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2015年5月19日 (火)

第1,925回 わたくしは、確かめたいのです。

86年目6月

「週刊ハッスルは何を考えているのですか。わたくしの倒し方を特集で組むなんて。もっとわたくしの強さと美しさをたたえる記事を組みなさい。さもないといろいろ不都合なことが起こりますわよ」

SPZ絶対王者の市ヶ谷レイカ、週刊ハッスルを事実上の脅迫。3月に「市ヶ谷レイカを私だったらこう崩す」という記事が組まれたのが気に入らないようだった。もっとも内容は「ピントがずれていますわね。このわたくしが丸め込みで3カウントを許すはずありませんもの」と評していた。

ということで5月シリーズ終了後に市ヶ谷レイカの強さと美しさ特集が組まれるyことになった。本人が写真を選んだという触れ込みでゴッデスボム、延髄斬り、神の咀嚼、タイガードライバーなど、市ヶ谷レイカが圧倒的な強さを示しているシーンがこれでもかと掲載された。

そして最後は市ヶ谷レイカのロングインタビュー。埼玉県郊外にある市ヶ谷の豪邸に週刊ハッスルの編集長が出向いて。

「世の中には、3つの力があります。権力、財力、そして暴力・・・・最後の一つは本人の才能もさることながら、日々の修練はもちろんのこと、自分とのたたかいとか、心のありようとかといったものが問われます・・・」

「まずは美冬さんの作った通算防衛回数34回に並び、追い越すことですわね。そうすればわたくしこそ過去未来を通じて最強の存在ということが証明されるわけですから・・・しかし数字も大事ですけど、もっと大事なのは試合内容。バイオレンスというか、その悲しいまでの相手との強さの対比というものをどう表現するか。わたくしがレスラーをやっている間の最大のテーマですね」

「遠藤亜美さん?そりゃあ、格闘技に絶対ということはありませんから、運が悪ければ彼女のけりが入って眠ってしまう可能性もないとは言えません。そうならないために日ごろの行いが大事ですわね。お参りに行って運気を上げるとか、デパートに行ってぱぁっとお金を使うとか・・・・」

「ま、数年後になるのかはわかりませんが、わたくしがプロレスというものに満足したら、この世界から足を洗うこともあろうかと思います。次にやりたいこともありますので。でもそれまでの間は、暴力というものを極めたい・・・・そう思っています」

「わたくしは、確かめたいのです。暴力というものを極めて、誰もが認める最強の存在となった時、そこから見える景色というものを」

*************************

6月大会、「バトルアトランティス」開幕、

沖縄から始まって中京地区の都市を回るシリーズ。第4戦三重大会ではメインでSPZ世界タッグ戦が組まれた。王者遠藤亜美、遠藤真美に挑むのは市ヶ谷レイカ、鳥海理奈組。

4月のノンタイトル戦で市ヶ谷組が勝っているカード。鳥海の入れ込み方が半端ではなかった。
(勝って、ベルトを手に入れる・・・)

しかし王者チームにしてみればはやいうちに鳥海を潰しておきたいところ。狙われるのは百も承知の鳥海、王者チームの蹴りをさばきながら頭突きを叩き込む

(ここは何としても耐えて・・・市ヶ谷さんにつなぎさえすれば)

「今更タッグのベルトなんぞに興味はありませんが、あの分からず屋・・・遠藤亜美を潰しておきたいところ・・・」

市ヶ谷様、最終戦で当たる遠藤亜美を捕らえてものすごいDDTを連発」。そして鳥海を呼び入れての合体パイル。とにかく頭を狙う戦法に出たか。こうなってしまっては真美にタッチせざるを得なかった。

(真美さんの方は、問題外)

あとは市ヶ谷様が遠藤真美を力強い攻めで蹂躙。遠藤真美もコンビネーションキック、掌底で反撃して亜美につなぐ。

しかし市ヶ谷、2度目の合体パイルで追い込んで
「鳥海さん、決めなさい」
「うおーっ!」

最後は鳥海理奈がパワースラムで叩きつけ、遠藤亜美から3カウント奪取。48分30秒、王者が2度目の防衛に失敗。

「おほほほほほ、遠藤亜美、そんなに弱くてよく最終戦ドームのメインとか言ってられますわね・・・さいたま、お休みになられたらいかがかしら」

試合後マイクで高笑いの市ヶ谷様と、タッグベルトを巻いて感慨しきりの鳥海だった。

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