・1対2にすれば市ヶ谷さんもあせってくる」
そう考えてヤジマに蹴りを叩き込んでいった遠藤姉妹だが

「おらああ」
ヤジマも豪快な頭突きでたじろがす。そして相手がひるむのを見ていい流れを作って市ヶ谷にタッチ。

「なかなかできることではありません。タッグマッチで、その。引きどころを間違えずに出しゃばらない闘い方ができていますね」
解説の小川あかりがぼそっと。

そしてあとは市ヶ谷様の暴虐劇場。遠藤姉妹の2人を寄せ付けない。先シリーズの最終戦で流血に追い込まれたのを根に持っているようだ。
「ウアーッ」
しかし遠藤亜美もデスソースキックで市ヶ谷様を怯ませ、市ヶ谷レイカを肩車!!

「真美!いま!」
ダブルインパクト炸裂!市ヶ谷が数年ぶりにフォールを許すかとざわめいたがここはヤジマが間一髪カット。

「おのれぇ」
あとを受けて出てきたヤジマが奮戦。しかし真美のタイガードライバーで頭を打ってしまう。

「・・・・く、この・・・・」

「さあ、さあ!」
真美のコンビネーションキック!
「う・・・」
前のめりに崩れ落ちるヤジマ、ひっくり返してカバーする真美、そして市ヶ谷様は場外で頭を押さえている!
ワン、トゥ、スリ

王座移動。勝負タイム51分58秒。遠藤姉妹ががっちり握手。入社4年目でついにSPZ世界タッグベルトを奪取した。

「くきぃーっ!」

リング下でくやしがる市ヶ谷様、大の字に横たわるヤジマ。

試合後のヤジマはダメージが深くノーコメント。タッグベルトを手放した市ヶ谷様、憮然とした表情で控室へ。明日の埼玉で、遠藤亜美とこんどはシングルベルトをかけての対決が組まれている・・・・

2015年4月27日 (月)

第1,916回 85年目2月 スノーエンジェルシリーズ

85年目2月

「スノーエンジェルシリーズ」開幕。

日本海側の都市を回るシリーズだが、ヤジマは腰痛が治らないので引き続き欠場、そして会場人気の高いデスマも欠場となってしまい、メインは市ヶ谷様が6人タッグで暴れまわるいつものパターンが展開されたものの、どこか締まらない巡業となった。

シリーズ最終戦は本拠地に戻って横スペ大会。メインでSPZ戦が組まれてはいるものの、どうせ市ヶ谷さんが勝つんでしょという空気感が漂っていた。

外人同士の第1試合のあと、第2試合は鳥海理奈、雛鶴さやかVSアンリ・キッパーへリング、マリーン・パニパト。前面に立って鳥海が奮戦するも、雛鶴にタッチするや流れが変わってしまう。百戦錬磨の外人軍はチームの弱点を見逃しはしない。鳥海が終盤は頻繁にカットに入ったが、最後は乱戦に持ち込まれ、27分41秒、合体パイルに雛鶴が沈んでしまった。30分近いロングマッチ、雛鶴の頑張りに場内拍手。

続く第3試合は藤田一美、我那覇愛VSドリュー・デュークス、キラー・キエフのタッグマッチ。最近は中堅どころに座ってしまっている藤田、この日も古参外人2人のせこい反則、ラフに苦しめられたが、
「これで終わりーー!!」

藤田の大技、JOサイクロン炸裂。ここぞという時に繰り出す藤田の切り札が決まり3カウント。勝負タイム16分46秒。その試合が終わると休憩。

休憩明けは沈没艦隊が登場、上沼垂鉄子、仙涯零VS斉藤智子、川端明子のタッグマッチ。リーダーのいない沈没艦隊、斉藤智のキック攻撃にたじろぐ。それでもなんとか疲れさせて川端が出てくるのを待とうという戦法。しかし斉藤智、強引なローンバトルで上沼垂をハイキックでなぎ倒しそのまま3カウント奪取。勝負タイム14分4秒。

セミ前から3大シングルマッチ。遠藤真美VSサンダー・アフロ。

初来日のアフロ、アメリカマットで最近人気が出てきた有望株ということでSPZマットに参戦。動きはまずまずで、遠藤真美の打撃を巧みにいなす。そして組みついて投げつける。そして相手が疲れたのを見計らってニーアタック、フロントスープレックス、レッグドロップの猛攻。

「うう・・・」
遠藤真美の動きが止まった。
「FINISH!」
アフロ、得意技のバックドロップ、一度は返し、2度目は上から潰して防いだ遠藤真美、コンビネーションキックで逆襲に転じたが、この後のフォールを返したアフロ、切り札のキャプチュード、しかし真美返す。ドドドド。
ならばとアフロ、トドメのジャーマン、しかし真美ギリギリで返す!
「しぶといやつめ!」
アフロ、ここは勝負どころとみて2度目のキャプチュード。これでようやく試合は終わった。勝負タイム17分38秒。

セミはユキ萩原VSクリスティン・ロパトカ。ユキ萩原も中堅どころのポジションに甘んじてしまっている一人。この日もロパトカのグラウンド攻めによく耐えたのだが、最後は力負けしてしまい、ロパトカのアキレス腱固めに力尽きた。勝負タイム26分25秒。

そしてメインはSPZ戦、王者市ヶ谷レイカに対するは遠藤亜美。

「何度来ても無駄だというのに。あなたは二流なのだから」

で、試合が始まるや市ヶ谷様の力押し。
「打撃さえまともに入らなければ何の心配もなく、やりやすい部類の相手」

いつものようにラリアットでねじ伏せながら試合を作ってゆく。そしてDDT、重爆ドロップキック
―このままじゃあもたない
遠藤亜美、デスソースキック、市ヶ谷様、当たり所が悪く口元から流血!!
「おのれ!!」
市ヶ谷様、ここでゴッデスボム!鮮血をしたたらせながらの怒りの一撃で遠藤亜美、あえなく沈んでしまった。勝負タイム25分26秒。

王者が8度目の防衛に成功。累計防衛回数も24に伸ばした。

2015年4月26日 (日)

第1,915回 85年目1月新春ロケットシリーズ

85年目1月
「新春ロケットシリーズ」開幕。

タッグ王者のヤジマが腰痛で欠場。先シリーズのリーグ戦でパワーボムを仕掛けた時に腰をやってしまったらしい。ユキ萩原も右ひざ痛のため欠場。

シリーズ最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合はドリュー・デュークスVSシュウ・メイファ。SPZ王者になったこともあるデュークスが第1試合に回された怒りをぶつけるように猛攻。最後は狙い澄ました脇固めで7分51秒、ギブアップ勝ち。

第2試合は斉藤智が新人の川端明子とタッグを組んで中堅外人のサプレーション、サブリマティーと激突。斉藤智は外人とそこそこやりあうのだが、やはり新人の川端は荷が重い。外人の力強い攻めに歯が立たない。
「完全に体力不足ですねえ」
解説の寺原泉がコメント。

斉藤智がローンバトルで奮闘するも、疲れて苦し紛れに川端にタッチしたら流れが一変してしまう。サブリマティーのラリアット、ニーリフトで川端、あっさり3カウントを奪われた。勝負タイム12分1秒。

第3試合は鳥海理奈、雛鶴さやかVSダイナマイト・サラ、リサ・ライアンのタッグマッチ。この試合も新人の雛鶴がどこまで踏ん張れるかが焦点だったが、10分経過で息切れしたところを外人組につかまってしまい、11分37秒、合体パイルドライバーに力尽きた。その試合が終わると休憩、

休憩後は沈没艦隊の3人・・・デスマソリューション、上沼垂鉄子、仙涯零が登場し、マリーン・パニパト、アンリ・キッパーへリング、マリー・ヴィスケットの中堅外人3人と対戦。

この試合はキッパーへリングが得意の蹴りでデスマを追い込み優位に立つ。沈没艦隊も懸命に応戦したが、蹴りをもらってしまった普段の動きが出せない。しかし最後はデスマが逆転、起死回生のカットオーバーを決めてパニパトからギブアップ勝ち。勝負タイム19分16秒。

セミは若手4人のタッグマッチ。遠藤亜美真美VS藤田一美、我那覇愛。先月のタッグリーグでは名古屋であった顔合わせで、このときは難なく遠藤姉妹が勝っている。その時の雪辱を果たそうとした若手2人だが、遠藤亜美が
「はぁっ!」
デスソースキック一撃、我那覇はこの一発で沈んでしまった。勝負タイム14分41秒

そしてメインはSPZ戦、王者市ヶ谷レイカに挑むのはクリスティン・ロパトカ。結果から言うと市ヶ谷が完勝。今回はしょっぱなから力押しの猛攻を仕掛けた市ヶ谷が試合を100パーセント支配し、10分5秒、タイガードライバーで完勝。ロパトカ、体調でも悪いのかあっさり過ぎる敗戦・・・

王者が7度目の防衛に成功。累計防衛回数も23となり、歴代単独7位となった。

あっけない幕切れに場内ため息。SPZのセブン山本社長、本部席で嘆息。

「あいつ強すぎる・・・・対抗してくる素材を発掘しないと・・・やばい・・・」

2015年4月25日 (土)

GWを迎えるのに・・・20150425

皆さんこんばんわ、WAS没頭中筆者のkonnoです。

今週のスポーツニュースのようなもの行きます。

■プロレス

チャンピオンカーニバル優勝は曙

現地観戦してきたが、潮崎が第1試合の吉江戦で負傷してしまったので、休憩明けの諏訪間VS潮崎は勝負になっていなかった。そして優勝決定戦は曙VS諏訪間。投げ技主体のいまの諏訪間に曙を仕留められる切り札がないのが痛い。けっきょくヨコヅナインパクト発動で曙優勝。

森嶋猛引退。

全日本時代では鶴田に似た巨体で将来を嘱望されていた。あの体でパワーファイトを続けていたこともあり満身創痍で糖尿、肝機能障害でドクターストップがかかった。最前線で戦えなくなったらスパッとやめるのも美学。ボロボロになっても続けるのも美学。引き際は難しい。

■野球

・中村紀、野球教室開講

事実上の引退声明か。第2の人生は少年少女に野球を教えるらしい。

・札束巨人、フランシスコ獲得

阿部の捕手転向で強打の内野手が必要となったらしい。体重111kgの巨漢。当たればホームランを期待されており、札束で補強をする巨人のことだから、ひょっとしたらひょっとするかも・・・

2015年4月24日 (金)

本日休載

在庫調整のため今日はお休み。

(リプレイの際に食べているおやつ)

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(肉の万世 万かつサンド)

2015年4月23日 (木)

第1,914回 少しは自分もいいところ見せないとねえ。

85年目11月 ウルトラタッグリーグ戦も佳境。

第7戦は仙台大会。

ユキ萩原○、斉藤智(8点、ネックブリーカーからの片エビ固め 19.09)サプレーション、サブリマティー×(4点)

斉藤組はここまで2敗で最終戦へ。デスゾーンズの連携に苦しんだものの、最後は分断作戦を成功させ、ユキ萩原がサブリマティーを押さえ込んだ。

ロパトカ○、キエフ(8点、パイルドライバーからのエビ固め)デスマ、上沼垂×(2点)

沈没艦隊、外人組の猛攻になすすべなし・・・

遠藤亜美、真美○(10点、ハイキックからの片エビ固め 13.09)ジェイジェイ、サラ×(0点)
遠藤姉妹、外人チームの力押しに苦しみながらも1敗を守った。

市ヶ谷○、ヤジマ(10点、サンドイッチラリアットからの片エビ固め 10.41)藤田×、我那覇(6点)
1敗の市ヶ谷組と2敗の藤田組が直接対決。しかし余裕で藤田の攻めをさばいた市ヶ谷が勝利。最後は珍しく合体技、サンドイッチラリアットだった・・

**************************

最終戦はさいたま大会。
ジェイジェイ○、サラ(2点、DDTからの片エビ固め 22.33)ユキ萩原、斉藤智(8点)

「全敗でアメリカには帰れない」
決然とした表情でリングへ向かった外人2人、懸命に斉藤、萩原を攻め込み、斉藤の蹴りにフラフラになりながらもジェイジェイが執念のDDT、これで斉藤智を押さえ込んだ。この時点でわずかに可能性を残していた斉藤組だが、最終戦で脱落・・・

サプレーション○、サブリマティー(6点、ノーザンライトSH 18.37)藤田、我那覇×(6点)

若手チームは3勝4敗でリーグ戦を終えた。この日は外人組と一進一退のいい勝負を繰り広げたが、最後は我那覇がつかまり、ノーザンを返せなかった・・・

遠藤亜美、真美(12点、デスソースキックからの片エビ固め 23.44)デスマ×、上沼垂(2点)
遠藤姉妹、最終戦の相手は沈没艦隊。あばしり王者だがパフォーマンス主体のチームなので力押しで何とかなる相手、そう考えた遠藤亜美が蹴りをばしばし叩き込む。真美がカットオーバーに捕らえられるなど危ないシーンもあったが、最後はなんとか遠藤亜美がデスソースキックを決めて3カウント奪取。

市ヶ谷○、ヤジマ(12点、延髄斬りからの片エビ固め 13.29)ロパトカ、キエフ×(8点)

「まあ、決定戦で2試合あった方がお客様も盛り上がるのではないかと」
メインイベントで市ヶ谷様が決定戦も見据えて早めの仕掛け、キエフを追い込んで延髄斬りで3カウント。かくてメインイベント終了後の優勝決定戦へもつれ込んだ・・・

**********************

市ヶ谷、ヤジマ○(パワーボムからのエビ固め 23.42)遠藤亜美、真美×
「負けるわけにはいかない」

大きな壁である市ヶ谷へデスソースキックを叩き込んだ遠藤亜美だが、当たりが浅い。
(わずかながら身を引いて、当たりを浅くされちゃったか・・・)

だが市ヶ谷、念のためヤジマへタッチして回復を待つ。ここでヤジマがいい動き。深追いせずひとしきりファイトして、再度市ヶ谷へ。遠藤姉妹も勝負に出て真美のハイキック、合体パイルで市ヶ谷を追い込んだが、ヤジマもいいフォローを見せて真美をデスバレー。しかし真美も意地になってヤジマへ裏拳2連発

「ええかげんにせえよ!」
ヤジマ、裂帛の気合とともに真美を捕らえて組みつき全力でパワーボム!!
ワン、トゥ、スリ
これで3カウントが入った。市ヶ谷・ヤジマ組優勝。

試合後、ダメージの深いヤジマへ市ヶ谷が駆け寄り、がっちり握手。

「少しは自分もいいところ見せないとねえ。パートナーのおかげで賞金貰ったとなると寝覚めが悪いからねえ」(ヤジマ)

優勝した市ヶ谷組には賞金1000万円と副賞のダイヤネックレスが贈られた。敗れた遠藤姉妹は準優勝となり、缶詰セットが贈られた。

年末恒例のプロレス大賞、去年に続き市ヶ谷レイカがMVP,最優秀外人がクリスティン・ロパトカ、シングルのベストバウトは市ヶ谷VS結城千種のSPZ戦が選ばれた。

2015年4月22日 (水)

第1,913回 まだ決定戦の可能性があるので、

85年目12月 ウルトラタッグリーグ戦の模様を。

第5戦は博多大会

藤田○、我那覇(6点、合体パイルドライバーからの片エビ固め 15.11)ジェイジェイ、サラ×(0点)

藤田一美がこの試合も敢闘。ジェイジェイをJOサイクロンで戦闘離脱に追い込み、残ったダイナマイト・サラを合体攻撃で攻め込み3カウント奪取。

サプレーション○、サブリマティー(2点、ラリアットからの片エビ固め 18.14)デスマ×、上沼垂(2点)

2勝目を目指して奮闘したデスマだったが、頼みのカットオーバーはロープに近かった。悪い流れを止められずそのままラリアットに散った・・・

ユキ萩原、斉藤智○(6点、ハイキックからの片エビ固め 26.28)ロパトカ、キエフ×(4点)
2勝1敗同士の対決を制したのは斉藤組。ロパトカの粘着質な攻めを耐えて耐えて、最後はキエフと斉藤智が一騎打ち状態。なんとか勝負どころでハイキックを連打した斉藤智が3カウントを奪取し、1敗を守った。

市ヶ谷○、ヤジマ(6点、タイガードライバーからのエビ固め 15.30)遠藤亜美、真美×(6点)

無敗の遠藤亜美真美と1敗の市ヶ谷組が激突。ここは落とせないと考えた市ヶ谷が前面に立って奮闘し、力のこもった攻めで寄せ付けず。最後はタイガードライバーで真美を沈めた。

*******************
第6戦は広島大会、
遠藤亜美○、真美(8点、デスソースキックからの片エビ固め13.55)ユキ萩綿、斉藤智×(6点)

1敗どうしの対決を制したのは遠藤姉妹の方だった。最後は斉藤智と遠藤亜美が一騎打ち状態。この状況で遠藤亜美が落ち着いてデスソースキックを決めて3カウント。

「昨日は済んだこと。まだ決定戦の可能性があるので」(遠藤亜美)

サプレーション○、サブリマティー(4点、ラリアットからの片エビ固め12.20)ジェイジェイ、サラ×(0点)

外人対決はエスゾーンズが制した。ジェイジェイ組、泥沼の5連敗・・・

ロパトカ○、キエフ(6点、キャプチュード 15.50)藤田×、我那覇(6点)

藤田組は2敗に後退。ロパトカ相手にも臆せず向かって行ったのだが、最後は藤田がつかまってしまった・・・

市ヶ谷○、ヤジマ(8点、タイガードライバーからのエビ固め 10.35)デスマ、上沼垂×(2点)
市ヶ谷組完勝。余裕で1敗を守った。

ウルトラタッグリーグ戦、遠藤姉妹と市ヶ谷組が1敗で並ぶ展開

続きます。

2015年4月21日 (火)

第1,912回 優秀な人がパートナーだと助かるねえ、

85年目12月

ウルトラタッグリーグ戦、優勝候補筆頭の市ヶ谷組がまさかの黒星発進。

第3戦は名古屋大会

ユキ萩原、斉藤智○(4点、合体パワーボムからのエビ固め 10.13)デスマ、上沼垂×(0点)
斉藤組2連勝スタート。この日は沈没艦隊と対戦したが、相手の攻めをひとしきり受けるや勝負に出て、4人が入り乱れる乱戦の中合体パワーボムで上沼垂を沈めた。

遠藤亜美、真美○(4点、合体パワーボムからのエビ固め 11.35)藤田×、我那覇(2点)

遠藤姉妹も2連勝スタート。若手の攻勢を問題にせずさばいて、10分経過のアナウンスとともに仕掛けて、我那覇を場外に落としてから藤田を捕らえ、合体パワーボムで沈めた。

ロパトカ○、キエフ(4点、パイルドライバーからの片エビ固め 12.55)サブリマティー、サプレーション×(0点)
外人対決を制したロパトカ組が2連勝。

市ヶ谷○、ヤジマ(2点、パワースラムからの片エビ固め 13.11)ジェイジェイ、サラ×(0点)

一昨日の反省からか、試合の9割がたを出ずっぱりでファイトした市ヶ谷様、外人チームの攻めを軽くさばいて、頃合いを見てパワースラムで勝利。初日を出した。

***************************

第4戦は大阪大会
藤田○、我那覇(4点、水面蹴りからの片エビ固め 23.25)ユキ萩原、斉藤智×(4点)

先輩相手に勝利を狙っていた藤田一美、なんとJOサイクロンまで繰り出して斉藤を追い込む。この1年若手中堅に甘んじていたので懸命のファイト。斉藤の蹴りで流血に追い込まれたが懸命のファイト。最後は焦った斉藤智が大ぶりのハイキックを狙ったところを
「せっ」
狙い澄ました水面蹴りで斉藤智をすっころばせ、
「いまだ」
足を持って丸め込み。これであっけなく3カウントが入ってしまった。頭を抱えるユキ萩原。せっかく市ヶ谷組に勝ったのに・・・

デスマ○、上沼垂、(2点、アキレス腱固め 27.03)ジェイジェイ×、サラ(0点)

デスマもカットオーバーを繰り出したのだが、パートナーのカットに阻まれてしまった。最後は個々の力に勝る外人チームが落ち着いて始末・・・かに思われたが、最後まで勝負を捨てなかった沈没艦隊、大技を仕掛けようと近づいてきたジェイジェイの足を取って、丸め込みに行くと見せかけてのアキレス腱固め!!
「ヒギャアア――」
上沼垂は懸命の逆カット。こうなってしまってはジェイジェイ、ギブアップするしかなかった・・・沈没艦隊が初日。

遠藤亜美○、真美(6点、デスソースキックからの片エビ固め 13.46)ロパトカ×、キエフ(4点)

遠藤亜美真美が唯一の3連勝。この日は蹴って蹴って蹴りまくる攻めを見せて外人チームに嫌な顔をさせ、最後はデスソースキックがズバリ。最強外人クラスのロパトカから3カウントを奪った遠藤亜美、笑顔でコメント。

「ここまでは計算通り。トップだからといって守りに入ることのないよう頑張ります」

市ヶ谷、ヤジマ○(4点、ラリアットからの片エビ固め9.38)サブリマティー×、サプレーション(0点)

市ヶ谷が馬力を生かした猛攻であーっという間にB級外人2人を追い込み、
「オラァ」
最後はクローザー・アドミラル・ヤジマが特別出演。気合のこもったラリアットでサブリマティーを沈めた。

「今日は楽させてもらった。優秀な人がパートナーだと助かるねえ、あ、ちょっと、雛鶴、肩揉め」(ヤジマ)

2015年4月20日 (月)

第1,911回 自分がヘタ打たなきゃあ、自動的に賞金の半分が

85年目12月
恒例のウルトラタッグリーグ。
エントリーは下記の8チーム

市ヶ谷レイカ&アドミラル・ヤジマ

遠藤亜美&遠藤真美

ユキ萩原&斉藤智子

藤田一美&我那覇愛

デスマソリューション&上沼垂鉄子

サブリマティー&サプレーション

ジェイジェイ・コーディ&ダイナマイト・サラ

クリスティン・ロパトカ&キラー・キエフ

2戦目の札幌大会からリーグ戦スタート。

藤田○、我那覇(2点、パワーボムからのエビ固め 11.29)デスマ、上沼垂×

若手コンビが白星発進。デスマのグラウンド攻めをしのいで最後は上沼垂に狙いを絞り、まず我那覇がレッグラリアート。これで動きのとまった上沼垂を藤田がパワーボムで料理した。

遠藤亜美○、真美(2点、ハイキックからの片エビ固め 24.55)サブリマティー×、サプレーション

2年続けてタッグリーグ参戦のデスゾーンズ。この日は遠藤亜美真美と打撃の大立ち回りを演じた。
「そんなんで市ヶ谷越えができるのかぁ?」
客席からはヤジも飛んだ。こんなB級外人チームに苦戦するようではトップどりは覚束ない。サブリマティーのラリアット、ノーザンライトを食らって真美があわやというシーンもあったが、最後は体勢を立て直した遠藤亜美がサブリマティーを仕留めた。

ロパトカ○、キエフ(2点、変形STF 13.40)ジェイジェイ、サラ×

外人対決はロパトカ組に凱歌。

ユキ萩原○、斉藤智(2点、ドラゴンスリーパー 14.19)市ヶ谷、ヤジマ×

「だからタッグリーグなどやるだけ無駄というものですのに。賞金寄越しなさい。デパートで派手に消費しますから」

「まったく無茶苦茶いってるよ市ヶ谷さんは」
パートナーのヤジマも苦笑。

「ま、でも自分がヘタ打たなきゃあ、自動的に賞金の半分が手に入るって寸法さ」
にやりと笑うヤジマさん。

「ま、あたしも俗物だからねえ。引退後のことを考えるとお金欲しいのよ」

そういってリングに向かっていったヤジマさん、いつも通りの荒々しい攻めを仕掛けたが、13分過ぎにユキ萩原が仕掛けた!するっと組みついてドラゴンスリーパー。

「があ・・・っ」
パートナーの異変を察知した市ヶ谷がカットに入ろうとするが、よく見ていた斉藤智がスライディングキックで逆カット。すっころぶ市ヶ谷、そして10秒後、ヤジマは失神。危険と判断したレフェリーが試合を止めた。

えええええええええ?

斉藤組大金星。タッグ王者チームが初戦でまさかの敗北!

「ま、まあ・・・これでスリルが出てきたじゃないの」(市ヶ谷))

2015年4月19日 (日)

最近アイドルマスターが気になっています(10)

高槻やよい(14)ちゃん。

765プロアイドルでは年少組、

亜美真美やよいのトリオとか、真美とやよいでわんつーているずとか。

Yayoi

もやし祭り、実家が貧乏で家計の足しにするためにアイドルを志した子。

「チキンライス」を動画サイトで聴くと泣ける。

2015年4月18日 (土)

青葉の季節へ20150418

皆様こんばんわ。WAS没頭中・筆者のkonnoです。

今週のスポーツニュースのようなもの行きます。

■野球

・DeNAあっさり勝率5割割れ

春の珍事だったか。訓練されたベイファンはそんなものには動じない。

・バルディリス頭に死球、担架で搬送される

大事には至らなかったものの、打棒への影響が心配。

■プロレス

チャンピオンカーニバル

連覇を目指す大森さんはボディガーには勝ったものの真霜に敗れ、痛い1敗。

■その他

高浜原発再起動を認めない仮処分

この世にリスクのないものなどない。道を歩いていたら車にはねられるリスクがある。まさに司法の暴走。原発停止で電気代が30%近く上昇しているのに。それで生活コストがかさんで、消費が落ち込むのだ・・・

2015年4月17日 (金)

第1,910.5回 結城千種の人間活動

「市ヶ谷さんに勝つためには、プロレス以外の分野で経験を積んで、人間として大きくならなければならないと思いました」

現実逃避なのか、本気でそう思っているのか、結城千種、SPZマットを離れてからはや半年が経過。時折調整がてらインディーのマットに上がるが、格下の対戦相手を軽くひねってひと汗かくだけ。故障しているわけではないのでバックドロップの切れ味も確か。切り札のタッチアウトは対戦相手の技量が高くないので繰り出せない。

その傍ら、結城千種はプロレス以外にも活動の場を広げていた。

夏場にはテレビ局の企画で富士登山レポーター。鍛えているので五合目から4時間40分でサクッと登ってしまった。

夏の終わりにはアイドルグループOKA3000のコンサートにゲスト出演。かつての先輩、小下小石とデュエットで歌う。

そして秋、テレビ局の企画でアフリカのサファリパークに取材に出かけたり、ある時は山奥の秘湯で入浴シーンをさらしたり、レスラー兼タレントとして活動の場を広げていた。

「今までは…練習漬けでしたから、人間活動をして、人間としてひとまわり大きくなれればと思います。」

そして11月、今度はグルメリポーターにも挑戦。なんと、新宿三丁目の老舗の焼き肉店で上ロース20人前を平らげる。

「炭火焼肉・・・おいしい。ああ・・・おいしい・・・うぉおん!私はもう人間ガスタービンです」

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「真性のバカなのかしら、結城千種・・・・遠藤亜美を見なさい。わたくしに負けても負けてもめげずに向かってきて、・・・・近いうち、わたくしはあの人に眠らされるでしょう・・・・」

(テレビで見ていた市ヶ谷レイカ、ため息)

2015年4月16日 (木)

第1,910回 85年目11月 ビッグパワーシリーズ

85年目11月
「ビッグパワーシリーズ」開幕。

第5戦の宇都宮大会でメインはあばしりタッグ戦、新王者デスマソリューション、上沼垂鉄子に対するはアンリ・キッパーへリング、マリーン・パニパト。ここ数年SPZマットの常連外人となっているコンビがデスマのグラウンド攻勢についていって、いい勝負を展開。
「勝たせていただきます」

上沼垂の必殺、489系アタック、しかしパニパトも返して反撃。、、最後は乱戦の中、上沼垂がSTFでアンリからギブアップを奪った。勝負タイム22分5秒、王者組が初防衛に成功。

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第7戦の幕張大会で川端明子がプロ初勝利。同期の雛鶴をうまく丸め込んだ。

シリーズ最終戦は本拠地に戻って横スペ大会。

外人同士の第1試合のあと、第2試合は鳥海理奈VSキラー・キエフ。

キエフの荒々しい攻めに手こずった鳥海だったが、相手の息切れをついて反撃に出て、17分14秒、パワースラムで叩きつけて常連外人に勝利。

外人同士のタッグマッチの後休憩。

第4試合は斉藤智子、遠藤真美VSアドミラル・ヤジマ、雛鶴さやかのタッグマッチ。

新人の雛鶴がどこまでついていけるかが焦点のこの試合だったが、やはり斉藤智と真美につかまってしまい、合体パイルドライバーに屈した・・勝負タイム16分57秒

第5試合は沈没艦隊の3人(デスマ、上沼垂、仙涯零)が藤田一美、我那覇愛、川端明子と対戦。沈没艦隊の3人、この日は試合を長引かせて、格落ちの川端が出てくるや、デスマがドンピシャのタイミングでビッグブーツを叩き込み3カウント奪取。

セミファイナルはユキ萩原VSクリスティン・ロパトカ。SPZのビッグマッチのセミがこの程度のカードということがいまの人材不足を物語っている。ユキ萩原、やはり一流外人には歯が立たず、16分24秒、キャプチュードに力尽きた・・・

メインはSPZ戦、王者市ヶ谷レイカに対するは遠藤亜美。

「まあ、よほど運が悪くない限り敗北はありえませんわ。」(市ヶ谷)

ようするに蹴りがまともにヒットして意識を持っていかれない限り負けることはないというのが市ヶ谷の読み。実際にもその通りで、重量感あふれる攻めに遠藤亜美がついていけない。ときおり打撃で反撃するも余裕で受けきった市ヶ谷様、DDTで動きを止める。追い込まれた遠藤亜美、デスソースキックで勝負をかけるが

「その程度?」

うけきった市ヶ谷様、パワースラム、タイガードライバーの大技攻勢でやすやすと防衛に成功。勝負タイム22分18秒。王者が6度目の防衛に成功。

2015年4月15日 (水)

第1,909回 引退試合、30分フルタイム

「次の試合に登場する寺原泉選手はこの試合が最後のファイトとなります、ファンの皆様より一層のご声援をお願いいたします」
元SPZ王者(マキーナ姫としてだったが)寺原泉、最後のリングへ、対戦相手は沈没艦隊の仙涯零。これは花を持たせてやろうというマッチメイクか。

「引退試合だからと言って、手加減はしないわよ!」

しかし仙涯もがすがすエルボーを入れて優位に立つ。そして倒れたところを逆片エビ固め。そしてシャイニングウィザード、波状攻撃をもらってたじたじの寺原、懸命に寝かそうと抵抗したが、久々に繰り出したタントラロックは振りほどかれてしまった。
(そんな・・・)

これで攻め手の無くなった寺原、相手のタックルでダウン。そのまま押さえ込まれるがなんとか2.8で返す。そのまま両者ダウン。30分タイムアップのゴングが鳴った。
ドワアアアア!!

「引退試合でシングルマッチ30分闘いきったってのはSPZの歴史でも初めてじゃないかな」
記者さんがざわめき。

起き上がった寺原泉、四方に礼をしてから花道を引き揚げた。

「まあ、最後はレスリングを楽しめました。タントラロックを振りほどかれたのはちょっとアレでしたけど・・・」

そうコメントを出してから寺原、シャワーへ向かった。

セミはタッグマッチ、遠藤亜美真美VSドリュー・デュークス、キラーキエフ。この試合は遠藤亜美真美がガスガス蹴りを入れてそのまま押し切り11分37秒、遠藤真美がキエフをコンビネーションキックで仕留めた。

そしてメインはSPZ戦、王者市ヶ谷レイカに対するはクリスティン・ロパトカ。力はともかく技術のある選手なので油断はならない。過去何回も市ヶ谷は足元をすくわれている。

―警戒しなくてもダメ、警戒しすぎてもダメ、難しい相手ね・・・

相手のグラウンド攻めをかいくぐり、持ち前の馬力で優位に立ち、最後は延髄斬りを叩き込んで難敵から3カウント奪取。勝負タイム17分19秒。王者が5度目の防衛に成功。通算防衛回数も21となり、歴代10位タイとなった。

メイン終了後、寺原泉の引退セレモニー。

スーツ姿の寺原泉がリングへ。

「最後のひとシリーズだけ、素の自分で闘わせていただきました。私がここまで長く現役を続けられたのはパートナー、関係者、多くの裏方さん、そしてファンの皆様に支えていただいたおかげです。皆さん本当にありがとうございました」

涙はなかった。腰を痛めているのでセレモニー恒例の胴上げもなく、山本和男社長から金一封と記念品が渡されてセレモニーは終わった。

寺原泉

SPZ74期

2082年5月11日、山梨カイメッセ大会での越後しのぶ戦でデビュー、2093年10月22日、新日本ドーム大会での対 仙涯零戦で引退。稼働月数137ケ月、出場試合数(概算)848試合

タイトル歴
マキーナ・オケッチ・ネグシハベシ名義で多数

2015年4月14日 (火)

第1,908回 最後のひとシリーズだけ、素の自分で

85年目10月
「ダイヤモンドシリーズ」開幕。
「あとは、若い子たちに任せます」

団体最古参で過去数年「マキーナ・オケッチ・ネグシハベシ」としてファイトしていた寺原泉が引退を表明。最後のシリーズはリングコスチュームを若手時代のものに戻し、髪も染め戻して本名の寺原泉としてファイトすることが発表された。

シリーズ第4戦三重大会、ひさしぶりに第1試合に登場した寺原は新人の雛鶴さやかと対戦。なんとこの試合、新人の雛鶴が持ち前の馬力で押し込む。DDTで首を痛めてしまった寺原、苦しい展開を強いられたものの、最後はSTOで18分27秒、雛鶴を下した。

「新人相手にあそこまで追い込まれるのですから・・・・いまのわたしはSPZの闘いについていけませんね」(寺原)

三重大会メインはSPZタッグ戦、王者市ヶ谷レイカ、アドミラル・ヤジマに対するは連続挑戦の遠藤亜美真美。

「あの2人は三流レスラー。超一流との違いをみせてあげますわ」

とにかく打撃を入れて追い込もうと考えた遠藤亜美、しかし市ヶ谷も適度には受けるが決定的な一撃は許さない。しかし30分過ぎに亜美の放ったステップキックで市ヶ谷がよろめく。
ここをチャンスと見て取った遠藤亜美
「潰れろ!!!」

遠藤亜美のデスソースキック炸裂。これで深手を負った市ヶ谷、苦し紛れにヤジマにタッチ。

しかし、あとを受けたヤジマが奮戦。ラリアットを連発し、最後はパワーボムでなんと遠藤亜美を仕留めてしまった・・・勝負タイム51分27秒、王者が7度目の防衛に成功。
敗れたものの遠藤姉妹、あの市ヶ谷に嫌な顔をさせたのまではよかったが、ベテランのヤジマに足元をすくわれてしまった・・・

*************************

シリーズ最終戦は新日本ドーム大会。

第1試合は川端明子VSシュウ・メイファ。デビュー以来勝ち星のない川端、この日も川端の蹴りをいいようにもらってしまい、最後は8分34秒、ソバットに屈した。

外人同士のシングルマッチを挟んで第3試合は鳥海理奈VSアンリ・キッパーへリング。

鳥海理奈、Sクラに出られなかった不完全燃焼を晴らすかのようなファイト。一方的に攻めて7分15秒、STOでキッパーへリングを倒した。その試合が終わると休憩。

休憩後第4試合はアドミラル・ヤジマが新人の雛鶴さやかをパートナーに藤田一美、我那覇愛と激突。
この試合のキーとなったのは新人の雛鶴。相手の攻めをこらえてなんとかヤジマにつなぐ。しかしヤジマもタッグ王座を防衛してその疲れが残っているのかパッとしないファイト。

「ウォオッ」
我那覇が得意のレッグラリアートを放つ。ヤジマはこれで動きが止まり、最後は強引にパワーボムを狙ったところをリバースに切り返されて無念の3カウントを聞いた・・・勝負タイム15分41秒。

セミ前第5試合はユキ萩原、斉藤智子VSデスマ、上沼垂鉄子のタッグマッチ。あばしり王者となったデスマ・上沼垂の沈没艦隊コンビだが、斉藤智の蹴りを食らって苦しい展開。最後は乱戦の中、闘いが2つに割れてしまい、ユキ萩原が上沼垂をコブラツイストに捕らえ29分14秒、ギブアップ勝ち。

そして、
「次の試合に登場する寺原泉選手はこの試合が最後のファイトとなります、ファンの皆様より一層のご声援をお願いいたします」

寺原泉、最後のリングへ。

2015年4月13日 (月)

プロレス技シリーズ82 カナディアンデストロイ

今回ご紹介するのは、危険度の高い技、

カナディアンデストロイ。

(前方回転式パイルドライバー)

要領としては

勢いよく相手の腰に手を回し前方回転エビ固めの要領で一回転しつつ、空中で体を入れ替え、相手の頭をパイルドライバーの要領でマットに叩きつける・・・・

仕掛ける側の身体能力もさることながら、受ける側も回転されながら脳天から落とされるので技量が要求される危険度の高い荒技です。

この技を日本で初公開したのがピーティー・ウイリアムズ。カナダマットで修行中にこの技を編み出し、多くのファンの度肝を抜きました。

あとはこの技を語るに至って外せないのがDDTのヨシヒコ選手。その特異な身体能力を活かし、飯伏選手に9連発で繰り出すという圧巻のムーブを見せたこともあります。(正確には飯伏選手がこの技を連続で受けているように見せているだけなのですが、衝撃的な絵です)

WASでは実装されていません。ロイヤル北条さんあたりに覚えさせると面白そうな気がします。

2015年4月12日 (日)

最近アイドルマスターが気になっています(9)

メインヒロイン様、主役。

天海春香さん

神奈川県二宮出身、普通の女の子っぽい正統派ヒロイン。

劇場版ではアリーナライブのリーダーを務める。

ライブにおける不動のセンター。

うー、わっほい。

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2015年4月11日 (土)

スポーツの春20150411

今週のスポーツニュースのようなもの行きます。

■プロレス

チャンピオンカーニバル開幕

前回優勝の大森は三冠王者の潮崎をアックスボンバーで破り白星発進。潮崎は後楽園大会でも諏訪間と引き分け失点3.潮崎は決勝に上がってくるとは思うので、大森がリーグ戦のどこかで取りこぼすパターンなのか。しかし後楽園ホールでやって、潮崎VS諏訪間、セミで秋山VSドーリングというカードで客数711って・・・・

■野球

DeNAは順調、快調、絶好調。バルディリスが良く打っているので打線の破壊力があり、投手陣もモスコーソが2勝など崩れていない。このまま進んでいってほしいがまだまだ安心できない。

■その他

34日連続出勤で筆者体調崩す

レッスルエンジェルスは残り136ヶ月。

2015年4月10日 (金)

第1,907回 マキーナ姫、最終戦

85年目9月
「ウルトラソウルシリーズ」開幕。

シリーズ第2戦別府大会のメインであばしりタッグ戦。王者マキーナ姫、ユキ萩原に対するはデスマ・ソリューション、上沼垂鉄子。押していたのは沈没艦隊のほうで、鉄子も489系アタック、DDTを決めるなど王者組を追い込む。そしてデスマが入ってきてブレンバスター。ピンチを脱してマキーナ姫にタッチしたが、マキーナ姫もロングバトルで動きがおかしくなり、最後は挑戦者組の合体パイルに力尽きた。勝負タイム51分5秒。王者組が4度目の防衛に失敗。

(ここまでのようね)

試合後もなかなか起き上がれなかったマキーナ姫、トップグループから脱落してからも存在感を示し続けてきたが・・・

******************************

シリーズ第4戦鹿児島大会でこんどはSPZタッグ戦、王者市ヶ谷レイカ、アドミラル・ヤジマに対するは遠藤亜美真美。相変わらずの市ヶ谷暴虐ファイトで圧倒。最後は20分15秒、パワースラムで市ヶ谷が遠藤亜美を倒した。

「オホホホホ、遠藤亜美、そんなに弱くてよく最終戦でシングルタイトルマッチとか言ってられますわね。」

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最終戦は新日本ドーム大会。

外人同士のシングルマッチのあと、第2試合は遠藤真美VSサブリマティー。前座に回された遠藤真美が奮起し、打撃で圧倒。最後は豪快なハイキックでB級外人を沈めた。勝負タイム16分17秒。

第3試合はアドミラル・ヤジマ、雛鶴さやかVSアンリ・キッパーへリング、マリーン・パニパト。

ヤジマさんが新人の雛鶴に檄を飛ばしながら自らもファイト。雛鶴も大先輩のゲキに応えてDDTや頭突きといった今できる攻めを繰り出す。最後は乱戦の中、ヤジマがラリアットでなぎ倒したパニパトを強引に丸め込んだ雛鶴が3カウント奪取。場内どよめき。勝負タイム15分21秒。

「ヒナちゃん、なかなか動きがいいよ。」(ヤジマ)
その試合が終わると休憩。

休憩明けの試合は沈没艦隊の3人が登場。デスマ、上沼垂鉄子、仙涯零VSマキーナ姫、我那覇愛、川端明子。この試合は沈没艦隊のチームワークが勝り、マキーナ姫を捕まえてデスマがカットオーバーで悶絶させたところへ上沼垂が
「進行!!」

489系アタックが炸裂。これでマキーナ姫を沈めた。

試合後、敗れたマキーナ姫がマイクを取った。
「日本の皆さんに挨拶があります」

「私、マキーナ・オケッチ・ネグシハベシは王国の再興のために戦ってまいりましたが、軍資金も貯まりましたので、プロレスを辞めて、王国再興のために本国へ戻ろうと思います」

えええええ!

「今までありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。それではさようなら」

マキーナ姫様の突然の引退表明に場内どよめき。マキーナ姫、花道からリストバンドを客席に投げ入れ、控室に消えた。

セミファイナルは斉藤智子、ユキ萩原VS鳥海理奈、藤田一美。8月のSクラに出た中堅2人と出られなかった中堅2人が激突。しかし実力は斉藤智、萩原が一枚上手で、後輩の挑戦をさばいて最後は18分42秒、4人が入り乱れる乱戦の中、ユキ萩原が藤田を丸め込んで終了。

そしてメインはSPZ戦、王者市ヶ谷レイカに対するは遠藤亜美。

「何度かかってきても無駄だというのに・・・・」(市ヶ谷)

先月のSクラ決勝戦と同一カード。遠藤亜美が勝つとしたら打撃が入って眠らせるパターンしかない。それは市ヶ谷もわかっていて猛攻。重量感に満ちた猛攻。神の咀嚼は首固めに切り返されたものの、あわてずパワースラムで3カウント奪取。勝負タイム28分3秒。王者が4度目の防衛に成功。

2015年4月 9日 (木)

第1,906回 85年目9月時点のプログラムから

85年9月
恒例のプログラムから。

東欧の闘う皇女 マキーナ・オケッチ・ネグシハベシ

本名:同じ。生年月日:非公開。東欧の小国:ネグシハベシ国の第一皇女。幼少時よりネグシハベシ国に伝わる格闘術「タントラ」を伝承体得するが、王国の財政危機に伴い出稼ぎを決意。これに目を付けたセブン山本がプロレス入りを打診し、その誘いに乗り、お付きの侍女、エナを伴い来日しSPZマットに参戦。ファイトマネーを母国に送金し続けたが、現在はネグシハベシ国が内乱の末崩壊したため、日本に亡命。王国の再興を目ざし、プロレスで稼ぐ日々を送っている。得意技はマキーナ・ミスティカ、タントラロック。

入場テーマ曲:マミさんのテーマ

剛腕剛毅 アドミラル・ヤジマ

本名:矢島恵理子 2069年12月13日、島根県浜田市出身。大柄な体格とパワーを見込まれ、SPZ77期として採用され、2085年5月21日、横浜スペシャルホール大会での対 小川あかり戦でデビュー。デビュー戦からラリアットで小川を追い込み、敗れはしたものの小川あかりを入院に追い込む戦慄のデビュー。これに目を付けたセブン山本がアポカリプスに勧誘し、現在ははぐれアポカリプス軍として悪の限りを尽くすようになる。得意技はラリアット。

入場テーマ曲:危険な女神(KATSUMI)

リングの彗星 結城千種

本名・同じ。2071年2月28日、愛知県犬山市出身。学生時代はソフトボールで体を鍛え、SPZ78期として入門。2086年5月3日、山梨カイメッセ大会での対 アドミラル・ヤジマ戦でデビュー。のんびりとした性格だが、ひとたびリングに上がればプロ意識をみなぎらせ、簡単には試合をあきらめない強じんな精神力を持つ。順調にトップグループへの階段を駆け上がり、カンナ神威を下してSPZ王者に輝く。得意技はタッチアウト。市ヶ谷レイカとの抗争で心が折れてしまい、現在は長期休養中。

入場テーマ曲:オーバーマスター(萩原雪歩)

空手一直線 斉藤智子

本名・同じ、2071年2月4日、三重県鈴鹿市出身。幼少のころから空手で体を鍛え、SPZの新人テストに合格し、SPZ78期として入門。2086年5月9日、熊本アクエリアンドーム大会での対 野村あおば戦でデビュー。なんとデビュー戦を勝利で飾る。空手の経験を生かした打撃技には見るべきものがあるが、受け身にはまだ難があり、守勢に回った時の対応が今後の課題。得意技はジェットスマッシュ。

入場テーマ曲:Tokyo Drift(テリヤキボーイズ)

名門のお嬢様 市ヶ谷レイカ

本名・市ヶ谷麗華。2071年10月10日、埼玉県越谷市出身。あの市ヶ谷グループの家系に生まれ、帝王学を施される。世の中の3つの力、権力・財力・暴力をすべて体得するためにプロレス入りを決意。SPZ79期として2087年5月16日、愛媛県立体育館での対リクペチ・メンデス戦でデビュー。アメリカマットでの海外武者修行を経て凱旋帰国するや一躍トップグループに入りそのパワーと暴虐性をミックスさせたファイトでトップ戦線まで駆け上がり、SPZ王者に輝く。得意技はゴッデスボム。

入場テーマ曲:主よ、人の望みの喜びよ(J.S.バッハ)

殺人SE デスマ・ソリューション

本名:非公開、生年月日:非公開。とある中小システム会社でSEをしていたが、連日連夜の激務によって頭がおかしくなってしまい、奇行を繰り返したあげく上司を殴ってシステム会社を解雇される。これに目を付けたセブン山本がプロレス入りを打診し、2088年11月ついにレスラーとしてデビュー。ファイトスタイルにはまだまだ難があるものの元SEらしく理詰めの攻めを見せる。得意技はカットオーバー。
入場テーマ曲:Automaton(島みやえい子)

腕に自信あり ユキ萩原

本名:萩原有紀。2072年12月24日、東京都足立区出身。2088年5月11日、大分ビーコンホール大会での対 米野香月戦でデビュー。実家が中堅建設業で、社長の一人娘で弱気な性格だったが、その性格を変えたくて空手に入門し、そしてプロレスの門をたたく。ユキ萩原名義で中堅戦線で活躍していたが、突如マキーナ姫に弟子入りし、ネグシハベシ国出身を自称しリングネームを「エステル・ブリザード」と変えて、ネグシハベシ国の司祭としてマキーナ姫とタッグを組み、あばしりタッグ王座を戴冠。しかしトップを取るためにリングネームをユキ萩原に戻し、打倒市ヶ谷を目指して奮戦するも壁に跳ね返され続けている。得意技はストレッチプラム。

入場テーマ曲:自分REST@RT(765PROオールスターズ)

鉄道少女 上沼垂鉄子(かみぬったり・てつこ)

本名:内野笙子。2072年8月10日、新潟県新潟市出身。柔道経験があり、SPZの新人テストに合格し2088年5月11日、大分ビーコンホール大会での対 斉藤智子戦でデビュー。安定感のあるファイトで前座戦線を沸かせていたが、リングネームを「上沼垂鉄子」に変え、指差し喚呼しながらのファイトで観客の爆笑を誘う。なんでも「国鉄型特急車両の保存、運行」のためにファイトマネーを稼ぐのが目的らしい。得意技は489系アタック(変形シャイニングウィザード)。

入場テーマ曲:鉄道唱歌・ハイケンスのセレナーデ

木曽の山奥パワー 仙涯零

本名:中東レイ、2072年11月5日、千葉県木更津市出身。中学卒業後SPZの入門テストを受けたものの不合格。しかしあきらめることなく1年間トレーニングを続け翌年の入門テストで合格を勝ち取る。2089年5月13日、新潟市体育館大会での対 ユキ萩原戦でデビュー。1年間自力で鍛えたスタミナと要領の良さですぐに内野笙子(現:上沼垂鉄子)相手からプロ初勝利を挙げる。最近はシリーズオフに木曽山中で特訓を積み、リングネームも仙涯零に変えて、沈没艦隊の切り込み隊長として活躍!得意技はドラゴンカベルナリア。
入場テーマ曲:死を賭して(ドラゴンクエスト2)

恐るべき双子姉妹の姉:遠藤真美

本名:同じ。2074年6月29日、鹿児島県川内市出身。幼少のころからキックボクシングの経験があり、これに目を付けたセブン山本がスカウトに動き、双子の妹の遠藤亜美ともども採用される。SPZ82期として2090年5月11日、別府ビーコンホール大会での対 REI戦でデビュー。妹の亜美が思い切りのいいファイトで順調に出世街道を突っ走るが、こちらもかなりの威力の打撃で確実に力をつけてきている。得意技はハイキック。

入場テーマ曲:ふたりのもじぴったん(如月千早)

恐ろしい双子姉妹の妹:遠藤亜美

本名:同じ。2074年6月29日、鹿児島県川内市出身。幼少のころからキックボクシングの経験があり、これに目を付けたセブン山本がスカウトに動き、双子の姉の遠藤真美ともども採用される。SPZ82期として2090年5月10日、山梨カイメッセ大会での対 金森麗子戦でデビュー。
思い切りのいい格闘技向けの性格ということで、新人でありながら市ヶ谷レイカのタッグパートナーに起用され、実力急上昇中。ついには入社1年少々でSPZ世界タッグを奪取。得意技はデスソースキック。

入場テーマ曲:ふたりのもじぴったん(高槻やよい)

鳥海山の猛風:鳥海理奈

本名:青江理奈、2074年9月25日、秋田県象潟町出身、鳥海山麓の農場で幼いころから農作業の手伝いをしていたこともあって強じんな足腰。新人テストに合格し、SPZ82期として2090年5月10日、山梨カイメッセ大会での対 REI戦でデビュー。まだまだ発展途上だが、持ち前の馬力で前座戦線を沸かせ、最近はメインやセミに起用されるようになってきた。得意技はラリアット。

入場テーマ曲:カリフォルニア・ハッスル

七色のスープレックス:藤田一美

本名:同じ。2075年11月26日、栃木県小山市出身。学生時代は陸上競技で体を鍛え、SPZに入門し、SPZ83期として2091年5月13日、岡山武闘館大会での対 鳥海理奈戦でデビュー。前座戦線で奮闘しながらプロレスを覚え、現在は中堅どころまでポジションを上げてきた。得意技はJOサイクロン。

入場テーマ曲:WINNING(CoCo)

南国の太陽 我那覇愛

本名、同じ。2076年10月10日、沖縄県名護市出身。中学のころから琉球空手で体を鍛え、SPZ84期として、2092年5月11日、山梨カイメッセ大会での対 上沼垂鉄子戦でデビュー。身体能力はなかなかのものであり、入社2年目でSPZクライマックス出場を果たす。得意技は火炎レッグラリアート。

入場テーマ曲:Little Baby Nothing(KOTOKO&高瀬一矢)

みなぎるパワー 雛鶴さやか

本名、同じ。2077年6月22日、青森県八戸市出身。その上背と柔道仕込みのパワーを見込まれ、SPZ85期として2093年5月11日、新潟市体育館大会での対 仙涯零 戦でデビュー。まだ体力に難があるが、上背を生かしたDDTで先輩越えをうかがう。得意技はDDT、ヘッドバット。
入場テーマ曲:メタル・ミリティア(メタリカ)

不屈の闘志 川端明子

本名、同じ、2078年11月20日、長野県川上村出身。実家が大規模レタス農家で幼少のころから農業で体力をつけ、SPZ新人テストに合格。2093年5月19日、高知市体育館の対 仙涯零 戦でデビュー。まだまだ発展途上だが、初勝利目指して奮闘中、得意技はスリーパーホールド。
入場テーマ曲:モノラル・テレパシー(白沢理恵)

レフェリー セブン山本

本名:山本和男 2042年11月7日、静岡県浜松市出身、SPZにはリング設営の契約社員として入社。器用さと温和な性格を買われ、当日券やプログラムの販売もこなす。選手からはいじられキャラとして愛されている。石川レフェリーの負傷により代打レフェリーに指名され、動きが良かったのでそのまま前座のレフェリーに昇格。SPZで40年ぶりの男性レフェリーとして試合を裁く。その後はSPZ統括部長として裏方メインとして辣腕をふるい、そして杉浦美月社長の退任に伴い、ついにSPZ社長に登りつめる。趣味は英会話教室通い。

入場テーマ曲:カルメン 前奏曲(ビゼー)

レフェリー 小川あかり

本名・同じ 2059年11月28日、東京都渋谷区出身。母親は元SPZ王者のフローラ小川、祖母はSPZ1期生の小川ひかるというプロレス家系に生まれ、SPZの新人テストに合格し、SPZ67期として2075年4月21日、釧路厚生年金アリーナ大会での対 相羽和希戦でデビュー。2086年、現役引退後はレフェリーに転じ、頼りにならないレフェリングで前半の試合を担当。

レフェリー 金森麗子

本名同じ:2067年9月23日、広島県三次市出身。2083年5月22日、奈良市体育センター大会での対テディキャット堀戦でデビュー。空手の経験を生かした打撃技でSPZマットで暴れまわり、SPZタッグ、あばしりタッグ王座を戴冠。現役引退後はレフェリーに転じ、きびきびしたレフェリングで会場を沸かせる。

リングアナウンサー 鈴木たくろう

2034年6月30日、神奈川県横須賀市出身。2057年入社。グッズ販売やリングアナ、雑用まで何でもこなすSPZ期待のベテラン社員。最近はタイトル戦のリングアナにも起用されその美声を発揮。趣味はDTM。

リングアナウンサー 清水みつる

2065年7月、東京都世田谷区出身。蝦天堂大学でスポーツ生理学を専攻し、2088年SPZに入社、期待の新入社員として巡業サポートをしていたが、名リングアナだった奥森豊リングアナの引退に伴い、リングアナウンサーに抜擢される。

リングドクター ハルシオン六条

本名・六条美也。2047年4月21日、北海道せたな町出身。北斗星大学医学部を卒業後、蝦天堂大学病院で外科医として勤務する傍ら、SPZのリングドクターに就任し、首都圏興行を中心に随時参戦。得意技は注射で、選手全員から恐れられている。

2015年4月 8日 (水)

第1,905回 横浜相星決戦

第7戦は仙台大会。
デスマ(6点、カットオーバー 29.22)斉藤智(2点)

ここまで星の上がっていない両者の対戦。特にデスマは一昨日の広島で遠藤真美相手に実質KO負けを喫し病院で一夜を過ごしてのファイト。それでも愚直に斉藤智の足関節を狙ってゆく。しかし斉藤智もジェットスマッシュで猛反撃、どちらに転ぶかわからなくなった試合、しかしデスマも最後の力を振り絞ってのカットオーバー。

「う・・・ぐぐ・・・っ」

この土壇場で切り札に捕らえられた斉藤智はタップするしかなかった・・・

遠藤亜美(12点、ニーリフトからの片エビ固め 12.52)我那覇(0点)

遠藤亜美6連勝。無傷で最終戦の市ヶ谷戦へ臨む。
「まあ、ここまでは予定通りっしょ」

遠藤真美(7点、時間切れ引き分け)ユキ萩原(3点)

真美が殴ればユキ萩原はグラウンドに引きずり込む。かみ合っていないようでかみ合っているいい勝負、ねちねちと攻めたユキ萩原が優位に立ったが、決め手を欠き時間切れドローとなった・・・

市ヶ谷(12点、パワースラムからの片エビ固め15.57)ヤジマ(6点)

タッグパートナー同士の試合は市ヶ谷が制した。市ヶ谷の強引な攻めを懸命に耐えて、時には切り返して行ったヤジマだが、息切れしてしまった。
「ゼェ、ゼェ・・・・」
勝利を確信した市ヶ谷、ゴッデスボム!しかしヤジマギリギリで返す。ならばと市ヶ谷バックドロップをねらうがヤジマ圧し潰す!このあたりはベテランの巧さ。しかし市ヶ谷攻め手を緩めず、パワースラムでカウント3を奪った。

「アークソ!」
ベテランのヤジマさん、3連勝のあと3連敗。

*************************

最終戦は横スペ大会。
真美(9点、コンビネーションキックからの片エビ固め 15.15)斉藤智(2点)

打撃戦を制したのは真美だった。遠藤真美、9点でリーグ戦を終えて去年のリベンジを果たした。3位が確定したため賞品のスポーツドリンク1ケースをもらって引き揚げた、

デスマ(8点、ビッグブーツからの片エビ固め 14.15)ヤジマ(6点)

6点同士の対決。お互い勝ち越しをかけて気合のこもった攻防。ベテランの意地でデスマを潰しにかかるヤジマ、グラウンド地獄に引きずり込もうとするデスマ、しかし最後は唐突に、不用意に突っ込んできたヤジマに、デスマがビッグブーツ一閃。
「ぐわっ」
これで3カウントが入った。デスマソリューション、8点でリーグ戦を終えた。イロモノと見られがちな彼女だが、善戦健闘しリーグ戦4位に食い込んだ。

ユキ萩原(5点、シャイニングウィザードからの片エビ固め 13.46)我那覇(0点)

全敗だけは回避したい我那覇が積極的に攻めるも、受けきったユキ萩原がじわじわと反撃に転じる。最後はシャイニングウィザードで我那覇をたたきのめして有終の美。

市ヶ谷(14点、ゴッデスボムからの片エビ固め 14.09)遠藤亜美(12点)

横浜大会メインイベント
かくてついに勝った方が優勝の大一番

「無駄なあがきを」
市ヶ谷様がラリアット乱打でペースを握る。そしてぐらついたところへ掌底。ダメだ役者が違いすぎる。亜美がひるんだところへDDT。焦った亜美がデスソースキックで勝負に出るが当たりが浅い。

「三流は三流らしく・・・散りなさい」
猛然と攻めた市ヶ谷レイカ、最後はゴッデスボムで余裕の3カウント。これで市ヶ谷レイカの全勝V、堂々の4連覇が決定。

「オフォフォフォフォフォフォ
、まあ、決まりきった結果ですわね」

優勝した市ヶ谷レイカには賞金1000万円と副賞のダイヤリング、準優勝の遠藤亜美には横浜中華街のお食事券10万円分がが贈られた。

2015年4月 7日 (火)

第1,904回 まったく騒々しいプロレスですこと

第85回SPZクライマックス

中盤から後半にかけての模様をお送りいたします。

第5戦は博多九州ドーム大会。

真美(4点、コンビネーションキックからの片エビ固め 15.07)ヤジマ(6点)

ヤジマの連勝街道ストップ。真美の蹴りが入ってしまったらしく精彩を欠くファイト。パワーボムも本来の荒々しさがない。最後は猛烈な蹴りを連発で叩き込んだ真美、ゆらーりと崩れ落ちるヤジマ、これで3カウントが入った。

デスマ(4点、ビッグブーツからの片エビ固め 13.55)我那覇(0点)

殺人SEと伸び盛りの若手の対戦は、やや長引いたもののデスマガがカウンター気味にビッグブーツを入れて勝利。我那覇愛、初勝利が遠い・・・・・

遠藤亜美(8点、ブレーンバスターからの片エビ固め 19.05)斉藤智(2点)

繰り広げられたのは壮絶な打撃戦。
「やるな・・・・」(斉藤智)
双方意地になって蹴りを叩き込む
壮絶な消耗戦。最後は頭がくらっとしたのか動きの止まった斉藤智、
「これで終わり」
バックドロップ、ブレンバスターと畳み掛けた遠藤亜美が先輩を沈めた。場内大歓声。

市ヶ谷(8点、レッグドロップからの片エビ固め 11.54)ユキ萩原(0点)

「まったく騒々しいプロレスですこと」
前の試合をモニタ越しに観戦していた市ヶ谷レイカ、ため息。殴り合い、蹴り合いで観客にこびるプロレスはいかがなものかと。試合が始まるや圧倒的な市ヶ谷様のパワーが展開される。ユキ萩原も寝かそうとするのだがまるで通じない。けっきょく最後はレッグドロップを決めた市ヶ谷様が快勝。ユキ萩原なかなか初日が出ない・・・・・

**********************

第6戦は広島大会。
真美(6点、裏拳からの片エビ固め 26.10)デスマ(4点)

殺人SEはグラウンド攻勢、真美は打撃と対照的なファイトスタイルの両者、かみあっているようでかみ合わない熱戦が展開されたが、最後は真美の裏拳がクリティカルで入ってしまいデスマのサーバーが停止。試合後も起き上がれないデスマ、担架が出動。場内騒然

ユキ萩原(2点、シャイニングウィザードからの片エビ固め 26.47)斉藤智(2点)

こちらも対照的なファイトスタイルの両者の対戦、終始グラウンドで悲鳴を上げさせまくったユキ萩原がそのまま攻め込み、最後はシャイニングウィザードで3カウント奪取。ユキ萩原がようやく初日を出した。

遠藤亜美(10点、フライングニールキックからの片エビ固め 12.58)ヤジマ(6点)

8点の亜美と6点のヤジマが激突。しかし長丁場のリーグ戦でベテランのヤジマの動きがどうもおかしい・・・この日もどことなく精彩を欠き、そのままズルズルと亜美に攻め込まれニールキックに屈した。

市ヶ谷(10点、神の咀嚼からの片エビ固め 9.58)我那覇(0点)

「休憩後の2試合が重かったですから、5分でスパァッと潰してさしあげますわ」(市ヶ谷)
勝てないまでも存在感を残したかった我那覇愛、しかし市ヶ谷様の攻めはいつも以上に峻烈・・・最後は神の咀嚼で我那覇を完全に沈黙させた。

第85回SPZクライマックス、市ヶ谷レイカと遠藤亜美が10点でトップを並走。

(つづきます)

2015年4月 6日 (月)

第1,903回 これ業界のセオリーな

 第85回SPZクライマックス、前半戦の模様を

第3戦は名古屋大会

斉藤智(2点、パイルドライバーからの片エビ固め 10.45)我那覇(0点)
「入社2年目の人に負けるわけにはいきません」(斉藤智)

終始、打撃打撃で攻め立てた斉藤智がそのまま押し切り最後はパイルドライバーで我那覇を沈めた。

ヤジマ(4点、裏拳からの片エビ固め 20.34)ユキ萩原(0点)

「おうらあ!」
ラフファイトを交えながらユキ萩原を追い込んでいったヤジマ、最後は得意のパイルドライバーを乱発。そして頭を打って弱ったところを裏拳で殴り倒して終了。

「ふう、ふう・・・まあ、なんとか・・・拾える星は拾わないとなあ、この業界厳しいから!」(ヤジマ)

遠藤亜美(4点、スクラップバスターからの片エビ固め10.12)デスマ(2点)

遠藤亜美が2連勝スタート、この日は殺人SEデスマを蹴って蹴って蹴りまくって、最後はスクラップバスターで叩きつけて終了。

市ヶ谷(4点、神の咀嚼からの片エビ固め 9.21)真美(0点)

「今後のこともありますし、ボロボロに叩きのめして差し上げますわ」(市ヶ谷)
SPZ世界タッグ戦線に絡んでくる真美をここで叩き潰しておこうという考え方か。いつも通り問答無用でがばがば攻めて行って、神の咀嚼(垂直落下式ブレーンバスター)で終了
「妹の方に比べると、まだまだ脆い脆い」(市ヶ谷)

*************************

第4戦はなにわパワフルドーム大会

ヤジマ(6点、15.47パイルドライバーからの片エビ固め 15.47)斉藤智(2点)

「大阪では喧嘩マッチが受ける。これ業界のセオリーな」
普段より多く打撃を混ぜて行ったヤジマさん、しかし斉藤も殴り返す。場内大歓声。
「コノヤロウ」
新人の頃、小川あかりを入院に追い込んだラリアットを乱発して追い込み、なんと隠し持っていた栓抜き攻撃まで!!卑劣!!

ブーブーブーブー
「うおおおおおっ」
流血に追い込まれた斉藤智が熱くなって掌底乱打。そして頭突き!!場内大歓声
「馬鹿か、こんなんで熱くなりおって」
これで踏ん張りが無くなった斉藤智へデスバレー、パイルドライバーと畳み掛けて3カウント奪取。
「戦いの年季が違うわ!ガハハハ」(ヤジマ)

ヤジマさん、まさかの3連勝スタート。

真美(2点、ボディスラムからの片エビ固め 10.20)我那覇(0点)

星の上がっていない両者の対戦は真美が制した。打撃乱打で優位に立ち、最後はボディスラムから強引に押さえ込んだ。

遠藤亜美(6点、ニーリフトからの片エビ固め 15.29)ユキ萩原(0点)

「こんな所で躓くわけにはいかない」
遠藤亜美が打撃で優位に立ち、ものすごい威力のニールキックで追い込み、ハイキック一閃!そしてニーリフト。ユキ萩原を叩き潰して3連勝。

市ヶ谷(6点、神の咀嚼からの片エビ固め 7.34)デスマ(2点)

「犠牲者その3を片付けてくるだけですわ」
その通りになった。三流SEの攻めを適当に受けるや一気の猛攻でデスマを沈めた。

第85回SPZクライマックス、3連勝スタートは市ヶ谷レイカ、遠藤亜美、アドミラル・ヤジマの3人。

2015年4月 5日 (日)

第1,902回 いけにえを七つ並べる夏の夜

85年目8月
恒例のSPZクライマックス。出場メンバーは以下の8名

◆アドミラル・ヤジマ(23)

5年連続6度目の出場

「市ヶ谷レイカの優勝をバックアップするつもりはない。せいぜい、大物食い、一発狙ってやんよ」

◆市ヶ谷レイカ(21)

6年連続6度目の出場
第82回・83回・第84回大会優勝
「おほほほ、わたくしに負けたことのある選手が何人かかってきても同じこと。まあ、わたくしが優勝することは確定事項ですわね」

◆殺人SE・デスマ・ソリューション(年齢不詳)

2年連続4度目の出場
「時代はクラウド、スーパービッグデータ・・・プロレスでもBIの力を発揮・・・」

◆斉藤智子(22)

4年連続4度目の出場

「勝負事は何が起こるかわからない・・・・全力でやります」

◆ユキ萩原(20)

4年連続4度目の出場
「あー、優勝は無理かもしれませんけど、3位以内に入って何か賞を取れるように頑張ります」

◆遠藤亜美(18)

3年連続3度目の優勝
「んっふっふ~。大物食いめざして、かき回すよ~」

◆遠藤真美(18)

2年連続2度目の出場
「ふ、双子対決?うわっちゃー。」

◆我那覇愛(16)初出場

「は、はっきりいって自分優秀だから・・・・上を目指すさー!」
2戦目の札幌から地獄のリーグ戦がスタート。

ヤジマ(2点、裏拳からの片エビ固め 11.43)我那覇

SPZクライマックス、若手中堅どころで誰を出すかということでマッチメイク委員会はもめたが、ここの所伸び悩んでいる藤田や鳥海ではなく、伸び盛りの我那覇を起用した。しかしタッグ王者ヤジマの壁は厚く、レッグラリアートを叩き込んでもヤジマびくともしない
「それで勝とうと思うとんのか、なめんなー!」
反撃に転じたヤジマ、パイルドライバー、裏拳で我那覇を仕留めた。勝負タイム11分43秒。

「まあ、こんなもん。入院に追い込まれないだけ有難いと思いな」(ヤジマ)

デスマ(2点、ブレンバスターからの片エビ固め 20.39)ユキ萩原

デスマはいつものようにノートパソコンを叩きながら入場。場内笑い。でも試合が始まるや地味なレスリングの攻防。エルボーが口元に入ったユキ萩原が流血するアクシデントがあったが、それでも平静を装って試合を進める。デスマはカットオーバーで勝負に出たがロープに近い。ならばとアキレスけん固めで動きを止めてバックドロップ、しかし続くミサイルキックは自爆。しかしデスマ、ビッグブーツ、ブレンバスターと休まず畳み掛けフォール勝ちをおさめた。

遠藤亜美(2点、フライングニールキックからの片エビ固め 12.01)真美

「や、やりにくいよね」(真美)
開幕戦でいきなり双子の姉妹対決。開始からしばらくは打撃のラリーが続いたが、フライングニールキックを連発で決めた亜美が勝利。

「初戦から取りこぼすわけにはいかないので・・・とにかく目の前の相手を倒して2点を取ることだけを考えました」(亜美)

市ヶ谷(2点、延髄斬りからの片エビ固め 9.18)斉藤智

「いけにえを 七つ並べる 夏の夜」(市ヶ谷)
市ヶ谷様全くスキなし、相変わらずに力押しで斉藤を追い込み
「覚悟なさい」
得意の神の咀嚼、しかし斉藤無意識のうちに返す。ドドドド
 「・・・しからば、介錯して差し上げます」
トドメの延髄斬りで終了。

第85回SPZクライマックス、4連覇を目指す市ヶ谷レイカの優勝は固い。

2015年4月 4日 (土)

桜の季節20150404

皆さんこんばんわ、WAS没頭中筆者のkonnoです。

今週のスポーツニュースのようなもの行きます。

■プロレス

グレート小鹿72歳とカブキ66歳が天龍プロジェクトのリングで激突。

小鹿、嵐 VS カブキ、井上雅というドリームカード。

50年前の遺恨を持ち出すカブキさん。

・渕正信8人タッグマッチでドロップキックを見せるも大森のアックスボンバーに敗北

(3.27後楽園)

61歳でアックスボンバー被弾って・・・大丈夫なのか・・・

■野球

DeNAグリエル解雇

太もも負傷を理由に来日拒否したグリエルに対し高田GMが決断。まあグリエルさんはメジャーへ行きたいんだろうな。まあロペスとバルディリスが額面通り活躍すれば井だけの話なのだが・・・

■その他

会長島耕作 今野輝常さん死亡

自殺を図り、病院で植物人間状態になるも、その次の回であっさり死亡。相変わらず冷酷な作者だ。享年75

今週はこんなところ。

2015年4月 3日 (金)

第1,901.5回 結城千種の雌伏

4月シリーズメインで市ヶ谷レイカに完敗を喫した全SPZ王者結城千種、

引退をも考えたが、「このままじゃ終われない」と奮起し、現役続行を決意。

5月は戸塚のSPZ道場に通い、調整に明け暮れたが、

「市ヶ谷レイカに勝つために、人間として一回り大きくなろうと思います」

結城千種、京スポ新聞のインタビューに答えた。

「プロレスに限らず、色々なことを体験して、人間として大きくなって、それで市ヶ谷さんにもう一回いつか挑んで、勝ちたいと思います」

と言って、結城千種、まずは地方のインディー団体に上がりながら修行の旅に出た。SPZサイドからは「ギャラはSPZ振り込み、新女以外であればどこの団体に上がっても構わない」という約束を取り付け、結城千種は各地の地元インディー団体にSPZの超大物として上がりながら、実践カンを磨いていった。

*********************

「結城千種さん、真性の間抜けではないのかしら」

市ヶ谷レイカが話す。

「わたくしを倒したいのでしたら、わたくしと対戦を重ねて、どうやって勝つかを考えるのが筋でしょうに・・・・遠藤姉妹を見なさい。やられてやられても向かってきます、今わたくしがやられるとしたら遠藤亜美です。蹴りで眠ったらさすがのわたくしも危ないですわ」

2015年4月 2日 (木)

2015エイプリルフール企画(下)

2015年エイプリルフール企画「神、降臨」

だが本当の地獄は次期シリーズから始まった。

シリーズ初戦の山口大会

「6人タッグマッチ60分1本勝負、神、アドミラルヤジマ、鳥海理奈VS遠藤亜美、遠藤真美、エステルブリザード」

会場入り口で配布されるプログラムのメインのところにはこう印字されていった。選手紹介プロフィルにも「神」と記されてしまった。

そして会場入り口には祭壇が設けられた。

「今夜メインイベントで神が降臨されます。神を信じるのであれば貢ぎ物を捧げること ろくでもないものを捧げた場合天罰が下りますことよ」の立札が。酷い。それでも悪乗りした一部のファンが祭壇の上のポストに千円札を投入する。缶ビールを供えるファンも。運営スタッフが目を光らせていて、一定額以上の現金を捧げたファンには「神のサイン入りポートレート」が贈られる。

そしてメインイベント、入場テーマ曲もパイプオルガンを使ったものに変え、高そうなドレスをまとった市ヶ谷様が入場。場内爆笑とどよめき。

「赤コーナー、神ーーー様―――」

リングアナのコールも変わっていた。なんということだ。

「こ、こんなの放送して・・・・SPZは日本中の笑いものになってしまうんじゃ」(遠藤亜美)
「な、なんてことなの・・・・」(遠藤真美)

試合前、エステル・ブリザードがマイクを取った

「市ヶ谷レイカさん!多少腕が立つからといって神の名をかたる不心得者!あなたには天罰が下ります!神は天界にいらっしゃるのであって、下界には降臨されることのない高貴な・・・ぐわあっ!」

「いいたいことはそれだけ?」

市ヶ谷様、いや、神がいきなりエステルを殴りつけた、あわてて遠藤亜美真美が割って入る。ヤジマも加勢し乱闘で6人タッグマッチが始まってしまった。しかしそこで展開されたのは公開SMショー。まず遠藤亜美をラリアットの連発で動けなくしておいて、遠藤真美はDDTで動きを止め、あっさりとエステルを孤立させる。そして

「けええーっ!」
気合いとともに炸裂した神の咀嚼。戦意をバラバラにされ、体力ゲージが空になったエステルは返せなかった。
11分33秒、神の咀嚼からの片エビ固めで、神様、アドミラルヤジマ、鳥海理奈組の勝ち」
「おーっほっほっほ!エセ神官、神と呼びなさい!!」
ストンピングを入れながら神と呼ぶことを強要する市ヶ谷レイカ。これはひどい。

「やつに対抗できる・・・セメントが強い選手を養成しないとな・・・この会社おかしくなるぞ」

セブン山本社長が本部席でぼそりと。しかしそれは容易じゃない。天賦の才能、超人的な体力とパワー。市ヶ谷レイカに対抗できる選手を育成するのは困難だし数年の時間を要する
「また地道にスカウトに行くか・・・ったく」

2015年4月 1日 (水)

2015エイプリルフール企画(上)

『2015エイプリルフール特別編』

(没にしたネタをさらします)

時に西暦2093年
SPZの本拠地会場、横浜スペシャルホール大会、メインで行われたSPZタイトル戦
バァンッ!!
SPZ世界王者:市ヶ谷レイカの必殺技、神の咀嚼(垂直落下式ブレーンバスター)が挑戦者:結城千種の頭をマットに突き刺し、結城千種の体力ゲージを1本分奪っていった。市ヶ谷、すかさず片エビでフォール

わん、とぅ、ドドドドド
カウント3ギリギリで肩を上げた挑戦者の結城千種だがもう目がうつろだ。様子がおかしい
「結城、あーゆーおーらい?」

あわててレフェリーのセブン山本が確認に入る。外見には異常は見られず、ただ頭を打ってぼうっとしているだけだと即座に判断したセブン山本、市ヶ谷に耳打ち
「YOU決めちゃいなさい」
「いわれるまでもなく」
市ヶ谷様、非力となった結城を高く担ぎあげ

バァンッ!
もう一つの決め技、ゴッデスボムで叩きつけた。ファンの目にも結城はまともに受け身を取れていない。これはダメだ。
ワン、トゥ、スリ
「16分41秒、ゴッデスボムからのエビ固めで市ヶ谷レイカの勝ち」

SPZ世界王者市ヶ谷レイカが20回連続防衛に成功。またしても連続防衛回数の新記録を更新した。

「オーホホホホホホホホホホ、わが道に敵なしですわ」

ぐったりと倒れ伏す結城千種、勝ち誇る市ヶ谷レイカ。残酷なまでの強さの対比。あわてて本部席からリングドクターが駆け上がり、結城千種を介抱。

いつもならここでベルトを巻いた市ヶ谷が記念撮影して終わりなのだが、ここで市ヶ谷がマイクを握った。
「おーほほほほほ、結城千種、今回はシベリアで特訓したとか言っておきながらぶざまね。私の足元にもおよびません。ほかのメンツに至ってはベルト挑戦の資格すらありません」
「くっ」
遠藤亜美、真美も市ヶ谷レイカとシングルではまず勝てないので。

「したがって、本日わたくしは重大発表をさせていただきます。」

えええええええええええええ?
団体内にろくな対戦相手がいないから海外に新たな対戦相手を求めるつもりか。IWWFの最強ディーバに殴り込みをかけるつもりなのか。場内どよめき。

「私の能力はもう人間を超越しました。したがっていまの私は市ヶ谷レイカという存在ではありません。もはやわたくしの存在は神の領域に入りました。したがって来シリーズから私はリングネームを、神といたします。」

えええええええええええええ!

「結城千種!」
座り込んで手当てを受けている結城千種を指さして一言

「私はもう市ヶ谷レイカではありません、神と呼びなさい」
「・・・・・・・・」
「神と呼びなさい!!」
がすっつ!!
市ヶ谷レイカ、結城千種に強烈な蹴りを入れる。

「ぐ・・・・・・か、かみぃ・・・・」
ダウンした状態で弱々しくつぶやく結城
ごす

市ヶ谷レイカ、ダウンした結城千種の頭を無慈悲に踏みつけ
「声が小さい!あと、様が抜けている!!」
「か、神さまぁ・・・・」
場内ドン引き。市ヶ谷レイカをここまで増長させてしまった。

「おーほほほほ、わかればよろしいのよ!」

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