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2015年5月18日 (月)

第1,924回 86年目5月 バトル・カデンツァ

86年目5月
「バトル・カデンツァ」開幕。

初戦山梨カイメッセ大会であばしりタッグ戦、王者デスマ、上沼垂鉄子に挑むのは暴走連隊のユキ萩原、斉藤智子組。

ベテランながらタイトル挑戦のチャンスが回ってきた斉藤智子、得意の蹴りで上沼垂を圧倒。代わって出てきたデスマにも掌底乱打。こうなってくると沈没艦隊は苦しい。
相手が弱ったのを見るや斉藤智、めったに出さないパワーボムで上沼垂を叩きつける。

ワン、トゥ・・・・・ドドドドド

しかし上沼垂ギリギリで返してデスマにつなぐ。しかしここで上沼垂が運転打ち切りに追い込まれ、場外でのびてしまった。あとは孤立したデスマをかわるがわる攻めた挑戦者チーム、最後はストレッチプラムでぐったりさせてのブレーンバスターという手堅い勝ち方を見せたユキ萩原が3カウント奪取。

勝負タイム24分22秒、王座移動。王者組は2度目の防衛に失敗。

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そのあとシリーズは九州各地を転戦、メインでは市ヶ谷軍団VS暴走連隊(遠藤亜美・真美・斉藤智・またはユキ萩原)の6人タッグが連日組まれ、大いに盛り上がった。とくに第3戦の宮崎ではメインで蹴りをもらった市ヶ谷が大暴れを見せ、ゴッデスボムで遠藤亜美を沈める大立ち回りをやってのけた。

シリーズ最終戦は本拠地に戻って横スペ大会。

第1試合は川端明子VSステラ・アッローラ。(初来日)初来日のステラ、AACマットで最近人気の出てきた悪役選手で、目にもとまらぬ動きで翻弄し、最後はトラースキックで川端をなぎ倒し3カウント奪取。勝負タイム7分26秒。

外人同士のタッグ戦を挟んで第3試合は、新あばしり王者のユキ萩原、斉藤智子が登場し、中堅外人のサブリマティー、サプレーションと激突。外人パワーに何とか食らいついていくあばしり王者の2人、斉藤智がしきりに場外乱闘を仕掛ける老獪ぶり。場外ジェットスマッシュなども見せた。しかし最後は乱戦の中、斉藤智がつかまってしまい、サブリマティーのノーザンライトSHに屈した。勝った外人チームはベルトどりをアピール。あばしり戦線はますます混沌としてきた・・勝負タイム26分17秒の熱戦。その試合が終わると休憩。

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休憩明け第4試合は沈没艦隊の3人が登場、デスマ・ソリューション、上沼垂鉄子、仙涯零の個性派3人がそろい踏み。対戦相手はアドミラル・ヤジマ、鳥海理奈、モンスター・スカル・オークの3人。アドミラル・ヤジマはなんと金属バットを持って入場。レフェリーの小川あかりが体を張って持ち込みを阻止。

「るせえな、得物の一つや二ついいじゃねえか」

レフェリーに難癖をつけるAヤジマ、そこへ後ろからおそいかかる仙涯零!その流れのまま乱闘のゴングが鳴った。

デスマのカットオーバーがヤジマを苦しめる。そして鳥海理奈が仙涯をラリアットで弾き飛ばす。最後は乱戦の中、ラリアットを乱発した鳥海がデスマをなぎ倒し3カウント奪取。勝負タイム14分47秒。

セミファイナルは遠藤亜美・遠藤真美の姉妹タッグと、最近実力をつけてきた藤田一美、我那覇愛が激突。タッグ王者相手に勝てないまでも存在感を見せておけばさらに上を狙える藤田組だったが、さすがに遠藤亜美真美は蹴って蹴って蹴りまくる怒涛の攻め、しかし藤田もJOサイクロンで遠藤亜美をあわやというところまで追い込む。しかし代わった遠藤真美が奮戦し、ステップキック乱打で主導権を握る
「ウォーッ」
我那覇も得意のレッグラリアートで真美を追い込んだが、真美もコンビネーションキックでやり返す。最後は4人が入り乱れる乱戦の中、合体パワーボムを決めた遠藤姉妹が勝利。16分27秒、遠藤亜美が我那覇愛をフォール。

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メインはSPZ戦、王者市ヶ谷レイカに対するはクリスティン・ロパトカ。あれほど遠藤亜美を連続挑戦させてもダメだったので、まだ関節技絞め技の技術をもっていて一発逆転のあるロパトカが挑戦者に選ばれた。

いつものようにラリアットを乱発して試合を作ってゆく市ヶ谷様、そして相手が弱ったのを見てDDT。ここでロパトカは変形STFしかしロープに近い。これは市ヶ谷読んでいたか。
「これで終わり」
神の咀嚼(変形フィッシャーマンバスター)炸裂。これがロパトカの戦意を砕いて試合は終わった。勝負タイム16分32秒。

王者が11度目の防衛に成功、通算防衛回数も27に伸ばし、歴代5位の武藤めぐみに並んだ。

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